オリ地方でポケモン達と旅をする主人公vsボカロ達VSダークライ   作:LEIKUN0227

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第7話

 

 

 

─────

 

─テイセツ研究所─

 

ブロロロームを走らせ、俺達はテイセツ研究所にやって来た。

 

リン「おっきい!!」

 

ミク「…ここがテイセツ研究所…かなり大きいね。」

 

目の前の巨大な建物に2人はその大きさに呆然としていた。

 

前世ではあった東京ドームに匹敵するレベルの建物を前にして俺も似た感想出たなぁ…まぁ数時間前の事なんだけどね。

 

レン「さっさと入るぞ、ハルはテイセツパークなんだっけか?」

 

ハル「あぁ、という訳で俺はここまで。」

 

レン「ありがとうな、ハル」

 

ミク「そうだね…助けてくれてありがとう!」

 

リン「また会おうね!」

 

手を振りながらテイセツ研究所に入っていく3人に手を振り返しつつ、俺は俺でテイセツ研究所に隣接したテイセツパークに入る。

 

─テイセツパーク─

 

特段やる事が思い付かなかったので成り行きでここを手伝う事にはなったが、中々良い職に就く事が出来たのではないだろうか。

 

ハル「おーい!"ナシ"さーん!何体かポケモン連れ戻してきましたー!」

 

等と思いつつ、俺は周りが最高で足首までしか伸びていない植物に囲まれた巨大な木に向かって話し掛ける。

 

ナシ「おぉ!ハルくん。戻ってきたのかね!ちょっと待っとれ…ヨイショ─っと。」

 

巨大な木が揺れ、木…詳しく言えば樹冠の所から声がする。

が、木自体が喋ってる訳じゃない。

木が更に揺れて1つの影が木の樹冠から飛び出す。

 

ナシ「着地じゃモトトカゲ!」

 

モトトカゲ「トカァ」

 

正確には1人と一匹。

モトトカゲと呼ばれたポケモンは、

背中に乗る白衣を着た老人に衝撃を与えないようにストッと軽々しく着地し、

その背中に乗っていた老人…ナシさんが降りるとこっちに元気よく駆け付けてくる。

 

ハル「1番道路を経由して戻ってきたんですが、その道中でモンスターボールの制御から逃れてオヤブン化したファイアローと遭遇しまして…」

 

ナシ「ファイアロー!逃げ出したオヤブンの内の一匹じゃな。捕まえたのか?」

 

ハル「勿論!ファイアロー!」

 

ハイパーボールを宙に放り中から通常よりもサイズの大きいファイアローが現れる。

 

対峙した時に赤く光っていた目は理性を取り戻したのか普通に戻っている…

ん?オヤブンポケモンは普通に理性あるだろって?

それがこの地方のオヤブンポケモンはちょっと事情が違う。

 

オヤブンポケモンとは本来その種の中で最大サイズのポケモン。

親分、リーダー的存在でそれ相応の振る舞いをするが理性や知性、感情を持っているのが普通のオヤブンポケモンだ。

 

だがこの地方のオヤブンポケモンは最大サイズのポケモンが野生化した時に時々見られる現象で、

オヤブン化したポケモンは前述の様に理性ある例もあるのだが、

大体のオヤブン化したポケモンは理性を失ったり、知性は無く、

ただ生存本能に従うだけで感情無い"災害"の様になる。

 

Lvは野生化して数時間程度なら数レベル上がる程度だが、

野生に染まって行く内にレベルは最大"75"まであがり、

そこまで行くと四天王とかチャンピオンとかじゃないと手が付けられないレベルになるのだ。

 

それも通常じゃ覚えない技とかを巧みに使ったりするので余程強くないと一瞬で死ぬ事もある。

なのでまだ数レベル上がっただけで済んだので大分ラッキーなのである。

 

ナシ「戻ってきたかファイアロー!」

 

ファイアロー「ファルルル!」

 

理性はオヤブン化を止めた事で取り戻しているので

更に駆け寄ってきたナシを攻撃したりせず、

ワシャワシャと撫で始めるナシに

鳴き声を鳴らして気持ち良く撫でられていた。

 

オヤブン化しなかったらここまで愛くるしいのだから早いとこオヤブンから捕まえないとなと思いながら残りのポケモンを取り出す。

 

