【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々 作:夢空
…なんと言うか…書いてると会話形式になりがちだなぁ…そんな事を思う作者です
・愚かな者は…
ガイア連合山梨支部………から少し離れた場所のにあるとある小屋。
そこからいける地下にあるとある場所に一人の『少女』を囲んでいる人影が複数。
「…わたしを…どうするつもり…」
「どうするかって…それはもちろん…ねえ?」
『少女』を囲む人影も手には『様々な器具』が…
そうしてじわりじわりと近づいていく者たち……
「わたしは…わたしは…」
近づいて来る者達に対し怯えた様子を見せる『少女』……その姿は……
………『セツナ』
…このような状況であればすぐさま動くであろう人物がいるだろうが。
「ふふふ…幼女ネキも好きにしていいと言ってたものね…たっぷり可愛がってあげる」
なぜこのような状況になっているのか?
なぜ幼女ネキから好きにしていいと言われているのか?
……その答えは…
場所は変わりドクターネキ宅にて。
幼女ネキ・黒死ネキ・ドクターネキ・サスケニキ・ヨロイニキ・クロマニキの六人が『とある事』について会話していた。
「えぇ…そんな事があったの?」
「そうだな」
「…まじかよ」
「…いや普通そんな事しますか?」
「…ホントにそのような事が?」
「ああ」
「実際に起きた事だからな」
「……そっかぁ」
「…なんと言うか」
「…まじかぁ」
「…ホントなのかぁ」
「「「セツナの姿に化けて黒死ネキと幼女ネキの二人に襲撃するって自殺志願者か何かかよ」」」
……そういう事である。
「出会って早々に本人ではないなと分かる行動をしてたからな」
「私の事を幼女ネキと呼んできたり」
「その後すぐに攻撃してきたりと…割と本気で何がしたかったのか一瞬疑問に思ったほどだぞ」
「攻撃って」
「…何でそんな事したんですかね?」
「特にこれといった理由がある訳では無かったみたいだがな」
「「「あ(察し」」」
「ただ単にそいつの性格が前世から腐りきってるようなやつでな」
「そうだな…『自分の手を汚さず周りの誰かが傷つくような環境作るのが趣味なやつ』…とでも言っておこう」
「ろくでもない性格って事かぁ」
「実際それらの出来事で死人が出ても笑ってたようでなやつでな」
「いや…えぇ?」
「……もしかして」
「…もしかしなくてもそいつは」
「…新人…ですよねぇ」
「特に苦労もせず覚醒修行を終えたからか…調子に乗った結果が今回の…な」
「…それでその後どうしたの?」
「そういえばあまり騒がれてないような?」
「…たしかに」
「今頃は……スケベ部のやつが連れて行っているからなぁ」
「「「…え?」」」
「…そうなんだ」
「ある程度ぶちのめして心を折っておこうとしたのだが」
「少しばかり耐えてはいたな」
「…いやでも」
「幼女ネキがそれで済ませるとは」
「よかったんですか?」
「あー…あいつらはなぁ」
「「「「??」」」」
「……ドSタイプの中でも注意しておけと言われているのが数人ほど来てな」
『あの子に化けて悪い事をしようだなんて…二度とそんな事ができないように教育してあげなきゃねぇ(とてもいい笑顔』
「「「うわぁ」」」
「どうやらセツナの事を『見守っている』連中の一員でもあったみたいでな」
「そんな連中がいたのかよ」
「『見守っている』のはセツナだけではないみたいだがな」
「まじかぁ」
「いったい誰なんでしょう」
「代表者として話してたのはアイリスハートネキ*1だな」
「「「…………あぁ」」」
「……まあ、あまり騒ぎになってないならいいんじゃないか?」
「……ですかねぇ」
「……だな」
そう言って部屋のとある場所へと視線を向けるサスケニキ・ヨロイニキ・クロマニキの三人。
そこには……
「…………くぅ」
ソファで眠っているセツナがいた。
・羽
ガイア連合山梨支部にある一室。
そこに今とある身体的特徴を持つ者たちが数名集まっていた。
「…ふむ」
「…やはり違いますな」
「…だね~」
「…ほえぇ」
それぞれがその背にもつ羽の状態を確かめ合っている。
「……たしかに…ちょっと違う気がする」
「…うむ」
「でしょ~」
「きちんと手入れをすればよい状態を保つことができますからね」
「…うむ」
「でも、急に連れて来たのはよくないよね~」
「確かに…会長が申し訳ないセツナ殿」
「…………うむ」
「…えっと…確かにびっくりはしましたけど…あの」
「会長はあまり話す事をしない人ですので…いや本当に申し訳ない」
「でも…羽の手入れって慣れないとあまりやらないよね~」
「それでも問題ないくらいには最低限の手入れはできていたりするのですが」
「普段は羽をしまってすごしてると手入れをしないでいる事もあるからねぇ~」
「…そうですね」
「……むう」
「霊能関係について何も知らない一般人のいる所で活動しているお二人の場合だとそうなりますよね」
「会長さんたちは山梨支部で活動してるからねぇ~」
「………やはりいい感じにフワフワとした見た目で手触りもよい感じ
「……えっと」
「会長!初対面の相手にそれはよくないと言ってるでしょうが!!」
「…羽チェックきた~」
「………何だこの状況?」
「…あ、リン」
「大丈夫…なのか?」
「…えっと」
