ありふれた烙印で異世界再燃   作:黒霧 氷

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どうか、あなたの物語が見つかりますように。


※Library of ruinaの本編ネタバレ注意。




Ep.0 プロローグ

 

 

暗黒が、僕を深淵に突き落としていく。

間に合わないのに無意識に手を伸ばしてしまう。

しかし僕にとって、それは些細な事だった。

どうか間に合ってくれ、自分一人が犠牲になったとしても。

今度こそは、迷いたくないから。

例えそれが甘い決断、勇気も程遠い蛮勇だったとしても。

人を助けて死ねる程に、せめて一人の人間らしくあれと。

かつての恩師の二人が浮かび上がり、かつての自分の醜態とその末路が頭に浮かぶ。

ただ、あの時のようになりたくない。

手を伸ばして後悔しないのなら、僕は迷わず手を伸ばすだろう。

来世が『また』あるのだとしたら、僕は『また』手を伸ばすだろう。

何にも才能はない、けどそれは『諦める』理由にはならない。

強い己の心を奮い立たせ、僕は―――フィリップとして、イカロスの翼の様な蝋の翼を羽ばたかせながら、迷宮深部まで助ける人を助けるべく落ちていった。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

事の経緯は、話すとかなり長くなる。

僕は『相馬 明(あいば あきら)』。そして、本来の名前は、

『フィリップ』。

急に本来の名前について言い出すなんて、頭がおかしくなったと思うかもしれない。ただ……

前世の記憶を持っていると言えば、恐らく伝わる人は多いと思う。

そんな前世の記憶は、『都市』というこの世界で言えば……『日本』や『アメリカ』……などと言った大きな国の様な場所で、『フィクサー』という何でも屋として、5級の肩書き、『夜明事務所』という場所で働いていた。

そこには、僕の中でもとても想い出に残る人達がいる。

僕の恩師の一人、サルヴァドールさん。

僕に剣を教えてくれて、そして唯一僕の特技である紅茶の淹れ方を褒めてくれる人。

自分に祖父がいたらこんな人なんだろうな、と感じさせてくれる深みと温かみを持った人だが……

本来は、『煙戦争』という都市の中でも大きな戦争を生き抜いてきた歴戦のフィクサー。

そんな人に剣を教えてもらいながら、

僕のもう一人の恩師、ユナさん。

僕にとって初恋の人であり、そしてその初恋は僕の告白を呆気なく振られた事で叶わなかった苦い経験がある人だが……都市の中でも案件の難易度が高い『都市伝説級』のねじれの依頼を単独でこなせるくらいには、とても強い。

僕が憧れてしまうのも無理がないくらいには、そして理想の初恋の人だった。

サルヴァドールさんに対しては、愛想尽かした感じに接しているけれど仲がいいのは分かる。サルヴァドールさんが父親で、ユナさんが娘みたいな……失礼だったかもしれない。

そんな凄い人と、僕はツヴァイ協会から『依頼』され図書館に向かった。

そして、そこで。

僕は二人を失った。

 

相手は、そこまで強くないようにも見えた。ただ、それはただの僕の慢心だった。

勝てなかった、二人でさえも……いや、僕が足を引っ張っていたのかもしれないと今でも思う。

ただ、そんな二人は全滅する事を確信していたのか僕に退いて……兄弟事務所である『楔事務所』に対して応援を呼ぶ様に助言して、図書館からやってくる『司書補』達と戦っていった。

僕は、もちろん逃げるのも恥で『楔事務所』に対して応援に向かっていった。

そこで会ったのは、サルヴァドールさんとは旧知の仲である『オスカー』さん。

かつては同じ戦場で共に戦ったことのある、とても強い人だった。

そして、楔事務所所属のパメリさんとパメラさんと共に僕達は再び図書館に立ち向かった。

僕は、楔事務所に行く前に自分の後悔を連ねていた。

 

『僕がもっとしっかりしていれば、腕が良かったら、強かったら……』

 

しかし、そんな逃げ帰ってきて楔事務所に応援を呼びに来た僕に対して、『君のようなフィクサーはウチなら入れないな』と答えたオスカーさんに、『人の為にフィクサーが動くのは、いけない事なんですか』と言った時にこう答えた。

 

『誰かの為に命を捧げるのも自分の為になる。『自分は他者のために動いている』その考え自体、自分を騙す最も危険な利己主義だ。

そんな君は本当に仲間のために熱を上げているのか?

