転生少女たちとゆるキャンパー   作:MT75B

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28話です。悪魔編はこれで最後です。普通に特級呪物が出来ちゃいました()
また、26話で誤字報告をしてくださった方に盛大な感謝の意を示します。


#28 悪魔とバカップル

前回のあらすじ

 

ほむらが「おみまいするぞー!!!」で悪魔を倒しました。

 

伶「もうちょいオチをどうにかしてほしい。」

 

↑No Side

☆☆☆ーーー☆☆☆

↓伶 Side

 

悪魔「...っ!」

晶「あ、起きた。」

 

私たちはクソ狭い部室で悪魔を寝かせていた。理由は単純、保健室は空いていなかったので消去法でこの場所になった。ちなみに千明とあおいは

 

千明「あ、私これからバイトだわ。じゃあなー。」

あおい「私も~。ほなお先にな。」

 

ということで先に帰った。もちろん悪魔の件は口外しないでと伝えている。というわけで、この場にいるのは私、晶、ほむら、杏子、なでしこ、綾乃の6人だ。なお、悪魔が憑依していたなでしこは

 

なでしこ「悪魔さんが出てきたときは確かに苦しかったけど、今はもう平気だよ!」

 

とサムズアップした。なでしこ、とっても強い子!

 

悪魔「ここはさっきの部屋...はっ!」キッ!

伶「そんなに警戒しなくても...それより体の方は大丈夫?」

悪魔「...右目はある程度回復したわ。それ以外はうっ...」

伶「...大丈夫じゃなさそうだね。〔女神さーん、悪魔さんの体治してあげてくださーい。〕」

女神〔え、治しちゃって大丈夫なんですか?私そろそろそっち着きそうなんですけど。〕

伶〔ボコボコにした状態で返すのもどうかと思っちゃいまして。〕

女神〔承知です。え~い!〕

 

その瞬間、悪魔の体に魔法陣が浮き上がる。治りかけの右目は完治し、腰やお腹周りの傷やあざが消えていくのが見えた。

 

なでしこ「ふぉぉぉ!魔法陣だぁぁ!」

綾乃「これがファンタジーでよくある魔法陣...」

悪魔「...!痛みが消えた...どういうことなの?」

伶「あーそれは...」

 

女神「こぉぉぉぉぉんにぃぃぃぃちはぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

女神以外「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

私がテキトーな言い訳を考えていると、急に女神さまが逆さまの状態で現れた。

 

なでしこ「ひぃぃぃぃ!あ、あの人下半身が天井に埋まってるよぅ!!」

綾乃「......」←フリーズ中

 

なでしこの言う通り、女神さま下半身は天井に突っ込んでいた...なでしこの言う通り

 

杏子「いきなり大声出されるとビックリしちゃいま...え、2人とも見えてんのか?」

なでしこ「う"、うん...」

綾乃「バッチリ見えてる...」

 

私と同じ違和感を持った杏子の質問になでしこは涙声で、綾乃は真っ青になった顔で答えた。

 

晶「...普通見えないはずなんやけど。」

なでしこ・綾乃「...へ?」

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

綾乃「...つまり、あなたは女神さまで、私となでしこ以外の4人をこの世界に転生させた張本人ってことですか?」

女神「そうです!」

悪魔「ウソでしょう...あなた達は転生者なの...?」

ほむら「えぇ。」

杏子「多分悪魔のアンタより5・6倍は生きてるぞ。」

悪魔「6倍!?」

晶「あ、ウチと伶はそれぞれ累計130年以上人間やってるで。」

悪魔「130年!?す、すごいわね...」

 

いや、寿命がないアンタに驚かれても困る。っていうか杏子の転生も担当してたんだ。初耳だぞ?

 

女神「それでそれで...おぉ~本当にほむらさんが2人いる。」

ほむら「えぇ、でも私はあんな破廉恥な恰好はしないわよ。」

悪魔「ぐ...でっでもこれは悪魔としての...」

伶「悪魔とかどうこうより中学生がそんな恰好しちゃダメでしょ。」

悪魔「」

 

私は2つ前の人生からずっと思ってたことを指摘した。それが効いたのか、悪魔は言い返すどころか黙り込んでしまった。アニメだと脱色してそう。

 

晶「...純粋な疑問だけど、なんでなでしこの体に入ってたん?」

伶「まさか、そっちの世界のまどかと誤認したとか?」

悪魔「......」Σ(´ω`;)

 

