【本編完結】時間の悪魔はデンジとレゼを幸せにしたい   作:もく 

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今終盤の展開を大まかに書くのも同時にやってるから更新遅くなりそうです


16話 未来を描くため

sideマキマ

 

ヤクザの処理は終わり。時間の悪魔は私と同格かもしれないけど契約者まで干渉できるのか気になるね。残りの囚人は1人

 

マキマ「…少し試してみようかな」

 

 

 

「天野ヒカリと言いなさい」

 

 

 

「天野ヒカリ…」

 

 

 

パン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何も起きなかった、囚人も倒れない

 

黒瀬「今ヒカリって…」

 

 

「これは命令です、今言ったことを忘れなさい」

 

 

囚人が倒れないということはヒカリ君は死ななかった。だからと言ってヒカリ君は時間の悪魔に守られているわけでもなかった。

つまり、私の悪魔としての本能がヒカリ君を恐れていることになる

 

 

マキマ「ますます興味が出てきちゃったね」

 

 

東京のネズミから音を聞く、姫野ちゃんは死ぬと思っていたけど生き残っているらしい

アキ君を民間に連れていかれても困る、ついでに今片付けちゃおう

 

 

マキマ「姫「何してるんですか?」」

 

 

ここにいるはずのない声が聞こえる。振り返るとそこには東京にいるはずのヒカリ君が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

sideヒカリ

 

 

衝撃的すぎて固まってしまったがなんとか姫野の名を言う前に間に合った。やはりマキマは姫野を殺そうとしていたらしい、理由はアキを民間に勧誘したってところだろうか。

マキマが立ち上がりこちらを見る

 

 

マキマ「東京で公安のデビルハンターが襲われたんだって。君は何をしていたのかな?」

 

コイツ今さっき殺そうとしてた相手によくもまあこんな普通に話せるなクソ悪魔が

 

ヒカリ「午後は自由だって言ってましたよね。僕も京都行ってみたかったんですよ。」

 

マキマ「君は時間を戻せるはずだよ?助けないの?」

 

ヒカリ「襲撃は同時です。戻っても救えるのはせいぜい1人や2人、そもそも今回の襲撃で生き残れないような人は今後デビルハンターをしていても足手まといになるだけですから」

 

マキマ「少し君への考えを改めないといけないかもね」

 

ヒカリ「そうですか」

 

 

マキマ「黒瀬君、天童ちゃん目隠しを外してください。ここで私ができる事は終わりました、東京に戻ります。残念だけどヒカリ君も京都観光は中止ね」

 

ヒカリ「ちぇーっ!」

 

 

 

帰りの新幹線はマキマの隣だった。当然今僕は窓の外を見ている、だって顔見たくないもん

 

マキマ「君の意見を聞きたいんだけどデンジ君たちには強くなって欲しいんだ、どうしたらいいかな」

 

ヒカリ「先生に任せたらいいんじゃないですか」

 

マキマ「そうしようか。姫野ちゃんは民間に行っちゃうかな」

 

ヒカリ「姫野はやめませんよ…守りたいものができたらしいんで」

 

マキマ「そっか」

 

姫野は生き残った。無事明日を迎え、ループも終わるだろう。

東京駅に着くと同じく生き残ったと思われる先輩が待っていた

 

マキマ「(まどか)くん生きててよかった。特異課はどれくらい生きてる?」

 

「特異1課2課3課4課共に銃撃に遭い人外以外はほとんど全員死にました」

 

マキマ「特異課だけを狙った銃での襲撃…銃の悪魔が関わっているだろうね」

 

何言ってんだ黒幕が

 

「上からの通達です人員不足の為特異1課2課3課は4課と合併、以降は公安対魔特異4課をマキマさんの指揮下に置きます。あとこれを…僕の辞表です」

 

ヒカリ「円さんやめるの…?」

 

「特異課がきな臭くなってきました、やめるか殺されるかの2択ですよ。最後に教えてください、マキマさんは今回の事態をどこまで想定していました?」

 

