引っ越して環境変わったこともあり寝込んでしまいました。
活動報告でアンケート実施中です。
爆発が起きる少し前。
「アプリアのやつ。今度会ったらただじゃおかないのヨン!」
公園のベンチでローブを羽織ったカマヨンがハンバーガーなどを貪っていた。
その姿を見るに、闘晴に負かされたのが相当悔しかったのであろう。
「それにあのイカれ科学者が!『負けたのはお前の采配ミスだろ』とかふざけてるのヨン!」
「
するとカマヨンの背後に同じローブを羽織った存在が現れた。
声からして男であろう。
「あら!アンタもこっちに来れたのヨン!」
「今し方ですがね。ですが残念ながらまだこっちで動くなと
「あら〜おたくのボスは随分と控えめなのヨン」
「まだ気が熟してないとのことで、それまで手持ち無沙汰なので姐さんの補佐をさせていただきたく」
「そう言うことなら構わないのヨン!」
するとカマヨンの持っている通信機が鳴り出す。
「ゲッ、奴からなのヨン・・・」
「例のイカれ科学者って奴ですかい?この世界にもそんな奴がいたとは・・・」
カマヨンは嫌々な表情で通信を繋ぐ。
「シモシモ、一体何の用なのヨン」
『今お前の近くに手頃のアプリィーを見つけた。既にヴァイラをインストールさせてある』
「ハァ?アチシに手伝えっての?アンタが勝手にやりなさい!アチシはボスの指示がない限り動かないのヨン!勝手に動いて怒られるのもごめんヨン!」
『それなら俺にそう命令されたと言えばいい。一応俺はこっちでの作戦を一任されているんだからな』
「・・・フン!分かったのヨン!ただしもし今回やられてもそれはアンタの所為ヨン!」
『構わない。ではすぐに向かってくれ』
男がそう言うと通信が切れる。
「は〜、確かにいけ好かんやつですな」
「アンタもそう思うでしょ!たかが人間が偉そうなのヨン!」
「手伝ってあげたいっすけど、ちょうど頭に呼ばれてるんで、この辺で一旦失礼しやすぜ?」
「分かったのヨン。アンタも早くこっちで動けると良いわね」
そう言ってカマヨンはその場を後にする。
「は〜姐さんも大変だぁ。さてと、俺も行くとしますかね〜」
謎の男も黒い空間を生み出してその場を後にした。
ここはとある飲食店。
「すっご〜い何これ!」
制服を着崩した、所謂ギャルに分類されるであろう少女の目の前に虹の色と同じ色のパンケーキが置かれていた。
「それじゃ!今からこれを制限時間があるみたいなので食べていきま〜す!あっ!もちろん撮影許可取ってるからね〜」
彼女は目の前に立てられたスマホに向かって話す。
彼女は所謂動画配信者と言う奴だ。
そんな様子を見ているアプリィーがいる。
[ラ〜イ]
パンケーキを食べる彼女の姿を応援するように声をかける。
だがそんなアプリィーにランランナーを包んだものと同じオーラが迫る。
[ラッ!?ラー!!!]
またしてもアプリィーがオーラ包まれてしまう。
[ラァァァイィ!!!]
オーラに包まれたアプリィーはスマホから飛び出し、『ストリーマアプリマ』へと変わってしまった。
そしてアプリマが出現したことにより店内はパニックになる。
アプリマがフィルムのようなものを鞭のように操り店内を破壊する。
その時ガスの元栓が破壊されて、コンロの火に着火してしまい爆発が起きる。
幸いにも店内にいた人たちはすぐに避難したので犠牲者はいなかった。
「ちょっと!なに勝手に暴れてるのヨン!?」
そこにカマヨンが合流した。
すると同時に闘晴たちも到着した。
「カマヨン!」
「むむっ!来たわねアプリア!昨日の雪辱晴らしたくれるのヨン!」
「みんないくぞ!」
「「「「「はい!」」」」」
「「「「「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ・・・」」」」」
「スカイ!」
「プリズム!」
「ウィング!」
「バタフライ!」
「マジェスティ!」
「「きらめきポップ!」」
「「さわやかステップ!」」
「はればれジャンプ!」
「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」
「レディ・・・」
「「「「「GO!ひろがるスカイプリキュア!」」」」」
[APP ON]
[BATTLE]
[Now loading… Now loading…]
「変身!」
[APP THE CHANGE]
[アプリタップだ!バトリファイター!]
