転生少女たちとゆるキャンパー   作:MT75B

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13話です。UA数が2200を突破しました。ありがとうございますm(__)m
今回は繋ぎ要素が強い回です。



#13 転校生がやってきた!

前回のあらすじ

 

①ほむらが野クルに加入

②杏子が各務原家にやってきた

 

↑No Side

☆☆☆ーーー☆☆☆

↓なでしこ Side

 

私は今、自宅のリビングで目が点になったまま立ち止まっている。

 

桜「なでしこ、突っ立ってないで早くどいてくれない?」

なでしこ「......」

 

私は椅子に座っている赤毛の女の子に目線を合わせてこう言った。

 

なでしこ「お姉ちゃん誰この子ぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?」

 

杏子「うぉあビックリした!!」

静花(なでしこ母)「あら、おかえり~。」

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

杏子「...つーわけで、昨日からここで生活することになった佐倉杏子だ。よろしく。」

 

あれからすぐにお父さんが帰ってきたので、私たちはそのままリビングで家族会議(でいいのかな?)を開いた。お父さん曰く、赤毛の女の子、杏子ちゃんは彼女の両親が海外へ転勤することになった。

一方杏子ちゃんは「日本に残りたい」とのことで、杏子ちゃんの父と知り合いである私のお父さんに頼んだそう。ちなみに大学時代の同期っていう関係なんだって。

 

修一朗(なでしこ父)「さて、これで一通り話したかn」グゥゥゥ...

 

お父さんが一通り説明し終えたとき、誰かのお腹が鳴る音が聞こえた。

 

修一朗「あっ、ごめん...」

静花「そろそろご飯つくろうかしら。みんなはどうする?」

なでしこ「食べる食べる!」

杏子「おねがいします!」

桜「じゃあ私も...」

 

↑なでしこ Side

☆☆☆ーーー☆☆☆

↓伶 Side

 

モブA「なぁ聞いたか?今日転校生が来るみたいだぜ!」

モブB「へぇ~。どんな人なんだろ。」

モブC「かわいい子がいいなぁ...」

モブA・B「「それなぁ!!」」

 

月曜日の朝、私のクラスで転校生が来るという噂が立っていた。地方の学校に転校してくるのがあまりないからか、クラスの話題はそれで持ち切りだ。

 

伶「転校生、ねぇ...(マジでどんな子なんだろ)」

なでしこ「あ、伶ちゃんおはよ~!ってどうしたのその顔!?」

 

右頬と鼻にデカいガーゼが1枚ずつ、左耳たぶに絆創膏が貼られてた私の顔を見てなでしこは驚愕する。

 

伶「おはよう。焼肉キャンプどうでした?」

なでしこ「楽しかったよ~!お肉美味しかったなぁ...ってそうじゃないよ!」

伶「あぁ...まぁ、あの場面を見たならそれで察してくれ...」

なでしこ「あっ...あ~...」

 

ものすごく簡潔に言うと、昨日キャンプ場から戻ってきたほむらにボッコボコにされた。幸いにもなでしこたちの前で殴られることはなかったが...

 

なでしこ「あのときのほむらちゃん、伶ちゃんを見つけたとたんに怖くなったんだよぅ...」

伶「うん、マジですごかった。死ぬかと思ったもん。」

 

マジで久しぶりに死の危険性を感じた...(白目)

 

伶「そういえば、今日このクラスに転校生来るって本当?」

なでしこ「転校生...あ~そういうことね!」

伶「何か知ってるのかい?」

なでしこ「そ、れ、は、秘密!」

 

なるほど、この感じからするとなでしこは転校生について何か知っているみたいだ。もしかしてもう会っていたりして...いや、会ってるな。じゃなかったら秘密なんて言わんし。

 

先生「はーい席ついてー。」

 

なでしこに探りを入れようとしたのだが、担任が教室に入ってきたのでやめる。

 

先生「んで、今日からこのクラスに新しい仲間が加わります。じゃあ入って、どうぞ。」

 

ファッ!?担任が語録を使っただと!?と心の中で突っ込もうとしたが、そのことがどうでもよくなるほど教室に入ってきた人物に驚いた。

 

杏子「さ、佐倉杏子です...よろしくお願いします。」

 

彼女が挨拶を終えると、私と視線が合った。彼女は「!?」の顔をしている。

 

伶・杏子(な...なんでお前がここにいるんだよぉぉぉぉ!?!?!?)

