赤兜と穂織の約束の者達   作:キングテントウ虫

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この世界の謎
本家では本来なら死んでるはずの人が生きているある意味ではパラレルワールズの時の将臣のせいですね


chapter0-3

健実神社境内の裏にて

 

芳乃

「どうしたんだろう?」

 

芳乃達は舞を奉納し終わった後から境内が騒がしくなっていた

 

茉子

「どうしました芳乃様?」

 

芳乃

「それがさっきから人が慌ただしくて…何かあったのかな」

 

茉子は周りを見渡す

 

茉子

「確かに…慌ただしい雰囲気ですね…何かあったんでしょうか?」

 

うーん…と二人で考えてる時だった穂織の現巫女姫朝武秋穂が二人に声を掛ける

 

秋穂

「二人とも少し来てくれるかしら」

 

二人

「「?…はーい」」

 

二人が秋穂の方に向かう

 

芳乃

「どうしたの?、お母さん」

 

秋穂

「実は今聞いた話によるんだけど、どうやら村雨丸が抜かれたらしいの」

 

二人

「村雨丸が抜かれた!」

「村雨丸が抜かれたんですか!」

 

秋穂

「そう、それで今ムラサメ様が主人になる人を見に本殿に行ってくれてるから準備ができしだい向かいましょう二人とも」

 

二人

「「はい!」」

 

こうして三人は本殿に向かった

 

………………………………………………

………………………………………

………………………………

健実神社本殿内

 

雫は考えていた

 

雫

「どうしよう…」

(穂織の宝であり今現在イベントで使われる村雨丸を折っちゃうなんて!…)

 

話は数分前に魚ぼる

 

玄十郎

「今からある人を連れて来るそれまで雫はここで待機していてくれ」

 

雫

「はい…」

 

芦花

「あの…玄十郎さん私達は本当に帰って良いんですか?」

 

玄十郎

「はい大丈夫です細かい話は追って連絡をします、ただ今は…」

 

芦花

「わかってます、誰にも言いませんよ」

 

玄十郎

「ご迷惑を掛けます馬庭さん」

 

芦花

「いえいえ、そちらもこれから大変ですし」

 

そう言い芦花や廉太郎達は帰って行った

 

将臣

「師範俺はどうしたら良い?今は旅館に帰るべきか?」

 

玄十郎

「あぁ…今はそうしてくれ、話しが終わりしだいお前にも説明する」

 

将臣

「了解した」

 

雫

「兄さん…」

 

顔を不安にさせながら将臣に近づく

 

将臣

「大丈夫だ…そんなに心配することもないだろう…じゃあな」

 

手を振りながら本殿を出て行く

 

時間は現代に戻る

 

雫

「兄さんはああっ言ってくれたけどやっぱり怖い!」

(だって!イベントでバンバン使われてた刀を折っちゃったんだよ!何か莫大な謝金を背負わされたりとかするんじゃ無いかって気がきじゃないよ!)

 

???

「おい…さっきから聞いておるのか?…多分こやつじゃよな…」

 

雫

「?…今何処からか声が…」

 

???

「お!こっちじゃこっち…!」

 

雫

「?…?…」

 

???

「上じゃ!上」

 

雫

「上?……………おわ!…だ、誰!」

 

???

「お…!、その反応、聞こえておるし見えておるな…よと!」

 

目の前に現れた少女に困惑する雫

 

???

「なんじゃ?まるで死人にでもあったような顔をして?」

 

雫

「………………幽霊だ!!!!」

 

???

