ほとんどが初の恵那視点となっております。
前回のあらすじ
ほむほむ、丹沢を堪能する。
↑No Side
☆☆☆ーーー☆☆☆
↓恵那 Side
1月も終わりが見えてきた土曜日、私とあきちゃん、あおいちゃんはキャンプで山中湖に来ていた。
山中湖の東側にある大間々岬のキャンプ場に着くやいなや、岬の端で椅子を置き、あきちゃんが作ってくれたノンアルカクテルをまったりと飲む。途中コーギーの"チョコちゃん"と触れ合うなどもしてゆっくりと時間が流れていく。
あおい「___な、なぁ。さっきからむちゃくちゃ寒うなっとる気がすんのやけど...」
千明「だ、だよな。もう戻って焚き火はじめっか。」
夕暮れ時になったので寒くなるのは至極全うだけど、確かにいつもより寒いような......
ふと手元を見ると、カクテルが無くなったマグカップの底に氷が張ってあった。
恵那「あっあきちゃん、マグカップに氷が張ってある......」
千明「マジで!?今の気温何℃なんだ?」
あきちゃんはスマホを取り出し、天気予報アプリを開く。
千明「マイナス2℃って......まだ4時半だぞ?」
恵那・あおい「えっ!?」
千明「クリキャンの時こんな寒くなかったよな?」
恵那「だよね?」
あおい「はっ!?すっかり忘れとった!」
あおいちゃんが何かを思い出したかのように叫ぶ。
あおい「クリキャンした朝霧のキャンプ場は標高600 mやけど、山中湖はほぼ1000 m___もっと寒いに決まっとるやん......ちょっと冬キャンに慣れ始めて油断しとったんやないか...?」
恵那・千明「......っ。」
あおい「せや、今の時点でマイナス2℃ってことは、このあとどうなるんや......あっ、スマホのバッテリー切れてもうた!」
恵那「あっ、私のも......」
あおい「うちら、むっちゃヤバいとこへキャンプしに来てもうたんかも......」
あおいちゃんの言う通り、私たちは冬キャンを何回かやっていて慣れたばかりに油断してしまったようだ。
千明「...よし、今夜の寒さ対策を考えたぞ。」
少し考え込んでいたあきちゃんが私とあおいちゃんに顔を向ける。
千明「まず鍋を食って体を内からあたためる。そんで、体が冷える前に高温カイロをたくさんぶっこんだ寝袋に入る。その上からブランケットやコートをかけて、3人でくっついて寝る!いける、これなら極寒の夜を超えられるぞっ!!」
あおい「いける......んかなぁ?」
私は自分の持ってるカイロを出したが___
恵那「普通のカイロしか持ってなかった...」
あおい「私もや。」
残念ながら高温タイプのカイロは無かった。
千明「普通のカイロは寒すぎると途中で冷めちまうんだよ。けど、私も分けられるほど持ってきてねーし...」
ここで私は重大なことに気づく。
恵那「あっ!薪もまだ買ってないよね!?」
あおい「せや!!鍋作っとる間に焚き火せんと凍えてまうやん!!」
千明「よし、私はコンビニダッシュして高温カイロ買ってくる!お前らは薪買って鍋作り始めててくれ!!」
恵那「わかった!」
あおい「わかったわ!」
ーーーーーー
恵那・あおい「か、管理棟閉まってる......」
あきちゃんと別れた後、あおいちゃんと一緒に管理棟へ来たが既に閉まっていた。
あおい「これ、本気でヤバいんとちゃう!?」
私たちは近くに管理人さんがいないか辺りを見回せば、近くで車が動いていることに気づいた。運転席には...あっ!もしかして!!
恵那「あれ!!管理人さんの車じゃない!?」
あおい「ほんまや!」
慌てて追いかけるが、無情にも管理人さんを乗せた車はブォーンとあっという間に去っていく。追いつけまいと諦めたとたん体が前に倒れてしまった。
管理棟に行くまでに薪になるものを探したが、全部小枝だったので集めるにはかなり時間がかかってしまう。なんで先に薪を買わなかったんだろう、買う時間なんていくらでもあったはずなのにっ!
