【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々 作:夢空
「…………」
あれから数日…いまだどうしたいのか答えは見えてこない。
わたしがそうであることについて知った時から求めているのは…いったいどんなものなのだろう。
「………」
知りたくなかったこと……けれど知らなければならなかったこと。
…わたしが成長せず変わらない本当の理由。
…MAGの吸収がよくない結果をもたらすのは変わらない。
…けれど『彼』が隠していたことがあった。
…レベルが上がらない事…その本当の理由。
……今のわたしがどうなっているのか。
あの日知ってしまったことはどう向き合えばいいのか私にはわからない。
…前世の事も今世の事も思い返してみても答えは見えてこない。
……こんな世界だ…何かほかに方法があるのではとも思った。
…結果は…残酷な答えしか出ない。
やつらの『計画』はある意味失敗で……ほんのかすかに成功していた。
……だからこそ…今のわたしがいる。
「……ん」
……わたしは……どうしたいんだろう…
「…マスター」
「…なに」
「お客様です」
「……だれ」
「それは」
「こんにちは!」
「…イズ…ナ」
…なんで…ここに……
「見ない間にずいぶんと変わったなセツナ」
「…幼女ネキまで」
……あぁ…そういえば定期健診があるって。
「向こうでの用事も済んだ後いつ戻ってくるのかイズナが気にしていたのでな」
「……そっか」
「……何があった」
「…セツナさん?」
「……そんなにひどい顔してる?」
「…最初に出会ったころに近いかもな」
「……そっか」
……そんなに弱ってるように見えてるのか…
「……幼女ネキ達が中国へ行く前にさ」
「…うむ」
「…わたし自身の事で思い出したことがあるんだ」
「……いいこと…ではなさそうか」
「………まあ…ね」
良い事だったらこんな事にはなって無いだろうし…
「…正直どういえばいいのか悩んでる」
「……」
「…過去の事を考えるとどう伝えればいいのかって」
「…そうか」
「……えっと」
「…ごめんイズナ…ちょっと色々とね」
「……よくわかりませんが…悩むよりも行動してみませんか!」
「……はい?」
「一人で悩んでいるとわからないことも誰かが教えてくれることだってあります!」
「……そんな経験があったと?」
「はい!……その後やらかしたことがあって怒られちゃいましたけど」
「……えっと…あんまり気にしない方がいい話これ?」
「あー…まあ…長くはなるかもな」
「……よくわからんが…気にしないでいいならそうする」
「そうか…それでどうする」
「……わたし…は」
……どうしよう…伝えるべきなのか悩んでる相手が来たことについて困惑してる。
……伝えて大丈夫なのだろうか……だってそれは…
「…セツナさん?」
「…伝えたら…どう思われるのかって悩んでる」
「…それほどの事だと」
「…うん…わたしたちが出会う前…わたしが保護される前の事」
「……」
「幼女ネキの過去について聞いたことを考えるとどう伝えたらいいんだろうって悩んでた」
「…だって何も伝えないのはどうなんだって思ってもじゃあ伝えたらどうなんだって」
「いっその事何も伝えないままの方がって……でも…そうしても幼女ネキの事だから黙って行動すれば殴り込みに来そうだなって」
「お前は私をどう思ってるんだ」
「…え?………自分の中にある基準で気に入らない奴ならどんな相手だろうとぶっ飛ばす人?」
「おい」
「いや…色んな事を聞いた話だと大体そんな感じでしょうが」
……実際初めて出会った時も身内の事でいろいろ言ってきた連中をぶっ飛ばしてたし。
「はあ…それでどうなんだ」
「……いいの?」
「聞かねば分からん」
「……あはは…そっか」
………そう…だよね…
「………もしさ」
「うむ」
「……わたしが―――」
「―――――もうながく無いって言ったらどう思う?」
色々設定を考えた結果大体こんな感じの終わりになりそうだなと…
自分の書きたいように書く…この物語の結末を考えたらこんな感じになってきました。
…ちょっと自分なりに納得できる形にすると短い感じで終わりそう