ただ単に、生き残れて良かったとホッとしているんじゃないのかね。真偽はどうだが知らないが……私は、友の為に責任を果たすとしよう』

 

『………………』

 

僕は、この言葉に対して何かを返すことは出来なかった。

ただサルヴァドールさんが信頼を置いたオスカーさんなら、と期待していた。

―――何も出来ない自分と違って。

そして、再び図書館で戦闘が起こったが。

やはりそれでも、叶わなかった。

更に、三人の仲間を失った。

僕はまた、ただ一人になった。

そして、改めた。

何故僕は、こうして逃げて誰かに頼ってばかりなのか。

それは、弱いから。才能がないから。臆病だから。

その時に初めて、自分で何にも出来ないと思い込んでいても誰も助けてくれないし……僕は結局誰かが助けてくれると信じている自分の甘さに対して、酷く虚しさを覚えた。

きっと、この先も僕の為に立ち向かってくれる人は出てくるのに僕はただ、見ているだけなのか?

オスカーさん達の足を引っ張らない、そう約束していた。しかしまた僕は戦闘から逃げ出してしまった。そして図書館の中で立ち止って、改めて思いふけった。

僕は、最初の図書館との戦闘で逃げた。

ユナさんとサルヴァドールさんの足を引っ張りたくなかったから。ここにいては何もできず、外に助けを求めるしかないと思ったから。

それが、二人のためだと思ったから。

楔事務所の人達も、二人の為だと思って連れてきた。

そして彼らを犠牲にした。

結局のところ『僕は、二人の為なら命を懸けれる!』そう確信していたから。

……しかし、本当は自分の言うことを正当化するために、「他人の為」という言葉を使っていた。僕はあの時間ではっきりと罪を自覚した。

オスカーさんの言う通り僕の危険な利己主義は多くの犠牲を生んだ。

 

『これ以上、誰かの為という言葉で飾り立てたくない。

全ては僕の為だと思うんだ。

その何よりも、そんな僕の為に。

誰よりも悲しんでいる僕の為に…

 

……悲しんでいる僕の代わりに泣いてくれる人はもういない。

いっそ、この悲しみと共に起き上がる道を選ぼう』

 

 

結局、誰かもが僕に対して悲しみ……泣いてくれる人はいない。

だから。

僕は、己の翼と涙で立ち上がった。

 

 

しかしそれでも叶わず、楔事務所のパメリさんが残した転送装置で難を逃れた僕は、そこからの転落が起きた。

8時のサーカスという、パメラさんが被害を受けたねじれの本拠地に飛んだ。多分、パメラさんが体を失ったという話を聞いた時にこれを使って脱出したんだと思う。

僕としては、また生き残ったしまったという強い悔しさと……もう少しで何かに辿り着けるかもしれなかった後悔に駆られた。

そんな時に、僕に対してねじれであるオズワルドは幻影を使ってユナさんとサルヴァドールさんを喋らせてきた。

かつて、僕がユナさんに告白したこと。そして己の弱さを盾に逃げ続けていること、多くの罵倒が……僕の耳を壊した。

今になって、どうして僕を苦しめるのか。幻影が伝えてくるのは本人の言葉ではないのに、戯言の様なのに、それがまるで本当かのように聞こえて。

僕は、心が折れた。

結局僕が僕の為に頑張っても、僕の周りから全て失っていくのなら、もう意味が無いではないかと。

仲のいい知人も、大切な場所も、財産も。全て失ってしまうのなら、意味が無い。

どの道失うものなんて持っているから、失った時に泣いてしまうのだ。

だから……心を閉ざし、都合のいいことを聞く耳を塞いで明るい光を浴びようとする目を閉じて、多くのものを求める自分の自我の言葉を放つ口を、閉じた。

そうして、心が折れた僕は『心地の良い声』に従って図書館に攻めいる為に『泣く子』として暴れた。

その前にも、ユナさんやサルヴァドールさんの事務所であり、僕が所属していた『夜明事務所』の前で暴れてしまい、多くの人を虐殺した。

怒りと悲しみで、そんな事をしたのに。

何もかも無意味であり、不必要であるのに。

何故か、僕は死んだ筈なのに。

この『地球』という世界に、生まれ変わっていた。

………………長い自己語りをした気がするけれど、結局の所僕は殺されて、そして生まれ変わって今ここにいる。

理由は兎も角、僕としてはまた一人になって生きてしまったという思いと一緒に……この人生で努力すれば少しは僕が犠牲にしてしまった、5人に顔向け出来るのかもしれない。

それも、結局他人の為ではなく自分の為かもしれないが……

僕は僕が納得するような、そんな答えを見つけなければならないと思った。幸い、『日本』は凄く平和だった。フィクサーの様な何でも屋は分野毎に職業が分かれていたから、無理をするような世界ではなくなっていた。

確かに、世界に人に害意を与える人はいるが……この世界でいう『警察』というツヴァイ協会の様な自警団……タブーハンターかもしれない?けど、そんな人達が世界の治安を守ってくれている。