恵那(誰か...助けて...)
???A「あなたたち、大丈夫!?」
☆☆☆ーーー☆☆☆
???A「さ、どうぞ!」
恵那・あおい「おじゃまします。」
???B「いらっしゃい!」
恵那・あおい「こんばんは。」
私たちが挨拶をすると、先ほど触れ合ったチョコちゃんが「ワン!!」と返事してくれた。
あおい「うわぁ、あったかぁ...」
恵那「だよね。」
???B「はははは、うちには薪ストーブがあるでねぇ!」
そっか、外があんなに寒くてもテントの中が温かいのは薪ストーブのおかげなんだね。
あおい「はぁぁ...薪ストーブ様...!」
恵那「助けてくださってありがとうございます。」
???A「気にしないで!うちのテントは広いですし。それに...」
???B「ほっといたら死んじまうでよ!!なぁ、チョコ。」
おじいさんは笑いながら言うけど、さっきまでの状況を振り返ると全っ然笑えないんだよなぁ......
あおい「お、飛行機や。」
恵那「もしかして、お昼ごろにラジコンされていた方ですか?」
???B「お、そうだよ。見とったんけ?」
あおい「椅子に座って眺めとったよね。」
恵那「うん。」
???B「そうかー!」
聞けば、おじいさんは水上飛行機のラジコン同好会をやっているそうで、たまに山中湖まで飛ばしに訪れるそうだ。前までは河口湖で飛ばしていたそうだが、富士山が世界遺産になったことでラジコンが飛ばせなくなったと話してくれた。
???B「そうだ、今からモツ鍋やんだけど、嬢ちゃんらはもう飯食ったけ?」
あおい「あ、うちらもちょうどお鍋作るとこだったんです。」
???A「あら奇遇。だったら___」
千明「おーい!イヌ子ー、えなー!どこだー?」
テントの外で聞き覚えのある声がし、入り口のファスナーを開けるとあきちゃんが私たちのことを探していた。私は彼女に手招きして「ここだよー!」と伝える。
千明「おじゃましまーす。って、さっきのお姉さんに助けてもらってたのか~。」
あおい「寒かったやろ?」
千明「あたしがコンビニダッシュしてる間、こんなあったかいとこでぬくぬくしてたのか畜生め!」
恵那・あおい「へへ~っ。」
それから私たちは、お姉さんたちも夕飯が鍋だから一緒に鍋パーティーをしようってことをあきちゃんに説明した。
???A「シメにラーメンもあるんですよ。」
千明「最高じゃないっすかー!」
あおい「きりたんぽ鍋忘れとるやろ。つっ立っとらんで作るの手伝ってや。」
千明「おーすまんすまん。」
と、あきちゃんがきりたんぽ作りに取り掛かろうとする。
「ちあきーーっ!!」
千明「ん?」
「あおいーーっ!!えなーーっ!!どこよーー!?」
恵那・あおい「??」
???A「あら、誰か探しているのかしら。」
千明「いや、呼ばれてるのあたしらっすね。すまん、きりたんぽ触っちったから誰か様子見てくれないか?」
恵那「じゃあ私が見てくるよ。」
千明「おう、頼んだ。」
どうして私たちの名前が?と不思議に思いつつテントの外に出る。そこには厚手のダウンジャケットを羽織り、首元と頭にマフラーと帽子を付けている女の子がスマホを片手にキョロキョロしていた。液晶から出ている光が女の子の顔を照らした瞬間、私の頭に電撃が走った。
恵那「ほむらちゃん!?!?」
千明・あおい「えぇっ!?!?」
驚きの余り大きな声が出てしまったようで、テントの中にいた2人が驚いた様子でテントから顔を出していた。ほむらちゃんは私たちの方に駆け寄ってくる。
ほむら「はぁ...はぁ...」
恵那「ほむらちゃん、どうしt」
ほむら「どうしたもこうもっ!!!!!」
恵那・千明・あおい「っ!?」
私が言い切る前にほむらちゃんは声を荒げ、私たちを睨みながら続ける。
ほむら「あなたたち、全っ然連絡取れなくて心配したのよ!電話だって何度もかけたのに繋がらないし!!」
恵那「電話......」
恵那・千明・あおい「あっ!!!!!!」
そうだった、スマホのバッテリーが切れていたことすっかり忘れてた......