私が悪魔に問いかけると、悪魔はビクッ!と動揺したように見えた。

 

晶「...もしかしてマジでやらかしたん?」

悪魔「......」((´゜ω。`))

 

...ねぇ、ウソだと言ってよ。私のしょーもない冗談が正解とかやめてよ。

 

伶「はぁ...」

 

私は思わず深いため息をついてしまった。と同時に、あることに疑問が浮かんだ。

 

伶「女神さま、ほむらと杏子以外の3人もどっかに転生してるんですか?」

女神「...それ、他の人には言えないんですよ。ごめんなさい。」

伶「あぁいえいえ。私も変なこと聞いちゃってすみません。」

なでしこ「他の3人って?」

杏子「ほら、前話した時に他にもいただろ?」

綾乃「あー言ってたね。もしかしてまどかさんはそのうちの1人なの?」

ほむら「そうよ。名前出してなかったのによくわかったわね。」

綾乃「前ほむらが1人の女の子を必死に守ろうと動いてたって言ってたじゃん?で、悪魔の顔がほむらそっくりだったのとひたすらその子の名前を連呼してたから、そうなのかなーって。」

悪魔「...私そんなに言ってたのかしら?」

綾乃「自覚ないんだ...」

 

おいおいおい自覚ないのかよ。そんなんだからアニメではクレイジーサイコレズって言われんだよ...

 

伶・晶・女神「......はぁ。」

悪魔「ちょっと!?なんなのそのため息!」

 

私と晶は呆れのあまり再びため息をついてしまった。女神さんも珍しく「何言ってんだこいつ」みたいな顔してるし。

 

なでしこ「でも、どうして悪魔さんはまどかさんの事に必死なの?」

杏子「それになんでそっちのほむらが悪魔なんかになったかも知らないや。」

ほむら「そもそも悪魔と魔女って何が違うのかしら...」

綾乃「お三方がため息をつく理由も知りたいなー。」

 

なでしこ、杏子、ほむら、綾乃の順に悪魔に関する疑問を浮かべる。そういえば今まで叛逆編について話してこなかったっけ...

 

晶「...どうする?」

伶「もうこの際色々話しちゃおう。んであいまいな部分はそこの悪魔に補足してもらえばいいし。」

悪魔「私はまだ話していいとは...」

伶「は?お前ここの世界の人に迷惑をかけたくせになんなのその態度?お前のダークオーブカチ割ってやろうか?」

晶「今回は神々から引き渡してって頼まれてるから殺してないだけで、それが無かったらアンタのダークオーブは弾丸の餌食になってたんやで?ありがたく思えよな?」

悪魔「ゼンゲンテッカイシマスユルシテクダサイィィィィ.......」((((;゚;Д;゚;))))ブルブルブルブル

伶・晶・悪魔以外(こ、怖すぎる...)

 

ーーーーーー

 

伶と晶、「叛逆の物語」について解説中...

 

ーーーーーー

 

伶「...という感じです。」

晶「意外と時間かかったな...」

伶「悪魔、大体こんな感じだよね?」

悪魔「完璧すぎて怖いくらいよ...」

 

いやー長かった。くっそ疲れた。

 

なでしこ「それにしても...愛かぁ...」

綾乃「愛ねぇ...まぁがんばってくださいな。」

悪魔「...どういう意味よ。」

伶「おいおい、まだ自分自身の気持ちに気が付かないのかい?」

悪魔「何を言っているの?」

晶・杏子「あ~こりゃダメだわ(苦笑い)」

伶・なでしこ・綾乃「だねー。」

悪魔「...さっきから本当に何を言っているのかしら。」

伶「え?だってお前......そっちの世界のまどかに恋しているんじゃないの?」

???「ふぇっ!?」

ほむら「...悪魔の私ってそうなの?」

 

 

悪魔「全っっっ然違うわよっ!!!!!!!!!!!!」

 

 

悪魔以外「そうなのぉ!?!?」

伶「...今なんかまどかっぽい声聞こえた気がするんだけど気のせい?」

女神「え?彼女はここに居ないはずですけど......あぁっ!?なんでここに居るんですか!!」

 

女神さまが振り向いた方向を向くと、そこには白と桃色を基調としたドレスを身にまとった少女がいた。その少女の正体は...

