1月も中旬ってマジっすか?
前回のあらすじ
A5ランクの和牛による犠牲者がでました。
千明「なぁイヌ子、どうして晩飯をすき焼きにしようと思ったんだ?」
あおい「あぁ、それな?ホンマは私、ビーフストロガノフとか牛肉のトマト煮込みとか、洋風の料理考えとったんよ。」
晶「ほうほう。」
あおい「そんで迷っとったらお婆ちゃんがすき焼きを勧めてきたんよ。『すき焼きは特別な日に皆で頂くもんや』って。それに得心してもうたんや。」
千明「婆ちゃんに騙されてる騙されてる。」
晶「犬山家ってホラ吹きの家系なんか...?」
↑No Side
☆☆☆ーーー☆☆☆
↓晶 Side
あおい「えーっと...3人とも大丈夫?」
晶「あ~ウチらは大丈夫やけど...」
伶「私の隣にいる人が...ねぇ...?」
ほむら「......(怒)」
ウチと姉御がA5和牛にノックアウトされている間に何やらほむらの機嫌がバカ悪くなっていた。
綾乃「うわーこれ怒ってるねー。」
リン「うん、めっちゃ怒ってるな。」
伶「...なんで怒ってるのこのひt」
ほむら「あ゛?」 ギロ...
ほむら以外「ヒィッ!?」
伶のこの一言でほむらの怒りが増幅した。いやマジでさぁ...
なでしこ「もう、伶ちゃん!」
千明「おい伶!」
晶「伶くんさぁ...」
杏子「あーあ、やっちまったな。」
伶「............(やってMotor...)」
恵那「...あ、そうだ、忘れてた!私、クリスマスっぽいものを持ってきてたんだよ~。」
そういって恵那が立ち上がり、大きなバッグから取り出したものは...
なでしこ「年末戦士!!」
全員「サンタクレンジャー!!!」
全員分のサンタコスだった。ちなみにちくわは犬用のトナカイコスを身にまとった。
なでしこ「ちくわトナカイかわいい~!!」
リン「かわえぇ...」
杏子「い...癒される...」
千明・あおい(斉藤(さん)ナイス...!)
恵那(伶ちゃん、あとは頑張って!)
伶(お、おう...助かった。)
姉御は恵那とアイコンタクトで意思疎通をし、顔をほむらの方に向けた。ほむらは多少表情は緩んだものの、まだ怒りが収まっていないみたい。多分だけどコレ、ウチらがガチで天に召されかけたことにガチのショックを受けてたな...
伶「...ほむら。」
ほむら「......」ジー...プイッ
伶「......」Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
あーこれ拗ねてるわ。頑張れ、姉御。
伶「...その、心配かけちゃってごめん。」
ほむら「......」ペチン!
伶「...っ」
伶・晶・ほむら以外「!?」
ほむらは姉御の謝罪で彼女の方に向き直ったかと思えば、姉御の頬にビンタをかました(前世で杏子と殴り合いをした後の時よりかは弱くしていたけど...)。ほむらは続けてこう言う。
ほむら「...ほんっとうに...ばか。」
伶「許してください...なんでもしますから(なんでもするとは言っていない)。」
ほむら「...ん。」
ほむらは伶の目の前で両手を大きく開いた。その場にいたほむら以外の全員が「おいもしかして...」の顔になる。
伶「...ほむらさん?さすがにこんな大勢の前は恥ずかしいっすよ?」
ほむら「ん!ん!!」
伶「......(冷汗)」チラ
伶は「誰か助けて」というまなざしをウチらに向ける。しかし...
なでしこ「伶ちゃん、責任はちゃんととらないと!」
千明「なでしこの言う通りだぞ!なぁ?イヌ子。」
あおい「せやな~。愛する人を怒らせたもんなぁ~。」
恵那「うんうん!」
伶「い...いや、しかs」
リン「おいおい、いつもやってることだろ?」
綾乃「なでしこからたまーに写真送られてくるし、晶からは呆れた思いがこもった文章が毎回来てるぞー。」
伶「ファッ!?」
晶「せやから今更恥ずかしがったって意味無いでこのあんぽんたんが!」
杏子「逃げんじゃねーよこのヘタレが!!」
美波「とぉっととやっひまへぇぇぇい!!!」
伶・ほむら以外「そーだそーだ!!!!!!!!」
残念ながらウチを含めて姉御の味方は周りにおらず、それどころかブーイングが起こっていた。
伶「......(唖然)」
ほむら「よいしょ、よいしょ...」
伶「...ほむら?なにブランケット脱いでるの!?」
ほむら「...へっくち!」ジー...
極め付きにほむらはブランケットを脱ぎ、わざとらしくかわいいくしゃみをした。
伶「...あぁぁぁんもう!わかったよ!!」
姉御はほむらを姉御自身のブランケットに引き込み、
伶「おりゃあ!」ガシッ!!!!
