バトル・サンクチュアリ6日目。
大会も今日を含めて後2日、いや最終日は午前までがタイムリミットであることを考えるのならば実質6日目の今日が参加者たちにとって最後の追い込みであるのかもしれない。
そして、その予想はあながち間違っていなかった。
残り参加者78名。
今朝から孤島各所では生き残った者たちによる最後の激闘が繰り広げられていた。
だがその参加者たちによるバトルを観察してみると全ての対戦で2種類のプレイヤーに分かれているという、奇妙な共通点が見えてくる。
「バトルだ……。自分とバトルし、ろ……」
一方は抑揚のない、虚ろな様子で対戦相手にバトルを申し込むプレイヤーたち。
その様子は先日の森林エリアで確認されたものと同じであり、勝とうが負けようが周囲の参加者へ無差別にバトルを仕掛けていく。
「鷹介! 透! 2人とも大丈夫!?」
「問題ねえ! こんなぼんやりバトルしてる奴らに負けっかよ!!」
「こっちも何とか大丈夫! ただそろそろキツいかも」
もう一方、虚ろなプレイヤーたちにバトルを仕掛けられている側。
直截な言い方をするのなら正気を保っているプレイヤーたちは、延々と挑まれるバトルを辟易としながらも何とか捌いていた。
このようなパニックホラーじみた状況で人数比率は虚ろなプレイヤー側が7割、正気なプレイヤー側が3割となっている。
まさしくゾンビ映画の様相を呈してきたバトル・サンクチュアリだが、幸いなことに負けても失われるのは賭けていたポイントだけであった。
よって運営本部に様子のおかしい相手がいるという通報が数件あっても、返答は一様に『参加者諸君の奮闘に期待する』という短文のみ。
これで相手の仲間入りなどという事態になっていれば運営たる競会も動いたかもしれないが、現状は残り参加者たちによる生き残りが多少激化しただけ。
孤島に試練官として配置されたプロ、または密かに集められている最上位ランカーたちの数人などは逆に良い刺激だとこの状況を楽しげに眺めてさえいた。
そう、
「こんにちは、お兄さん」
常であれば様々な生き物たちの鳴き声で満ちている森林エリア。
だが、いったい何が原因か今それらは全て静まり返っていた。
代わりに森に響くのは1人の少女の声。
いまこの孤島で起きている騒動、それを1人で起こした少女の声が森に響く。
遮る雑音のない静かな森の中少女の挨拶は話しかけた相手、このエリア担当の試練官である
「こんにちは。参加者の方ですか? 私、この森林エリアを預かる試練官、御園 繫と申します」
薄暗い森の中だからか普段より3割増しで胡散臭い、本人の認識としてはいたって普通の様子で繁が挨拶を返す。
既に腕にはデッキがセットされたデバイスが装着され、何時ごろからそうしていたのか直立の姿勢は足に根が生えたように微動だにしない。
──今の繁を
「あらら、お茶の用意はない感じ? うち楽しみにしてたんだけどな~。お兄さんとのお・ちゃ・か・い」
「これは気が利かず申し訳ありません。何でしたら今からでもご用意させていただきますが」
「ん~~、悩ましいけどそれは今度でいいや。今日はもっと、も~っと大事なことをしにきたからね」
軽口に付き合う繁だが、視線は決して少女から外れない。
過日の襲撃より無意識に、そして日に日に研ぎ澄まされていく繁の
バトルワールドプレイヤーとしての直観、実力者を感じ取るセンサーとでもいうべき感覚が、数分前の繁に少女の来訪を告げていたのだ。
そして少女が実際に自分の目の前に現れるまで、デバイスを準備し微動だにせずただ待ち続けた。
今大会で参加者たちを迎える際にはお茶や菓子を片手にリラックスしていた繁が、である。
「おっと、お兄さんにだけ自己紹介させちゃってたね。ごめんごめん」
気さくな様子の少女。
だが彼女から感じる気迫は段々と増している。
この状況に、繁は気を付けねば試練官としての自分を忘れてしまいそうだった。
明らかにただの学生ではない、この少女は一体何者なのか。
「秘密結社【祓い笛】、【
歌い上げるように少女、傀儡が名乗りを上げる。