時には軍隊……多分これも、R社やリウ協会の様な戦争特化の組織が世界の均衡を守ってくれている。

特に日本と都市では、大きく世界が変わって見えているのは僕だけじゃない筈だ。この世界に、都市の人間がいればいい話だけど……

そして、そんな世界について粗方語った訳で……

僕は、そんな日本で『学生』をしている。確か、一部の有名な翼のコネやお金持ちの人達が通っていると聞いたことがある。

そんな場所に、僕は通っている。戦いの勉強や都市で生き残る生存戦略に『ねじれ』に会った時の対処法なんてものを覚える必要はなく。

現代文や数学C、情報通信から様々なものまで自由に覚えれる。強制されるものもあるが、この世界ではその文学の技術を覚えるだけでこの先助けてくれるような力になってくれると言う事だと思う。

そして、僕が通っている高校にはとても魅力的な人達がいる。サルヴァドールさんやオスカーさんと並べても違和感はないほどに。強い、弱いという次元の話ではなく……

人としての、出来。それがよく伝わる。

特に僕が気にかけているのが……

 

 

「南雲君、おはよう!今日もギリギリだね」

「あ、ああ、おはよう白崎さん」

 

 

僕がいる教室の中で、最も目立つ2名。

一人は、白崎香織さん。この学校の中でも『二大女神』と謳われる程にはとても美しい女性だ。

人当たりもよく、面倒見もいい。責任感も強く笑みが絶えない彼女は人に頼られる姿を見る。男女問わず。

何よりも、そんな彼女が構うもう一人の僕の気にかけているもう一人の人物。

南雲ハジメ。客観的に見られてしまえば、全体的に平凡で魅力も薄そうな人物だと思うだろう。

けど、僕はそうは思わない。何故なら彼の近くには絵に描いた様な人達が集まるからだ。

 

「おはよう南雲君。いつも大変ね」

「香織、また南雲の世話を焼いてるのか?本当に、香織は優しいな」

「全くだぜ」

 

この学校でも有名人が四人、彼の周りに集まっているのだから。名を話しかけた順から『八重樫雫』、『天之河光輝』『坂本龍太郎』だ。

特に八重樫さんは白崎さんとよく話している姿を見受けられ、仲のいい事からお互いを親友よりも深い感情で繋がりあっていると個人的に思っている。

確かに起点は、南雲に構う白崎さんかもしれないが……

今この場にいる有名人を、余すことなく繋げてしまうのは彼の『才能』なんだと思う。

 

 

「(羨ましいな)」

 

 

そうは思いつつも、僕の方は今回の授業で習った範囲を改めて頭に入れながらノートに問題を作って解いている。

こういう反復行動は、地道ながらも結果が出ている。実際成績は高い方だし、都市で得た計算技術や文字書きの技術はこの地球と似たような感じが強かった為、凄く簡単に飲み込むことが出来た。

少し喉が乾き、金属製の魔法瓶を取り出して中の紅茶を軽く淹れながら飲む。

こういう時、サルヴァドールさんがいつもの様に『紅茶の匂いが漂ってきたな。そろそろ休憩の時間だろう』と言って菓子折を準備してくれる。

そんな過去の思い出を伝うように、僕も菓子を持ってきている。もちろん、エナジーバーというものだが……

これが意外と、美味しい。

 

 

「(今日も平和な一日だな……)」

 

 

こんな毎日が続き、きっとお互いは離れ離れになるであろうけどまた会える事を期待していた。

突如、白銀に輝く円環と謎の紋様が僕の足元に浮かばなければ。

 

 

「っ!?」ガタッ

 

 

周りを見ると、他の人達も謎の円環と謎の紋様が地面に浮かんでいることに気が付いた。

つまり、僕だけではない。あの白崎さんや南雲君達にも浮かんでいる。

―――この模様に、少しだけ思い当たる節はあった。

僕が『フィリップ』で、『ねじれ』であった頃。

都市では失われた技術であり、再現は不可能とまで歌われていた『魔法』という力を使う者が僕の周りにいた。

彼が使っていた、幾学的な模様は『魔法の発動陣の様なものだ』と言っていた。

それに違いない。そう思った時には、僕は出来るだけすぐに手を伸ばした。

自分の鞄には、この世界に生まれ落ちてきた時に何故か自分の家に家宝のように置かれたものがあった。

それは、かつて自分が使っていた『直剣』。どんな因縁かは分からないがこの世界にも来ていた。

それを手に取り、安堵と共に紅茶と背筋が冷めていく感覚と共に。

僕達は、この教室から誰一人欠ける事なく消え去った、

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

光が目を貫通し、眩しさですぐに目を見開く。

目に飛び込んできたのは、巨大な広間と壁画。壁画の方は、何かの神を崇めているのか歴史的な絵が描かれていた。

しかし、そんな絵を見ている間に謎の人物がフィリップ達を含めた生徒達に話しかけてきた。

 

 

