狂戦士の世界へ   作:ボルボロックス

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久々にベルセルクの世界を投稿します。


転生して義兄弟に。

タイガSide

 

 

 現世で死んでベルセルクの世界に転生したタイガだ。

 

 

 俺は今、ガッツと共にシスさんに抱かれながら傭兵団と旅をしているんだが、シスさんは俺にも優しかった。

 

 

 ガッツだけに愛情が向くかと思ったが、シスさんは俺にも優しくて、大切に育ててくれたからガッツとは兄弟のような感じで育った。

 

 

 ガンビーノは、特に俺達2人に何かしてくれたわけではなく、ただシスさんを慰める為の贈り物と考えているようだ。

 

 

 何かそれを知ってるからかガンビーノには、あまり好意的な感情が浮かばないんだよなぁ、ガッツはよく懐いたと思う。

 

 

 そんな中、俺とガッツは一緒に成長していき、俺は5歳の時に生き残るために傭兵団には隠れて、剣の素振りや料理などを勉強していった。

 

 

「ガッツ!行こう!」

 

 

「うん!」

 

 

 俺はガッツとの時間を沢山作り、木の棒を剣に見立ててチャンバラをしたり、星空を見たりして過ごしていった。

 

 

 子供っぽく無い俺を傭兵団の仲間達からは、変な奴と誂われたが今後の事を考えれば必要な事だったので気にはしなかった。そんな中、俺とガッツが7歳になった時にシスさんがペストに掛かった。

 

 

 シスさんは俺とガッツの名前を苦しそうに唸りながら呼んでおり、俺とガッツはシスさんの手を握ると、シスさんは優しく微笑みながら息を引き取り、俺達は母であるシスさんを看取り、その夜に俺は1人で静かに泣いた……。

 

 

◆◆◆

 

 

 シスさんが死んでから3年、俺とガッツは10歳になり、ガンビーノに連れられて戦場に連れ出され、傭兵として働く事になった。

 

 

「ガッツ、タイガ。お前らにも戦場でたんまり稼いで貰うぜ?気ぃ抜いたら死んじまうからな?へっへっへ。」

 

 

 全身に緊張で力が入る。

 

 

 8歳の頃には剣を使って、本気のチャンバラをやった事があったが、戦場に立って戦う事なんてなかったので緊張してしまう。

 

 

 けど、こんな所で死ぬ気は無い。まだ何も出来てないんだから。

 

 

「行くぞ!!」

 

 

「「「「おおおおおおおおおおおっ!!!」」」」

 

 

 俺は出来るだけガッツの側で一緒に戦ったが、相手の首を、身体を切った時の感触が手に伝わり、固まりそうになる。

 

 

 ガッツも固まってしまって動けないでいた。

 

 

「ガッツ!!しっかり!!!!」

 

 

「っ!?タイガ……。」

 

 

「こんな所で死ぬな!!生きるんだ!!生きていくんだ!!」

 

 

「うんっ!!!」

 

 

 息を吹き返したガッツと共に戦場で敵を切り伏せていき、時が流れて戦が終わったのに気づいた時には、俺とガッツは戦場で座り込んでいた。

 

 

「おーおー、よく生き延びたじゃねぇか。ほれ、お前らの取り分だ。」

 

 

 ガンビーノは俺達に金貨を1枚ずつ渡し去っていくと、俺とガッツはあとに続こうと立ち上がろうとしたがフラフラしてしまう。

 

 

「タイガ、大丈夫か?」

 

 

「あぁ、かなり疲れたけど何とか生き延びた。帰るか、ガッツ。」

 

 

「うん。」

 

 

 俺達は今いる傭兵団に帰り、皆が寝静まった頃、ガッツとある物を持って、星の見える丘に来ていた。

 

 

「タイガ、ここで何するんだ?」

 

 

「ガッツ、知ってるか?杯を交わすと義兄弟になれるらしいんだ。ガッツ、俺と杯を交わさないか?」

 

 

「それって義兄弟になるってことか?やる!やりたい!」

 

 

「分かった。」

 

 

 俺は小さな2つの杯に水を注ぐと、杯を交わしてガッツと義兄弟の契りを結んで義兄弟になった。

 

 

 どんな事があっても、俺はガッツを助けれる時は助ける……例えそれで、この物語が変わろうとしても俺は構わない……。




前よりも数文字増えた。
よくやったと思う。

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