ウマ娘×スーパー戦士   作:zone

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ナリタタイシンとメガレッド

ナリタタイシンとメガレッド

 

『フルコンボだ⚪︎ン!』

「よし」

ゲームセンターで太鼓型リズムゲームをプレイするウマ娘がいた。

彼女はナリタタイシン、皐月賞を勝利で飾ったG1ウマ娘である。

彼女は休日にゲームセンターへと遊びに来ていた。

普段は家庭用ゲーム機で遊んでいるが、たまにはアーケードの筐体でプレイしたくなるものである。

リズムゲームなら尚更だ。

 

「さてと、それじゃ次は」

「おいおい!誰も俺とやろうって奴はいねぇのか?ここのゲーセンは腰抜けばっかりか!?」

「何?」

色々なゲームの音でうるさいゲームセンターの中で、ひときわ騒がしい声が聞こえてきた。

何事かと思い見てみれば、サングラスをかけた男が騒いでいた。

 

「誰もやらねえってんならさっさと帰んな!ここは戦うことすらしねえ腰抜けの来るとこじゃねぇんだよ!」

「べ、別に誰だって遊びに来てもいいじゃないか!」

「なら俺と勝負しな、そのかわり負けたら二度とここには来るんじゃねえぞ!」

「うぅ、、」

「「た、たかしくん、、」」

よく見れば、たまにゲームセンターで会う子どもたちが因縁をつけられているではないか。

大人の男にすごまれて萎縮してしまう子どもたち。

これには黙って見ていられず、つい声をかけてしまう。

 

「アンタさ、子ども相手にイキって恥ずかしくないわけ?」

「あぁ?」

「「「タイシンねえちゃん!」」」

「こんな子どもに威張りちらすとか、ダサすぎない?」

「なんだと!こいつらが勝負もしねえ癖にちまちまプレイしてんのが悪いんだろ!」

「別に誰がどうプレイしようが勝手でしょ、楽しく遊んで何が悪いの?うるさいしさっさと帰りなよ。」

「生意気なガキが!だったらお前が勝負するか?お前が勝ったら帰ってやるよ!だがお前が負けたら二度とここにはくるんじゃねぇぞ!」

「だから誰もアンタとなんかやらないって、行くよみんな」

相手にするだけ無駄と判断し、子どもたちとその場を離れようとしたタイシン。

そんなタイシンに男から禁句が放たれる。

 

「逃げんのかチビ!」

「あぁ?」

「「「ね、ねえちゃん?」」」

「負けんのが怖くて逃げ出すチビは、とっととその尻尾まいて逃げちまえよ!この腰抜けチビの逃げウマ娘!」

「別に怖くないし、それに私逃げウマ娘じゃなくて追い込みだし、いいじゃんやってやろうじゃん!」

「「「タイシンねえちゃん、、、」」」

チビに腰抜けとタイシンの逆鱗に触れるワードの数々に、つい勝負を承諾してしまうタイシン。

本来彼女は負けず嫌い、ここまで言われて黙っていられるほどおとなしくない。

 

「いい度胸だ!対戦すんのはこれ、メガレンジャーだ!」

「メガレンジャー、格ゲーか、、、」

「怖気付いたのか?」

「は?別になんでもいいし」

男が指定してきたのは、対戦格闘ゲームメガレンジャー、所謂格ゲーである。

このメガレンジャーというゲーム、実はかなり昔にほんの一時期だけ稼働していたゲームである。

当時かなりの人気ゲームだったのだが、突然稼働停止となってしまったのである。

いまでも珍しい立体映像による格闘ゲームの終了に多くのファンは落胆したものだ。

そんなメガレンジャー、つい最近になって突然復活したのである。

往年のファンはもちろん、当時の筐体そのままにも関わらずレトロ感を感じさせない立体映像での格ゲーは、新たなファンも数多く生み出している。

 

「タイシンねえちゃん、ほんとに大丈夫?」

「心配すんなって、黙って見てな。」

そうは言うものの、正直格ゲーはあまり得意ではないタイシン。

自分で指定するってことは、相手はかなり自信があるのだろう。

 

