【カオ転三次】トラウマに苦しみながら向き合う終末への日々 作:夢空
この物語も一周年を迎えました!(※第一話投稿日2025/10/30)
……ここまで続いたんだなぁ…
いつも感想でのやり取りに気力をもらって続ける事ができました!
…他のカオ転三次作者様方のところにセツナが出ているのを見た時は何というか…びっくりしたけど…嬉しくもありました。
物語の続きを書く事を続けようと思えたのもあります。
…自分は元々大きな変化が苦手な方なんですよね。
書き始めた時なんかは変化した環境(小説の書き手になった事)に不安とかあって精神的に不安定になってた時もあったりしましたし。
設定とかでも混乱とかしたりした時も精神が…と。
そんな時にいただいた感想は本当に支えになったりと…本当にありがとうございました。
今は小さいながらも日常の一部のような感じに思えて来たのかそこまで不安定になったりする事も無くなってきた気がします。(…無くなったとは言い切れないですが)
とまあ作者自身の事は横に置いといて。
今回は終末後のハロウィン…時期としてはセツナが異界に籠っている件について半分ほど解決した後の事。
…何で半分ほどの解決なのかについては、セツナの専用式神であるラムダが問題解決のための装置の『核』になってる件がまだ解決してないので半分ほどといった感じですかね?
…セツナが異界から出られるようになった時期は…『幼女ネキ』が『ライドウネキ』に呼び方が変わった後…くらいですかね。
…それと、セツナが幼女ネキの嫁の一員となったのは早くても終末後から一年か二年経ったくらいになるかと。
クリスマスの話でセツナは幼女ネキの誕生日パーティーに参加した事が無いとしてるので。
終末がクリスマスよりも前だとすればセツナは参加した事が無い状態になるので…
(異界に籠る事になった後に異界の外でのパーティーに参加する事は出来てないが、異界の中でパーティーをとなれば参加はできてると思うが…どうなんだろ?)
セツナが幼女ネキに告白した時期は決めてないし決めなくてもいいかなと思ってるので…遅くともクリスマスよりは前ですが。
……なんか説明書く時長くなりがちだな自分?
まあいいか?
それではハロウィン回…ユクゾッ!
「…うーん」
終末後に『認識』の影響を受けて籠っていた異界から出て生活できるようになってから参加するハロウィンパーティーだけど。
…どんな仮装にしようかなぁ?
今のところ候補を三つまでに決める事はできたけど。
……ん?
「……これがいいの?」
…なるほど。
この子が決めたので行こうかな。
こういった決め方も面白そうだし。
それじゃあ後は…ハロウィンだし一応お菓子用意しておこうかな。
◇ ◇ ◇
・ガイア連合山梨支部ハロウィンパーティー会場
ん~…やっぱりこうして大勢で楽しんでるのを見るとわたしも楽しく感じるんだなぁ…
終末後のアレコレについてできる事が無かったのは理由が理由だからって言われたけれども。
その事についてはいいとして。
こうしてお祭り事とかに参加する事ができる様になった事について「よかったね」って泣きながら言われたりもしたなぁ…あの人たち誰なんだろう?*1
…まあいいか。
お菓子を貰ったりイタズラしたりと交流したりしたけども…一部の人は…なんかイタズラされたがってたのは何なのだろうか?
なんかがっかりしてた人もいたけど…その後どこかにつれてかれてたなぁ…
…さてと、今回の『本命』に向けて行動するのにちょうどいいくらいかな?
この時間帯なら何かやってる事も無いって言ってたし…
えーっと…どこにいるかなぁ……あ。
見つけた。
「キノネキ!」
「ん?お、セツナちゃんか」
「やっほ!」
「テンション高いね…そういえばこうして山梨支部でやってる祭りとかに参加するのも久しぶりか」
「ずっと異界に引きこもってる必要もなくなったからね!」
「そっか…それにしても」
「ん?」
「黒猫の仮装なんだね」
「そうだよ…他にもいくつかあったけど最終的にこれにしたの」
「他にも色々とあったの?」
「たくさんあったよ……数十種類くらい」
「数十種類って」
「なんかたくさん送られてきた」
「そっか」
ほんとにたくさんあったからなぁ…
「中にはちょっと着てくるのは絶対にないなって思ったのもあったし」
「何があったのさ」
「んー…FGOの『デンジャラス・ビースト』とか?」
「…アレ?」
「……アレですね」
二人して会場の一角へと視線を向ける。
…いやなんで着てきてる人がいるのさ?
