【本編完結】時間の悪魔はデンジとレゼを幸せにしたい 作:もく
すみません
数日前
「日本にまたウエポンズが出現したと聞いた。マキマが支配して手駒を増やされても困る、奴の心臓を回収してこい。わかったな」
「はい」
「だがこれだけは警戒しておけ。日本には時間の悪魔がいる、噂によると白髪のガキと完全契約をしたらしい。敵対すると面倒なことになる出来るだけ早く接触し友好的な関係を築いておけ。その他必要なものは日本で準備しろ、日本での名前は好きにしてもらって構わない。失敗は許されないぞ」
「はい。全ては祖国のために」
ヒカリは暇なのでどうやって時間を潰そうか考えていた。サムライソードとの決戦に参戦することができなかったからである
ヒカリ(今日はゆっくり二道で休むとしようかな、あの手のお店の雰囲気は好きなんだ)
今日がサムソとの決戦の日であるがヒカリが介入しないのならば何も起きない
沢渡はアキとコベニによって捕まえられサムライソードはデンジに負けてタマ蹴り大会が開かれる
幽霊の悪魔は蛇に丸呑みされてないのでアキに殺されることはない、そこの差が及ぼす影響がヒカリにとって今日の勝負となる。
岸辺「作戦はない。特異課(ヒカリを除く)全員をビルにぶち込む」
4課とサムライソードの戦いが始まった。
二道
ヒカリ「こんにちはー」
クロ「ちわー」
「いらっしゃい、いつもの席でいいかな?」
ヒカリ「はーい」
クロ「今日は注文取りに来ないんだな」
「実はバイトの子を雇ったんだけど遅刻しててね…少し待ってくれないかな」
少しするとバックヤードからエプロンをつけた少女が現れた。
暗めの紫の髪を後ろで結んでいて明るい緑色の瞳、そして首に着いているチョーカーとピン
彼女は2人がこの世界で最も助けたいと思った、2人の最後のターゲットだった。
「遅刻した分給料から引いとくからね」
「ケチ〜」
「6番テーブルにお水ね」
「ケチケチケチケチ…はい、どうぞ〜」
クロ「…どーも」
彼女は過去にクロと面識があったが顔色ひとつ変えなかった。
「2人は常連さんかな?私、昨日から働いてるんですよ〜年も近そうだし仲良くしようね。名前聞いてもいいかな?」
「ヒカリでーす」「…クロ」
「ヒカリ君と…クロ君か…私レゼ、よろしくね」
「ゾンビ!ゾンビ!キャキャキャ食い放題〜!ごあっ!」
「おっ!ごめんな〜!噛まれたからゾンビだと思った!」
新入りだというサメの悪魔、蜘蛛の悪魔、暴力の魔人がゾンビをボコボコにしていた
天使の悪魔「僕が出る必要あったのかな…僕も白髪君みたいに休んで部屋でゴロゴロしたかったな…」
アキも刀を振る、アキは人間のため噛まれないように細心の注意を払っていた。
天使「人間君、ハンカチくれない?」
アキ「ほら」
パン
咄嗟に天使が羽で防ぎアキがヤクザを倒す
天使「いたた」
アキ「悪い、先に行く」
天使「いってらっしゃい」
予想よりも早いレゼの来日にヒカリは驚いていたがこちらも表情には全く表さず普通に接していった。
レゼ「え〜2人はデビルハンターなんだ〜!いいないいな、かっこいいな〜」
ヒカリ「うん、最近は大きな仕事が終わって休みがもらえたからここでゆっくりしてたんだ」
レゼ「モーニング以外客なんて来ないもんね〜空いてると落ち着けるもんね」
「こら」
2人がくすくす笑う、クロはゆっくりコーヒーを飲んでいた
レゼ「クロ君もなんか話そうよ〜2人のこともっと知りたいな」
クロ「…」
レゼ「ちぇっ、つまんないの」
そう呟くと急にレゼはクロに耳打ちした
「お店閉まったらちょっと話そうよ、場所はここの前のビルの屋上。昔のこととかゆっくりね」
クロ「お前…」
ドーン!
地面が揺れる、どうやらデンジとサムライソードが戦い始めたようだ
レゼ「え、なになに地震?」
ヒカリ「悪魔とどこかのデビルハンターが戦っているところかな、食器気をつけてね」
レゼ「ちょっ、ここ大丈夫なの!?」
レゼは安全なのはわかってるが何も知らないように演技をする
「大丈夫だよ、もし何かあっても2人が守ってくれるさ」
レゼ「収まったね…」
クロ「意外とすんなり終わったな、少し先の電車の辺りだ」
レゼ「ふぅん…2人ともさっきのなにか知ってるんだ」
「「なにも?」」
レゼ「嘘つきー!」
そのまま話していたら閉店時間になった
クロ「悪い、先行っててくれ」
ヒカリを先に帰らせクロはビルの屋上へ向かった
空気が重くなる
先ほどの仲の良い雰囲気とは全く違う状況がそこにはあった
レゼ「…久しぶり、元気だった?」
クロ「…今更何の用だモルモット」
レゼ「やだなぁ、私はもうソ連から逃げ出したからモルモットじゃないよ」
クロ「そうかよ」
レゼ「疑ってるね、あの人の仇打ちで復讐したいとか思ってるのかな?」
クロ「思ってない、俺はもうとっくに前を向いた」
レゼ「そっか…ねえ、今あの人がいたらさ自由になった今の私を見て笑ってくれるかな」
レゼは二道を見下ろす、その目はどこが悲しそうに見えた。
クロ「その答えは自分でわかってるだろ。あいつはちゃんとソ連から解放されて自由になった元モルモットを見たら笑ってくれるだろうな」
レゼ「そうだね、改めてこれからよろしくね」
クロ「ああ」
レゼは日本に住むにあたっての隠れ家に戻った、屋上にはクロが取り残されていた。
クロ「潜伏上手いな。よくあのモルモットにバレなかったもんだ」
ヒカリ「…話は聞いたよ、レゼが前のクロが契約していた人を殺したんだね。レゼのこと恨んでる?」
クロ「恨んでなんかねえよ。レゼの自由はアイツの願いでもあるんだ。俺はレゼには生きてて欲しい、それがレゼへの恩返しでアイツとの約束を果たすことになるんだから」
ヒカリ「そっか、それじゃ…「ギャァァァァァァァァ」」
「「…」」
「大会だね」
「大会だな」
「行く?」
「蹴る」
デンジ「お、ヒカリ!お前もやるか?」
ヒカリ「もちろん」
時間を止め何度もタマを蹴っていく、クロも参戦して蹴りまくった
「ヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
デンジ「ギャハハハハハ!!!!」
サムライソードの玉蹴り大会に参加してその日は解散になった
次回後日談でその次にやっと始まります
8話で書いた裏設定について
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知ってる ここには書かないで(他作品へ)
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知ってる 終盤に触れてほしい
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知らない