 

ーーーーーー

 

杏子「ん?アンタがいるってことは...」

伶「晶もこの学校にいるよ。隣のクラスだべ。」

杏子「マジか。あとで挨拶するか...」

 

ーーーーーー

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

昼休み

 

なでしこ「え~!伶ちゃんと杏子ちゃんって知り合いだったの!?」

伶「そうだよ(肯定)」

杏子「会うのはいつぶりだ?(な、なんかテキトーなウソ頼む!)」

伶「う~ん、10年ぶりじゃないか?親戚が杏子の出身地近くに住んでたから勢いで遊びに行ってたんだよ。(これでどうだい?一応親戚に関しては事実だったし...)」

杏子(マジナイス!!)

なでしこ「へぇ~そうなんだ!あれ、でもなんで10年も会ってなかったの?」

伶「死んじゃったんすよ...」

なでしこ・杏子「「Oh...」」

杏子「ところで、その顔面どうした?すげー痛々しいな...」

伶「ほむらにボコられた。」

杏子「え、あいついるの!?」

なでしこ「え、もしかしてほむらちゃんのことも知ってるの?」

杏子「おう。」

なでしこ「え!じゃあ隣のクラス行って一緒にご飯食べようよ!!」

杏子「ちょ、急に引っ張らないでくれよぉ!!」

伶「...(あんま行きたくねぇな...)」

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

リン「...で、こっちの教室に来たってわけか。」

なでしこ「そうなんですよ奥さん!」

杏子「あんたら結婚してたのか?」

なでしこ「えへへ...」

リン「してねーよ。あとなでしこは便乗するな。」

 

一方、私とほむらはというと...

 

伶「......」

ほむら「......」

伶・ほむら(き、気まずい...)

 

めっちゃ気まずい空気が流れてた。

 

晶「...キミたちはいつまでそんな態度をとっているんだね。はよ仲直りせんかい。」

伶・ほむら「「うっ...」」

リン「なぁ、こいつら何があった。」

晶「姉御となでしこのDMの件で大変なことになってね...」

リン「...それなでしこも悪くないか?」

なでしこ「ふぉっ!?」

ほむら「なでしこは悪気が無かったと思うのよ。だから、なでしこに何かしたら桜さんに...」ブルブル...

 

なでしこのお姉さんってそんなに怖いの!?

 

なでしこ「お姉ちゃんはそんなこと絶対にしないよ!」

杏子「いや、なでしこが桜さんに叱られるんじゃないかってことだろ。」

なでしこ「えぇっ!?」

杏子「冗談冗談w」

なでしこ「も~杏子ちゃん!」ムスッ

杏子「ははは、悪い悪い。たこさんウィンナー食うかい?」

なでしこ「食べる~!」

 

...なんかこの2人仲良くね?

 

ほむら「...その、昨日は思いっきりボコボコにしちゃってごめんなさい...」

伶「...!いや、私の方こそごめん。まさか秘密ごととは思わなかった...」

ほむら「私の卵焼き、ひとくちあげようか?」

伶「え、いいの?」

ほむら「もちろんよ。はい、あ~ん。」

伶「...ここ学校なんだけど...」

ほむら「ずべこべ言わない。」

伶「...あ~む。」パクッ

リン「お、仲直りのあ~んだ。」

なでしこ「よかったぁ~。」

 

ほんとだよ。マジでお通夜みたいな空気だったから。

 

杏子「...あんたたち、ほんとに変わってないよな。」

晶「双子の妹からしたら当たり前のような光景やけどな。」

???「いいぞ~もっとやれ~!」

他一同『うぉあっ!?』

 

誰だ!?と思ったら、リンの隣に斉藤さんがいた。

 

リン「斉藤か。驚かすなよ。」

伶「キミほんとに気配消すの上手だよね。おぢさん感動したよ。」

恵那「お...おぢさん?」

伶「ナンデモナイデスワスレテクダサイ」

杏子「...恵那だっけか?しれっとほむらの髪の毛弄ってない?」

(※恵那は伶・なでしこ・杏子と同じクラスの設定です)

リン「うわいつの間に...プッw」

ほむら「え?今の私どうなってるの??」

なでしこ「ほむらちゃん...w」カシャッ!