たぶんそういった感じの人だろうとは思うけど……ちょっとギリギリじゃないかなって感じの人もいるけど。
…ギリギリなのは布面積の事ね?
ほとんど隠せてないよって衣装の人も何人かいるんだけど。
「…さすがにアレはね」
「…何で送って来たんだろうなぁ」
……一緒にあったメッセージに『夜のアレコレにどうぞ』ってあったけど。
……該当してそうなのも何種類かあったけども!
何故送ってきたのか分からないんだけど!?
「「………」」
「おや?どうしました?キノとセツナちゃん」
「あ、瑞樹ちゃん*2」
「探求ネキさん……あ」
そうだった…やる事あったんだった。
「セツナちゃん?」
「キノネキ」
「ん?」
「トリック・オア・トリート!」
「あー…なるほど」
「…ふふ」
ん?探求ネキさんはもしかすると聞いてたりするのかな?
「では私からはこれを」
「瑞樹ちゃん?」
「おー…カップケーキだ」
いただきます。
「もぐもぐ……焼きムラを感じる」
「気になるほどはないと思うけど?」
「さっき他の人から錬金窯で作ったらしいのを貰ったんだけど」
「なるほど、それでなのか」
錬金窯を使って作られたのは焼きムラとかがないらしいし。*3
モグモグ…
……聞いてた通りかな?
キノネキは気づいているのだろうか?
「ゴクン…ごちそうさまでした」
…さてと。
「…キノネキ」
「どうしたのセツナちゃん?」
「お菓子を貰ってないのでイタズラをします」
「え゛?」
「お菓子を貰ったのは探求ネキさんからでありキノネキからではないので」
「それは…そうだね」
「なのでイタズラ実行!【肉球スタンプ】!」
もにゅっとな。
「わっぷ」
「ふむふむ…ちゃんとできてる」
「今のって…?」
「手につけてるやつの装備スキルだよ」
攻撃性は一切ないけど。
【肉球スタンプ】は押し付けたところに肉球型の模様がつくのだ!
「キノの頬に肉球が二つ付きましたね」
「え?…今のってそういった感じのなの?」
むふー…これで良し!
「この後色々とあるみたいだけど、どうせならって黒死ネキが言ってたから!」
「待って??」
「黒死ネキが何をするかはわたしは知らないけど、せっかくならキノネキにイタズラしてくるのもいいだろうって!」
「何でそうなったのさ!」
「黒子ネキから聞いたのはキノネキは弄られてる時が輝いてるからだって」
「ボクの事弄られキャラとして見られてるの!?」*4
「…さあ?」
「いや…えぇ…」
「ただ…」
「…ただ?」
「キノネキってわたしとちょっと似た状態になってるかも?」
「似た状態?」
「うん…なんというか…『そういった認識の影響』って言えばいいのかな?」
「…え?」
「こういうのってそう思ってる人が多ければ多いほど影響が大きくなるから」
…まあ、キノネキはわたしと違って精神的な負荷とかはないと思うけど。
わたしの場合は存在が不安定なとこもあるから魂に負荷がかかってたりしたのかなぁ…
「どうにかできないかな?」
「できてたらわたしも異界に籠る必要なんてなかったと思うけど?」
「ぐっ…それもそうか」
まあ、実際にどうかなんて分からないけどね。
「それじゃあわたしは他のとこ行くから!」
「あ、うん…またね」
「またねー!」
「……そういえばこれってちゃんと消せるの?」
「スタンプは大体五時間ほどで消えるみたいですよ」
「そうなんだ…って何で知ってるの?」
「商品として売られてもいますよ?」
「…ほんとだ」
◇ ◇ ◇
「黒子ネキー!」
「戻ったかセツナ…どうだった?」
「言われた通りイタズラしてきた!」
「そうか…クク」
「ん?」
「気にするな…それでは次の事についてだが…」
「…ふむふむ」
「ライドウネキ」
「どうした?ドクターネキ」
「セツナの様子ちょっと変じゃない?」
「…ふむ」
「あそこまでテンション高かったかな?って」
「…まあ、まだ心の整理がしきれてないみたいだからな」
「心の整理?」
「ラムダの事だ」