[APPLIA INSTALL]
闘晴たちは変身を完了させる。
「バトルで勝利・・・掴み取る!」
アプリアの掛け声を皮切りに一斉に戦闘に入る。
カマヨンもランボーグを出して応戦する。
「折角だ、『
アプリアは先日悠人たちとの会話であることを聞いていた。
『そうだ闘晴くん。今後君が集めるアプリィーたちだが、彼らは君に力を貸してくれる』
『え?それってどう言う・・・』
『変身中にアプリフォンAのスイッチャーを2回連続で押してみたまえ』
「2回連続っと」
アプリアは教えられた通りにアプリフォンAの電源ボタン、『アプリスイッチャー』を2回押す。
[APP
アプリアはアプリフォンAをベルトから外す。
「行くぞランランナー!」
[ラァン!]
そして画面のランランナーのアプリをタップする。
[
そしてもう一度ベルトに装填してアプリスイッチャーを押す。
[CROSS APPLIA]
するとアプリアの右肩の『アイコンショルダ』にランランナーのアプリのアイコンが映し出されていた。
アプリアは強化形態『アプリア クロスランナー』となった。
「オーズの『アレ』、やってみるか!」
アプリアはそのままアプリマに向かって走り出す。
「ハッ!」
するとアプリマの足を台にして飛び上がる。
そして空中で一回転してアプリマの顔を掴む。
「ハァアアア!!!」
そしてそのままアプリマの腹部に強烈な連続キックを喰らわせる。
「アプリアすごいです!」
「グギギ・・・」
そして首謀者である謎の男もその様子を見ていた。
「状況が良くないな・・・ん?」
男は映像の一点を見る。
そこには事態の様子を見に来た果林の姿とピンのマークのアプリが映っていた。
「一日で二体も見つけられるとは、実に幸運!」
男はすぐにキーボードを叩く。
二体目のアプリマを生み出す、その一歩手前で男の使うシステムに警告が出る。
どうやらハッキングが失敗したのだ。
「何んだと!?」
『ようやく尻尾を掴めたよ。兄さん』
するとその目の前に小さな悠人のホログラムが現れた。
「っ・・・お前の仕業か悠人!一体何をした!」
やはり彼は悠人の兄。
熱人・アイザックであった。
『彼女はアプリアの友人だからね。彼と交友のある者には危害がないよう、端末はこちらからプロテクトを掛けさせてある』
「チッ・・・」
闘晴がアイザック・コーポレーションを訪れたあの日。
彼はあの後同好会のメンバー全員に、悠人が作ったハッキング対策のプログラムのソフトの読み込させていたのだ。
『兄さん。何故こんなことを・・・』
「アプリィーは可能性の塊だ!アプリマに変化させれば大きな軍事力としてこの世界を支配することだって可能だ!」
『父さんはそんな事のためにアプリィーを産み出したわけじゃ・・・』
「あぁそうさ!親父もお前もこの価値に気付いてないんだ。だったら天才のこの俺が活用してやるしかないだろ」
『それでどれだけ無関係の人間が巻き込まれると思うんだ!』
「大義に犠牲はつき物。とは言わないが、軍事に扱われる事になればどの道多くの被害がでる。だからそれが早まるだけだ、何の問題ない」
『それでよく天才と言えた者だ。『母さん』が聞いたら・・・』
「っ・・・お袋の名前を口にすんなぁ!!!」
熱人は何かのボタンを力強く押す。
すると部屋のパソコンの電源が次々と落ちて行く。
『っ!兄s・・・』
全ての電源が消えると辺りは暗くなる。
熱人の荒々しい息遣いだけが部屋に響く。
「覚悟しろよ悠人。完全に頭に来たぞ・・・」
熱人はその怒りのあまり戦況を忘れていた。
「ひ〜ろ〜が〜る!スカイパンチ!」
「スミキッタ・・・」
スカイの必殺技が炸裂し、ランボーグは浄化される
「やりました!」
「ゲゲッ!?」
[APP BURST]
アプリアはアプリマの向かって飛びかかると右足で横向きに蹴りを入れる。
そして着地の瞬間にまた再度飛びかり踏み込んだ左足で蹴り、それを繰り返し無数の蹴りを入れる。
「『ランダッシュスパイク』!」
アプリマはその猛ラッシュに耐えられず爆破すると、暴走前のアプリィーが姿を見せる。
[【グッド・ア・ライブ】がインストールされました]
【アプリ:グッド・ア・ライブ】
【スキル:配信】
【ネーム:ライブイ】
【タイプ:ツール】
【レベル:スタンダード】
「ライブイか!よろしくな!」
[ラ〜イ♪]
「アプリア!」
スカイが嬉しそうにアプリアに近寄り、片手を広げてアプリアに見せる。