ハル「他にも捕まえたポケモンがいます─出てこいお前達!」

 

そう、何もファイアローだけを捕まえている訳では無いのだ。バッグに入れていた沢山のモンスターボールとかスーパーボール、ハイパーボール、

後はクイックボールとかタイムボールとかを出してそれ等を宙に放っていく。因みにこれらのボールは研究所から貰った。

 

俺が持ってるピジョットの進化前であるポッポにピジョット。バリヤードにココガラ、アオガラス、アーマーガアとか……etc

 

この場に出したファイアローを含めた合計25体のポケモン達はショサイタウンとか俺が最初の最初にいた街、

ウタウタウンに向かって逃げていたのを見つかる範囲でゲットしたポケモン達だ。

 

ナシ「おお!ピカチュウにバチュルにデンチュラ!よくゲットしてくれた!」

 

ピカチュウ「ピカピィ」

 

ナシ「これで南方向に逃げ出したポケモンは78匹から24匹を引いてあと54匹…今のペースじゃと2回ちょっとで全てゲット出来そうじゃな。」

 

ハル「まだ50体くらい同じ方向に逃げてるのでもう一度行こうかなって考えてた所でして、このままピジョットを"借りて"ても良いですよね?」

 

ナシ「勿論!ピジョットもかなり懐いておるようじゃからのう。」

 

言い忘れていたが、当然俺がゲットしたこのピジョットもこのパークから逃げ出したポケモンの一体であり、

本来であればこのパークに預けないといけないのだが、

まぐれとはいえ攻略の糸口を見つけて簡単にゲットしてしまった俺の技術を見込み、

パークのポケモンを使用して良い+ある程度の給料を渡す代わりに逃げ出したポケモンを可能な限りゲットして欲しいという条件を達成する為に持っている事を許されているのである。

 

ポケモンの所有権とかは捕まえたトレーナーにあるらしいが、それは野生のポケモンとか、譲り受けた、またはそのポケモンが望んだ場合に限った話で、

何らかのアクシデントで逃げたポケモンは法律上では逃げた所のポケモン扱いで、

捕まえて自分のポケモンとして扱うと泥棒扱いになるとジュンサーさんに教えてもらった。

 

よってゲットする事は可能だが、

あくまでも元の所有者のポケモンという訳である。

 

なんともややこしい話ではあるが、

犯罪という扱いにしないと今回の様なポケモンが一斉に逃げ出す事件……"テイセツパーク事件"が起きたりする為、

犯罪という扱いにしているという話だ。

 

テイセツパーク事件についても詳しく話すと、

テイセツパーク事件はパークのポケモン全てをゲットする為に行われた組織ぐるみのテロだったらしい。

 

テイセツパークの一部を爆破し、

そこに意識を集中させている内にテイセツパークにあるボール保管所…言わばパーク内のポケモンが登録されているボールを全て破壊して所有権を無くしてポケモンをゲット!する作戦だったらしい。

 

だがテロを起こした人達はボール破壊をした所、

ほぼ全員が野生化したパーク内のポケモンに襲われたり、

職員に捕まった事で中途半端に失敗してしまい、

更にはテロ犯達が開けた穴からパーク内のポケモンがほぼ全て逃げ出す結果に…

というのがテイセツパーク事件の全容である。

 

ナシ「お?あやつらは……」

 

ハル「あ、俺が助けた同じ街の友達です。」

 

テイセツパークの2つ目の入口…テイセツ研究所と連結している開閉式のゲートが開いて3人のトレーナーと2人の研究員が出てくる。3人と1人の研究員は遠くからでも見て分かる特徴的なカラーをしていたのですぐ分かったが1人の研究員には見覚えが無い。白衣を着ているので研究員だと辛うじて分かるレベルだ。

 

ナシ「助けた?何かあったのか?」

 

ハル「テイセツ研究所に向かってる途中にファイアローに襲われてたみたいで…助けました。ついでにテイセツ研究所にも用があったらしいの でテイセツ研究所(ここ)までブロロロームに乗せましたよ。」

 

ナシ「なるほどのう…あ、そうか、忘れとった!」

 

ナシ「ワシがちょっと前にお主の父親に頼んで来てもらったトレーナーの内の3人じゃったな!」

 

ハル「ナシさんが呼んでたんですか?」

 