ほむら「......その様子、まさかバッテリー切れでスマホが使えなかったのかしら?」
そしてそのことは、ほむらちゃんにはお見通しだった。
恵那・あおい「そ、そうです...」
千明「あたしは機内モードにしてたわ...」
ほむら「そう......はいこれ。」
ほむらちゃんは薄い長方形の形をしたものを1人ずつポイっと投げる。暗くて分かりづらいが、表面には「高温カイロ」と書かれていた。
ほむら「それ使いながらでいいから聞いてちょうだい。」
恵那・千明・あおい「.........」
ほむら「あなたたち、今日スマホ使ってて何か思ったことはない?」
千明「そういえば、バッテリーの減りが結構早かったような...」
ほむら「そうね。じゃあ、どうしてバッテリーの減りが早かったか分かる?」
千明「どうして...?」
十数秒くらい沈黙が続き、「あっ!」とあおいちゃんが何かに気づいた。
あおい「もしかして、寒すぎてバッテリーに影響あったってことなん!?」
ほむら「正解。外気温が低いと、バッテリーに使われてるリチウムイオン電池の電解液が固まっていくのが原因よ。」
そういえば、冬になるとバッテリーの減りが早いって時々聞いてた気がする。あれってそういうことだったんだ。
ほむら「で、バッテリーの減りが超早かったってことは、このあたりはそのぐらい超~~~~~寒いのよ!言い方悪いけど、あんな装備で山中湖に行こうと思ったあなた達はどうかしてるわ!!」
恵那・千明・あおい「......っ!!!」
ほむらちゃんの怒りの言葉に、私たちは何も言い返すことができなかった。
千明「.........すまん。あたしら、このあたりがこんな寒いとは思わなくて......今思い返せば舐めてたわ、冬のキャンプ。」
ほむら「.........................................はぁ、本当に。」
千明「うん?」
ほむら「ほんっっっっとうに何もなくてよかった...!」
彼女は安堵のため息をついてそう言う。表情からは怒りが消え、とてもやさしく微笑んでいた。
ほむら「......その、強く言いすぎちゃってごめんなさい。」
恵那「ううん、ほむらちゃんは悪くないよ。元はといえば私たちがちゃんと連絡できてなかったのが悪いんだし。」
あおい「次からはちゃんと準備するよう心掛けるわ~。」
千明「あたしも気を付ける。」
ほむら「......!」
???B「嬢ちゃんたち、ずっと外で話しとって寒くないけ?」
私たちがなかなか戻ってこないのを見かねてか、おじいさんが顔を出して言った。
千明「あ、今戻ります!」
ほむら「こちらの方は?」
恵那「私たちを寒さから助けてくれた命の恩人だよ。」
あおい「それで、今ちょうど鍋パーティーをしてたとこやで。」
ほむら「そうだったのね。邪魔しちゃったかしら?」
???B「お、そこの嬢ちゃんも一緒にお鍋どうかね?」
ほむら「え、いや私は___」
ぐぅぅぅぅぅ......
千明「今のイヌ子か?」
あおい「ちゃうで?」
千明「じゃあ恵那か?」
恵那「私でもないよ?」
千明「ってなると......」
視線の先にいたほむらちゃんの顔が赤くなっていることに、みんなは思わず笑みがこぼれてしまった。
ほむら「ご馳走になります......」
☆☆☆ーーー☆☆☆
伶「えっと、本当に私たちも混ざっちゃっていいんですか?」
美晴(=???A)「どうぞどうぞ!人数が多いほど楽しいですし。」
伶「じゃあ、お言葉に甘えさせて___」
美波「えへへー、お鍋にはにほんしゅれすねー!」
和夫(=???B)「そうだらー!」
恵那・あおい・ほむら「もう仕上がってるぅ......」
ほむらちゃんが来てから10分くらい経った頃、鳥羽先生と伶ちゃんが車でキャンプ場にやってきた。鳥羽先生はリンから連絡を貰っていたらしく、ほむらちゃんの家で大容量のバッテリー装置を回収して運んでくれた。そのとき、たまたまほむらちゃんの家に遊びに来ていた伶ちゃんもバッテリーの運搬でお手伝いしたって言っていた。本当にいろんな人に心配かけちゃったなぁ......