「とりあえず世界革命とか目指してる感じです。よろしくぅ」
「祓い笛……。そのような組織があるという噂は聞いたことがありますが、世界革命とは凄まじいですねぇ」
「うっそお兄さん、うちの言うこと信じてくれる感じ?」
「ええ、あなたが嘘を言っている様には見えなかったので」
秘密結社 祓い笛。
バトルワールドに関する噂、都市伝説の類の一説で語られることもある組織。
発言を信じるのなら、その組織内でも目の前の少女は一角の地位にあるらしい。
そして繁は己が発した言葉通り、目の前の少女が嘘は言っていないと判断している。
理由は2つ。
1つは、繁自身が少女の言葉を否定する判断材料を持っていないこと。
もう1つ、実を言えばこれが繁が少女を信じる大部分の理由となる。
その理由とは、少女が紛れもないバトルワールドの強者だからだ。
先ほどから感じる静かなプレッシャーは間違いなく実力者のそれであり、目の前の相手がただ者でないことぐらいは繫でも判断ができた。
これほどの実力者が意味のない嘘をつくはずがない。
結論から言えば、少々特殊にチューンされた感性を持つ繫は強そうな奴の言うことは割とホイホイ信じてしまう質であった。
「お兄さん、信じてくれるのはめちゃ嬉しいけどここほとんどの人だったら失笑するところよ」
声音から、そして傀儡の場合はある事情から繁が適当に話を合わせているわけではないことを察する。
「他の方がどう判断するかは分かりませんが、私はそう思ったまでですので」
取り繕う必要など感じず、ただ自身の思うままを告げる繁であった。
そんな繁を傀儡はじぃっと見つめ、胸中から零れたように小さく呟く。
「……やっぱり欲しい」
繁を見る傀儡の目。
その目に暗く淀んだ何かが光る。
同時に傀儡から伝わるプレッシャーが一気に増し、視覚的に捉えられたのならそれは無数の糸状となって辺りに広がっていくイメージが見えたことだろう。
「お兄さん、うちと遊んでくれます?」
「私で良ければ、是非とも」
バトルのための言葉を、それ以上2人は必要としなかった。
互いにデバイスを構えればシステムが即座にバトルの成立を検知。
気迫がぶつかり合い、そのプレッシャーから逃れるように森林エリアから鳥たちが羽ばたき飛び立つ。
それがバトル開始のゴングであったのだろうか。
「御園 繫、参ります!」
「傀儡の座、希うは静寂の世」
『Battle Start』
島での騒動を余所に、傀儡からすれば餌にして2人のバトルが始まる。
傀儡が本来この大会で成すべきは、あるプレイヤーの適応化への目覚めであった。
だが今の彼女にとって最優先事項は既に更新されている。
御園 繁とのバトル、そしてその先を思い描く傀儡。
孤島各地での騒ぎが前座ならば、このバトルこそ彼女主催の人形劇の本命。
観客のいない2人だけのバトルは、こうして幕を開けることになったのだ。
「今回の傀儡氏の独断行動は予想されていたと、そういう訳か首領?」
「そうだ【希求】。大会開始前から【庭師】にそういう可能性もあると忠告されてな」
遠く離れた孤島にて渦中の傀儡がバトルを始めた頃、同格の幹部である十警蹕の2人が話し合っていた。
大会に潜ませた
「あの人は本当に……。何でもできるとは思っていたが、ついには預言まで手を広げたか」
「能力があり過ぎるのも辛いものだと、奴を見ているとつくづく思うよ。それに助けられているのは事実だが、よくパンクしないと日々感心しきりだ」
それからしばし、幹部内の長老格でありながら誰よりも働いている同志を労わる会話が続いた。
「ああ、話が逸れたな。まあそういうわけで、傀儡の行動はとりあえず問題はない」
代行とはいえ首領を務める【玉座】の言葉である。
それは祓い笛という組織全体の意思に相違なかった。
傀儡が独断で行動を起こすこと。
その結果、島全体が1つの人形劇の舞台へと作り替えられていること。
全ては予想の範囲内であった。
もちろんそれは、
いくら思想集団である祓い笛とて、組織として存在する以上規律は存在するのだ。
最高幹部の十警蹕、その一員とはいえ好き勝手に動けば組織など成り立たない。