ナシ「最初に言ったが、一部のエリートトレーナー達に四天王…そんでチャンピオンといった人達に呼び掛けてポケモンをゲットして送って貰ってるんじゃ。じゃが……いかんせんパークの殆どが逃げ出し、大体がバラバラに逃げ出しておるのでな、数が全然足らんのじゃ。」

 

ナシ「そこでワシはお主とあの3人…後は8人のトレーナーにお主と同じ条件でポケモンをゲットしてもらおうと考え

たんじゃよ。3人からは連絡が来んし、来ていないが、お主を含め6人のトレーナーはそれに了承して来てくれたのう。」

 

ハル「なるほど…って事はあの3人は…」

 

ナシ「同期という事になるのう。」

 

─────

 

─1番道路終了地点─

 

テト「はぁ〜ここまで長かった…」

 

ミミッキュ「コカカ……ケェ…」

 

一方テトとミミッキュはというと、

1番道路の終了地点に差し掛かっていた。

 

ミミッキュは自分の中身を見ても苦しんだりしないテトの指示により自身の布を広げて(被り笠)としてテトの上に乗っている。

テトは少々重量を感じながらも直射日光を避けて休憩をそこまでせずに行動出来るので比較的快適にここまで来ていた。

 

目指す先はハルやミク達がいるデンシティ。

いよいよ川を渡るといった所であった…のだが。

 

テト「!何だコレ?!」

 

ミミッキュ「コケ!」

 

1人と一匹が見たのはデンシティとショサイタウンを隔てる川。

だがそこには"本来ある筈の橋"が掛けられていなかった。

 

テト「壊れてる…余程じゃないと壊れない橋だったと思うんだが…」

 

テトは川を覗き込むが、

そこあるのは流れに沿って流れていく澄んだ水と

流れゆく水を妨げる盛り上がった土のみ。

 

テト「設置に使われた柱とか残ってるのに肝心な橋が無いって…"壊されでもした"のか?」

 

「ご名答。」

 

テト「!?」

 

テトがそう呟いた時、背後からそう声がした。

だが、その声に反応して振り返る前に

 

「そしてさようなら。この世界のトレーナーさん。」

 

テト「─あ。」

 

テトはその声の主に突き落とされていた。

テトが最後に見た光景は黒目黒髪のトレーナーと異様に小さく、"折り紙"の様なポケモン。

 

あのポケモンは一体…そう考える間もなく、

テトは落ちた先の盛り上がった土に頭をぶつけた後川を流れ、

そしてそのまま意識を失ってしまった─

 

─────

 

コテンハル

図鑑 28匹 捕まえたポケモン 27匹 所持金 14000円

所持ポケモン

ケロマツ ♂ Lv12 特性げきりゅう

たいあたり なきごえ たいあたり みずでっぽう

すなかけ おうふくビンタ たたきつける (通常技)

ピジョット ♂ Lv50 特性はとむね 【借り物】

すなかけ でんこうせっか たつまき こうそくいどう (通常技)

 

─────

 

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ハツネミク

図鑑 2匹 捕まえたポケモン 1匹 所持金 10000円

所持ポケモン

サルノリ ♂ Lv5 特性しんりょく

ひっかく なきごえ (通常技)

 

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カガミネリン

図鑑 4匹 捕まえたポケモン 3匹 所持金 5000円

所持ポケモン

ミズゴロウ ♀ Lv8 特性しめりけ

たいあたり なきごえ みずでっぽう (通常技)

サンド ♂ Lv12 特性すながくれ

すなかけ どくばり まるくなる ころがる (通常技)

キレイハナ ♀ Lv23 特性いやしのこころ

かふんだんご グラスフィールド ねをはる つきのひかり

ちょうのまい せいちょう ムーンフォース はなふぶき (通常技)

 

─────

 

─────

 

カガミネレン

図鑑 2匹 捕まえたポケモン 1匹 所持金 5000円

所持ポケモン

ホゲータ ♂ Lv6 特性もうか

たいあたり にらみつける ひのこ (通常技)

 

─────

 

──────

 

カサネテト

図鑑 3匹 捕まえたポケモン 1匹

所持ポケモン

ミミッキュ ♂ Lv7 特性ばけのかわ

ひっかく おどろかす まねっこ はねる

ウッドハンマー かげうち(通常技)

 

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