【本編完結】時間の悪魔はデンジとレゼを幸せにしたい 作:もく
サメの魔人とチェンソーの武器人間と爆弾の武器人間と台風の悪魔の戦いが繰り広げられていた
そこに少し距離を置いて浮遊したまま観戦する者がいた
「特等席だね」
『加勢してやれよ』
「必要だったらね」
『てかお前観戦するだけじゃつまんないって言ってなかったか?』
「今回の話は完成してるから無駄に介入する必要はないの」
『あっそ』
「もったいね〜な〜!美女の足ぃ切り落としちまった!」
「レゼ様!ワタクシノ血ヲ!」
レゼに血を吹きかける台風、一瞬でレゼの足も再生した
「あ、よかった!」
「よかね〜か!」
「あはは!」
「やっぱデンジは面白いね!」
『はあ…』
どんどん巨大化していく台風の悪魔
大きくなるにつれて様々な建物を巻き込んでいった
デンジもそのことを把握している
「おいおいヤベェな、このままじゃ街ごとおミンチだぜ。ビーム!先にあのデカブツ黙らすぞ!!」
「ハイ!」
ヒカリはデンジが台風の悪魔の中に入っていくのを認識する
「よし、出番」
『りょーかい』
すぐにヒカリはレゼのもとへ飛んでいった
side レゼ
デンジ君が台風の中に入っていく
無視されるのは悲しい…なっ…!
突如横から蹴り飛ばされた
「誰かな…暴力の子?」
そこにいたのはまたしても白髪の少年だった
「時間の子…かな?」
「ヒカリ君…」
「…なんで浮いてるの?」
「当ててみ」
「わかんない」
「じゃあ教えない」
「別に知っても意味ないからいいや」
落下速度を止めてる感じかな
相変わらず解釈次第でなんでもできる便利な力だ
「3回目だけど次は何のつもり?」
「またしても時間稼ぎだよ。台風死ぬまでちょっと待ってくれない?」
「…デンジ君が台風に負ける可能性は?」
「ないね、チェンソー振り回すだけで勝てる相手だもん」
参ったなあ
どうやっても今回はダメな気がする
彼は何を気にしてるんだろう
ダメ元で聞いてみるか
「本当に君は何がしたいのかな?」
「知りたい?」
「うん」
「オラオラオラオラオラ!」
ブゥゥゥゥゥゥン!
台風とデンジ君の戦いは決着がついたようだ
彼もそれを認識し、また私を見る
「クライマックスだね」
「いい流れでしょ?さ、舞台は整ったよ。いってらっしゃい」
そしてまた彼はどこかに行く
なんとなくわかった気がする
彼は自分が見た未来にもし自分が入ってしまったときにどうすれば元の円滑な展開にできるかを考えてるんだ
そんなことはどうでもいい
彼が見た未来でどっちが勝ってようがおそらく彼はもう干渉してこないだろう
勝つのは私だ
ボボボッ
デンジ君を引き離してまた爆発させようとたらサメの魔人が間に入ってきた
デンジ君は口の中か、まずはサメの魔人から始末させてもらおう
19発、弔砲と同じ数だけ殴り爆発を蓄積、一気に爆破する
さすがに死んだだろうか
結局は私の狙いはデンジ君だしどっちでもいい
「いってぇ…!助かったぜビーム…」
サメの魔人が落ちたのは埠頭だった
ちょうどいい、これでデンジ君に逃げ場はない
「デンジく~んそろそろ諦めない?」
「ん~やだ」
ピィン
ボッ
「ギャ!」
もう海沿いだ、デンジ君は今ので片腕を失った
「いい加減面倒だからさっさと死んでくれないかな?」
「だったら初めて会ったときにさっさと殺しとくんだったな…!」
そうだね…
「それな」
うるさいな…近くにいるの?それとも幻聴?
惑わさないでよ
「…もう逃げ道はないよ」
「ど~かな。俺に泳ぎ方を教えたのは間違いだったな~」
「え~泳ぐの~?」
そこで私たちは話すのをやめる
次で決まる
ヴゥゥゥゥ
ボンッ
デンジ君がエンジンを吹かした瞬間に左腕も爆破する
デンジ君の腕から出てきたのは…チェーン
「チェーン…?」
巻き付かれ、引き寄せられる
「なっ…!?」
「シケてても爆発できるのかぁ~?」
そのままデンジ君は後ろに倒れて私も海に落ちていった
そのまま海に沈んでいく
いっそのことこのまま2人で死んじゃえば…
あーあ
最後に思い出すのがプールでの光景だなんて
でも…
楽しかったよ
デンジ君
もし私がモルモットじゃなくて君に出会えてたら
きっと毎日楽しかったんだろうな…
映画の戦闘をはっきり覚えてないので漫画の方を見て書きました
そしたら「おいおいヤベェな」からのセリフを原作じゃ書いてなくて普通にびっくりしました
8話で書いた裏設定について
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知ってる ここには書かないで(他作品へ)
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知ってる 終盤に触れてほしい
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知らない