果たしてにこはみんなの元へ戻れるのか……
「の、希!?あなた身体大丈夫なの!?」
「正直に言うと全身が痺れて、今すぐにでも倒れそうや……」
「あれだけの電流を浴びて、正気なの……アンタ」
「もちろん……」
全身を駆け巡る麻痺が希を容赦なく襲う。声も脚も震え、その場で立っているだけで精一杯だ。今にも倒れ込みそうだが、麻痺に負けないぐらい全身に力を入れて踏ん張る。目の前の親友を救い出すまで倒れるわけにはいかない。
「さあ帰ろ……みんなの場所に」
「みんなの場所?」
「そう。にこっちも絵里ちもウチも、みーんな帰るべき場所がある。それがμ'sや」
「ふんっ!そんなところに帰りたくもないわ!!にこは零と2人一緒に居られればいいのよ!!」
「そのμ'sに……零君がおるんと違う?」
全身に力を入れすぎているせいか、希の体力が次々と消耗されていく。あとどれぐらい立っていられるかも分からない。もう既に息が切れ始めていた。しかし希がにこから目線を逸らすコトはない。自分の意識が途絶えてしまう前に、何としてでも彼女を取り戻す。もう誰にも変えられぬ決意が、希の心に秘められていた。
「μ'sには零君もいる、みんなもいる……」
「どうでもいいわ、アンタたちもみんなもね。だけどせめて仲間の泣き顔だけは見ないように、まずアンタたちから死の淵まで追い込んであげる!!優しいでしょ!!?」
「そんなコトは……絶対させへんよ……」
「言葉が途切れ途切れで辛そうね。もう限界なんでしょ?でも大丈夫、すぐ床に這い蹲るコトになるから」
にこの言う通り、希はもう限界に近かった。少しでも気を抜けばその場で崩れ落ちてしまうぐらいに。彼女の表情や息遣いだけでいかに苦しい状況に立たされているのかが分かる。
「さぁもう遊びは終わりよ!!零が来るまで甚振ってあげるわ!!」
バシッ!!
「きぁあっ!!」
にこが希の身体を大きく蹴り上げる。そこまでの力はないものの、体力が衰えている希を屈服させるには十分だ。希の身体が後ろに大きく傾く。ここで倒れてしまえば、もう立ち上がるコトは出来ないだろう。体力にも限界が来ているため、体勢を立て直すコトも出来ない。また、親友を助けられないのか…………希の決意に極僅かな影が落ちようとしていた。
ガシッ!!
「えっ?」
「希は1人で戦っているんじゃないわよ。私もいる!」
「絵里ち!!」
希を助けたのは絵里だった。絵里も希と同じく全身が麻痺しているが、力を振り絞って何とか希の背中を支える。腕や手も痺れて上手くは動かない。だけど親友のため、もう1人の親友のため、零のため、みんなのため、あらゆる想いが絵里に力を与えていた。
「希!!あなたは私が支える!!だから諦めないで!!」
「絵里ち…………うん!もちろんや!!」
希の心に落ちようとしていた影は完全に取り払われた。何を弱気になるコトがあろうか。自分の後ろには支えてくれる仲間がいるではないか。もう何も恐るコトなどない。
「チッ!うっとおしい!!素直にやられなさいよ!!どうせアンタたちに勝ち目はないんだから!!」
絵里はこの一瞬でにこの心情を読み取った。彼女から余裕がなくなっている。希の言葉が少なからず影響を与えたのだろう。さっきまでは話が通じるような状態ではなかったが、今こそ彼女を取り戻す絶好のチャンスだ。
「にこ!!あなたの居場所はそこじゃない!!またあの時の孤独に戻る気なの!?」
「孤独じゃない!!零がいるわ!!」
「あなたの好きな零は、そこにはいない!!」
「そ、そんなコト……」
「にこが向かう先にいる零は……あの辛く苦しい表情をした零なのよ!!」
「!!」
にこは零を襲った絵里たちに復讐するため、自ら殺人鬼となり彼女たちを狙った。それは"あの零"の顔をもう見たくなかったから。そして今後決してそうならないよう、自分と2人一緒なるためだ。その想いはやがて愛に変わり、そしてその愛は歪んだ愛へと変貌した。しかし愛が歪んでしまった結果、自ら零を闇に引きずり込んでいるとも知らないで。
「今のあなたが零と一緒になっても、零に笑顔は戻らない。むしろより辛く、苦しい表情になるでしょうね」
「そ、それは……」
「零君の辛い顔……それこそにこっちが一番見たくなかった顔じゃなかったん?」
「……」
先程まで狂気に満ちていたにこの顔がみるみる困惑の表情に変わる。にこは2人に言われたコトなど今まで考えてすらいなかった。そもそも、心が闇で満たされていた彼女にそんなコトを考えている余裕などなかった。零のために復讐する、そして彼を手に入れる……考えていたのはそれだけだ。
「あ゛ぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「にこ!?」
「にこっち!?」
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!」
「どうしたのよ急に!?」
「うるさいのよ!!もう……もうアンタたちと話すコトはないわ!!そこでくたばってろ!!元々その予定でアンタたちを呼んだしね!!」
バシッ!!
