【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々 作:夢空
…夏のイベントってどんなのがあるだろうか?(ネタ探し中)
それは、わたしが覚醒動物の子たちとすごしているところにサっちゃんさんの兄貴さんが来た時の話。
「……はぁ」
「…えっと」
兄貴さん、ここに来てから何度もため息が…何かあったのだろうか?
「あー…心配かけてるみたいだな…」
「その…大丈夫ですか?」
「………個人的には結構つらい」
「そう…ですか」
…何があったのだろう?
「…そういえばなんだが」
「え?あ…はい」
「永回の火桜の商品紹介*1を見て思ったんだが」
「ああ、あれですか」
「…あれに素材について調べないでくださいってあったが」
「ありましたね」
「あれって必要だったのか?」
「…あー」
あれねぇ…
「必要かどうかはあまり分からないですけど」
「そうなのか」
「…ただ、使った素材の件で神主さんが色々と」
「え?…危険なのがあったのか?」
…あー…うん…
「危険と言えば危険…なのかなぁ…?」
「マジかよ」
「そうですね…結構簡単に言うと…ゲーム的なたとえでいいですか?」
「結構分かりやすい感じか?」
「だと思います」
「おっけ、それでいい」
「それじゃあ…危険視されてるのって『装備すると1ターンに一度【HP・MP完全回復】と【状態異常回復】の効果』が敵対者の手に渡る可能性だったりするんですよね」
「…おう?」
「現実的なのだと【蘇生】もあるので面倒な事になるとか?」
「そこまでやばいのかよ」
「…まあ、あの品もストーン制作してみた結果そういったのしかできなかった時の失敗作なんですが」
「失敗作って」
「一回きりの使い捨てアイテムならよかったんですよ」
「…そうなのか?」
「問題なのはその失敗作が持っているだけで持ち主に恩恵を与える系なのが危険性があるとの事らしくて」
「…例えば?」
「そうですね…弱い悪魔でも『アレ』を持たせた場合倒したと思えば復活してるといった事が何度も続く…とか?」
「倒せないと?」
「弱い悪魔なら普通にどうにかできる人も多いらしいんですけど…」
「あー…強い悪魔とかの場合だと面倒な事になるのか」
「…そんな感じだとか言ってたと思います」
その結果が商品紹介で神主さんが秘匿してと言ってたって部分が書かれてるんだったかな?
「えーっと…後は『アレ』があるなら自分も楽に強くなれるとかどうとか……よく覚えてないや」
「…まあ、相当面倒な事になるだろうって事なんだなとは理解できたな」
「とりあえずは『アレ』を作るのは神主さんに禁止されてるって事ですかね」
…使えば無くなる品を作ろうとしたらちょっとうまくいかなくて失敗したのがそんな感じの品だったのがなぁ…
下手すれば相当面倒な事になる…言って無いところとしてはメシアンのところに流れた場合とかも危ないだろうしで…
「そんな訳で、もし調べた結果その品を求めてきた人がいた場合は神主さんが対応する可能性がありますよって事…になるかもしれないといったところですかね?」
「それで制作方法についての部分があったんだな」
「ですかね?」
…正直わたしはそこまで理解しきれてなかったりもするんですが。
「…ところでなんですが」
「おう、どうした?」
「兄貴さんが落ち込む程の事ってなんだったんですか?」
「……あー…うん」
何故かその事について聞いたら別の話になったけれど…
「…いや…な…俺って妹に色々とって話はした事あるじゃないか」
「まあ…ありましたね?」
ホント色々と…
「…そのだな…なんと言うか…」
「はい」
「…これ言わなきゃダメか?…でもどうせ後になればわかる事か」
悩んでる…言えない事なのかな?
あまり聞いてほしくないとか?
「あー…その…だな」
「あの、言いずらいのなら―――」
「妊娠してるらしいんだ」
「―――…え?」
…妊娠?
「あの…妊娠って」
「…妹がな」
「…お相手は」
「………察してくれ」
「…そう…ですか」
……サっちゃんさん的には喜ばしい事かもだけど。
兄貴さんはそういった事について相当思うところがあるみたいだったし。
…兄貴さん的には結構…その…うん…そっかぁ…
「そんな訳でアニマルセラピーの効果があればとああなってる感じかな」
「「「うわぁ…」」」
そんな事を遊びに来たらしいサスケニキ・ヨロイニキ・クロマニキの三人に説明したところだ。
…まあ、商品説明の話についてはしていないけれども。
ちょうど近場に来ていたのと、今のところ特にやるべき仕事とかも無かったからちょっと遊びに来たらしい三人が動物たちが集まり一人の男を慰めるかのようにしているのが見えたので何があったのかと聞かれたので少し説明をと。
…いや、最初は説明するべきなのか迷ったんだけどね?
何だかんだでやらかすんじゃないかとも思ったので…今までの事を思うと…うん。
兄貴さんについてはそっとしておいてあげた方がいいだろうし。
「…えっと」
「ご本人としては…その」
「…そっとしておいた方がいいので?」
「わたしにはどうする事もできそうにないし」
「そうなんすねー」
「「「……ん?」」」
…あれ?
「…えっと?」
「どうかしたっすか?セっちゃん」
「…サっちゃんさん?」
……どうゆう事だろ?
「何があったのか知らないっすけど、そっとしておいた方がいいなら後でいいかな」
「あ、はい」
「「「……」」」
無言のまま兄貴さんの方を見るお三方はどうしよう…
「それよりも見てほしいっすよこの子たち!」
「ミ~」「ニャ~」「…ニャア」
「…子猫ですね」
「こっちの母猫が家にいる子で、昨日の朝に調子がよくなさそうだなーって感じだったんすけど」
「…あ、子猫たちって産まれたばかりなんですか?」
「そうなんすよ!…けど、兄貴に連絡しても返事がないのでどうしたのだろうなーって」
「……えーっと」
「何で落ち込んでるんっすかね?」
……これは…
「サっちゃんさん」
「ん?どうしたっすか?」
「昨日に兄貴さんへ連絡した時の内容ってありますか」
「あるっすけど?……ん?あー…『妊娠してる』ってだけ連絡してたみたいっすね」
「…他にはないですか?」
「……無いっすね」
「…そっかぁ」
……これって…兄貴さんは知らなかったって事…なのかなぁ…?
「……もしかして兄貴が落ち込んでるのって」
「…確認って大事なんですね」
…いや本当に…確認できてればこうはならなかったんだろうなぁ…
この後に「猫の事なら猫がって分かるように書けよ!」とメッセージの件で軽く説教している横で気になって集まった覚醒動物たちと一緒に兄妹の家の子たちの事を見ていたセツナたちであった。
勢いで書いた内容が後になって「どうしてこうなったんだっけ?」と思ったりするといった事がありましたw
セツナは確認する事をしてなかった場合こういった事になるのかと認識しましたとさ…