「ほらさっさとしな、それとも戦わずして負けを認めるか?」

「だ、誰がそんなことするか!」

「よし、それじゃあ席につきな!」

「いま行くかr」

「ちょっと、待ったーー!!」

「「?!」」

ゲームの席につこうとしたその時、突然大声をあげ割って入ってくる男が現れた。

 

「あ?なんだよおっさん?邪魔しようってのか!」

「その勝負俺が買ったぜ!」

「はぁ?!」

なんとこの男、いきなり出てきたかと思えば自分が戦うといいだすではないか。

 

「何アンタいきなり、関係ないでしょアンタには!」

「悪いけど、子どもがこんな勝負させられて黙って見ちゃいられないんだよ。大人として、教師としてな!」

「教師?」

「俺は別にかまわねぇぜ、だがお前が負けたら、お前もこいつらも全員二度とここには来るんじゃねぇぞ。」

「望むところだ!」

「ちょっと!?」

あれよあれよと2人の勝負が決まってしまい、ゲームが開始される。

 

『MEGARANGER MEGABLACK vs MEGARED』

 

「よし、いくぞ」

メガレンジャーは、レッド・ブラック・ブルー・イエロー・ピンクの五色の戦士達がおり、その内の1人を選択して戦う。

なんでも隠しキャラとしてシルバーが存在するという都市伝説もあるとか。

サングラス男はブラック、乱入してきた男はレッドを選択したようだ。

 

『ガキン! バン! ビシ!バシ!』

ガチャガチャガチャガチャ

「すごいや、、、」

「・・・へぇ」

両者ともに互角の勝負を展開する。

普段格ゲーはあまりプレイしないタイシンも、繰り広げられる戦いのレベルの高さに目を惹かれる。

 

「やるじゃねぇか」

「お前もな、一気に決めてやるぜ!ドリルセイバー!」

『DRILL SABER』

「すっげぇ、裏技だ!」

メガレッドが専用武器のドリルセイバーを使用。

本来説明のない裏技の使用にまわりは驚く。

 

『MEGARED WIN!』

どうやら乱入男の勝利のようだ。

 

「くそ、覚えてやがれ!」

「もう子どもに絡んだりするなよー!」

「、、、だっさ」

「おじさんすげー!!」

典型的な捨て台詞をはきゲーセンを後にするサングラス男。

見事なプレイングで勝利した男に子どもたちは大興奮のようだ。

 

「ありがとうおじさん!めっちゃすごかった!」

「まあな、こちとら年季が違うからな。」

「年季ねぇ、、、」

昔稼働していた頃からの古参のプレイヤーなのだろうか、たしかに凄いプレイングだったとタイシンも思う。

素直に認めるのはちょっとむかつくけど。

 

「お嬢ちゃんも大丈夫か、あんまりあんな感じの奴の挑発に乗るもんじゃねぇぞ?」

「、、、別に、アンタがやんなくったって勝ててたし」

「素直じゃねぇなあ、あんま強がってると将来痛い目みるぞ。」

「大きなお世話だし、アタシもう行くから。」

「おう!気をつけてな!」

「「「タイシンねえちゃんまたねー!」」」

変な奴に絡まれて、そこからさらに変な乱入男まで現れて、なんだか疲れてしまったタイシン。

今日はもう帰ることにしたようだ。

せっかくの休日に余計なトラブルが起きて気分がいいものではない。

そんなタイシンの頭に浮かぶのは先程の対戦の様子。

かなりのハイレベルの戦いに正直感動さえ覚えていた。

 

「あぁ、もう! 帰ってひとっ走りしよう!」

だが素直に受け止めることのできない負けず嫌いでいじっぱりのタイシン。

ムカつく気持ちを晴らすため、走って解消しようとトレセン学園へと帰っていったのであった。

 

 

 

「ねえねえ今日からだよね、新しく臨時の先生がくるの。」

「そうそう!どんな人かなぁ!」

「イケメンだったらいいんだけどなー」

「それは夢見過ぎだって」

「、、、あほくさ」

ゲームセンターでの一件から数日後、今日はタイシンのクラスに新しい先生が臨時講師としてやってくるのだ。

担任の教師が急病で入院することとなり、その間の臨時講師として他校から派遣されてくるらしい。

どんな人が来るのかと盛り上がるクラスメイトを横目に冷めた様子のタイシン。

そこへ教室の扉が開いて、例の臨時講師が入ってきた。

その姿を見て、タイシンは驚いた。

 

「みんな初めまして!入院された田中先生に代わって、しばらくみんなの担任になる伊達健太だ!

