なんとなく、執筆中の物を見ていると、これを見付けたので書きました。
いやぁ~徐に書いたものなんで、色々とやり過ぎたかなって考えてしまいますが、まぁ、良いかと思いそのままで書きました。
さて、次回はいつになるか判りませんが、今年中には書けたら良いなってぐらいでしか思っていないので、忘れてしまわれても気にしませんので。
まぁ、感想を書いて頂けら嬉しいです。
では、本編に行きます‼
その後、日本を襲ったミサイル攻撃事件は『蒼天使と白騎士事件』と呼ばれる事になった。また、全国家による鹵獲作戦では死者は出なかったが、負傷者は多く出てしまった。しかし、幸いにも重傷者は出なかったのであった。
俊輔は監視網から逃れる為にミラージュコロイドを展開させ、家の庭に着陸すると誰もいない事を確認し、機体を量子変換させる。
「フゥ~、これで何も起きなければ幸いだけどね……無理かもね」
俊輔は独り言を言う。だが、それはフラグであった。
「そうだねぇ~…私でも開発していない機体を操ってのが、まだ箒ちゃんやいっ君と同じ学校の子なんてね」
「ッ⁉」
後ろから響く声に俊輔は驚きそちらを向く。そこには『不思議のアリス』に出て来るアリスの格好をした女性が立っていた。
「誰ですか? こんなところに……それに侵入罪ですよ?」
「はっははは‼ 天才である束様にはそんな犯罪には目を向けないのだよ‼」
俊輔はその言葉を聞くと、すぐに懐にいれてある携帯を取り出し警察に連絡をする。
「あっ、すみません。警察ですか? 不法侵入をしている人がいるんですが?」
「ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」
本気で俊輔が警察に連絡すとは思わなかった束は、すぐに俊輔の手から携帯を取り上げ、画面を見るとスタート画面であった事に気付くと顔を赤くする。
「引っ掛かった‼ まさか、本当に引っ掛かってくれるとは思いませんでしたよ。それで、俺に何か用ですか?」
俊輔は本題に入る。
「そうだったね。君の機体の事を教えてほしいんだよ?」
「嫌です。これは俺に託された力です。無闇矢鱈に公開すると、今の軍事力が崩壊します。まぁ、既に崩壊に向かっていますが………」
「…………」
俊輔の言葉に束は何も言えなくなる。束が開発したISは元々は宇宙進出を目的とした物であった。しかし、何者かによってそれが崩壊されてしまった。現在では、各国家がISを軍備配備しようと考えているほどであった。
「これは避けられない事になってしまったんです。そこで、一つ。提案があります」
「提案?」
「そう、俺にはバックにとある企業が付いています。まぁ、元は死んだ親父が残した遺産みたいな奴です。そこで、俺はこの機体ともう一つの機体を制作しました。現在は俺だけが知っている所に隠しているので、まだ誰にも見つかっていない機体です。そこで、貴女にはそこで働いてもらおうと考えたのです‼」
俊輔の言葉に束は考える。相手にとってはリスクが高い事ではあるが、それだけの価値があると考えて束に提案をした。しかし、束にとってはメリットが無かった。
「それで、もし私がその提案に乗ったら君はどうするつもり?」
「そうですね………まぁ、あなた専用の個室を用意しましょう。それに、ちゃんと給料も出しますしあれでしたら、家族の受け入れもできますよ? ほかに出す事は無いですか? なるべくあなたには俺の元で開発を進めてほしいんですが?」
「………」
この言葉に束は固まってしまう。自分の為に此処までにしてくれる人は家族か友人である千冬しかいなかったからである。
しかし、俊輔はそれをいとも簡単にしてしまう男だった。
「えーと、返事は如何なるものでしょうか?」
「ッ⁉ 判ったよ。私は君の下で働いてあげる‼ でも、君の機体の事も知りたいな~」
「それは無理ですね。ですが、機体の事ならば少しの事ですがお教えすることは出来ますよ」
「それでもいいよ‼」
俊輔の言葉に束は了承する。すると、俊輔は徐に懐にしまっているモニターを取り出すと何かを操作し始める。そして、操作を終わると束にモニターを見せて来る。
「これが俺が使っている機体『ストライク・フリーダム』のステータスです」
「ちょっと見せてもらうよ~…………ッ⁉ 何この数値⁉ 有り得ない………」
束は一頻りに独り言をつぶやく。何せ、ストライク・フリーダムの機関には核エンジンが搭載されている為、半永久的に動く事が出来る機体であった。また、武装にはビーム系統の装備がされており、現在の世界でのレーザー兵器を群を抜いていた。束自身も一度はビーム兵器の製作に乗り出すも、構造自体がレーザー兵器と違い、複雑で元となるものが無かった為、製作を断念せざるを得なかった。しかし、目の前にビーム兵器を搭載した機体があるので、これで、自分なりの武装が製作できると考えたのだった。
「ねぇ、このビーム兵器のデータが欲しいんだけど?」
「ダメです。それだけでも今の軍事力を増加させてしまいます。特にこの機体の原動力自体が核エンジンです。もし、それが流出しただけでこの世界は戦争に向かってしまいます。それでも良いと言うのでしたら、覚悟はしてください」
俊輔の言葉に束は黙ってしまう。もし、戦争になった場合、自分の大切な者達が死んでいく。それだけは嫌だった束は、ビーム兵器のデータを採る事を断念する。
「判ったよ。私も戦争を望んでいないしね。でも、いつかは私自身で製作できる物を作るからその時は手伝ってね」
「判りました。それで、話はそれだけですか?」
「そうだね。私自身もこれ以上いると君に迷惑掛かるかも知れないから退散させてもらうよ、じゃぁね、ヤマモト俊輔君‼」
束はそう言うとニンジンの形をしたロケットに乗り込み去って行くのであった。
「何がしたかったんだろうな………でも、これで俺も原作に関わる事になるな。さて、早く親父みたいな社長になって、自分なりのISを作ろう。でも、その前に、計画を立てなければな」
そう言うと俊輔は家に入り整頓するのであった。
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