異世界英雄譚〜世界を超えたキズナ〜   作:ペン銀

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今更ですが、主人公の闘晴が変身するのはオリジナルライダーです!
ベルトの音声は英語の部分はエイムズショットライザー、それ以外の日本語部分は部分はリバイスドライバーの音声の感じです。

顔の複眼部分と口部分はエグゼイドのライダーたちと同じで、二本の剣が触覚?みたいな感じになってます。
胴体はセイバーの右のドラゴンがなく、左半分の左右対称になっており、右肩にアプリアのアプリマークが入ってる四角いボードみたいなのがついてます。
アプリドライバーに関してはファイズドライバーをイメージしてください。
あれがスマホに、φがAに変わって、装填方法がカブトと同じ横にスライドさせる感じです。
マジで語彙力無さすぎて伝わらないかと思いますが、「あ〜はいはいそんな感じね」みたいなノリで思ってくれてたらOKです(汗)。

長々と前書き失礼しました!それでは本編をどうぞ!
今回でこの話を終わらせます。


崩れる日常 訪れるヒーロー《Ⅲ》

「仮面ライダーアプリア。それが俺の名前だ!」

 

闘晴は仮面ライダーアプリアとなった。

 

「うぉおおお!!!闘晴さんが仮面ライダーに!!!」

 

「『璃奈ちゃんボード・激アツ!』」

 

「兄ちゃんかっけぇ!!!」

 

「とーち・・・(夢。叶ったんだね・・・)」

 

周りからも歓声が上がる。

皆、闘晴のヒーローになりたいと言う夢を知っているからこその声援だった。

 

「闘晴さん!ここは一つ、何か決め台詞を!」

 

「決め台詞か・・・よし」

 

アプリアは左手を広げて前に出す。

そして拳を強く握りしめてこう叫ぶ。

 

「『バトルで勝利・・・掴み取る!』」

 

「ぐぬぬ・・・やってしまうのヨン!アプリマ!」

 

「ルゥアアアン!」

 

「あの構えは!?」

 

ソラを吹き飛ばした時と同じ構え。

今アプリアにそれが放たれようとしていた。

 

「ルゥ・・・ラァン!」

 

「よっ」

 

だがアプリアは走って来たアプリマの肩に手を置きそのまま飛び上がって回避する。

そして上から力が加わってアプリマは体勢を崩して倒れ込んだ。

 

「何ぃ!?」

 

「すっげぇ!体が羽みたいだぜ!」

 

アプリアはその場で軽く飛び上がる。

そして足元に転んでいるアプリマを掴むと壁まで追い込む。

すると手を地面につけ左足をアプリマの鳩尾に叩き込んだ。

 

「ぐっ!このままじゃ・・・ランボーグ!アプリマを助けるのヨン!」

 

「ランボォォォ・・・」

 

ランボーグが動き出す。

だがそれを許さない影が・・・。

 

「ひろがる・・・バタフライプレス!」

 

バタフライの必殺技がランボーグに炸裂する。

 

「スミキッタ・・・」

 

「しまったのヨン!?」

 

「アプリア!やっちゃえ!」

 

「トドメだ!」

 

バタフライの声に反応したアプリアは、アプリフォンAのスイッチを長押しする。

 

APP(アップ) BURST(バースト)

 

アプリフォンAからエネルギーが左足へと送られる。

 

「是非必殺技にも名前を!!!」

 

「だったら・・・ハァ!」

 

アプリアが高く飛び上がると、アプリアの周りに無数の剣が現れる。

 

「『ヴィクトライズブレイク』!」

 

無数の剣がアプリマに刺さっていき、最後にアプリアがそこにトドメの一撃を放つ。

アプリマは激しい爆発を起こす。

 

「『バッチリ勝利・・・ヴィクトリー』!!!」

 

着地したと同時に立ち上がると掛け声と共に天高くピースサインを掲げる。

 

「くっ・・・仮面ライダーアプリア。覚えとくのヨン!カマヨンヨン!」

 