伶「鳥羽先生、さっきまでカッコ良かったのになぁ。」
千明「さすがグビ姉だぜぇ...」
ほむら「ん、モツ鍋美味しい!きりたんぽも出汁がイイ感じに染みてて最高だわ~!」
和夫「はっはっは!嬢ちゃんいい食べっぷりだ!」
恵那「ねぇ、前から思ってなんだけどさ。」
あおい「うん?どないしたん恵那ちゃん。」
恵那「ほむらちゃんってさ......なでしこちゃんとか杏子ちゃんと同じくらい大食いじゃない?」
伶「やっぱそう思うよな!?」
ほむら「伶、恵那。私はあの2人より全然食べない方よ?」
あおい「そう言うてるけど杏子ちゃんから聞いたで?『あいつ最近食う量増えたけどどうしたんだ?』って。」
大食いの杏子ちゃんからそう言われちゃったんだ......
ほむら「え、一番言われたくない人なんだけど。」
千明「こういっちゃなんだけど、はたから見たらなでしこや杏子と変わんねーぞ?」
ほむら「うっうるさいわね!お腹空いちゃったんだからしょうがないでしょう!?」
伶「お前それこの前なでしこが言ってたことまんまだよ?」
ほむら「えっ......」
恵那「ま、まぁまぁ、よいではないか。」
あおい「太ってるわけちゃうし、ええんとちゃう?」
私たちが雑談している一方で、鳥羽先生はケータイを取り出して電話をかけていた。
美波「あっもしもし志摩ひゃん?おっしゃけぇ~!」
ほむら「先生、酔いすぎです。」パシッ!
美波「あっ!わらしのケータイ!!返してくだはい!!」
余りにも酔いが回ってて電話対応がダメそうなので、ほむらちゃんは先生のスマホを強奪して電話をし始めた。
ほむら「まったく......もしもし?リン、恵那たちは無事だったわよ___えぇ、えぇ。今日はホテル泊まることにしたわ。」
電話の相手はリンで、会話から察するに2人は私たちの様子のために連携をとってたみたいだ。
ほむら「えぇ、気を付けるわね。今日は本当にありがとう。じゃあ。」
そう言って通話を切り、スマホを鳥羽先生に返す。
美晴「それで、ほむらさんと伶さんでしたっけ。このあとどうされるんですか?」
ほむら「最寄りまで行ける終電に間に合わないので、大月駅前のホテルを予約しましたけど...」
伶「っていうかバスも終わってるじゃん。タクシー呼ばなきゃ。」
美晴「でしたら、私が富士山駅まで送りましょうか?」
ほむら・伶「えぇっ!?」
ほむら「いいんですか?」
美晴「大丈夫ですよ。ここからでるバスももう終わってる頃でしょう?」
お姉さん__飯田美晴さんはそう言う。
伶「本当に何から何までありがとうございます!」
美晴「いえいえ、お気になさらず。」
その後も鍋パーティーは盛り上がり、気が付いたら夜の7時半を過ぎていた。お鍋の具材もなくなったことなので、名残惜しいけどここでお開きとすることになった。私とあきちゃん、あおいちゃんは先生の車で車中泊しようということになった。
恵那・千明・あおい・伶・ほむら「どうも、お世話になりました!!!」
和夫「うんにゃーこちらこそ。鍋パーティー楽しかったにぃ!」
美晴「伊東へお越しの際は、ぜひうちの店に寄ってくださいね。」
和夫「先生が気に入った伊豆の地酒も取り扱ってるでよ!!」
美波「おすっ!!かならじゅうかがいまふ!!」
あまりにも呂律が回らなさ過ぎて、思わず大爆笑してしまった。
ほむら「じゃあ美晴さん、よろしくおねがいします。」
伶「お願いします。」
美晴「えぇ、そろそろ行きましょうか。」
ほむら「あなたたち、気を付けるのよ。」
伶「死んだら許さんからなー!」