「ぐっ!!」
「う゛ぁ!!」
にこは再び希を蹴り上げ、彼女の背中を支えていた絵里ごと後ろになぎ倒した。2人の体力は既に限界でもう立ち上がれないだろう。今のにこは込み上げてくる怒りと苦しみ、そして悩み、その他様々な感情に支配され我を忘れていた。絵里と希の言葉がにこの心に伝わっていなかった訳ではなく、むしろ伝わりすぎてしまっていたのだ。
「ふんっ!にこに楯突いたらどうなるか今ハッキリと…………って!?え!?」
にこは驚愕した。目の前で起こっているのは現実か?絵里と希が立ち上がったのだ。どうしたらあそこから立ち上がれる?我を忘れた彼女にその理由を考える余裕などない。2人はよろよろしながらも、お互いがお互いの身体を支え合い再び直立二足で立ち上がった。
「どうして…………どうしてよ!!!!」
「言ったやん……にこっちを取り戻すためやって」
「だからにこが帰ってくるまで……私たちは何度でも立ち上がるわ」
「どうしてそこまで……」
「当たり前だ!!仲間なんだから!!」
「「「!!!」」」
突然この3人の誰でもない声が倉庫内に大きく響いた。その声を聞くだけで、絵里と希の身体は痺れが取れるほど軽くなり、にこは驚きを隠せない。
「零!!」
「零君!!」
「零……」
「待たせたな!!絵里、希!!そして、お前を連れ戻しに来たぞ!にこ!!」
~※~
初めはまたみんなに辛い思いをさせたと思っていた。電話口から聞こえた絵里と希の声、それを聞いただけで俺は彼女たちを危険に晒してしまった罪悪感でいっぱいだったんだ。
だがココへ来てその気持ちはかき消された。倉庫から聞こえてきた絵里と希の決意。それを聞いて俺もまた改めて仲間と共に戦うコトを決意した。俺たちは決めたんだ、再びμ'sを結成すると。そのためならどんな困難だって"一緒"に立ち向かう、と。そう、にこも一緒に……
「そんなところに倒れ込んで……どうした?」
「身体が思うように動かなくて大変なのよ……」
「へぇ~……」
「これでも結構辛いんや、助けてくれへん?」
絵里も希も身体が小刻みに震えている。それにこの床、僅かだが電流が走っている。なるほど、コイツに電流でも流されたのか。この黒い液体が電流を通すみたいだな。
俺は2人の手を取り、そのまま俺の方に向かって引き上げる。2人共多少よろけたものの、一応その場で立つコトだけはできるみたいだ。もう痺れが取れたのか?
「無視してんじゃないわよ!!ソイツらは殺す!!絶対に殺す!!零に辛い思いをさせたコイツらを!!」
今のにこはこれまでのメンバーの誰よりも豹変している。俺はこれまで人格が壊れた人を見たコトがない。彼女の闇は心の奥深くまで根付いているらしいが、どことなく悲しげな表情にも見える。これは恐らく、いや絶対絵里と希の想いを心のどこかで受け取っているんだろう。だがにこはまだそれに気付いていない。
「零!!アンタに辛い思いはもうさせない!!にこが、にこがアンタを!!」
「にこ!!!!」
「っ……!!」
「自分の心から目を背けるな!!背ければ、またあの時と同じになっちまう!!自分を偽っていた時と同じように!!」
「もうそんなのどうでもいいわよ!!にこはアンタさえいればそれで!!」
「本当にそうなのか?」
「なによ……」
「にこ、お前今泣いてるぜ……」
「!!!」
この言葉は、俺がにこに初めて会った時に言った言葉だ。その時は『先輩、泣いてますよ』だったっけ。あの時と状況は違えど、にこが抱えている心は同じモノだ。彼女もそれに気付いたような表情を浮かべている。もう俺は、あの時のにこの姿は見たくない。
「またお前は自分から目を背けるのか?仲間を捨て、自分1人だけで生きようとしていたあの頃に……それは違うハズだ。その時のお前は、もう1度仲間とスクールアイドルをやりたいっていう気持ちが残されていた。だからμ'sに入ったんだろ?お前は本当の気持ちを捨ててはなかったんだよ。そして、今もそうだ」