カマヨンの額の宝石が光ると、カマヨンはその場から消え去った。

 

「逃げられちゃいましたか・・・」

 

「まっこれで一件落着ってことにしとこ!そ・れ・に〜・・・」

 

バタフライたちはアプリアを見る。

アプリアの変身が解けて闘晴の姿に戻る。

自身の手を握り締めながら喜びに震えているのが伝わってくる。

 

「俺が・・・仮面ライダー・・・」

 

「やりましたね!お兄さん!」

 

「闘晴。大空闘晴だ」

 

「闘晴さん。はい!改めてよろしくです!」

 

「あぁ!」

 

トクン

 

闘晴の笑顔を見たソラの心臓がそう音を立てる。

 

(ん?今のは・・・?)

 

ソラがこの気持ちに気付くのはまだまだ先の話だ・・・。

 

[ラァン・・・]

 

怪物になってしまっていた生命体が元の姿に戻っていた。

 

「わぁ!可愛い!」

 

[prrrr…]

 

アプリフォンAから着信音が鳴り響く。

闘晴はそれに気付くとドライバーから取り出し通話を開始する。

 

[私だ。アイザックだ・・・突然だが、君の目の前にいる生物の事だが]

 

「え?この状況見えてるんですか?」

 

闘晴は辺りを見渡す。

 

[我が社の衛星で少しね。そんな事よりその生物『アプリィー』を回収してほしい]

 

「アプリィー?でも、回収って言っても。どうやれば?」

 

[そのアプリィーなら既に君に懐いてる筈だ。新しくアプリをインストールさせたから使ってくれ]

 

闘晴がアプリフォンAを耳から離すと、新しくアプリがインストールされた。

 

[【アプリホルダー】がインストールされました]

 

【アプリ:アプリホルダー】

【スキル:収納】

【ネーム:ホルダン】

【タイプ:ツール】

【レベル:スタンダード】

 

闘晴は画面に新しく現れたアプリをタップする。

 

HOLDER(ホルダー)

 

アプリが開かれるとアプリィーのシルエットが映される。

アプリィーは嬉しそうにアプリフォンAに入って行った。

 

[【ランランRUNNER'S】がインストールされました]

 

【アプリ:ランランRUNNER'S】

【スキル:走行】

【ネーム:ランランナー】

【タイプ:ライフ】

【レベル:スタンダード】

 

「お前『ランランナー』って言うのか。よろしくな」

 

[ラァン♪]

 

「ホルダンもよろしくな?」

 

闘晴のアプリフォンの画面に眼鏡をかけ、本を持ったアプリィーがいた。

 

[ホルゥ〜♪]

 

[さて。ここからは君からの質問を受け付けよう、だが本音を言えば直接会って話がしたい]

 

「奇遇ですね。俺もそうしたかったところです」

 

[助かるよ、生憎忙しい身でね。この後に会社まで来てくれ]

 

「分かりました・・・あっそうだ、二つお願いしたい事があるんですが」

 

[可能な範囲でなら応えよう]

 

「なら一つ。今から五人ほどそちらに同行させてもらいます。そして二つ目は・・・」

 

闘晴の二つ目の要求は風で掻き消されてしまう。

だが悠人にはハッキリと伝わっていた。

 

[了解した。手配しておこう] 

 

「ありがとうございます」

 

[では後程]

 

通話が切れると闘晴は愛の方に向かった。

 

「悪い愛。バスケ部の件だが・・・」

 

「OK!気にしないでいいよ!」

 

「ありがとな。他のみんなはそれぞれ自主練・・・は無理そうかな?」

 

「はい。確認したら学園が先程の騒ぎを警察に通報したそうです」

 

爆発などの騒ぎがあったのだ。

当然の結果であろう。

ランボーグが暴れ場所はプリキュアたちの力で元に戻ったが、闘晴とアプリマが戦った痕跡は未だに残っていた。

 

「なら今日はお開きだ。警察の事情聴取でこの事は一旦伏せといてくれ、これから責任者であろう人と話してくる」

 