「ようこそ、トータスへ。勇者様、そして同胞の皆様方……歓迎しますぞ。私は聖教教会にて教皇の地位におります、イシュタル・ランゴバルドと申します。以後よろしくお願いしますぞ」

 

 

そして、イシュタルは僕達にまるで接待するかの様にこの世界『トータス』について話し始めた。

今一番、この中で冷静なのは僕だろう。実質別の世界から来た人間だからか、この状況をすんなりと受け入れた。困惑はあれど、何よりも色んな場所に転送されてきた経験が生きていたのもある。

イシュタルの話によると、トータスには大きく分けて三つの種族がある。人間族、魔人族、亜人族。

この中で、人間と魔人は何百年もの間戦争を続けてきた。

そんな状況の中、魔人は『魔物』という……都市でいえば怪物、地球でいえば『妖怪』『神話生物』という存在を使役し、人間と魔人の戦争に終止符を打つ為にこの戦争の過酷さが加速しようとしていた。

そんな中、僕達は『エヒト』と呼ばれる神によって召喚された創造神の遣い……というものらしい。

この世界の危機に対し、この世界ではなく異世界の人間を連れてくる事を神託で受け取ったイシュタルは、僕達をこうして迎えに来た。

何故この世界の人間をここに招くのではなく、異世界人なのかと言われたら……

地球や別の星は、この世界で動くにはあまりある才能や能力を持った『上位の世界の人間』であるらしい。

だからこそ、僕達を求めている。この世界を魔人から救う為に。

 

「ふざけないでください!要するに、この子達に戦争しに行けって言うことなんですよね!そんなの許しませんよ!先生は絶対に許しません!」

 

そして、こんな状況で声を荒らげているのは僕達の高校の先生、『畑山愛子』さん。別名、愛子先生。もしくは愛ちゃん……と呼ばれている(僕は恐れ多くて呼べません)。

二十五歳という若さで、現代社会の担当の先生だ。ただ、その若さが故か僕よりも身長が低い……子供みたいな背丈で童顔がとても守ってあげたくなる容姿をしている。

イシュタルの話に対して、理不尽極まりない召喚理由からこの世界を救って欲しいなどと言った横暴な発言に大人として立ち上がってくれる姿は、感銘を受ける人と可愛らしいと感じる人が多い。僕は後者だ。

 

「しかし、お辛い事実ではありますが帰還は不可能です。エヒト様がお力を行使してお呼び出ししたあなた方を、我々の一存では戻すことは出来ません」

「そんな……」

 

 

エヒトのその言葉によって、クラスの不穏な空気が更にざわついた。もちろんその筈この状況を簡単に受け入れるなんてできる訳が無い。僕は前世の記憶があるからの所業だとして、そんな経験もこんな謎の場所に連れてこられて不安に駆られる人は多い。その中に、ハジメ君の顔もある。

そんな不安が広がるさ中、「皆、聞いてくれ!」と張りのある声で高らかに宣言したのは……天之河光輝君だった。

 

 

「今はイシュタルさんに文句を言っても何も変わらない。イシュタルさんだって、俺達には計り知れない苦悩があった筈だ。

俺は、戦おうと思ってる。もしこの戦いを終わらせる事が出来れば、皆と一緒に地球に帰れるようにエヒト神さんも協力してくれる!この世界で戦うのは大変かもしれないけど、俺が皆を守ってみせる!」

 

 

……言っていることはとてもいい事だが、実際僕はこの誘いを受けづらい。

何よりも、相手の思惑が分からない。

僕は様々な組織にいた経験があるからこそ、この様な『自分達が英雄となる』様な場の盛り上げ方は違和感を感じさせた。

何とも、都合がいい。間違いなく裏に何かある。

イシュタルさんが言うには、エヒト神という存在が呼び出したとして。

本当に僕達を返す気があるのだろうか?

もしかしたら、戦争が終わった後に疲弊したタイミングで亜人族や他の種族が攻めてくる可能性だってある。

ただの魔人と人間の戦争にしては……とても、自分のフィクサーとしての勘が警報を鳴らしているが。

今考えてもしょうがないと割り切り、僕達はイシュタルさんの言葉通りに従い、その後に多くの場所に行き多くの人達に迎えられ、そして……一日が終わることになった。

 

 

これから先がどうなるなんて分からない。

しかし、僕が何もしない訳にもいかない。

今度は自分の力で、全てを乗り越えてみせる。




フィリップ/相馬 明

地球に降り立った、都市の人間。
元は夜明事務所の『5級フィクサー』として活動していたが、図書館の事件により波乱万丈の人生を送る事に。
最終的に、図書館での事件で命を落としたと思われていたがこの世界に己の使用していた剣と共に地球の人間として生まれ変わっていた。
性格は相変わらずだが、図書館から結末までの記憶を保持している。
相変わらず紅茶を淹れるのが上手い。


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