 

伶「...アルティメットまどかぁ!?」

晶「え!マジで!?」

伶「おぉぉぉ本当にアルティメットまどかだ...!我感動也。」

円環「えぇっ!?私の姿が見えるの!?」

女神「あ、やべフィルタミスってた。」

悪魔「まどかぁ!まどかぁぁぁ!!やっとあえたぁぁぁ!!!」

 

悪魔は涙目でアルティメットまどか(以降:円環)に抱きついた。

 

悪魔「私は...あなたとずっと一緒にいたかった...ただそれだけなの!だから力を奪おうとして...でもそれはあなたの望むことじゃなかった。本当にごめんなさい...!」

円環「...もういいよ、ほむらちゃん。私の方こそ勝手に逃げちゃってごめんね...」

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

伶「2人とも、落ち着いたかい?」

円環「うん、もう大丈夫だよ。」

悪魔「恥ずかしいところを見せてしまったわね...」

杏子「まぁよかったな。好きピと再会できて。」

悪魔「好きピ?」

綾乃「好きな人って意味だよー。」

悪魔「だからそういう意味じゃないっていったでしょう!!」

なでしこ「じゃあどういう意味での愛なの?」

悪魔「ほら、親愛とか友愛とかあるでしょう?そういう意味でいったのよ。」

晶「でもそういうのはウチと伶が元いた世界ではそういうの弱かったで?」

ほむら「弱かった?」

伶「えー簡単に申し上げますと、円環と悪魔の百合で薄い本がコミケやらなんやらでたくさん出回ってました。」

ほむら・杏子・綾乃「Oh...」

女神「あ、それ関係の本買ったことあります。」

転生組・綾乃「女神さん!?」

 

え、あんた神様だよね?18禁の本とか普通に読んじゃっていいんだ!?

 

なでしこ「え、え?薄い本ってなに?」

円環「コンビニで売ってる雑誌の事かなぁ、ほむらちゃん?」

悪魔「いや私に言われても...というか百合ってなによ。」

綾乃「あーなでしこたちは知らなくていいから大丈夫。気にしないで。」

杏子「むしろ知ってほしくない...」

 

そだ。円環ちゃんもいることだしちょっとからかってやろ。

 

伶「まぁ薄い本は説明できないけど、百合ってのは...女の子同士の恋人関係を描いたジャンルだよ。」

円環・悪魔「...っ!!!!」ボッ///

晶・ほむら・杏子・綾乃「お前ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」

伶「え、いやいやいや薄い本について言わなかっただけ良くない!?」

なでしこ「あぁ~、百合って伶ちゃんとほむらちゃんみたいな関係性を表すことなんだねぃ。」

伶・ほむら「!?!?!?」(゜Д゜)

 

ちょっと?なでしこさんアンタ何言ってくれちゃってるんですか!?

 

円環「なんかここのほむらちゃんには会ったばかりなのに、ショートヘアだったり私たちが知らない子と付き合ってたりと既に情報量が多いね...」

悪魔「私が女性と付き合っているの...?いや私じゃないか。」

伶・ほむら「......」(〃ノωノ)

晶「あーあ、自分で蒔いた種が地雷になってやんのw」

伶「ぐっ...!」

 

ちくしょう反論できねぇ...

 

円環「でも、あっちのほむらちゃんと伶さんって付き合っている割にはガツガツしてないんだね。恋人関係ってそういうものなのかなぁ?」

伶「【さん】づけやめてね...まぁ、一応ここ学校だからあんま目立つようなことはしたくないんだよ。他の人もいるわけだし。」

ほむら「そうね。」

悪魔「あなたたちは本当に愚かね。周りの目なんか気にしてたら楽しめないわよ?それともヘタレなのかしら。」

 

なんだこいつ腹立つなあ...うわ、ほむらの眉間にしわが寄ってるよ。やっぱこんなこと言われると怒るよね。

 

ほむら「...伶。」ムニ

伶「...?」

 

......あのぉ~ほむらさん、急に私の顔を両手で抑えてどうしたんですか?あと顔近くないですか??

 

ほむら「......んっ!」///

 

チュ~~~~~~~~...

 

伶「んんん~~~!?」カァァァァ...///

その他「......」←突然のことで驚きの余りあんぐりしている

 

ちょっとぉぉぉぉぉ!?!?!?いきなり唇重ねるのは聞いてないんだけど!!!!あと長くない!?死んじゃう死んじゃう!!

 

伶「んん"~~!!〔苦じい!早く息吸わせて!!〕」

ほむら「......」

 

レロッ...