闘晴の指示に全員が大きく返事をする。

 

「ソラたちも来てくれ。多分無関係じゃないことだしな」

 

「分かりました!」

 

そして一同は学園を後にした。

 

 

 

『アイザック・コーポレーション』

 

「わ〜おっきいですね!」

 

「もしかしてここ、結構な大企業?」

 

「この世界ではそうだな・・・すいません。悠人・アイザックさんに呼ばれて来ました大空闘晴です」

 

闘晴は入り口の警備員に話しかける。

 

「社長からもお話は伺っております。こちらへどうぞ」

 

そして闘晴たちは応接室へと案内された。

そして待つ事数分、扉が開かれると新人と悠人が入って来た。

 

「こちらから呼び出しておいてすまないね。急な会議が長引いてしまってね」

 

「いえ。こちらもアポを取っていたとは言え申し訳ありません」

 

「それでは。悠人のことは知っているだろうが、まずは自己紹介。私はアイザック・コーポレーション社長の新人・アイザック」

 

「改めて、悠人・アイザックだ」

 

「俺は大空闘晴です」

 

「そしてそちらの可愛らしいお嬢さんたちが、例のプリキュアと呼ばれる子たちだね?いやぁ私はその手の番組は見た事がないのだが、実物に会えるとは思っても・・・」

 

新人の言葉を悠人が咳払いで遮る。

 

「社長。それよりも・・・」

 

「あっあぁ、ハハッすまないね。年寄りになると話すのが好きになってしまってね」

 

年寄りって言う割には若くない・・・(ヒソヒソ)

 

うん。すごく若く見えるけど・・・(ヒソヒソ)

 

あげはとましろの言うように新人の見た目は40代くらいだ。

 

「さて。本題に入ろうか闘晴君、まずは君たちの聞きたいことだ」

 

「俺の聞きたいことは。『アプリマ、アプリィーについて』『敵が何者なのか』そして『俺の今後』についてです」

 

「分かった。一つずつ答えていこう。まずアプリマ・・・いや、先にアプリィーの事から話した方がいいかな?」

 

新人は悠人の方を見る。

 

「そうですね。ますばそこからにしましょう」

 

「うむ。君たちのスマホにはアプリがあるだろ?アプリィーとはそのアプリに宿る生命体だ。それらは全てこの私、新人・アイザックが作ったのだ」

 

「アプリ全てですか!?」

 

ツバサが驚きの声を上げる。

闘晴たちの世界でどれだけの数のアプリが存在するかは把握していないが、自分たちの世界でもかなりの数のアプリがあると理解していた。

その多さを比較しても、驚くには充分だろう。

 

「まあ全てと言っても、あくまで『アイザック・コーポレーションで作られたもので』と言う意味だけどね。そして社長が産み出した子たちを我々はアプリの妖精、アプリィーと名付けることにしたんだ」

 

「もしかして・・・」

 

闘晴は新人たちの言葉にある仮説が浮かんだ。

そしてアプリフォンAを取り出して、ランランナーを二人に見せる。

 

「俺はこのランランナーをアプリマから倒して回収しました。アプリに宿ってるなら電子的生命体。もしかしてアプリマはアプリィーが暴走した姿って事ですか?」

 

「流石だね。だが暴走と言うよりは・・・『改造』だね」

 

悠人がモニターを出すと、そこに三つのアプリが反映された。

 

「『ウイルスティール』『ハックジャック』『アイマインド』。それぞれ『感染』『改ざん』『洗脳』の能力を持った違法アプリだ。三つともアプリマを産み出している奴らが使用しているものだ」

 

「流れとしてはこうだ。まず・・・」

 

「ハックジャックでスマホに不正アクセスして入り込み、アイマインドの能力で作った特殊なデータをウイルスティールでアプリに感染させる。そんなところでしょう」

 

闘晴の発言に新人と悠人はもちろん。

ソラたちですら驚きの目を向けていた。

 