ほむら「???????」

 

えー今ほむらのヘアスタイルはどうなっているかと言いますと...

 

ほむら「...埴輪ぁ!?」←なでしこに自分の写真見せてもらった

伶「ブフォwwwwwwwwwwwww」

晶・杏子「wwwwwwwwwwwwwww」

恵那「名付けて、"埴輪ほむら"です!」

ほむら・恵那以外『wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』

ほむら「ちょっ斉藤さん変な名前付けないでぇ!!」

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

埴輪ほむら事変が起こった日から2日が経った放課後、私は晶と杏子の3人で部室棟に来ていた。前には部室に案内している晶の姿がある。

 

晶「ここが部屋棟やで。」

杏子「ほえ~、ここがなでしこが言ってた?」

晶「そそ。野クルの部室は狭いけど堪忍な。」

杏子「狭いのは気にしね~よ。」

伶「ってかすっげぇ久しぶりに晶の関西弁聞いたわ。」

杏子「あ、確かに。標準語に訛りが無かったけど、もしかして転生ボーナスなのか?」

晶「せいか~い!伶とは双子の姉妹なのに片っぽだけゴリゴリの関西弁やと不審に思われるやろ。」

杏子「言われてみればそうだ...2人って2つ前の人生ではどんな関係だったんだい?」

伶「晶は私の従妹だったね。」

晶「ま~姉御は東京でウチは大阪出身やったから、あんま会えんかったけどな。」

 

そんな話をしているうちに「野外活動サークル」と書かれた札が掲げられた扉の前に着いた。

 

晶「失礼しまー...」

なでしこ・???A・???B「「「野クルへようこそ~!!!」」」

ほむら「あっありがとう...みんな来たのね。」

杏子「いやどういう状況???」

 

そこにはパーティーコーンハットを被せられ、なでしこと知らない女子×2の3人に祝われていたほむらの姿があった。そして、部屋の形を見てあることに気が付く。

 

伶「...部屋細長くね!?」

杏子「それ思った!」

ほむら「なんかこの部屋、もともと用務員さんの掃除道具倉庫だったそうよ。」

???A「速いとこ広い部屋ほしいんだけどな~。」

 

眼鏡をかけたロングヘアのツインテールの女子がそう言う。いい加減広い部屋使わせてやれよ...

 

???A「って、なんか人増えてないか!?なでしこからは晶ともう1人来るとしか聞いてないぞ。」

なでしこ「ほんとだ!なんで伶ちゃんがいるの?」

伶「なんか私だけハブられた気分だから晶に土下座した。」

晶「あ、ごめん。伝え忘れてた☆」

???A・B「「えぇ...」」

 

これは私も「えぇ...」だよ。うちの妹は時々抜けてるとこあるよな~。

 

???B(=あおい)「そういえば自己紹介まだだったなぁ。私は犬山あおい、こっちの眼鏡かけた子が大垣千明ね。」

???A(=千明)「よろしくな。」

伶「晶の双子の姉やってます、神崎伶です。以後何卒。」

杏子「2日前転入してきた、佐倉杏子だ。わけあってなでしこの家に住まわせてもらってる。よろしくな!」

伶・晶・ほむら「「「え、そうなの!?」」」

 

あ、あんときなでしこが杏子の事を知っていたのってそういうことなのか...

 

ほむら「...なでしこに変なことしてないでしょうね?」

杏子「やってねーっつの!」

なでしこ「ほむらちゃん、いくら杏子ちゃんと知り合いとはいえ偏見は良くないよ?」

ほむら「」

 

うわぁ...ほむら固まっちゃったよ...なでしこって案外キツイのかな。

そんなこんなで、にぎやかな時間はあっという間に過ぎていったのだった。




13話でした。登場人物が一気に増えたぞ...(白目)
さて、2025年の投稿は次回が最後になると思います。まぁクリスマスキャンプ編はクリスマスどころか年内投稿できないんですけどね!(開き直り)
そんで、そろそろ綾乃が再登場します。といっても、本格的な再登場は年明けの投稿になりますが...
それでは次回も何卒。評価・感想お待ちしております。

番外編を書こうかな~って考えてます!どのお題がいいか選んでください!!

  • ほむらの断髪式
  • 少女の突発弾丸旅
  • 球技大会 in 3月
  • その他(感想欄に記載をお願いします)
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