#25 悪魔、どうする?
前回のあらすじ
クリキャンは無事(?)に終わりました。
↑No Side
☆☆☆ーーー☆☆☆
↓伶 Side
綾乃「ごちそうさまでした~。晴香
ほむら「あ、私も手伝います。」
晴香(=神崎母)「まぁ!綾乃ちゃんにほむらちゃんもありがとう~!」
祐樹(=神崎父)「ごめんね...食器洗い手伝ってもらっちゃって。」
綾乃「大丈夫ですよ~。むしろ急なのに泊めてくださったわけですし。」
ほむら「私に至ってはほんっとうに急でしたし...」
晶・晴香・祐樹「2人とも...とってもいい子...!」
伶「私感動しちゃった。」
晶「ごちそうさまでした。そしてお前ははよ食え。」
伶「当たり強くない?」
朝霧から帰ってきた日の夕方、神崎家全員とほむら、綾乃で夕食をとっていた。
晴香「今日はクリスマスだから奮発しちゃった!」
ということで、食卓はでっかいチキンやらケーキやら豪華な品物で埋め尽くされていた。いったいいくらかかったんだろうか...
んで、なぜほむらも神崎家にいるかというと____
ーーーーーー
数時間前、浩庵キャンプ場前にて...
リン「トイレに行ってくる。」
伶・晶・ほむら・綾乃「うい~。」
ヴ-ッ...ヴ-ッ...と、誰かの携帯が鳴った。
ほむら「ん?お母さんからだ。もしもし...」
伶(ほむらが家族と電話してるところ未だに慣れねぇ...)
ほむら「今?本栖湖のあたりまで来てるけど......へ?今の時期に?......もう向こうから許可出たのね。」チラ
伶・晶・綾乃「?」
ほむら「...わかったわ。気を付けてね。」
彼女は電話を切り、私たちにこう告げた。
ほむら「母が『急遽出張することになってしばらく家にいないから、神崎さん家に泊まってね☆』だそうです...」
伶「え"。」
綾乃「お父さんはいないの?」
ほむら「先月から単身赴任中なのよ...」
伶・晶「」
ーーーーーー
というわけだ。年末に出張とか大変だよなぁ...
晶「そんで、寝床どうする?一応寝室と言う名の部屋は1つあるんやけど...」
そう。問題は寝床で、私、晶、両親の部屋とゲスト用の寝室の4部屋しかない。しかし、今ここに居るのは6人。両親は2人で一緒に寝ているから問題ないとはいえ、1人分不足しているのだ。
ほむら「......」ジー
伶「...?」
晶「...!3人とも、寝室は綾乃に使わせてあげよ?」←何かを察した人
綾乃「え...あ~そういうことね。」←同上
伶「え、ちょ2人とも...あ。」
はは~ん?さてはほむらさん、そういうことなんですね??
ほむら「私はソファーいきなのね...」ションボリ
伶「いやいやそういうことじゃなくて...一緒に寝たいんでしょ?」
ほむら「え、何でわかったの!?」
晶「なんでって...ほむら、無意識に伶の方を見つめてたよ?」
ほむら「え、そうだったの?」
伶・晶・綾乃「自覚なかったんだ...」
☆☆☆ーーー☆☆☆
時刻は夜の10時半を回ったころ。転生者組はテレパシーで通信をしていた。
伶〔晶、杏子。綾乃となでしこは寝た?〕
晶〔うん。ちょうどさっき寝室行ったよ。〕
杏子〔なでしこも寝るって言ってた。〕
ほむら〔ひとまず2人に感づかれることはなさそうね。〕
天野〔テレパシーの通信うまく行ってます?〕
杏子〔問題ないですよ。本当にありがとうございます。〕
この中で杏子だけは身延から離れた南部町に住んでいる。テレパシーは遠距離で使うことができないので、こうして女神様に中継をとってもらう必要があるのだ。
杏子〔にしても天野さんってなんでもありっすよね。なんか羨ましい。〕
女神(=天野)〔まぁ、女神ですし。あと、今日は女神って呼んでください。〕
杏子〔あ、はい(そういえばそうだった...)〕
ーーーーーー
伶〔さて、ほむらはんのドッペルゲンガーが出て来ちゃいました。どうします?〕
杏子〔いやどうするって言われても...〕
晶〔そもそも悪魔は現世に着弾してるんか?〕
女神〔あ、上司からだ...ごめんなさい。たった今地球に着弾したそうです...〕
伶〔\(^o^)/オワタ〕
晶〔やりませんねぇスギィ...〕
女神〔やめなさい。真面目な会議で語録を発するのは恥ずかしいことなんですよ?〕
晶〔〕
...女神さん、それってつまりそういうことですよね?まぁ指摘しないでおきましょう。あと会議なんだこれ。
杏子〔っていうか上司さんすごいっすね。よく特定できましたね。〕
女神〔本当にすごいですよあの人は...頭が上がりません。〕
ほむら〔えーっと...状況がよく分からないんですけど、つまりは現状私が2人いるってことで?〕
女神〔すげー簡単にまとめるとそんな感じです。〕
ほむら〔...なんか不思議な感じね。〕
杏子〔それっぽっちの反応かよ...〕
ほむら〔というと?〕
杏子〔いや、どう考えても【暁美ほむら】が同じ世界線に2人もいるのって本来ありえなくないか?普通は片方の存在がその時点で消えるかなんかが起こるんじゃね?〕
伶・晶・ほむら〔!!!〕
言われてみればそうだ。杏子の言う通り、同一の世界で同一人物が同一の肉体を持っていることは理論上ありえない。ってことはやっぱそうなのかなぁ...
