【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々 作:夢空
幼女ネキが中国へ向かった後わたしは一度山梨に戻ることにした。
……神主とわたしについて改めて相談したかったので。
呼び出してもらうよりこちらに来て直接話す方が他の誰かに聞かれることもないだろうから…
「やあ」
「…忙しいところごめんなさい」
「構わないよ…これからの事について相談があるって聞いたけれども」
「…ん……わたし自身知ったのは最近の事だから」
「…聞かせてもらえるかい」
…………
「…なるほど」
「…まだわからないことも多いけど……多分…ね」
……神主にあの日感じたことについて話した。
…まだそうと決まった訳では無いが…どこか避けられない事であるように感じていた。
「…それで、これからについてはどうするんだい」
「…どう…したいんだろうなって…まだ悩んでる」
…感じたことが確かなら…選んだ先はきっと…わたしにとって……
「………」
「…すぐに答えを出す必要はないんじゃないかな?」
「……そう…なのかな」
………わたしは……
…あの後答えが出せないまま一度よく考えるために私が生活していた小屋に向かった。
「……」
…まだ…答えは見つからない。
…けれど、知ってしまったからには目を背けてはいられないことだ。
「わたし…は」
…それほど長くいた訳では無かった気がするがそれでもわたしにとってそこでの経験はとても大切なものとなっていたのだろうか。
……心が痛む。
「……うぁ」
……涙が…
「…マスター」
…ラムダが私を抱きしめる。
「……どうして」
「……」
「……どうして…わたしは」
「…マスター」
「…知らなければ…まだ」
……いや、どのみちいつかはこうなっただろう。
「…う……あぁ」
…今のわたしはいまだ危険が無くなっている訳では無い…けれども。
…それを解決した時…わたしは……
「あぁ……ぁぁ」
……怖い…知らなければこんな思いはしなかったのだろうか……
…避けられない別れ…そのことを思うと恐怖を感じる。
……何に?
……わからない…わたしは…
……気が付けば一日が経過していたらしい。
…いまだ答えは見えない。
……けれど…まだ…
「……まえに…すすむ」
…きっと想像するよりもつらいことになるかもしれない。
それでも…立ち止まりうずくまっているよりかはきっと…
「……後悔の無いように」
「…マスター」
…いつかきっと…その時が来た時に…胸を張って…悪くなかったと言えるだろうか。
……あの日気づいたことは決していいものではなかったけれど。
…扉はあと二つ。
……その内一つはきっと…
…あぁ…わたしは…おそらくあの日…あの時に…
……終わっていたのだろう。
……もう一つの思いを…知るべきなのだろう。
それがきっと…『わたし』がこうしている理由なのだから。
「……イズナ」
……悲しむかな……その時が来たのなら。
………つらい……なぁ…
…わたしの初めての友達…
……幼女ネキは…生きる事への恩人…だろうか。
……他の人は…どうだろう?
……悪くはなく……けれどもなんと言えばいいのだろうか……わからない…な。
……これから…どうしたいのだろう……
ちょっとずつ終着点が見えて来た感じ