それが何を意味するのかアプリアは察する。
「バッチリ勝利!」
アプリアはスカイとハイタッチする。
「「「「「「ヴィクトリー!」」」」」」
「まっ、またしてもぉー!!!」
カマヨンも怒りで体を震わせている。
「どうする?まだやるか?」
「チッ!今日のところはこれくらいにしてやるのヨン!カマヨンヨン!」
カマヨンは消え去った。
その事を確認したアプリア達は変身を解く。
「直に警察も来る。急いで離れよう」
闘晴たちはその場を後にする。
そしてその時に果林を見つける。
「って果林先輩!?なんでここに!」
「騒がしいから来てみたの。それで?さっきのが説明してくれる件で合ってるのかしら?」
「えぇ。一先ずここから離れましょう、警察に捕まると厄介です」
途中でせつ菜とも合流して少し離れた路地裏に入る。
そこで闘晴は昨日学園で起こったこと、ソラたちが何者なのかを果林に全て話した。
「なるほどね。寮に帰ったら警察が居たのはそう言う事だったのね」
「警察にはなんと?」
「事情が分からないんだもの。『知らない』の一言で済ませたわ」
「ですよね」
すると闘晴のアプリフォンに着信が入る。
「あら?闘晴くんスマホ変えたの?」
「これは変身に使ってるやつです。スマホはちゃんと前のやつも持ってます」
「そう言うこと・・・あっ出ていいわよ?」
「ありがとうございます・・・はい闘晴です」
『すまない闘晴くん。先程君の友人の携帯が兄さんにハッキングされそうになったんだ』
「と言う事はプロテクトが聞いたんですね。良かった・・・え?て事は・・・」
『彼女のスマホにアプリィーがいると言う事だ』
「ええ!?」
「どうしたんですか闘晴さん!?」
「先輩のスマホにアプリィーがいるって・・・」
ソラ達が驚きの声を上げる。
「アプリィー?何かしらそれ」
「そう言えば。私もまだ詳しくは知らないですね」
「じゃあ説明も兼ねて・・・果林先輩、スマホ見せてもらっても?」
「えぇ」
果林は自分のスマホの画面を開き闘晴に渡す。
「あっ早速入れてるんですねこれ」
「とっ闘晴くんが入れろって言ったんじゃない!」
「そうでしたね。他にアイザック製がない・・・ならこいつだな」
[ファイ!]
闘晴が果林のスマホでそのアプリを開く。
するとアプリファンAからファイタンが出てくる。
それに釣られて果林のスマホからピンの形をした片眼鏡をして地図を持ち、コンパスを首に下げたアプリィーが現れた。
[ナビビ〜]
「この子がアプリィー?」
「はい、アイザック製のアプリにのみ存在するアプリの妖精です」
果林のスマホから出てきたアプリィーはファイタンと楽しそうに闘晴たちの周りを飛んでいる。
「よく見ると可愛いですね!」
「これがさっき暴れてた子だったって言うのも、信じられないわね」
「暴れてたのは別のやつですけどね。とりあえず回収するか・・・」
アプリフォンAを翳す。
ファイタンが説得してくれたのかすんなり入ってくれた。
[【ナビットケーション】がインストールされました]
【アプリ:ナビットケーション】
【スキル:マップ】
【ネーム:ナビィ】
【タイプ:ナビ】
【レベル:スタンダード】
「それにしても、さっきインストールしたばかりなのにいきなりアプリィーに気に入られるなんてね〜」
「えっそんな凄いことなの?」
「そうだよね」
悠人の話を聞く限り、未だあちこちにいるアプリィーは気に入った人間の端末に居ることが多い。
つまり端末にアプリィーがいると言うことは、彼らに気に入られだと言うことに他ならない。
「えぇ、ランランナーが陸上部の子に、このライブイは恐らく配信者かな?と言うように、アプリィーそれに打ち込んでいる人が多いです」
「なら何故果林さんに・・・」
「いや。むしろ納得しかないよ」
「どう言うことですか闘晴さん?」
頭に疑問符を浮かべるソラに闘晴は優しく教える。
「ナビィはナビアプリのアプリィー。この手のアプリは使う人間を『目的地に導く』為のもの、道が分かってるのに使う人は滅多にいない」
「確かに!」
「だったらそのアプリの化身でもあるナビィが、方向音痴を放っておくはずもない。つまり・・・『目的地に行きたい』果林先輩と、『目的地まで導きたい』ナビィの利害が一致したってことだよ」
「なるほど〜!」
[ナ〜ビィ♪]
どうやら正解のようである。
そしてその言葉に顔を真っ赤にして震える果林。
「あれ。そう言えば果林先輩って騒ぎを聞きつけてここに来たんですよね?戻らなくて良いんですか?」