 

伶「んんっ!?」

伶・ほむら以外「!?!?」

ほむら「♪」///

 

...お前このやろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!

舌を使えばいいとかそういうことじゃねぇって!!!!!!!!!!!!

 

なでしこ「おぉぉぉぉぉ...」///

円環「ふえぇぇぇぇ...」///

悪魔「なによこれ...わ...私たちには刺激が...」///

綾乃「これはやばい...」

晶「まずいね。スイッチ入ったね。」

女神「しゃぁぁぁぁ!!」

 

なぁにが「まずいね。スイッチ入ったね。」だの「しゃぁぁぁぁ!!」だ!そんなこと言ってる余裕あるなら止めてよぉ!でも止めないでほしいって思っている自分もいる。チキショー!

 

円環「めっ女神さま、私たちそろそろ帰りませんか...?」

悪魔「これ以上ここに居ると死にそうです...」

女神「あらら、あなたたちもいずれこうなる運命だと思うんで見ておいた方がいいですよ?」

円環・悪魔「...フニャ...」プシュー

杏子「帰り際にブラックコーヒー飲むか...」

なでしこ「だ、だねぃ...」

 

あっもういいや、これキス止まんないわ多分。と私はあきらめた。あと円環ちゃんと悪魔よ、お前らから煽ったくせに「刺激ガー」とかいって退散するのはダメじゃない?そんで杏子さん、そんな呆れの極みみたいな顔で「ブラックコーヒー飲むか...」って言わないでください。普通に悲しくなります。

 

その後、女神さまがなんとか私とほむらの間に割り込んで止め、円環ちゃんと悪魔は女神さまに導かれるように無事神の世界へと戻っていったのだった。

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

 

私とほむらは今、甲斐常葉駅ホームで帰りに乗る列車を待っている。気を使ってくれたのかどうかわからないが、なでしこと杏子は駅舎内の待合室に残った。なんか申し訳ないな。ちなみに晶と綾乃はバイクでさっさと帰ったよ。

 

ほむら「ごめんなさい...あの悪魔にイラっとしちゃったのと、なんか欲求が我慢できなくてつい...」

伶「女神さまがいてくれて本当に良かったよ...あの人が引き裂いてくれなかったら私死んでたわ(苦笑)」

ほむら「うぅ...」(´இωஇ`)ウルウル...

 

ほむらはよほど気を負っていたのか涙を浮かべている。彼女は今にでも泣きそうだったので、私はほむらを正面から優しく抱きしめた。

 

伶「...よしよし。」ギュッ

ほむら「...ほん"とう"にごめんなざい...」˚‧º·( `っᾥc )‧º·˚ウッウッ

伶「そんな泣かんでも...」

ほむら「だってぇ...」

伶(あ~メガほむが出て来ちゃったか...)(( ´・ω・)ノ”ヨシヨシ

 

しょうがないなぁ、嫁さんが落ち着くまでこうしてますか。

あ、そうだ。ついでに埋め合わせをグレードアップさせよ。なにがいいかなぁ...

 

ーーーーーー

 

(15分後...)

 

伶「落ち着いた?」

ほむら「えぇ...今日の私は空回りしてばっかりね...(苦笑)」

伶「まぁ...気にしなくていいでしょ。人間誰しもが完璧ってわけじゃないからね。」

ほむら「......」

伶「...元気だしな。帰ったら美味しいごはん食べて、お風呂一緒に入って......今夜はたっぷりかわいがってあげるよ。」(。-∀-)ニヤリ

 

そう言いながら私は右手の中指と薬指を動かした。

 

ほむら「...それって!」

伶「あぁ...そうさ。」(・∀・)ニヤニヤ

ほむら「...もうっ!楽しみにしてるわね。」///

伶「......」///

 

 

 

夜、運動量がめっちゃ激しかったとだけ伝えておこう。




28話でした。えーなんとですね、28話を書いている途中でゆるキャン△Season4のティザービデオが公開されました!おめでとうございます!!放送は2027年を予定しているとのこと。いや~楽しみっすね。
さて、いよいよ次回から東京編です!何が起こるんでしょうねぇ...?
では、今回はここまで。評価・感想お待ちしております。
P.S.アンケート始めたので投票よろしくお願いしますm(__)m

番外編を書こうかな~って考えてます!どのお題がいいか選んでください!!

  • ほむらの断髪式
  • 少女の突発弾丸旅
  • 球技大会 in 3月
  • その他(感想欄に記載をお願いします)
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