「違う!!」
「違わない!!だったらその顔は何だ!!どうして涙を流している!!」
「っ……!!」
にこは俺を睨みつけているが、その顔は涙でいっぱいだった。それはまさに"あの日"のにこ。μ's加入前に大きな葛藤を背負っていた頃の彼女だ。もちろんμ'sのみんなを狙っているという意味では、今のにこの方が背負っている負担は大きいだろう。だが本質は同じだ。
「あ゛ぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!爆発させてやる!!全員皆殺しにしてやる!!もう限界よ!!」
にこの暴走はまだ止まらない。でもそれだけ彼女の心に想いは届いているハズだ。絶対に取り戻してやる、もう少しだけ待っててくれ。
「爆発って……?どういうコトよ?」
「あぁ……絵里たちは知らないもんな。実は……」
俺はにこに踊らされていた時の状況を簡潔に説明した。もちろんにこの言葉はすべて嘘だと俺は推理したのだが……
「なんや嘘やったん……心配したわ……」
「にこも大胆な嘘を付くのね……」
いや、これは恐らく……
「嘘?随分と幸せな頭をしてるのね!!残念ながら嘘じゃないわよ!!」
「えっ!?もしかしてホンマなん……?」
「だ・か・ら!!そう言ってるでしょ!!」
「そんな……」
「もうまもなくタイムリミットね。あと15分よ!!」
「あと15分って……もう戻っている暇がないじゃない!!」
にこの言葉は本当だった。確かに俺はにこの言葉の裏を取り、すべてが嘘だと"推測"したに過ぎない。つまり確定事項ではなかったんだ。この倉庫から学校までは意外と近く、数分で来ることが出来る。だが学院まで戻っている時間と探す時間を合わせれば間に合うハズがない。もう学院崩壊まで秒読みだ。
「もうすべて粉々に吹き飛ばす!!零を貶めた連中しかいないあの学院を!!」
ピリリリリリリリ!!
「そいつはどうかな?」
「えっ……?」
「零?」
「零君?」
鳴ったのは俺の携帯電話だ。俺は通話相手の名前をにこに見えるように突き出し、通話ボタンをタッチする。
『零、終わったわよ』
『ビックリしたにゃ~!!こんなモノが学院にあったなんて!!』
『解体してる最中、とてもドキドキしたよ……』
「その声は、真姫に凛、花陽!?」
『あれ?絵里ちゃんもそこにいるのかにゃ?』
「ああ。それより助かったよ。事情は全部あとで話すから、解体したモノは誰の目にも触れないようにしておいてくれ」
『わざわざ授業までサボったんだから当然よ!!』
『全部ですよっ!!隅から隅までです!!』
「分かったよ、真姫、花陽。じゃあとりあえず一旦切るぞ」
そこで通話は終了。絵里も希も唖然とした表情をしているが、一番驚愕しているのはにこだ。そりゃそうだろうな、俺がコイツの計画を"すべて"読んでいたんだから。
「どうして……どうしてよ!!」
「俺はここに来る前に学院内を探して、お前が仕掛けたモノを見つけたんだよ。それで真姫たちにその解体を頼んだんだ。でも危なかったぜ、この前姉さんのところで同じモノを見てなきゃ真姫たちに指示が出せなかったからな」
「なんで……分かったのよ」
「思い出したんだ。お前が俺の思考を完全に読んでいたコトを。だとしたら、このまますぐにこのところへ行っていいのかと思った。もしかして、それすらも仕組まれていた罠なんじゃないかって考えたんだ。それで案の定、探してみたら結構あっさり見つかったよ」
「……」
「こんな行動が出来たのも……俺に仲間がいてくれたおかげだよ。真姫たちがいたコトもそうだし、言い方は悪いけど、絵里たちが危険に晒されてくれたコトで逆にお前を疑えた訳だしな。これも全部、仲間がいてくれたからかな」
ドサッ!!
