【本編完結】時間の悪魔はデンジとレゼを幸せにしたい 作:もく
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レゼ書くの難しいです…キャラ崩壊してるかも
どう受け取られているのか気になりますのでよかったら感想の方で教えてくださると嬉しいです
「クロ、わたあめ食べる?」
「…食う、あとかき氷」
学校に行った翌日、僕とクロはお祭りを楽しんでいた
「あいつら見に行かなくてよかったのか?『デンレゼ成分が〜』とか言いそうじゃんお前」
「キミは僕をなんだと思ってるわけ…?あのねクロ、若人から青春を取り上げるなんて 許されていないんだよ、何人たりともね」
「ふ〜んお前も若人じゃ…お前の言葉じゃないなそれ」
「せいか〜い。…花火何分後?」
「10」
「…そろそろ行こうか」
丘の上を目指して歩き出す
私、いつからおかしくなっちゃったんだろ
今までだったら絶対にお祭りなんて楽しむことはできなかったと思う
当然だ、私は今ここにいていいような人間じゃない
犯罪者といっても何十人も殺してきた、モルモット同士で潰しあって図々しくも生き残ってる
キミとは全然違うんだよデンジ君
「この場所、カフェのマスターに教えてもらったんだ。花火が1番見えて誰も人来ないマル秘スポットなんだって」
「ふ〜ん」
決めた、私はモルモットをやめてデンジ君と暮らす
心臓のドナーはあっちが用意してくれるだろう
あの人たちがほしいのはチェンソーの心臓やボムの心臓であって私やデンジ君じゃない
ソ連に連れて行って心臓を摘出、移植してもらってどこか田舎でも都会でもいいから普通の人間になった彼と暮らそう
「ねえデンジ君」
「ん?」
「いろいろ考えたんだけどさ、やっぱり今のデンジ君の状況おかしいよ」
「16歳で学校にも行かせないで悪魔と殺し合いさせるなんて国が許していいことじゃない」
そう、今のキミも私もおかしい
彼の手を取って胸の前で握る
「仕事やめて…私と一緒に逃げない?」
私と生きよう
「私がデンジ君を幸せにしてあげる、一生守ってあげる」
着いてきて
「お願い」
「遠くに…逃げるって…どこに?」
「知り合いに頼めば絶対に公安から見つからない場所があるの、そこだったら…すぐは無理でもいつか一緒に学校いけるよ」
「なんでレゼがそんなコト…」
ああ…そうだったんだ…
やっと気付いた、私…
「だって私…」
好きになっちゃってたんだ
「デンジ君が好きだから」
彼は一緒に来てくれる
後は公安から逃げれば…
あれ…?デンジ君が返事をしない
私のこと好きになってたんじゃないの…?
「なんでそんなに悩んでいるの?デンジ君は私の事嫌い?」
「好きイ!」
ならなんで答えてくれないの
「だけど…最近仕事が認められてきてさ…監視がなくても遠くにいけるようになったし…クソみたいな性格んバディの扱い方もだんだんわかってきた…それにイヤ〜な先輩ともやっと仲良くなってきたんだ。仕事の目標みてえなもんも見つけてさ、だんだん楽しくなってきてんだ今…」
「ここで仕事続けながらレゼと会うのじゃダメなの?」
…そっか私フラれたんだ
「そっかわかった」
初めて人を好きになったのに
「デンジ君、私の他に好きな人いるでしょ」
「え?」
図星だ
花火が上がる
タイミング悪いな…逆にいいのか
デンジ君にキスをする、舌を絡めた大人のキス
デンジ君の舌を導いて…噛みちぎる
もういいよ
最初からモルモットが恋をすること自体が間違ってたんだ
これでもうおしまい
デンジ君が後ろに倒れる
私の舌にデンジ君の噛みちぎった舌を乗せて見せつける
デンジ君は胸のスターターを引こうとしたが左手首をナイフで切ってそれを阻止した
意識が朦朧としているデンジ君にもう一度キスをする
さっきとは違う苦い血の味、でもキスであることに変わりはない
これが君との最後のキス
やっぱり隣で歩いてくれる人なんかいない
私はこれからもずっとモルモットなんだ
彼の心臓を持ち帰らなければいけない
「痛いね?ごめんね?デンジ君の心臓もらうね?」
ザバッ
「ダッシュ!」
ナイフで心臓を取ろうとした瞬間、突然現れたサメの魔人にデンジ君を連れてかれた
「え!?」
サメの魔人はそのまま丘を降りていく、意外と速いなあ…
「にげろにげろにげろにげろヤヴァヤヴァヤヴァヤヴァヤヴァ」
「なんで匂いで気づかなかった!ビィーム!アイツヤバいですチェンソー様!あん匂い!あいつ…」
「ボムだあああああああ!」
なーんだ、知ってるのか
じゃあ話が早いね
本当は使いたくなかったけど無理やりでも君の心臓をもらうよ
ピィン
「ボンっ」
「泥棒」
ボッ
爆発で加速し、下の道路に着地する
バコッ
サメの魔人がデンジ君を抱えて逃げようとしたところを回り込んで阻止する
「ヴヴヴ!」
「アナタも4課の一員なのかな?今デンジ君を置いて逃げるなら見逃すよ」
「ヴヴヴヴヴ!ヴア!」
頭がどんどん大きくなっていく、どうやら戦うつもりらしい
「あそう」
「ギャワ!」
目が6つ、随分怖い見た目をしてるけど私の敵じゃない
ボッ
頭に軽く触れ爆発させ、一撃で吹き飛ばす
「そんなに彼が大事なのかな?」
「チェンソー様守る…チェンソー様…!」
余程慕われているようだ、恐怖とは違う何か…少し羨ましい
コツコツ
足音が聞こえる、誰?こんな近くまで気付かなかった
コツ
足音が止まる
煙の中から刀を持った白髪の青年が現れた
ヒカリ「こんばんは、レゼ」
「へえ…君は気付いてたんだ」
「うん。デンジの周りの子はみんな危ない人ばっかだったからね、やっぱり君もそうだった」
みんなチェンソーの心臓がほしかったのだろうか
私が欲しかったのはデンジ君なのにみんな心臓しか見てないんだから
もう私には関係な シュッ!
後ろに気配…!
ヒカリ君は私を油断させるための囮だったの…!?
クロ「久しぶりだな
ズバッ
咄嗟に回避するが脚を切られた
輸血パックで血を飲み再生する、デンジ君は武器人間だから鼻が利く。だから1個しか持ってこれなかった、それをこんなに早く使わせられるとは…
レゼ「最初から強敵だね…悪いけど退いてもらうよ」
長い夜はまだ始まったばかりだ
民間のデビルハンターはヒカリが未来に転送しています
どこまでもいいこですね
8話で書いた裏設定について
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知ってる ここには書かないで(他作品へ)
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知ってる 終盤に触れてほしい
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知らない