【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々 作:夢空
・モフモフ
今日もまた動物たちと一緒にお昼寝をしている。
…ただ最近は少し困惑する事もたまにある。
とは言っても、それほど大きな騒ぎになっているとかではないので気にしなくてもいいかなとは思ってもいる。
…実際騒ぎになるような事でもないけど…それでも気が付けばそうなっている事もあるからなんでだろうって思ってるだけ。
どのような事態なのかと言えば…
「…ん」
眠ってる時に少しくすぐったいと感じる。
その理由もすでに把握しているからあまり気にしていないところなのだが…
「……んにゅ」
それでもやはり気になる事もあると言えばあるので…
…具体的には…小さい子たちが服の中に入り込んできて肌に毛が擦れてくるのがくすぐったいんだよなぁ。
他には毛づくろいとか………ハムハムと言うか……お腹がすいてるんだろうけど…わたしはさすがに無理だよ…
…触れ合うのが嫌とかはないけどさぁ…毛づくろいはまだいいんだよ。
ただまあ…なんと言うか…うん…お腹がすいたからってのは…ねぇ?
「……すぅ」
・笑う時は笑う
「――――ッ!!」
「おうバカ妹*1いるかー…ってセツナはどうしたそれ?」
「何の用っすかーバカ兄貴ー*2…セっちゃんは今爆笑中っす」
「…珍しくねえか?」
「そうっすか?」
「ヒュー…んぐゅっふ…」
笑いすぎてお腹痛い…
「普段ここまで笑う事ってなかっただろうがよ」
「……あぁ、なるほど…セっちゃんって幼女ネキ達が笑ってるような場面って大半がよく分からない事がいきなり目の前で起こってるから困惑する事が多いだけでこうやって笑う事が一切ないって訳じゃないんすよ」
「ほーん…三馬鹿ラスのやらかしてる事って結構笑ってる連中もいるらしいが…そこんところどうなんだ?」
「普段なら困惑する事の方が多いみたいっすけど…セっちゃん動画とか本とかで笑えるような場面がある時なんか結構笑ってるっすよ?」
「なるほどなぁ…声はあんま出さないんだな」
「あんまり騒がしくするのもって事らしいっすけど」
「…何を見て笑ってたんだ?」
「ゲホッ…これ…ッ」
そういってさっきまで見ていた動画を見せる。
「おう、大丈夫か?…あー色物競馬部のだな…ハリボテだけの時のやつかこれ」
「全部転倒ってやつっすねー」
「はひゅ…ふぅー…ん、何とか落ち着いてきた」
あー…笑う事ができるってのは悪い事じゃない…よね。
「まあ、考えてみればセツナもまだ人と接するのが苦手ってところもある事を考えればそんなもんなのか」
「最近では結構マシになってきてはいるみたいっすけど」
「…ん?」
「そうなのか?」
「そうでも無ければ『有翼の集い』ってとこに所属しようとなんてしないだろうし」
「なるほど」
「…おぉ」
「本人としてはあまり認識してなかった感じかこれ?」
・苦労人はよく胃を痛める
「そういえば、バカ兄貴は何の用でこっち来たのさ?」
「おっとそうだった」
たしかに、サっちゃんさん*3に用事があって来たんだっけ?
「お前ナマモノネキに何か注文してたろ」
「確かにそうっすけど…見たんっすか」
「昨日あたり近場を通りがかった時にナマモノネキに対して襲撃してたのがいたみたいでな」
「ありゃ…注文したのだめになってそうだし残念だなぁ」
「…ん?通りがかった?」
「…セっちゃん?」
…もしかして?
「あの…」
「…ああ、そん時にこのバカが注文したやつが…知り合いに見られた」
「……それは」
「それがどうしたんすか?」
「…受け入れたくもねえ事をてめえの性癖かって聞かれた時に否定したけど色々と聞かれた身にもなりやがれ」
「誇ればいいじゃないっすか!」
「マジでふざけんじゃねえぞこのバカ妹ぉ!!」
「…うわぁ」
兄貴さん*4お腹のあたり痛そうにしてる。
…リンの事で胃を痛めてる時のレン子ニキさんみたい。
「こんな事があったって話さなきゃならなくなった結果、妙に微笑ましそうに見られた身にもなれや」
「…大変ですね」
「何が不満なんすか?」
「てめぇ…マジでよぉ」
ああ、兄貴さん結構辛そう…
でもわたしにできる事はないんだよなぁ…胃を痛めてる時って回復させてもまたすぐに痛みが来るしで…
えっと…回復→ダメージ→回復→ダメージの繰り返しになるから痛みの元をどうにかしないとって事だったかな?