「えっえぇ。仕事のことなら平気よ、さっきの騒ぎで中止になったみたいだから」
「そうでしたか」
「では、気を取り直してご飯に行きましょう!カレーが食べたいです!」
「あの騒ぎの後にやってるか怪しいけどな」
「私も行って良いかしら?仕事も無くなって暇になってしまったから」
「じゃあみんなで行きましょう!」
一同は昼食を取るために目的地を目指す。
そして運良く営業しているカレー屋があったため、そこで昼食を取ることにした。
「ところで。他のメンバーはこの子達のことを知ってるの?」
「一部知らないメンバーもいますね」
「そう言えば。他の人にもちゃんと挨拶もしてなかったですね」
「明日は月曜で全員揃うから、その時に話す機会を作るよ。と言うわけでせつ菜」
「入校許可証五人分ですね。申請しておきます!」
「頼んだ」
闘晴たちはそのまま店を出て解散する。
「闘晴さん!今日はありがとうございました!お陰で良い勉強になりました!」
「もし良かったら家にDVD置いてるけど貸そうか?」
「いいんですか!?是非!」
闘晴とソラの会話を微笑ましく見ているあげは。
「いや〜でもまさかソラちゃんがね〜」
「う〜ん。でもまだソラちゃん気付いてなさそうだけど・・・」
「まぁそこはゆっくりで良いんじゃない?」
「それが、そうも行かなそうで・・・今日お家にお邪魔させてもらった人なんだけど、闘晴さん実はその人にも好かれてるみたいで・・・」
「何それ詳しく」
「お二人はさっきからなんの話してるんでしょうね?」
「えるぅ?」
ましろとあげはの会話に首を傾げるツバサとエルちゃんであった。
そして家に到着した一同は、ソラは闘晴の家にDVDを見に来ていた。
「よく考えたら、家にプレイヤー無いから貸せなかったわな」
「でも!闘晴さんの家で見れるので大丈夫です!(それに闘晴さんと一緒に居れるのが何故か凄く嬉しいです)」
あげはがソラの心の声が聞こえていたら、「ここまで鈍いのか・・・」と頭を抱えてしまう程の鈍感さのようだ。
「スバル起きてるか?昼飯にカレー買ってきたぞ〜」
「カレー!」
リビングに入るとソファで寝転んでいたスバルが飛び起きてきた。
「もう腹減って死にそうだったぜ・・・ってソラじゃんどったん?」
「闘晴さんに仮面ライダーのDVDを見させてもらう事になったので来ました!」
「あーそう言うことね!じゃあスバルも一緒に見て良い?」
「俺は別に構わないぞ」
「私も構いません!」
それから三人は仮面ライダーを鑑賞した後、夜も遅かったこともあり一旦解散した。
「では闘晴さん。また明日に!」
「明日は15時くらいにうちの学校に来てくれ。分からなかったらナビィが案内してくれる」
[ナビ〜!]
「はい!」
ソラは元気に返事すると自分の家に入って行った。
闘晴もそれを見送ると家の中に戻った。
その頃、アイザック・コーポレーション。
「悠人。もう夜も遅い、今日は帰ろう」
ほとんどの社員も帰り、新人も帰るよう促すが、悠人はまだ作業に打ち込んでいた。
「そうはいかない。今日のことで兄さんを怒らせた、きっと今以上に戦いも激しくなってくる」
「そうかもしれんが・・・」
「今のままでは闘晴くんへの負担が大きいままだ、ならせめてそれを軽減させる手を打たないと・・・」
その姿を見て新人は溜息を吐く。
が、すぐに笑みが浮かぶ。
「この歳でこれ以上の労働はキツいんだがな・・・」
「社長・・・気にせず社長だけでも・・・」
「バカ言え。元々は私の不注意が原因だ、それを息子だけに押し付けられないさ」
「・・・倒れても知りませんよ」
悠人はそう言うと作業に戻る。
新人もそれを手伝う。
そのパソコンにはこう書かれていた。
[RIDER SYSTEM Ⅱ]
[name:APPLIB]
次回!異世界英雄譚〜世界を超えたキズナ〜
「ここが異世界?」
「今日は新しいことやって見ようと思う」
「お前の望みを言え・・・」
「君、仮面ライダーでしょ?」
「俺たちの出番のようだな!」
「「「「「変身!」」」」」
【次回】『すげぇやつ登場!俺参上!』
一話の長さについて
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長くても良いから区切らないで
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区切っても良いから短くして