にこは全身の力が抜けたのか、その場で膝を着いた。もう彼女の邪気も感じられない。
「さぁ帰ろうぜにこ!!俺たちの場所に!!」
「いいの……?私がもう一度帰っても?」
「もちろんいいに決まっているわよ。私や希も同じ気持ちだった。だけど零が教えてくれたの、もう一度やり直せばいいってね。道を間違えたからって、もう一度歩き出しちゃダメってコトはないのよ」
「絵里……」
「それにウチはもう一度この目で見てみたい!!にこっちが、ステージでキラキラと輝いている姿を!!そうやろ?宇宙No.1アイドルさん!!」
「希……」
絵里と希はにこに手を差し伸べる。にこは困惑していたようだが、涙を拭いそして…………両手で2人の手を取った。それはまた1つ、俺たちの希望が帰って来た瞬間であった。
~※~
「そういやまだ午前中だったな……」
俺、絵里、希、そしてにこの4人は倉庫から出て学院へ向かっていた。まず真姫たちに事情を話さないといけないし。そもそも今日は平日で授業日だ。
「でもウチらはこんな格好やし……流石に今日は休んだ方がええと思うんよ」
「制服も濡れちゃったしね……にこもあんなところで膝を着くからびしょびしょじゃない」
「仕方ないでしょ!!そんなの気にしてる余裕なかったんだから!!」
身体に電流を流され、黒い液体によって濡れた制服。確かにこの格好で学院に行くわけにはいかないか。それに授業を受けるより休んだほうが身のためだろう。
「にこの声に明るさが戻ったな。いつものギャーギャーうるさい声にさ。あれ耳に響くんだよなぁ~」
「ぬぁんですってーーー!!じゃあこれからもアンタの隣で言い続けてあげるわよ!!」
「これからも隣でって……にこっち妬けるわ~!!」
「にこって結構大胆発言するわよね?私も見習いたいぐらいだわ」
「アンタらねーー!!こんなコトなら戻って来なかったらよかったわ!!」
「「「アハハハハハハハ!!」」」
「笑うなっ!!」
いや~……このやりとりをしてると、にことの日常が戻ってきたって感じだな。お互いにボケつつツッコミつつ、そんな関係だけどお互いに信用して想っていないとそんなコトも出来ないだろうからな。
「でもやっぱり……戻って来れて良かったかな」
俺にニコっと明るく優しい笑顔を向ける。これも、μ'sに加入した時の笑顔と同じだ。俺の心にドキっと響く。μ'sのみんなは笑顔が綺麗過ぎるから困るんだよなぁ~……いちいちドキドキしてしょうがない。でもそれを見るために俺は日々頑張っているんだ。もちろんこれからもこの笑顔を絶対に守ってみせる。そして、残りのアイツらもきっと……
「だったらまた見せてくれよ。お前自身の姿を、ステージの上で」
「私もにこと一緒に舞台に立ちたいわ。その時はアイドル専門家として、ご教授お願いね♪」
「期待してるよ、にこっち♪」
「みんな…………任せなさい!!なんたって私は……」
にこは俺たちの前に立ち。すぅ~っと息を吸い込む。
「にっこにこにーー♪の矢澤にこなんだから!!」
にこのその姿に、俺は今までにない輝きを感じた。キラキラと輝くお前は、間違いなく俺たちの宇宙No.1アイドルだ。これからもみんなに笑顔をよろしくな!!
ということで第五章は完結になります!ここまで読んでくれた方、この話だけを読んでくれた方、本当にありがとうございました!
にことの直接対決はほぼ丸々2話かけての長丁場となりました。途中でにこが暴走してしまったり、ないと思われていた爆弾が本当に存在したりと展開があちらこちらへ大きくブレましたがいかがだったでしょうか?
恐らくにこの言葉が嘘だと予想した方はたくさんいると思います(そのような感想も頂きました)。ですが流石にそれは予想されやすいと初めから思っていたので、爆弾があると見せかけて、ないと思わせ、実はあるという三段構えにしてみました。楽しんで頂けたのなら幸いです!
さて、次回は遂に第六章!相手はここまで来たらもちろん穂乃果、ことり、海未の3人です!今まで解明されていない謎もすべて明らかにしていきます!
以下は付録と第六章のあらすじです。ヤンデレ度とここまでの時系列を軽くですがまとめます。
付録1:現在のメンバーヤンデレ度vol.10
正常:真姫、凛、花陽、希、絵里、にこ
末期:穂乃果、ことり、海未
もう完全に分かれていますね……
付録2:超簡易時系列
某月
【月曜日】
~序章~
~第一章~
【火曜日】
【水曜日】
【木曜日】
~第二章~
【金曜日】
【土曜日】
~第三章~
【日曜日】
~第四章~
【月曜日】
午前
~第五章~
※真姫たちに連絡したのは零で、それは第四話の途中で描写されていましたが、実際にその状況は零がにこたちの元へ向かう直前のことで、連絡したのは時間的には第五話の最後の方となります。誤解を招いてしまった方もいるかもしれません、申し訳ないです。でもあそこしか真姫たちの描写を挟むところがなかったんや!
午後
~第六章開始~
なんと第六章は月曜日の午後から開始!!
第六章あらすじ
にこを取り戻した日の放課後、みんなと作戦会議をしようと生徒会室へ向かっている最中、待ち構えていた海未により彼女の家へと連行されてしまう。そこでお手製の料理を振舞われることになるが……
何とか自宅に戻って来た零だが、家の鍵が開いていることに気が付く。中にいたのは神崎秋葉……零の姉であった。
※秋葉は零の姉として、自分が連載しているもう1つの小説で登場しています。もし『非日常』だけを読んでいる方がいましたら、『日常』にも目を通してみてください。