「…セツナの専用式神の」
「あやつがセツナへと向けられたモノを抑えているからこそセツナはこうして異界の外へと出てこれるようになった訳だが」
「…そうだね」
「元々精神的な成長期間が短かったのもあったからなのか、自分にとっての身内に関しては理解できていたところも少なかったみたいでな」
「…そっか」
「異界から外へと出てきた時は泣き疲れて寝てしまうくらい泣いていたからな」*6
「それで今はその事について考えないようにしているからああなってると?」
「そんなところだな」
「そっか…」
「まあ、このままでいるつもりなど無いがな」
「―――こんなところか」
「なるほど」
「では行くか」
「ん!リン!ちょっと行ってくるね!」
「次は誰のとこだ?」
「三馬鹿ラスのとこだな」
「そうか…では後で私もそちらに向かうとするか」
「…そういえばお兄ちゃんたちのアレって今回の分するつもりだっけ?」
◇ ◇ ◇
・三馬鹿ラスの控室
「「「………」」」
サスケニキ、ヨロイニキ、クロマニキの三人は困惑していた。
つい先ほどこういった祭りなどに参加できる状態ではなかった知り合いが急に現れたのは少し驚いたが…ついでになんか無理してるところがある気もしたりしなかったりもしたが。
差し入れだと言って置いていった品が目の前にある。
…あとなんか自分で作ったらしいクッキーもある。
元気そうでよかったなーと思いながらも差し入れだと言われた品を確認した三人だが。
そこにあった一つのメッセージを見た途端それぞれがどう行動するか考えていた。
そこにあったメッセージとは…
『この中に激辛のが入っています』
「…どうするよ」
「三つのうちどれかが激辛のなんでしょう?」
「セツナも差し入れのに一つ何かがあるって聞いたって言ってたからな」
彼らは悩んだ。
三つのうち一つが激辛のならば自分ともう一人は無事で済むだろうと。
彼らは静かに選んだ。
差し入れの菓子を三人同時に口にした。
そして―――
「「「かっらあああぁぁぁ!!!?」」」
三人同時に辛さに襲われたのだった。
その様子を扉の隙間から見ていたのが二人ほど。
「…黒子ネキ」
「どうしたセツナ?」
「あれって何かが一つって言ってたけど」
「言ったな」
「…三つの内一つなんて言ってないよね?」
「そうだな」
「……これがお約束ってものなのかな?」
「…ククッ」
その後なんやかんや楽しんですごしたセツナであった。
パーティーが終わり、帰った後に未だ感じる寂しさからかリンに甘えていたセツナだが。
送られてきた衣装がどんなものがあるのかと確認していた時に見かけたのもあり。
トロットロになるまで甘やかされたのだった。(いみしん)*7
セツナは異界から出てこれてから少しの間はラムダの事でちょっと不安定というか寂しがっている感じ…
なのでちょっと甘えたりもしてるだろうな…
なお、甘える理由が『家族に関する思い』なため、鵺原リンだけでなくその嫁たちにも甘える。
半年くらいは『家族』というものについて認識を深めようとする感じ。
(セツナは育った環境的に『家族』というのは自分以外の環境しか知らないので、自分にとっての『家族』とは誰なのかといった認識によるもの……「リンの嫁の一人なら他の嫁とも家族になるのかな?」といった感じの事をセツナは思ってる…ってところですかね?…その辺についてしっかり考えるようになったのはラムダの件があってからで、それまではうっすらと感じるところはあったけど自分の『家族(ラムダ)』がそこにいても話す事ができない状態になったのが不安を感じるというのもあるかも?…あるいは、『家族』と離れた状態になった事からそこにいるか確かめてる感じ?)
ちなみにセツナが着ていた黒猫の衣装を選んだのは子猫(黒猫)です
セツナのハロウィンの仮装残り二つの候補
・魔女
【挿絵表示】
・鳥(シマエナガ)
【挿絵表示】
これからも続けられる範囲で頑張るぞ――!!