短い間だけどみんなよろしく頼む!」

「、、、マジ?」

臨時講師としてやってきたのは、なんとあの時乱入してきた男ではないか。

そういえば教師がどうとか言っていたような気もする。

だからってこんな偶然があるのかと、タイシンは驚いた。

 

「ねぇ?」

「ん?おぉ!あの時のお嬢ちゃんじゃねえか!えーっとたしか、、」

「ナリタタイシン、自分が担任のクラスの生徒くらい、覚えてなさいよ。」

「そうそうタイシンだ!いやー、でも驚いたぜ、まさかこんなとこでまた会うとはな!」

「こっちのセリフだっての、、」

「皐月賞で一着、その他のレースでも好成績を上げてるんだってな!」

「なんでそんなことまで?」

「自分のクラスの生徒の事くらい知っておかないとな!」

「いま名前すらわかんなかった奴がよく言うよ」

「短い間だけどよろしくなタイシン!」

「、、、うっとうしいっての、、」

昼休み、乱入男改め健太へと話しかけるタイシン。

自分と会ったことや戦績のことは覚えていたにも関わらず、名前が出てこない健太に呆れる。

先が思いやられると思うタイシンと健太の教師と生徒としての生活が始まった。

 

キーンコーンカーンコーン!

「お?今日はここまでだな。残りの問題は宿題にすらからちゃんとやってこいよー」

「「「え〜、、」」」

「えーじゃないの、はい号令」

「きりーつ、れーい」

「「「ありがとうございましたー」」」

「はいありがとうございました」

本日の授業も終了である。

健太がトレセン学園に来て早くも1週間が経過した。

こう言ってはなんだが、意外と健太の授業は評判がいい。

わかりやすく、時折ジョークも交えての授業は生徒の中でもいい評価を得ている。

 

「あ、タイシン、ちょっといいか?」

「、、、何?」

「いや、最近ちょっと元気なさそうだったからさ」

「は?別にそんなことないし、アンタには関係ないじゃん」

「先生として心配でな、お前のトレーナーからも最近調子が悪そうだって聞いてよ」

「はぁ!?何勝手な事してんの!」

自分に話しかけてきたかと思えば、元気がなさそうなどと、タイシンにとっては大きなお世話だ。

さらには自分のトレーナーにまで話を聞いたというではないか。

 

「トレーナーにまで聞きにいくとかマジありえない!余計な事してんじゃないよ!」

「お、俺はただお前の事が心配で!?」

「それが余計なお世話だっていってんの!教師が、それもただの臨時講師がレースのことまで首突っ込んでくるな!」

「そんなつもりは!」

「とにかく!もう放っておいて!」

「あ!おいタイシン!」

過干渉につい声を荒げてしまうタイシン。

たしかに、最近思うようにタイムがのびず、スランプに陥っていた。

それでイラついて、気分が落ち気味であったのも確かだ。

だが必要以上の行動に怒りがわいて、ついあんな事を言ってしまった。

 

「あぁ!もう!!」

タイシンは自分の抱くこのイラつきが、

健太への怒りによるものなのか、

それともあんな事をしてしまった自身への自己嫌悪なのか、

それは彼女にもわからなかった。

 

 

「さて、どうしたもんか、、」

週末の日曜日、タイシンは街へと繰り出していた。

というのも、タイシンのトレーナーから強制的に休みを取らされたのだ。

スランプ気味のタイシンに、たまにはリフレッシュと休息が必要だと練習を禁じられたのだ。

そこで彼女は一人で街へと遊びに来ていた。

部屋にいたら、世話好きのルームメイトに、どんなお世話をされるか分ったもんじゃないから、、、

 

「急に休みにされても、ゲーセン、、、ないないない!」

ついあのおせっかい教師の事が頭に浮かび、ゲームセンターへ行くのは無しとした。

とりあえずぶらつこうかと歩みを進めるタイシン。

 

そんな彼女の前に、奴らは現れた。

 

