【本編完結】時間の悪魔はデンジとレゼを幸せにしたい   作:もく 

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書けるうちに書いて出来たらどんどん投稿していこうと思います


24話 学校 体験

私はデンジ君と夜の学校に来た

別に行きたかったからじゃない、彼の境遇から少しでも知ってもらおうと思ったからだ

 

「デンジ君恐くないの?」

 

「あ〜…恐いっつーか…」

 

「なんじゃそりゃ…ねえ…少し怖いから手繋いでいい?」

 

彼を惚れさせてソ連に連れて行く、今更人の手の温かさを知りたいなんて思ってないんだから

 

 

 

彼が可哀想だったから簡単な授業でも受けさせてあげることにした

とりあえず1+1くらいでいいかな

 

「ではこの問題解ける人!」

 

「はいハイハイ!2!2!」

 

彼は両手を挙げる

普通は片手なんだよ?…私だって見たことないけどさ

 

「正解!天才!」

 

この程度誰でも解けるんだよ?

でも褒められて嬉しそうな彼を見て褒める以外の選択肢は私にはなかった

 

あそこ(秘密の部屋)じゃできても褒めてもらうことなんてなかったから

 

彼にはエロ女ってキャラで通っているため次の問題はBig assと書くことにした

さすがにわかんないよね?

 

「この英語はなんと読むでしょう!」

 

「ハイ!知らねえ!」

 

わからなかったら手は挙げないんだよデンジ君

 

「正解はデカケツです!」

 

「エロ女!」

 

 

「はあ〜…学校ってこんな感じなんだな。だいたい掴めてきたぜ」

 

「デンジ君って本当に小学校も行ってないの?」

 

「あ?うん」

 

学校はみんながいるから滅多に指されないんだって

本当に行ったことないんだね…

 

私と一緒だ…

 

「それってさ…なんか…なんか…ダメじゃない?」

 

なんでそんなことを言ってしまうのだろう

 

「ダメ?」

 

「ダメっていうか…おかしい」

 

私も…おかしいよ

 

「16歳ってまだ全然子供だよ?普通は受験勉強して部活頑張って友達と遊びに行って…」

 

「それなのにデンジ君は悪魔を殺したり殺されそうになったり…今いる公安って場所は本当にいい場所なの?」

 

それなのに私はモルモットとして悪魔や人を殺したり国に殺されそうになったり…今いるソ連って場所は本当にいい場所なの?

 

いい場所なわけないか…

みんな死んでった、外の世界を知ることもなく

私もいつのまにか希望を失いかけていた

 

「まあ凄えいいトコだぜ?1日3回食えるし布団で寝れるし」

 

いいよね…私もそう思う

だから今の時間が好きになっちゃったんだ…

でもね…

 

「それって日本人として最低限の…当たり前のことだよ?」

 

そう、当たり前のこと

だけどその当たり前が私たちにはなかった

だから私はいつのまにか彼と自分を重ねてしまっていた

 

「う〜ん…考えすぎて頭熱くなってきた」

 

私だって昔は考えるのが苦手だった

痛みで考えることを覚えた

 

 

彼と私は全然違う

まだ何も知らないのが彼なんだ

 

 

「じゃあ少し冷やしますか」

 




なんと原作5ページ分である
進まない(笑)

8話で書いた裏設定について

  • 知ってる ここには書かないで(他作品へ)
  • 知ってる 終盤に触れてほしい
  • 知らない
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