ほむら「!!!!」
そのまま強くハグをした!そして...
ほむら「ほむぅ!!!!」ギュッ!!!!
伶・ほむら以外「おぉっ!!!!!」
伶「...んっ!///」チュッ...
ほむら「!!!!!!!!!!!///」
伶・ほむら以外「キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!!!!!!!!!!!!!」
ほむらも伶を思いっきり抱きしめ、そのままの勢いで伶がほむらの唇にキスしたことで盛り上がりが最高潮に達した。各々がスマホ(ウチは一眼)をおもむろに取り出し撮影大会が始まる。しばらくして千明がスンと冷静になり、
千明「...なんか、傍から見るとアタシらって、仕事を終えたサンタが打ち上げしてるみてぇだな...」
全員「............」
この言動にウチらは黙るしかなかった。
☆☆☆ーーー☆☆☆
恵那「あ、そろそろ具材追加しない?もうお肉しか残ってないよ。」
あれからチマチマと食べ進めてるうちに、ほむらが持ってきたイノシシ肉は全部食べ終え、鍋の具材はほぼなくなった。
杏子「んじゃ野菜追加するぞー。」
あおい「杏子ちゃん待って。こっちはもう終わりや。」
杏子「うん?」
なでしこ「あおいちゃん、まだお肉こんなにあるよ?」
なでしこの言う通り、例の肉は鍋の中だけでなく箱にも残っていた。
杏子「え~?もったいないじゃねーか...」
あおい「まーまー。こっからはコイツで"お色直し"、していくで!」
あおいが取り出したのはまんまるで真っ赤なトマト。これをカットし、さっき千明が焼いた玉ねぎとバジルを加えて炒める。仕上げにそれを鍋に残った割り下に投入し、お肉を追加して煮込めば...
あおい「トマトすき焼きの完成や!」
あおい以外「トマトすき焼き!?」
トマトとすき焼きという異色の組み合わせに驚きつつ、なでしこと千明が箸を伸ばす。
なでしこ「...!んまっ!!」
千明「トマトうまっ!!」
晶「どれどれ...」
ウチと杏子、リンもトマトと牛肉を一緒に口へと運ぶ。するとどうだろう。食欲をそそるトマトの酸味と牛肉が、洋風にリメイクされた割り下と絡み合って...
晶・杏子「うめぇ...!!」
リン(やばっ...反則だろこれ...!)
そこから綾乃、鳥羽先生、姉御、ほむら、恵那の順にトマトすき焼きを食べていく。
綾乃「おぉ、これはおいひい!」
伶「美味...
ほむら・恵那「おいし~!」
とまぁ4名はこんな感じで舌鼓を打っているのだが、
美波「...ヒック...エッグ...」
綾乃「先生、もしかして...」
美波「ワインがあゔのにぃ...ワインがあゔのにぃぃぃぃぃ...」
あおい「はいはい忘れてしもたんですねー。」
グビ姉ただ1人はまた悔し涙を流しつつ、トマトすき焼きはあっという間に完食した。
千明・杏子「食ったー。」
なでしこ・綾乃「食べたねー。」
伶・晶・ほむら「ふぅ...」
リン「犬山さん、ごちそうさま。すごくおいしかった...!」
あおい「んふふ、お粗末様~......けどな?まだ終わりやあらへんねん。」
あおい以外「???」
またアップグレードするのか!?と誰もが思う中、あおいが取り出したものは...!
あおい「トマすきの〆...【チーズパスタ】が残っとんのや!!」
あおい以外「チーズパスタ!?!?!?」
あおい「〆食べる人~?」
なでしこ「は~い!」
杏子「アタシも食べる!!」
ほむら「私も食べるわ。」
腹に猛獣を飼っている爆食い女子2人に加え、彼女らほどではないがそれなりに食べるほむらが速攻で答える。
千明「すげーなお前ら...」
晶「まぁウチもまだいけるけんど...腹壊してまうから少しだけいただこうかな。」
恵那「じゃあ私も一口だけ貰おうかな。」
リン「私も。」
伶「私はほむらからわけてもらおうかな...」
ほむら「もしかして...あーんしてほしいのかしら?」
伶「うん...///」
ほむら「わかったわ...///」
晶(なんか甘~い空気が流れ込んできたな。)
そんなこんなであおいがガスコンロのつまみを再び回す。しかし...
あおい「あらら...?ガス切れしてもーた。」
これがちょっとした事件につながるとは、この時誰も思っていなかったのだった。
22話でした。そういえば伶ほむがイチャイチャしているとこあんま書けてなかったなーと思ったので今回書いてみました。
それでは次回も何卒。評価・感想お待ちしております。
番外編を書こうかな~って考えてます!どのお題がいいか選んでください!!
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ほむらの断髪式
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少女の突発弾丸旅
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球技大会 in 3月
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その他(感想欄に記載をお願いします)