…胃が痛い時は胃薬の方が効果的って事になるかなぁ…
他の人だとどうなのかは分からないけど…わたしの場合だとなぁ…
・変わった事
サっちゃんさんと兄貴さんと一緒にゲーム中の事。
「あ…あ…ああ!!」
「おま…お前なあ!何でそこ壊した!」
「うわぁ…畑にマグマが…とりあえず水バケツあるので止めときます」
「ごめんって!セっちゃんは対応ありがとね!」
「ここ仮拠点だからまだいいが…よし塞いだぞ」
「まだ始めたばかりですからね…まだ被害は大きい方じゃないかな?」
<シュー
「「「あ」」」
「こんな…こんな事って…」
「仮拠点が吹っ飛ばされたな」
「サっちゃんさんだけ爆破の被害が」
「…ごめん他のやろ」
「そうだな…何するか」
「なにがあるんですか?」
「…ちょっと待ってて―」
そう言ってサっちゃんさんは次にやるゲームを探しに向かった。
「…そういえばなんだが」
「どうしました?」
「いや、少し前まで襲撃とかあったってのをふと思い出してな…最近はどうなんだ?大丈夫か?」
「襲撃……そういえば最近はあんまりないですね…と言うより無くなってる気が?」
「…そうか」
「えっと…確か罰ゲームでなんかやらかした人たちが謝罪しに来た後くらいから…だったかな?」
「あ?…あぁ」
「ただまあ、たまになんかよく分からない事で喧嘩売っている人とかがいるじゃないですか?」
「…この前の偽物とかか?」
「あれはあれで何がしたかったのか分からないんですよね…その時寝てたので」
「まあ気にするほどでもないか」
「…そうですねぇ」
「後は喧嘩売ってると言えば…一部調子に乗ってる新人とかか」
「それで喧嘩を売った相手次第ではボコられるまでがお約束みたいになってますけど」
「だいぶ安全にはなってきた感じか」
「………そう…かなぁ」
「…まだなんかあるのか?」
「…命の危険はないんでしょうけど」
「おう」
「熱意と言うか勢いと言うか…そういったのが強い人がたまに…」
「…あぁ…たまにいるよなぁそういったやつ」
「けれど前みたいなのはほんと減りましたね」
「…そいつはよかったな」
ちょっと自分のための整理も兼ねて。
この物語のテーマみたいなものとして作者は『人とのつながり』について考えているところがあります。
主人公のセツナはトラウマなどで『人とのつながり』を恐れているところがあると…
その恐れは幼女ネキとの出会いから少しずつ向き合うようになっていき、人とかかわる事について学んでいく形になっている感じに…
まだ積極的に人とかかわる事はできないものの…少しずつできるようになってきている部分もある。
…他作品のキャラについては『この時にどんなことを思うのだろう?』とか『こういった時にはこんな事を言うかな?』と思うものの、こんな感じでいいのだろうかと悩むことも多いです。
なので作者にとって感想でのやり取りは『物語を形作る』時に参考になったりもしています。
…ただわちゃわちゃとしているのも楽しいですよw
他人の考えなんてものはその人にしか分からない事も多いですから…自分はそういった部分について書く事ができる気がしてないとこもあったり…
…この物語も初めの頃は明確なイメージも無かったですし…
少しずつ形にしていく中で疑問に思う事ができるなんてよくある事ですし…
…一度『自分にこれ以上この物語を続ける事はできるのか?』と悩んだ結果とりあえずここまでになるかなと思いましたが…
気が付けば物語の続きを…となっているなと。
…ほんと分からんものだなぁ…
色々と語ってますが、作者はこの時の考えとか数日たった頃には忘れている事もあるので…
この時こんな事を思ってたんだなぁと後で確認できるようにしておきたいとこの時は思っていました。
どんな感じの物語が書きたかったのかを忘れてしまってもこうだったのだと確認できるようにと。
…長々と申し訳ないです…
ただ自分でも気持ちの整理はしておきたいと思いましたので。