「あ!幼女ネキ殿!?申し訳ありません!我々もセツナ殿を傷つけるような事はしておりませんしするつもりもございませんので!」
「………
「この人羽に対する情熱がすごいみたいでねぇ~」
「…………なんと言うか…変わった人だね?」
「……そうだな」
・ガチャ
ガイア連合山梨支部ホビー部にて。
「「「イヨッシャアアアア!!!」」」
「「「ヌワアアアアア!!!」」」
「……なにあれ?」
「ん?ああ…あの方たちですか」
「ガチャでいいのが手に入ったかどうかってとこかな」
「…ガチャ」
「セツナちゃんはあんまりやらない方なの?」
「まあ……なんと言うか……使えるかどうかも分からないのに手に入れても…と」
「そっかぁ」
「でも…イベントとかでチケットが手に入った時とかは…ですかね?」
「なるほどなぁ…………ふむ」
「…えっと」
「……どんなのが手に入ったとか聞いていい?」
「お前なぁ」
「……………えーっと」
「答えたくなければ答えなくていいからな」
「……最近だとクッションとかかなぁ」
「クッションかぁ」
「なんと言うか…ちょうどいい感じで寝られるなって」
「……どんなやつよ」
「おい」
「……確かカタログに載ってるとか……あ、これ…かな?」
「ほうほう……人をダメにするクッションじゃないか」
「抱き枕を抱いて寝ると結構いい感じ」
「なるほどねぇ……いいなぁ」
「……欲しけりゃ自分でどうにかしろよ」
「わかってるよー」
「……まあ、みんなも使ってるから渡せる分はないしなぁ」
「そっかぁ………ん?」
「…みんなって?」
「リンの部下の子たち…覚醒動物の子たちって言えばいいのかな?」
「あぁ…なるほど…たくさんいた様な?」
「…クッション足りたのか?」
「えっと…五十個くらいかなぁ」
「「………なんて?」」
「五十個くらい手に入ったから」
「……まぁじで?」
「そんなに当たったのか?」
「えっと…五十個セットのが」
「「五十個セット??」」
「ですねぇ」
「多くない?」
「景品用意した方もなんでそんな数のを用意してんだよ?」
「………さあ?」
「………あ、これかぁ………コフッ」
「…え?」
「……ふむ…宮城支部のスレですか」
「……あぁ…先生ネキさんとかが写真をってやってたんだったなぁ」
「……カワイイは…イイモノダ!」
「……シャチのヌイグルミですか」
「それもガチャのヤツ…ヌイグルミタイプの抱き枕」
「……なるほど」
今回はちょっとのんびりさせられたらなぁと……のんびりかこれ?
ちょこっと紹介
・アイリスハートネキ
『頑張る子達応援し隊』のメンバー…と言うか幹部の一人
小さい子たちには優しくするタイプだが、小さい子たちに害をなす相手に容赦はしない
元々はドSではなかったのだが……武器の適性が鞭だった事と『異端者への粛清』などで段々と(ドSとして)覚醒していった感じの人
専用の式神はプルルート……女神化前と後でおそろい…おそろいでいいのか?(by作者
・『愚者』
特に名前も決めていないし見た目も決めていないヤツ
『セツナ』の姿に化けて黒死ネキと幼女ネキを襲撃した愚か者
前世から他人の不幸が好きなタイプ
覚醒修行をあっさり終えた事から自分は優れているんだと勘違いした愚か者
偶々見かけた事があるセツナに化けて人間関係を滅茶苦茶にしてやろうとしていた人間の屑
セツナについて何も知らなかったため二人の呼び方は互いの会話で呼んでいた名前を使った
怪しまれていたのを『気に食わない奴が来た』と勘違いして攻撃スキルを使った愚か者
……最終的にアイリスハートネキをはじめとするドS勢の『オモチャ』にされた
・『頑張る子達応援し隊』
その始まりは十三人のメンバーから始まった
自分たちより幼い子たちの頑張る姿を見て何かできないかと思っていたが…
当時は覚醒していなかったため陰ながら応援しようと決めた者たち
……なお、自分たちの活動に対しての気合が高まった結果、覚醒者となった者たち
守るべきオキテは
・自らの力で困難に立ち向かう子は見守るべし(無理やり手助けするのはよくないぞ!)
・ヤマシイ思いを持って接する事なかれ(幼い子相手にイカガワシイ事を考えたりするとかよくないぞ!)
……大体こんな感じ
よく紛れ込むヤマシイ事を考える『異端者』を見つけた場合、対象を全力でぶちのめすために集まってくる
現在の所属人数は最低でも百人は超えている
・会長
『有翼の集い』の会長の女性
あまり会話をするタイプではない
羽フェチ
・副会長
『有翼の集い』の副会長の女性
会長の友人で伝えたい事がだいたい分かるためこっちの方が会長ではと思われてたりする
羽フェチである会長の行動について謝罪して回る様子から苦労してると思われたいる
……それぞれの羽のタイプに合わせた手入れ用の品を作っていたりと集まりの中で一番やっている事が多い
・『有翼の集い』
羽を持つ黒札の集まり
…できたばかりのためまだ人数は少ない
現在は会長と副会長含め六人ぐらい
セツナが連れてこられた時はスズメの羽を持つメンバーの少女が一人いた
セツナも手入れ用の品は現状メンバーにのみ提供していると聞き、少し悩んだが会長からも無理に集まる必要もないからとりあえず所属するだけでもいいよ(通訳:副会長)と言われ手入れ用の品の入手のため加入した
後日、セツナは手入れ用の品を使い手入れした羽の感じがとてもよくなった事について驚いていた