「違う!吾輩をあんな者達と一緒にするな!」

 

雫

「じゃあ…貴方はいったい」

 

ムラサメ

「吾輩の名はムラサメ、村雨丸の管理者じゃ!」

 

雫

「村雨丸の管理者?」

 

ムラサメ

「そう、簡単に言えば村雨丸の魂のような存在じゃ」

 

雫

「や、やっぱり村雨丸を折ったことに怒って復讐しに…」

 

ムラサメ

「だから吾輩は、幽霊などではないと言っておるであろう!、…大体折れた程度では復讐する必要などない、村雨丸ならばこの程度すぐに元に戻る」

 

雫

「え?…でも、こんなにぽっきり折れちゃってるのに?」

 

折れた刀をムラサメに見せる

 

ムラサメ

「百聞は一見にしかずとも言う、先に説明した方がよかろう」

 

ムラサメがそう言うと目をつむり折れた村雨丸を浮かせ集中する…すると淡い光が村雨丸より放ち始めた瞬間

 

雫

「眩し…!…凄い治ってる」

 

雫が目を開けるとそこには刀身が戻っていた村雨丸があったムラサメが目を開ける

 

ムラサメ

「ほれ、この通り元通りになったであろう」

 

雫

「………………」

 

雫は驚きで硬直していた

 

ムラサメ

「これで少しは話を聞く気になったであろうでは改めて……吾輩の名はムラサメ、村雨丸の管理者であり神力を司る者だ」

 

雫

「えっと……神力?」

 

ムラサメ

「これから頼むぞご主人」

 

雫

「急にご主人と言われても……それに何が何だか…」

 

ムラサメ

「どうした?、今度は盗人を捕らえれば我が子だったような顔をして?」

 

雫

「それは当たり前ですよ……いきなり村雨丸の管理者さんが現れて、それにそのご主人もです」

 

ムラサメ

「ご主人はご主人だ村雨丸を抜いたのであろう?」

 

雫

「それについては…抜いたと言いますか…折れたと言いますか…」

 

ムラサメ

「どちらでも構わぬ、とにかく、あの岩から離したのはご主人であろう?」

 

雫

「はい…確かにそうです」

 

ムラサメ

「それは決して、誰でも出来る事じゃないのだ、使えぬ人間がどれだけ力を込めたところで、村雨丸はこゆるぎもせぬ、だがご主人はどうだ?、そこまで力を込めていたのか?」

 

雫

「いえ、確かに少し力を入れた時に折れた気がします」

 

ムラサメ

「それこそが村雨丸を使える人間の証なのだ!」

 

雫

「そう言われましても…」

 

ムラサメ

「何が気になるのだご主人?」

 

雫

「何がっと言われましても………うーん………うん…よし!、決めました!、とにかく私は村雨丸に選ばれたんですよね?」

 

ムラサメ

「うむ、そうだ…今はその理解でよい」

 

雫

「では、もう一つ質問です」

 

ムラサメ

「なんだ?」

 

雫

「村雨丸が一瞬で元に戻ったのは何故ですか?」

 

ムラサメ

「村雨丸は神刀、穂織の土地神様より授かった特別な刀だ、錆びようが欠けようが折れようが万全の状態に戻すことができる」

 

雫

「なるほど……で、それを出来るのは神刀を管理する貴方何ですか?」

 

ムラサメ

「貴方ではない、ムラサメ、自己紹介は二度もしたではないか」

 

雫

「ムラサメ……ですか」

 

ムラサメ

「いきなり呼び捨てか、ご主人」

 

雫

「えっと…じゃあ…ムラサメちゃんで?」

 

ムラサメ

「それはそれで威厳はないが…まっ、よかろう、吾輩のご主人であるからな、それで、なんだ?」

 

雫

「さっき言っていた、神力を司るとか、魂の部分をもう少し詳しく聞きたいです」

 

ムラサメ

「うむ了解した、よいか?村雨丸は神力を宿らせ、妖力に対抗する刀だ、だが、ただの鉄に宿すのは難しい、そこで必要となったのが人の魂だ、神力を魂に、魂を刀に宿らせ、神刀に成すのが村雨丸そして、そに魂こそが吾輩なのであ~る」

 

雫

「なるほどそう言う事ですか…?…ちょと待って下さい、それだとムラサメちゃんは村雨丸のために人柱になったてことになりますよ!」

 

ムラサメ

「うむ、その認識で間違いはない」

 

雫

「じゃあやっぱり…ムラサメちゃんは……幽霊に!?」

 

ムラサメ

「幽霊ではない!全然違う!一緒にするな!吾輩は村雨丸の管理者!神の使い!言わば神使なのだ!、そもそも幽霊などと……そ、そそそそそそそんな奴らと一緒にするなっ」

 