「いやはや驚いたな。ここまで飲み込みが早いとは・・・」

 

「この三つのアプリの能力、今回暴走したランランナー、そして側にいた被害者。そこから導き出さした答えです・・・」

 

「確かにあの子、ランニングウェアを着てたね」

 

「コイツのアプリはランニングサポートのアプリなんだ、当然彼女のスマホに入ってた筈だ」

 

[ラァ♪]

 

闘晴は喜ぶランランナーに微笑むとアプリフォンAをしまった。

 

「取り敢えずこれでアプリィーたちのことは分かりました。それと敵についてですが、大方検討はつきます・・・敵は『元アイザック・コーポレーションの関係者』、それもかなり高い地位にいた人間。違います?」

 

またも新人と悠人の驚きの目が向けられる。

 

「なっ、何故そう思うのかね・・・?」

 

「アプリィーがいるのはアイザック・コーポレーション(ここ)で作られたアプリだけ、当然その事を知ってるのも会社関係者、それもお偉いさんのみ」

 

「確かに、この世界にアプリィーの存在が知れ渡っていないと言うことはそれは隠された存在。それに社員みんなが知ってたら外に漏れてしまう恐れもあります」

 

「そっ。そしてアプリマが現れた今日までてこの会社で起きた事・・・」

 

闘晴はニュースサイトを開き、とある記事を見せる。

そこに書かれていたのは・・・。

 

[アイザック・コーポレーションで失踪事件!?]

[研究者2名が行方不明!!データを持ち出し逃亡か!?]

 

と言う記事だった。

 

「アプリマを産み出したのはこの研究者。そしてその一人は・・・『熱人(あつひと)・アイザック』」

 

「アイザックって・・・えぇ!?」

 

「あぁ。そうだ・・・熱人は私の息子で、悠人の兄だ」

 

「お兄さんが犯人ってことですか!?じゃあもう一人も・・・」

 

「それは分からない。熱人さんは優秀な研究者だったからかなり有名になったけど、もう一人は伏せられてるんだ」

 

「伏せるしか出来ないだ。何故ならそのもう一人の研究者は我が社では存在していない(・・・・・・・)事になっている」

 

新人の言葉にソラは顔を青ざめさせる。

 

「どっどう言う。まさか幽霊ですかぁ!?」

 

「落ち着いてソラちゃん。多分ハッキングでデータを改ざんしたんじゃないかな?えっと、ハックジャックだっけ?それを作ったのがもしその熱人さんならさ、その可能性あるよね?」

 

「だろうね、他の社員も知らなかったのなら外部から潜り込んでた可能性があるな。唆されたか、それとも悪意に目覚めて仲間を募ったか・・・いずれにしてもだな」

 

悠人の闘晴を見る目が変わった。

 

「素晴らしい・・・その見事な推察力。1号が認めただけのことはある」

 

「1号?」

 

「君が変身したアプリのアプリィーだ。アプリホルダーに登録されている筈だ」

 

闘晴はアプリホルダーを確認する。

 

【アプリ:バトルファイトレイジング】

【スキル:戦闘】

【ネーム:ファイタン】

【タイプ:ゲーム】

【レベル:スタンダード】

 

そこにはチャイナドレスの服を着た格闘家の様なアプリィーがいた。

 

「バトフレの、アプリィー・・・?」

 

[ファイ!]

 

「君はかなりのトップランカーみたいだね?キャラの編成も育成方法もしっかりしている。だから1号・・・ファイタンも君を選んだのだろう」

 

ファイタンは画面越しに拳を突き出す。

闘晴はファイタンの意図を察して指を拳につける。

 

「これからよろしくな。ファイタン」

 

[ファイ!]




一旦ここで区切ります!
次回から二部構成で頑張って行きたいこの頃・・・

誤字脱字の報告や感想などなどお待ちしております!
次回から頑張って次回予告的なものつけます

一話の長さについて

  • 長くても良いから区切らないで
  • 区切っても良いから短くして
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