事実、傀儡の独断行動に眉をひそめる者も幹部の中にはいる。
しかし──
そのような可能性が示唆されていても、祓い笛は組織として傀儡をバトル・サンクチュアリへと参加させた。
彼女がこの組織で幹部を務めている理由、祓い笛の大願である世界革命を目指す理由に同幹部十警蹕の皆が理解を示しているからだ。
それに意識してか無意識か定かではないが、あの少女は決して無意味なことには執着しない。
だからこそ今回も、御園 繁という一人のプレイヤーに彼女がそこまで固執したという事実そのものが彼らにとっては価値ある情報だった。
「お主の危惧する気持ちも分かる。だが、今はただ待とうではないか」
「同志を信じて待つ……。確かに、それが待つ者の果たすべき役割だな」
革命とは、1人の英雄が起こすものではない。
いくつもの意思が交わり、偶然さえも必然へと変えた先に訪れるもの。
だから彼らは待つ。
今は同志が選んだ、その結末を信じて。
「青と黒のコントロール、というところですか?」
「んふふ~どうだろうね~」
繫と傀儡のバトル。
既に数ターンが経過しているがお互いSPは初期値のまま、盤面も空であり戦況は膠着したままであった。
「緑黄の2コストで【香蟲花草 結び合う接ぎ木】を召喚!」
「んじゃそれに対応して【殺傷】を発動、そのユニットを破壊で」
繁が今しがた呼び出したユニットがあっけなく破壊される。
先ほどからこれの繰り返しであった。
ユニットを盤面に残したい繁に対し、その都度バウンスや除去で対応する傀儡。
一見膠着しているように見えるが、その実バトルのペースは確実に傀儡が握っている状況であった。
「残念、これも通りませんか。私はこれでターン終了です」
「ターン貰うよ。うちのタ~ン、ドロ~」
どこか気の抜けた声でバトルする傀儡だが、試合運びはその様子に反して隙のないものを披露している。
『相手の嫌がることを率先してやる』
これは対戦型のカードゲームならば多くが共通して持つ性質だが、ことバトルワールドにおいてコントロールデッキはこの意識が特に強く求められるのだ。
相手の切り札や逆転の一手などへの妨害はもちろん、何気ない1枚にさえ回答を用意しておく。
それがコントロールという戦術の基本骨子であった。
「チャージして青の3点、【ジャミングパペット】を召喚してターンエンド~」
【ジャミングパペット】
カードコスト:[青][2]
カードタイプ:ユニット
世界:青
種族:人形
戦闘力:2000/生命力:2000
傀儡の場へ召喚されたユニット。
ステータスだけを見れば大したことはないが、繁はそのユニットに内蔵されている効果を知っていた。
あのユニットはエネルギーと自身をコストに、相手ユニットの召喚を無効にできるのだ。
「ターンを貰います。私のターン、ドロー!」
ここで繁は僅かに次の手を考える。
いくらステータスで勝る大型ユニットを召喚しようと、あの人形の前では等しく無効にされてしまう。
先に人形を除去してしまえば事態は解決するが、生憎と繁の今の手札に除去カードはない。
ならばどうするべきか。
「ならばこうしましょう! 黄含む2点【強引な仕切り屋】を召喚! このユニットが召喚に成功したターン終了時まで、全てのプレイヤーはカード処理が完成しなければ他のカードを使用することはできません!」
「んげ、それはまずい。待ってお兄さんちょっと考えるから」
「どうぞどうぞ」
考える時間を欲した傀儡に、繫は快く応じた。
相手の一挙手一投足に対応しゲームを文字通りコントロールするデッキを使っている傀儡にとって、いま召喚されようとしているユニットの効果は看過できるものではない。
繁のエネルギーフィールドを確認すれば、使用可能な残りエネルギーは4。
ユニットの質に優れた緑の世界中心の繁のデッキなら、何が出てきてもおかしくはない。
これで耐性持ちのアタッカーなど召喚されてしまえば、後はそれを起点に攻められ押し負けてしまうことも十分に考えられる。
あるいはこの後に続く有効なカードはなく、ブラフでペースを乱そうとしている可能性も捨てきれない。