「「「「「きゃあああああ?!」」」」」

「な、何?!」

突然響き渡る多くの悲鳴、タイシンは悲鳴の元へ駆けつける。

そこでとんでもないものを目撃する。

 

「「「「「クネクネー!」」」」」

「な、なんなのコイツら、、」

そこでは、紫のバケモノたちが人々を襲っているではないか。

あまりに現実離れした光景に固まってしまう。

 

「なんかの撮影、、なわけないよね、、ん?あ、あいつら?!」

「「「た、たすけて、、」」」

「クネクネー!」

いつもゲームセンターで会う子ども達がバケモノに狙われている。

タイシンは思わず駆け出し、バケモノへと向かっていく。

 

「クネー!」

「「「うわー!」」」

「フン!」バキ!

「クネ!?」バタン!

「アンタ達大丈夫!?」

「タイシンねえちゃん!」

子ども達へ襲いかかるバケモノに、タイシンのキックが炸裂した。

普段自分のトレーナーに行っているキック、それを手加減抜きの全力でおみまいしてやった。

ウマ娘の強靭な脚力による全力のキックに、バケモノといえど吹っ飛ぶ。

 

「フン!(バキ!) 早く逃げな!」

「ねえちゃんもはやく!」

「ソラ!(ズドン!) いいから行きな!」

次々と迫るバケモノをキックで押し返すタイシン、その間に子ども達を逃す。

しかし彼女自身は敵の多さに囲まれてしまった。

 

「「「「「クネクネー!」」」」」

「数多すぎるし、、タフ過ぎるでしょ、、、」

「クネー!」

「くっ!?」

 

「おりゃー!」バシン!

 

「クネ?!」バタン!

「、、、え?」

「まったく、世話の焼ける生徒だぜ。」

「あ、アンタ!?」

タイシンに迫るバケモノにパンチをはなち、助けてくれたのは臨時講師の健太であった。

 

「また子ども達を守って、それでまた自分がピンチになってたら意味ねえだろ。」

「う、うっさい、、」

「ここからは大人の仕事だ、後は任せときな。」

「は?あんた何言って」

健太の言っている事がわからないタイシン、

さらに彼女の理解を超えるような事が起こった。

 

「インストール!メガレンジャー!」

スリー、スリー、ファイブ チュインチュインチュイン!ファオーン!

 

「メガレッド!」

「電磁戦隊!メガレンジャー!」

 

健太が腕のブレスに何かを入力したかと思えば、なんと変身したのである。

それも変身したその姿は、

「え、、、メガレンジャー、、?あ、あんたいったい?!」

「メガレンジャーはゲームなんかじゃねぇ!侵略者達と戦う戦士達の名前だ!」

「、、、マジで?」

ゲームに登場するメガレッドへと変身した健太、しかもメガレンジャーはゲームではなく戦士の名前だという。

衝撃の事実に思わず、初めてメガレンジャーの秘密を知った健太と同じセリフをこぼすタイシンであった。

 

「最初から飛ばしていくぞ!ドリルセイバー!ハァッ!」キュイーン!

「クネー?!」

「フッ! ハッ! セリャ!」

「「「クネクネー?!」」」

「、、、すごい」

ゲームの動きさながらの戦いで、次々と敵を倒していくメガレッド。

残ったバケモノたちにメガレッドはトドメをさす。

 

「ドリルスナイパーカスタム! ハイパーメガニックバスター!」チュドーン!

「「「クネクネーー?!」」」ドカーン!

メガレッドは必殺技を放ち、残った敵を一掃した。

 

「こんなもんかな、久しぶりでも結構やれるもんだな。」

「ね、ねえ」

「ん?おぉ、ケガはないかタイシン?」

「な、ないけど、、それよりなんなのあいつら?それとアンタのそれも」

「あいつらはネジレジア、簡単に言うと異次元からの侵略者だな。

そんで俺はそいつらと戦う電磁戦隊メガレンジャーのメガレッドだ!」

「侵略者に本物のメガレンジャーって、、」

タイシンは現実離れした話に困惑する、しかし実際目の前で起こった以上全て本当なのだろう事は分かった。

 

「しかし、もうかなり昔に壊滅させたはずのあいつらが、なんでまた出てきたんだか」

「は?壊滅させた? ねえ、それってどういうこ」

「あ、悪いタイシン俺もう行くわ! 他にもあいつらが暴れてねえか見に行かねえと!」

ツー ファイブ ナイン Cyber Slider!