雫

「見事なブーメランです……取り敢えず、神様の使いとして魂だけの存在になったんですよね?」

 

ムラサメ

「まぁ、そう言う認識で問題ない」

 

雫がどう考えても幽霊にしか見えないと思うがと思っているときムラサメが話を再開する

 

ムラサメ

「それ故、現世に干渉もできん、だから吾輩では使い手にはなれんのだ、そこで必要となるのが村雨丸の使い手、つまり、吾輩のご主人だ」

 

雫

「それが私になるんだ…」

 

ムラサメ

「村雨丸は選ばれた者だけが使うことができる、そして吾輩も見えるようになり

、会話もできるようになると言うわけだ」

 

雫

「それじゃあ、他の人にはムラサメちゃんは見えないし、声も聞こえないの?」

 

ムラサメ

「うむ、と言っても例外はあるがな、ついでに言うといくらご主人でも吾輩に触れることはできん」

 

雫

「そうなの?こんなにはっきり見えてるのに?」

 

ムラサメ

「触れようとしてもすり抜ける、こんな風にな」

 

ムラサメは刀の柄のつかもうとするが透けてしまう

 

雫

「ほんとだ…」

 

ムラサメ

「なんならご主人も試してみるか?ほれ、どこからかかってきても構わんぞ」

 

ふっふんと胸を張る

 

雫

「えっと…いいの?…ならお言葉に甘えて」

 

手を伸ばし肩の部分を触ろうとするが

 

雫

「ほんとだ…触れない」

 

伸ばした手は空を掴んでいた

 

ムラサメ

「まぁ…かつて触れる者もいたが……そやつは特殊中の特殊じゃったな」

 

雫

「その人は何て人なの?」

 

ムラサメ

「武三日月将紀(たけみかずきまさのり)…懐かしいの……」

 

雫

「たけみかずきまさのり?なんか凄い名前だね…」

 

ムラサメ

「かつてこの穂織を救った男のなじゃ覚えなくてもよい…ご主人の記憶の中にしまっておけばな…」

 

雫

「そっか…わかたよ、ありがとうムラサメちゃん」

 

ムラサメが軽くうなずくと人が入ってくる

 

玄十郎

「?…おかしいな、今雫…離しておったよな、誰かと一緒ではなかったのか?ん…刀が!刀身が戻っている!」

 

雫

「あ…えっと」

 

ムラサメの方向を見る

 

ムラサメ

「言ったであろう、吾輩を見れるのはご主人見たいな者じゃ、玄十郎に吾輩のことを言ってみるといい知っているはずじゃ」

 

雫

「じゃあ…えっと、お爺ちゃん私の隣にね村雨丸の管理者って人が実はいるんだけど実はその人に刀身を戻してもらったの」

 

玄十郎

「村雨丸の管理者…と言うことはムラサメ様か!」

 

雫

「う、うん……その人が、お爺ちゃんは知ってるからって……本当なの?」

 

玄十郎

「あぁ…見えはしないが知っている、見える方から話は伺っていたからな」

 

雫

「やっぱり見える人ほかにもいるんだね」

 

ムラサメ

「例外はあると説明したからな、そこに気づくとはご主人…以外と鋭いな」

 

雫

「まぁ…さっきの説明でいないと考える方がおかしいしね…多分見えるのはこの神社の村雨丸を管理してるような人なら見えるんじゃないかと思ってね」

 

玄十郎

「正解だ儂はその方からムラサメ様のことを聞いている。それでその村雨丸のことなんだが、担い手になった以上雫には責任を取ってもらう」

 

雫

「せ…責任ですか…」

 

玄十郎

「雫を、ウチでは預かることはできなくなった」

 

雫

「そ、それて刑務所ですか!」

 

玄十郎

「そう言う責任ではない」

 

雫

「そ、それじゃあやっぱり損害賠償ですか…!」

 

玄十郎

「落ち着きなさい、まずは話を聞くことだ、それで雫に紹介したい方々がいる」

 