数秒の思考の末、少女の出した答えは──
「どっちみち対応するしかないじゃん! 青1点と【ジャミングパペット】を捧げ、【強引な仕切り屋】の召喚を無効に!」
今まさに召喚されようとしていた繫のユニットに、青く発光したエネルギーがぶつかる。
効果は正しく処理され、繫が召喚しようとしたユニットは僅かな光を残してフィールドから搔き消えた。
これでお互いのフィールドにカードはなし、また振り出しに戻った状態。
──などと安心できるほど、少女は楽天家ではなかった。
「緑黒含む3点で【香蟲花草 蜷局巻きの大輪】を召喚!」
【香蟲花草 蜷局巻きの大輪】
カードコスト:[黒][緑][1]
カードタイプ:ユニット
世界:黒
種族:香蟲花草
戦闘力:3000/生命力:3000
巨大な大輪の黒薔薇。
しかし何故かその薔薇は時折蠢き、目を凝らせばそれが蜷局を巻いた光沢ある巨大ムカデであることが見て取れた。
「っそっちも対応! 黒の2点とSP2000を払って【紅の飛刃】発動、相手ユニットを破壊!」
「【香蟲花草 蜷局巻きの大輪】が破壊され墓地に送られた時、効果発動! デッキから同名カードをコストなしで1体召喚できます!」
破壊された同族の亡骸を呼び水に、フィールドに再び黒薔薇が咲く。
「うあ、やぶへび踏んじった……」
「なんとかユニットを残せましたか。ターン終了です」
ようやくアタッカーをフィールドに召喚できたことで、繁がほっと一息つく。
対戦相手との応酬の末、一握りのチャンスを掴む。
充実感のある疲労とでも呼ぶべきものを繁は感じていた。
「……楽しそうだね、お兄さん」
それまでの気楽なトーンではない、どこか湿り気を帯びた声が繫へ投げかけられる。
「ねえお兄さん。バトルワールド、好き?」
いささか唐突な質問であったが、対戦中の語らいを好む繁にとってそれは苦ではなかった。
「もちろん大好きですとも。バトルワールドに出会えたおかげで、私の人生は充実したものになったと断言できます」
「そっか……。うん、やっぱり黙ったままなのは良くないよね~」
1人納得する傀儡。
先ほどから自身の中で何かを整理し、遂に決心がついた様子でその両目は繁を見つめていた。
「お兄さん。ちょっとうち、自分語りしてもいい?」
「もちろん構いません」
「即答って……。全肯定botかな?」
茶化した空気を出すが、それもすぐに泡のように消える。
自身の感情にどうにか折り合いをつけようという焦りがそうさせるのか。
秘密結社の幹部としてではない、ただの思い悩む少女としての一面が今の傀儡には見え隠れしていた。
「うちさ、なんか知らんけどこ~んな小っこい頃から
そのことに気付いたのは5歳の頃。
物心ついた時には既に両親はおらず、児童養護施設で暮らしていた少女。
「ある日施設でお金が盗まれる騒ぎがあってさ。それで面倒なことに犯人として疑われちゃったんだわ」
身に覚えのないことであり、もちろん少女は己の潔白を訴えた。
だが珍しい色の髪の毛や整った顔立ちは周囲から嫉妬を知らぬうちに買い、気付けば状況は最悪のものとなる。
吊し上げの様相を呈してきた時、初めて少女は
「涙やら鼻水やらダラダラ流して泣きわめいてた時だったかな、ふと頭に響く声が聞こえたんだよね。なんていうか耳から聞こえてくるのとは違って、子供ながらこれが皆の心の声なんだって気付いた感じ」
そこから事態の解決は早かった。
犯人は殊更少女を罵倒していた同室の子供であり、少しカマをかければ幼児ゆえあっという間にボロが出る。
「そっからしばらくはその聞こえてくる声を利用して上手く立ち回ってたわけ。こんな便利な力が生えてきてラッキーなんて当時は考えてたっけ」
相手が言外に求めている気持ちにさりげなく答えてやれば、まず人付き合いには困らなかった。
施設でも学校でも、少女はあっという間に人気者となる。
何もかも上手くいき、我が世の春と少女は暢気に考えていた。
──異変を感じたのは中学生になった頃。
「今思えば最初の頃に聞こえてたのはほんの表面的なものだったみたいでさ。体につられて力も成長して、