「ちょっと!話はまだ! きゃっ?!」

「また学校でな!気をつけて帰れよ! サイバースライダーゴー!」キィーン!

「ん! ちょ、ちょっと! あーもう!絶対全部吐かせてやる!」

話を遮って、健太が呼んだであろう浮遊するボードにのって、飛んでいってしまった健太。

まだ多くの謎を抱えたままのタイシンは、絶対にすべてを話させる事を誓った。

 

 

「そんで最後には、メガボイジャーでグランネジロスと宇宙に飛び出してな!」

「ふうん」

「ふうんて、お前が聞かせろって言ったんだろ?」

「自分の武勇伝まで話せとは言ってないし」

「ひでぇなーおい、、」

あの事件のあった翌日、また逃げられてはかなわないため、放課後になってから健太を捕まえ、疑問のすべてを健太へ問うた。

そこで語られたメガレンジャーとネジレジアとの戦い。

時折自分の武勇伝を交えて話す健太に、タイシンは冷たく返す。

 

「にしても、まさかあのゲームのメガレンジャーが、選抜テストを兼ねた訓練用シミュレーションマシンだったなんてね。」

「そんでちょー強かった俺がスカウトされたってわけだな!」

「ただゲームが上手かったってだけで選ばれるなんて、問題大有りじゃない、、結果こんなのが選ばれちゃうなんて、、」

「こんなのってのはひどくねえか!」

あの対戦格闘ゲームメガレンジャーも、メガレンジャー選抜のためのもので、その為ゲームセンターから姿を消したとのことだ。

そして彼と彼の仲間だった者たちで、今度は純粋なゲームとして、再び稼働させたとのことだ。

まぁそうなった背景に、このゲームのファンだった健太の意見が多分にあったというのはタイシンには隠し通した。

 

「その結果、まだ高校生だったアンタとその部活仲間で世界を守る戦いをすることになるって、やっぱり問題でしょ。」

「まぁ、成り行き上仕方なかったこともあったし、でも後悔はしてねえぜ!」

「そんなことしてたから、大学も浪人することになったんじゃないの?」

「それとこれとは関係ねえって!お前達だってレースと学業両立させてるだろ、それといっしょだって!」

「つまり悪いのはヒーロー活動じゃなくて、アンタの頭だったってわけだ。」

「そんなはっきりと言わなくてもよくねえ?!」

まさか自分の今の歳と変わらない頃に、世界の命運を託された戦いをしていたのには驚いた。

ただ素直にすごいと言うのは癪なため、つい憎まれ口を挟む。

 

「後は、今回なんであいつらがまた現れたのかは、I.N.E.Tって俺たちのパトロンが調査してる。

もしまたアイツらに出くわしても、戦ったりするなよ。」

「言われなくても2度とごめんだよ。」

「そりゃそうだ、そんじゃ練習頑張れよ!」

「あ、、ちょっと待って!」

「ん?まだ聞きたいことがあんのか?」

話が終わってその場を去ろうとした健太を、タイシンが呼び止める。

 

「、、、リガト、、」

「え?なんて?」

「、、、ありがとうっていってんの!! 助けてくれて助かった!! それじゃ!!」

「、、、どういたしまして! 練習頑張るんだぞー!」

「うっさいバーカ!!」

素直になれないタイシン、そんな彼女らしい感謝の言葉を受け取った健太。

教師と生徒の二人の関係は、もう少しだけ続く。

 

 

おまけ

『MEGARED WIN!』

「くうぅ、、」

「なあ、タイシン、もうそろそろ、、」

「もう一回!もう一回だけ!」

「そう言ってもう10回目じゃねぇか、、 負けず嫌いもほどほどにしろよ?」

「うっさい!とにかくもう一回!」

「、、、勝つまで終わらねえなこりゃ、、」

負けず嫌いタイシン、連敗記録は続く、、、

 




書く時間がとれない、、
毎日投稿とかしてる人って凄すぎるでしょ、、

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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