【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々 作:夢空
・宮城支部にて 1
時は巻き藁たちの騒動が片付いてから数日が経過した頃。
山梨支部にてキノネキと出会った*1翌日の事。
宮城支部の支部長室にて、セツナとレン子ニキとカジオーネキが雑談をしていた。
「…といった感じで、少しづつ増えていってるみたい」
「そっか…幼女ちゃんのところの子達にも子供がねぇ」
「様子を見に行った時に幼い動物たちがいたから少し気になったりもしたけれど…そういった理由か」
「…それで、今日先生ネキが倒れていたという事か」
「…あ、そういえばレン子ニキさん」
「どうしたのセツナちゃん?」
「昨日キノネキさんと山梨支部で出会ってね」
「そう、何かあったの?」
「えっと…少し話をした時にバイクの話とかもあったから…頼れないかなって?」
「…乗りたいの?」
「…今日散歩してたら小さな異界に迷い込んじゃったことがあったんだけど」
「ちょ!大丈夫だったの!」
「異界にいた悪魔は一緒にいた子達が倒したみたいなんだけど」
「そう…無事ならよかったわ」
「うん…それで、その異界の中で見つけたものがあって」
「もしかして…そこでバイクを見つけたからってこと?」
「そんな感じ?…ボロボロだけど…なんと言うか、そのバイクから小さいながらも意思のようなものを感じて」
「…付喪神かぁ」
「確かキノネキさんってそういった子達に関しても話をしてたかなぁって」
「こっちでどうにかしても…ああ、その後どうするかについてもって事か」
「あの子もまだ走りたいって願ってるみたいだから…キノネキさんならいい人に会わせてあげられるかなって」
「そういった理由なのね…それなら後で確認してみるわ…今そのバイクはどこにあるの?」
「えっと今は…カジオーネキさんにお願いしてあるけれど」
「今は私の方で預かってる…新品同様のバイクを持ってきた時は驚いたけれど、話を聞いた時にレン子ニキに相談したいって聞いたから」
「…新品同様?さっきはボロボロって」
「…回復できるかなって試したら…よくわからないけど…できたみたいで」
「なるほどね…それじゃあこっちの方で対応しておくわね」
「おねがいします」
・宮城支部にて 2
バイクについての対応についての話の後。
「…そういえば」
「どうしたのセツナちゃん?」
「ガイア連合の本部にいる人達ってどんな人がいるんだろうって」
「…?山梨支部に行けば会ってるとは思うのだけど?」
「え?…本部って何か試験のようなものに合格できないと立ち入れない場所じゃないの?」
「え?」
「あれ?」
…………
「セツナちゃんが言ってるのはもしかして星祭のこと?」
「……普段行ってる山梨支部って黒札専用の支部じゃないの?」
「…そんな認識だったんだ」
「…星祭って言われてるところには二回だけ行ったことあるけど」
「行った事あるんだ」
「一回目はガイア連合に保護された後、何度か襲撃されたのと、色々検査するためにって聞いたかな」
「そっか」
「二回目は……わたしの命が終わりを迎える時に…ね」
「…そっか」
「…被害がでそうなら封印したりとか…最悪の場合…被害が出る前に消し去る事も考える必要が…とか言ってたかな」
「……まあ、よくない結果じゃなくてよかったと言うべきかな?」
「…うん」
…………
「それにしても、セツナちゃんって山梨支部の事黒札専用の支部って思ってたのね」
「……違うんだね」
「ガイア連合山梨支部って名前は掲示板でって話だし」
「…掲示板かぁ」
「…まあ、組織の名前についてはあまり話の話題にはならないか」
・キノネキと
キノネキと初めて出会った時、色々話をしている中で出た話題。
「…そんな感じの旅だったね」
「ほえー」
「……セツナちゃんって」
「んえ?」
「おきた時に知らない相手がいたらその相手が不審者だって思ったりしないの?」
「…不審者って…先生ネキさんみたいな?」
「…いや…先生ネキと同じ扱いは…」
「?…おきた時にそばに誰かいても…悪意とか敵意とかないなら気にしてもなぁって」
「そうなんだ」
「…ここなら知らない人がいても黒札の人かなって思うだけだし?」
「悪意とか敵意で判断してるんだね」
「まあ…うん…先生ネキさんは不審者っぽい時もあるけどいい人だし」
「そうなんだね」
「……まあ、あの人よく変な表情で倒れてる事の方が多かったりするけど」
・ホビー部にて
色々と遊んだ後の休憩中の事
「おあぁぁぁ!!」
「相変わらずとんでもない結果ですね」
「…えっと…よかったのかなぁ?」
「セツナちゃんが気にする事無いですよ」
「そうだね、そこの発狂してる馬鹿は自分から挑んだ結果だから気にしてもあれだろうし」
「…いやほんとに馬鹿なことするもんだよな」
「だなぁ」
「「「まさか自分からセツナちゃんに遊戯王で勝負仕掛けるとは」」」
「しかも千年エクゾディアの件を噂で聞いたからってのが」
「…まあ…あのデッキ使うセツナちゃんは一回も負けた事無いからな」
「初手そろってるかどうかについては二回連続でそろって無い時にカウント止めましたけど」
「何でか知らないけど、こっちが先行の時に手札をどうにかしようとしてもアレなのがやばいって」
「一枚でも墓地に行けばと思ったのに」(手札抹殺)
「いやほんとあの時はどうなってんだって思ったからな」
「運よく初手そろってない!…と思えばドローフェイズで普通に引いてくるし」
「…ほんと…どんだけこっちの心が折れそうになった事やら」
「「それな」」
「………えっと」
「それはあんたらが調子に乗ってたからでしょうが」
「…いやまあそうなんだけどさ」
「…連勝できてたからこそきついのですが」
「…とはいえ、セツナちゃんの異常なまでの運の良さについては知ってたから」
「「「…うん、俺らが悪いなこれ!!」」」
「そんな訳でセツナちゃんが気にしなくてもいいことよ」
「そうそう!そこの発狂してる馬鹿なんか「これで俺の勝利は確定した!」とかはしゃいでたから」
「そんな…後一勝でって時に挑んだ馬鹿どもが負けた後に騒いでるのがね」
「「「マジですんませんッス」」」
「さてと…自分達で言ってたよね?負けたらやるって」
「「「あ…いや…その…」」」
「ということで!これを飲むんだよ!」
「ふふふふ…今回のために作った罰ゲーム用の一品」
「甘さと苦さと辛さと酸っぱさとしょっぱさと…とにかく色々詰め込んだヤツ!」
「自分たちで決めた事だからねぇ…私らだってルールに従って飲んだんだから逃がさんぞぉ」
「「「う…ぐ…ええい!逃げればどんな目に合うか分からんからな!…いざ!!………『ゴクッ』…コペェ!!??」」」
「……よくやるなぁ」
ちょこっと解説
セツナは先生ネキの事を不審者の基準として認識してるところもあったり…
先生ネキと同じと思うような事は相当ではなかろうか?(作者
おきた時そばに誰かいるとかは不審者としては見てなかったり。
…なお、リンクニキについては散歩中たまに警察につれてかれてるところを見かけたりすることもある。
リンクニキの普段の恰好(パンイチ)については『ゲームとかでたまに見かける街中で水着姿をしている』といった感じに認識していたりしていなかったり…
……リンクニキ(全裸)については見た事は無いが…見たのなら確実に思考停止するだろう。