【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々   作:夢空

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終末後の話…
何となくやりたくなったので…


いつかの未来にて イベントの一時

 

カチャカチャと目の前にある箱の仕掛けをいじってる。

仕掛けをいじり終えたその瞬間、突如として銃声が聞こえた。

自分が撃たれたのだと気が付いた時には既に遅かった…

「…ごめんね」

消えゆく意識の中…最後にそう聞こえた気がする。

 

………そして。

 

 

 

 

 

 

「…いや待って!アレはひどくないかなぁ!」

「そういったアイテムだったからひどくはないと思うよ?」

「…え?まさか」

「さっきの場所にはトラップ仕込んでただけだよ?」

「……ハズレだったのか!」

退場者達のいるエリアにて先ほどわたしを撃った人物であろうキノネキ*1と話していた。

 

 

 

 

今はちょっとしたイベントがいくつか行われており、そのうちの一つである『宝探し』をしていたところだ。

内容としては、景品が入っているアタリの箱と妨害や身を守るためのアイテムなどが入ってる箱…そして初めからあるのとアイテムによって作られたトラップ付きの箱の三種類がある中で複数人がアタリの箱をめぐって争う感じとなっている。

…ちなみに先ほどわたしがいじっていた箱の中身はアタリだった…その後でトラップを仕掛けていたのだが。

仕掛け終えたところをキノネキに撃たれてリタイアとなってしまったのが今の状況である。

…キノネキはその後わたしが仕掛けたトラップにかかりリタイアとなってしまったみたいだけど。

「ハズレというか…中身を手に入れた後にトラップを仕込んでただけだよ?」

「トラップは仕掛けられてたのだとしてもハズレなんだよなぁ」

「…ちなみにどんなアイテムを持ってたの?」

「……直接攻撃系の銃が何個かとトラップが二つ」

「…アタリの箱は?」

「…………無かった」

「…そっかぁ」

………え?

「……まって?…無かったの?」

「…無かったんだよ」

「…一つも?」

「……一つも」

「……えっと」

「今まで見つけたのはアイテムが入ってたのとトラップだけだったんだよ」

「…トラップも即死系以外にもあったんだっけ」

「一時的に服装が変わったりとかね」

「……ここだと元に戻るからね」

…さてと。

「…そういえばセツナは何か手に入れたの?」

「アタリが三つほどあるよ…どんなのかはよく見てなかったけど」

「三つもあるんだ」

「うん…あっちではいつ誰が来るか分からなかったから、これから確認しようかなって」

「そっか…見てもいい?」

「いいよ…物によっては交換に出そうかなって思ってるし」

さて…どんなのがあるかなっと。

「まず一つ目は……武器交換券」

「カタログで確認できるみたいだけど」

「……あ、ハンマーある…性能的にもこっちの方が高いみたいだね」

「ん?…あぁツムギちゃんにか」

「だねぇ…よし一つ目はこれにしよっと」

「二つ目は…お酒交換券って」

「お酒かぁ…じゃあ清酒をいくつか交換しよっと…五つまでか」

「清酒が好きなの?」

「飲める年齢になってから色々飲んでみたりもしたけど…好みで言えば清酒かなと…えっと…これとこれと…こんなところかな」

「あと一つは何だろうね」

「えっと…ん?闇鍋ガチャ券……中身不明のやつだこれ」

闇鍋ガチャかぁ……

「たまにとんでもないのも混ざってるからね…とりあえず行ってみる?」

「…ここであれこれ言っても仕方ないし…えっと…ガチャのエリアは確か」

 

 

 

 

……移動中……

 

 

 

 

「到着っと」

…にぎやかな場所だなぁ

「おぉセツナ…とキノネキか、二人でいるとはな」

「あ、リン」

「お、ライドウネキ*2

「楽しめてるかセツナ」

「うん、さっきまで『宝探し』のやつやってたんだけど…キノネキにやられてリタイアしちゃって」

「その後トラップでボクもリタイアしちゃってね」

「…あぁ!こちらに来る途中で見かけたバニー服のキノネキがミミックに食われたと思えば爆発したあれか!」

「ちょっとぉ!?」

「……爆弾ミミックってそういった感じだったんだ」

……バニー服については触れないであげよう。

「ははは!…それでここに来たのはどういった理由だ?」

「うん…これなんだけど」

「…闇鍋ガチャ券か…なるほどな」

「他にも二つ景品は手に入れたけど…交換できるものは既に決めてるから、後はこれだけだよ」

「そうか…ではいくか」

「うん……キノネキ大丈夫?」

「ああ…うん…どんなのが手に入るか気になるからついていってもいい?ライドウネキ」

「セツナがいいなら構わんぞ」

「…あ、景品でガチャ券手に入れた方はこちらへってある」

 

 

 

「…これかぁ」

「これだな」

「これだね」

……闇鍋ガチャ…よし。

「…いざ」

ガチャガチャ…ゴロリ。

「……真っ黒だ」

「景品が何かは開けてみるまで分からないようにって事だね」

「どれ、中身は何だ?」

「…えい」(カパッ

えっと……ん?

「…ナニコレ?」

「…錠剤?」

「ふむ…効果は…」

「えっと……ん?……んん??」

「…セツナ?」

「どうしたの?」

……えっと…これって…

「……ふたなり薬(回数性)三十回用

「……え?」

「……ほう?」

「……………え?」

………ナニコレ?

「…えっと…どうするの…それ」

「…セツナ?」

「………??」

「…思考停止してるなこれは」

「…あぁ…困惑しちゃってるのか」

………ドウシロト?

……………えぇ…

 

 

 

 

結局この薬についてどうするかはとりあえず保留とする事になった。

まさかの景品についてわたし自身困惑しかないのだけど…

 

 

その後キノネキは別のイベントに向かうとの事で別れ、リンと一緒に行動した。

イベントの終了時間が近づいてきたころになると帰り始める人もそれなりにいるみたいで、わたしとリンも凰音さんと合流して帰る事にした。

 

……ちなみに闇鍋ガチャで手に入れた薬については…どうなったのかは秘密とさせていただきたい。

 

 

 

 

*1
山親父様作『【カオ転三次】世界が終わるまでのバイク旅』主人公

*2
ようじょは小学生卒業頃から幼女ネキからライドウネキと名乗り始めているとの事




……ネタでふたなり薬だしたけど…
セツナが使ったかどうかは考えてないですねぇ…
………使ったかもしれないし…使ってないかもしれない…
……あるいは………まあ…ご想像にお任せします。

ちなみに、セツナはお酒を飲む時は成長した永回の火桜の元、盃で飲んでるイメージです。
……飲んでもほろ酔いにはなっても意識はしっかりしてる感じかなと。
…桜の下で飲むお酒と言えば清酒かなと思ってます…作者的には。
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