女神〔やっぱそうなのかなぁって?〕
伶〔思考盗聴やめてくださいよ...多分、悪魔は概念体じゃないかと思います。もし肉体を持っていたら多分うちの嫁かここの時間軸に異変起こってるはずなんで。〕
ほむら〔ちょっ!?あなt〕
晶〔嫁発言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!〕
ほむら〔!?〕
伶〔あっ...()〕
やべ、第三者と会話するときのほむらのことを嫁って言ってるときのが出ちゃった...まぁいっか。そこのほむほむしてるやつはまんざらでもなさそうだし。
杏子〔よかったな、ほむら!〕
ほむら〔杏子!?〕
女神〔うおぉぉぉぉぉぉぉお幸せにぃぃぃぃぃ!!!!!〕
ほむら〔女神様まで...う"~はずかぢい~///〕
伶〔お~いキャラ崩壊してるゾ~...〕
ほむら〔あなたが原因でしょ!?〕
伶〔あ、そっかぁ~(適当)〕
よかったじゃないか、ほむら。周りから祝福されてるぞ。それも神のお墨付き。
女神〔...失礼。つい自分事のように舞い上がってしまいました...〕
晶〔別にいいっすよ。むしろ相変わらずの百合好きで安心しました。〕
女神〔どんな安心のされ方なのです!?〕
伶〔...話戻しますね。それで女神様、私たちはどうすればいいんですか?〕
女神〔とりあえず見つけ次第こっちに引き渡してほしいんですよ。一応私たちも影に隠れながら身延にいるんでご安心を。その時が来たらテレパシーで呼んでください。あ、もし向こうが抵抗したならば遠慮なく殴りかかっていいっすよ。〕
晶〔エグい...〕
杏子〔本当にあなた神なんですよね...?〕
ホントだよ。相手はいくら悪魔でも元はただの中学生っすよ?倫理観というものがないのか...って思ったけど悪魔って歴史改ざんやってるんだった。そりゃ倫理観もくそもないわ。
ほむら〔ボッコボコにするのは承知ですけど...流石に周りに見られるとまずいですよね。〕
女神〔あぁその辺は大丈夫ですよ。神界隈特製の戦闘フィールド用意してるんで、そこでやっていただければ。〕
伶・晶〔SAOかな?〕
ほむら〔なら安心しました。これで奴を...〕
ちょっと待って。そこまで恨み持ってたの?怖いよほむらちゃん。
女神〔...じゃあ夜遅いんで今日はここでお開きにしましょう。みんな体調管理しっかりしてくださいねー。〕
伶・晶・ほむら・杏子〔はーい。〕
☆☆☆ーーー☆☆☆
伶「やっべめっちゃ寝ちゃった...」
翌日、珍しく目覚ましをかけ忘れた私は目をこすりながらリビングを通った。
伶「おはようごぜぇやず...ってあれ、誰もいない?」
晶「あーやっと起きた...あんた今10時やで?」
伶「へぇ~そうなん...って10時ぃ!?はぁ!?!?」
晶は彼女の部屋の扉を開けて私にこう告げた。いやーやったな。冬休みでよかったよ...
ほむら「おはよう。おそかったわね?」
綾乃「お、寝坊助さんおはよー。いや~ほむらって運転上手なんだなぁ。」
ほむら「そうかしら?綾乃こそ筋いいって晶に褒められてたじゃない。」
続いて2人が晶の部屋から顔をだす。なにやら晶の部屋で盛り上がってるみたいだ。
晶「あ、そうそう。お母さんからの伝言ね。『平日に寝坊するとはいい度胸だな。今回は許すけど次はないぞ。』だって。」
伶「終わった...」
半ば絶望しながら私は顔を洗い、超遅めの朝食をとり始める。やはり遅かったか、ご飯はどれも冷めていたのだった。
ーーーーーー
伶「そういえば、綾乃がほむらのこと呼び捨てで呼んでたね?」
晶「あ~なんかJRE Train Simulatorで遊んでいるときに、品川80km/h入線を美しくできるかってのを2人が競ってるうちにめっちゃ仲良くなってたで。」
伶「おぉ...そうなんだ(どういう状況!?)」
25話でした。
あの、さんざんお待たせしたのにこんなカスみたいな文体ですみません(汗)
そう、書きたかったのは悪魔ほむらの乱入なんです。pixivで某SSを見てたら「これいいな!」ってなっちゃったので...
それでは次回も何卒。評価・感想お待ちしております。
番外編を書こうかな~って考えてます!どのお題がいいか選んでください!!
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ほむらの断髪式
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その他(感想欄に記載をお願いします)