マキマ「一般市民に公安の内部事情を教えられないな。円くん今までありがとう、これ渡しとくね」

 

 

僕たちは本部へと向かっていく

 

ヒカリ「公安の人間なら教えてくれるんですよね。で、知ってたんですか?」

 

マキマ「君にはナイショ」

 

うざ

 

黒瀬「あの…マキマさん、俺達特異課に入るわけじゃないですからね…?」

 

天童「指導に来ただけですからね…?1週間ですぐ京都に戻りますから…」

 

ヒカリ「残念だなあ僕が成人したら一緒にお酒飲みたかった」

 

黒瀬「そしたら一緒に飲むか」

 

ヒカリ「約束ね!」

 

 

 

 

一度僕は休みをもらえるようになった。

翌日、デンジとパワーには先生が、アキには黒瀬と天童が指導につくことになったらしい

 

ん?電話…?

 

『先生』

 

んー嫌な予感

 

 

岸辺『休んでんならもっと早く出ろ』

 

ヒカリ「ちゃんと休ませてくださいよ」

 

岸辺『まあいい、2人教えることになった。1日でいい、サポート入ってくれ。墓地に昼集合だ』

 

プツッ

 

勝手に切られた…

雑に扱いやがってー!あとで師匠(クァンシ)にチクってやろ

 

 

 

 

 

デンジたちの指導の前に片付けないといけないことがあったため昼前に墓地に向かっていた。

 

クロ「無事今日を迎えることができたわけか」

 

ヒカリ「うん、でも結構疲れたね。寿命はどれくらい減った?」

 

クロ「ここまでで34年使って残りが66年」

 

ヒカリ「…わかった。あいつには残った分全部ぶつけてでも勝たないといけないからね」

 

クロ「永遠も停滞も取った、ある程度は節約できるだろ」

 

ヒカリ「そうだね」

 

 

墓地に着くとそこでは同じく休みをもらい墓参りに来ていた姫野がいた。

 

姫野「お、珍しいじゃんここは久々じゃない?」

 

ヒカリ「うん、でもやっぱりここは苦手だよ。うんざりするほど死者の過去が入ってくる」

 

姫野「そう…私のバディたちは?」

 

ヒカリ「姫野を助けて死んだ人もいるしほとんどはバディの姫野に生きて欲しいって思いが最後にあったらしいよ」

 

姫野「そう…私、昨日死ぬはずだったんだよね?」

 

ヒカリ「うん」

 

姫野「助けてくれて…ありがとう」

 

ヒカリ「…なんで自分だけがとか思ってる?」

 

姫野「ううん、そんなわけ…嘘、最初は思ってたけどだんだん薄れてきてた。今の話を聞いて飛んでっちゃったよ。私の命はみんなが繋いでくれたもので私だけのものじゃない。だから私も誰かを助けて支えてみんなに誇れるような生き方をしたいなって思えたんだ」

 

ヒカリ「そっか」

 

ヒカリ「マキマさんが民間に行くんじゃないかって心配してたよ」

 

姫野「考えてたのバレてたか〜昔アキ君に言ったのはアキ君を危険な目にあわせないための提案だったんだけどね。もうそんなこと考えないよ、危険かもしれないけどアキ君を助けられるように公安に残って強くなるよ。じゃ、私は疲労で倒れちゃったアキ君のお見舞いに行くから」

 

 

 

 

 

 

姫野は病院に向かって歩き出したがすぐ振り返った。

 

姫野「お礼のキスしたげ「やめて」ちぇ〜つまんないの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姫野は前を向くことができた

 

 

振り返れば仲間がいて気付けば優しく包まれている

 

 

時は今始まりを告げた

 

 

ここから始まる物語

 

 

未来に向かって進み始める

 

 

この先も笑顔で過ごせるように

 

 

変わらない思いをのせ

 

 

目覚めた心は走り出した

8話で書いた裏設定について

  • 知ってる ここには書かないで(他作品へ)
  • 知ってる 終盤に触れてほしい
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