体の成長に比例し、いやそれ以上に少女の力は増していった。
人が他人と接する時には秘めておく気持ちや感情。
それらを少女の力は容赦なく暴き立て、持ち主の脳内を埋め尽くしていった。
「年頃の男女の感情がバケツをひっくり返したように降ってくるんだよね。毎日毎日、毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日」
1人の子供にそんな洪水に抗う術がある筈がなかった。
学校には行かなくなり、さりとて施設にいても、どこにいても他人の感情が少女を嬲る。
生きる意味を見失うのに、そう時間はかからなかった。
「そんな時に祓い笛に拾ってもらったんだよね。力との向き合い方、そこでバトルワールドも教わった感じ」
自殺か発狂死かの末路しか思い浮かばなかった少女にとって、まさにそれは救いであった。
完全にとはいかないが、日常生活をなんとか送っていけるほど力を抑制することに成功。
少女がいま身に付けている多種多様なアクセサリーも、実はそのような用途ある品なのだ。
「お兄さんも成った適応化、あるじゃん? バトルワールドやってたらあれと作用したのか分かんないけどまた変な力が生えてさ。まあ簡単にいうと、相手を自分の思うままに操るって力」
「もしや昨日の方たちは……」
「そ、あたしの力の被害者さんたち」
持ち前の才覚か少女は結社内で注目され、気が付けば最高幹部の一角となっていた。
そんな彼女が願うのはノイズなき静寂な世界。
誰も自分の頭の中に入ってこれない世界を望んで、少女は日夜結社のために生きている。
「でもね、もうそんな回りくどいことしなくていいって気づいちゃったの! だってお兄さんを見つけたから!」
いかなる根拠に基づくものか、傀儡は繁を真っすぐ見つめながら心底愉快そうにしている。
「毎日、頭の片隅でずっと考えてたの。世界革命なんて面倒なことするより、誰か強烈な自我を持ってる人の感情を浴びればいいんじゃないかって。そうすれば、他人の感情が煩わしいなんて感じるうち自身が塗りつぶされて消えることができるんじゃないかって」
いよいよ熱に浮かされた様子で喋る少女を、繁は黙って見つめていた。
気付かぬうち、自身をも騙してやってきた少女の心はとうに限界を迎えていたのかもしれない。
自身の破滅が救いだと確信してしまうほどに。
「ねえ、お兄さん。うちを
熱っぽく潤んだ、だが乾ききってしまった少女の目。
その懇願に、繁は──
この世界では稀に個人に発現する、科学では説明のできない力。
特定のバトルワールドプレイヤーが目覚める適応化もこの1種であり、再現性がある程度高いことから研究対象となることが多いです。
近年の研究ではその更に先、力の研磨とでも呼ぶべき過程を経て新たな境地が発見されたとする報告も確認されています。
バトルで、みんなに笑顔を……。
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【ジャミングパペット】
カードコスト:[青][2]
カードタイプ:ユニット
世界:青
種族:人形
戦闘力:2000/生命力:2000
[青]を支払う、このユニットを破壊する。
相手ユニットが召喚された時、その召喚を無効にする。
壊れた人形ほど舞台にしがみつく。
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・大型使いのヘイトを一身に集める人形
・こいつ立ってるだけで大型投げる気失せる
・実質除去だろこれ、おまけに肉付き
・贅沢言わないからステータス1000ずつ上げれない?
・↑ふざけんなよボケが
・↑↑やっぱ青使いはろくでもないわ
・これが3コスの仕事量か?
・ストーリー上の設定だけど、これ量産してる工房のメモ書きに要軽量化って走り書きしてあんだよな
・↑やはり工房を消し飛ばしたヴィヴラ家は正義だったのでは?
・↑そのヴィヴラ家が工房の技術接収して作ったって設定のカードが禁止になったのはギャグ過ぎるだろ