安晴

「初めまして、有地雫君、僕の名前は朝武安晴、この健実神社の神主ですそれでこちにいるのが僕の妻の…」

 

秋穂

「初めまして、有地雫さん、私の名前は朝武秋穂、この健実神社で巫女をさせてもらっています」

 

安晴

「僕達の事は気軽に安晴、秋穂と呼んでくれ僕らも雫君と呼ぶから」

 

秋穂

「よろしくね雫ちゃん」

 

雫

「あ、えっと…初めまして、この度は誠にご迷惑をかけまして、誠に、申し訳ありません」

 

と焦ったような感じで謝罪をする雫

 

安晴

「いや、むしろこちらこそ申し訳ない、…雫君には、これから迷惑をかけてしまうと思うから」

 

雫

「いえ、それは私がしたことなので出来る限りのことはさせていただきます、それで、私は具体的には何をすればいいんでしょうか?」

 

安晴

「それなんだけどね、雫君」

 

雫

「はい?何でしょう?」

 

安晴

「秋穂二人を呼んでもらえるかい?」

 

秋穂

「はい、二人とも!入ってらっしゃい!」

 

パチパチと手を叩き中に入るように言う

 

???

「「はい」」

 

扉を開き中に入ってくるのはついさっき舞を奉納していた二人であった

 

秋穂

「二人とも自己紹介を」

 

芳乃

「初めまして有地雫さん私の名前は朝武芳乃と言います」

 

茉子

「初めまして有地様、私の名前は常陸茉子と言います」

 

雫

「ご丁寧にどうも有地雫と言います」

 

秋穂

「それでムラサメ様、この方が村雨丸を抜いたという方なのですよね?」

 

ムラサメ

「あぁ、そうじゃよ間違いなくこの女子が村雨丸の担い手じゃ」

 

雫

「やっぱり見える方達なんですね」

 

安晴

「僕や玄十郎さんには見えないよ、あくまで”直系の者”じゃないとね」

 

雫

「なるほど?」

 

芳乃

「お父さん?余計なことは言わなくていいから」

 

茉子

「まあまあ芳乃様、安晴様をそんなに怒らないであげて下さい」

 

芳乃

「怒っていませんそれに…私達で何とかするからいいの」

 

安晴

「はぁ…やれやれ」

 

ムラサメ

「相変わらず強情じゃのう…」

 

茉子

「ですね」

 

雫

「あの…本当に何の話ですか?」

 

芳乃

「有地さんには関係の無い話ですから気にしないで下さい」

 

秋穂

「まぁ…気持ちはわかるのだけどね…取り敢えずこの子が私の娘の芳乃、それでこちらにいるのが護衛に付いてくれてるくノ一の常陸茉子ちゃん、で、こちらにいるのが村雨丸を抜いた有地雫ちゃん」

 

茉子、芳乃

「「よろしくお願いします」」

 

雫

「こちらこそよろしくお願いします」

 

秋穂

「それじゃあ後の説明は安晴さんに任せます」

 

安晴

「わかった…でだここからが本題だ、村雨丸を抜いてしまった以上、雫君をこのまま帰すわけにはいかない、それは芳乃も理解しているね?」

 

芳乃

「はい……わかります」

 

安晴

「雫君も責任を取ってくれるんだよね?」

 

雫

「はい、私にできることがあれば何でも!」

 

安晴

「理解が得られて嬉しいよ、じゃあ村雨丸を抜いた責任として…しばらくウチで共同生活をしてもらいたい芳乃達と…」

 

雫

「………誰とですか?」

 

安晴

「僕の娘と……」

 

芳乃

「お父さんの娘?……」

 

二人

「「…………え?」」

 

茉子

「これはまた大変そうですね~」

 

安晴

「もちろん茉子君もだよ」

 

茉子

「はい、かしこまりました…………ん?」

 

……………………………………………………

…………………………………………

…………………………

 

千恋*万花

 

赤兜と穂織の約束の者達




本来なら抜いたのは将臣になってその責任として芳乃の婚約者になりますがここでは茉子と一緒に皆で共同生活をして貰うことになります

安晴や秋穂の親心という物ですかね…
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