千明「あたぼうよ!」
あおい「そっちも気いつけてな~。」
恵那「おやすみ!伶ちゃん、ほむら!」
ほむら「...!えぇ、おやすみ。」
☆☆☆ーーー☆☆☆
恵那(......ん、もう朝...うわぁ、窓が真っ白だ。)
ちょっと外に出てみようかな。他のみんなはまだ寝てるから、起こさないように車のドアをそっと開ける。
もうすぐ日の出だろうか、太陽がほんの少し顔を出しており、その光が山中湖を照らしている。
恵那「ん、ん~~~~~......」
固まった体をほぐすために一度背伸びをする。昨日はどうなるかと思ったけど、先生やほむらちゃんたちのおかげで助かって本当に良かった。そうだ、リンにも後でお礼を言わないと。
あおい「あ、恵那ちゃんおはよ~。」
千明「おーっす。」
恵那「2人ともおはよう。早いね?」
あおい「目が覚めてもうたんよね~。」
千明「あたしもなんだよ。」
恵那「そうだ、せっかくだし岬の先っぽで日の出みようよ!」
千明・あおい「いいねー!」
3人で大間々岬の先端へ移動し、ゆっくりと登る太陽を眺める。山中湖の冷えた空気の中、
恵那・千明・あおい「さむ~~~~~い!!!!!!」
冬の山中湖はとっても寒いけど、みんなの表情は笑顔で満ちていた。
千明「どうする?早めにワカサギの天ぷらつくるか?」
あおい「ええやない?準備に手間取ってまうかもしれんし。」
恵那「そうだね。」
千明「じゃあ、道具用意すっか!」
日が昇り、辺りはどんどん明るくなっていく。朝日に照らされた富士山は美しい雪化粧をまとっていた。
↑恵那 Side
☆☆☆ーーー☆☆☆
↓伶 Side
伶「お、電波入った。」
私とほむらは大月駅から特急あずさ3号に乗車し、一路甲府駅へ目指している。しばらくはトンネルだらけで電波が入りづらかったが、通信状態が急によくなったので峠を越えたのだろう。
伶(左側に電気機関車がいたから勝沼か。)
ここから塩山駅までは高台かつ盆地の端に沿うように線路が敷かれているので、盆地の端まで広がる市街地を列車の中から一望できる。
伶(ほむらは......寝ちゃったか。)
昨日は丹沢の方に行ってたみたいだし、急遽山中湖へ訪れたのも相まって疲れがたまっているのだろう。そっとしておくか。
再びスマホに目を移すと、恵那たちからメッセージが来ていた。
恵那{(写真)
恵那{無事に夜を越せたよ。
恵那{リン、ほむらちゃん、伶ちゃん、心配してくれてありがとね(*´ェ`*)ノシ
伶「朝からワカサギとはシブいねぇ......」
伶{おはよー
伶{こっちも峠超えたからあと15分くらいで甲府着くべ
伶{写真まってるよ~ :)
リン{おはよ
リン{山中湖みやげ、よろしくな
リン{伶たちも気を付けてね
伶{うい
とりあえず、彼女らが無事に夜を越せたようで一安心した。
『まもなく、塩山、塩山です。塩山の次は山梨市に停まります。』
列車は塩山の中心街に向け大きく左にカーブする。車窓には雲1つない冬の青空が広がっていた。
41話でした。1か月空いちゃったみたいです。たまげた。
一応進路活動は一区切りついたので、以前に近い状態の更新頻度に戻ると思います。
それでは次回もよろしくお願いします。
番外編を書こうかな~って考えてます!どのお題がいいか選んでください!!
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ほむらの断髪式
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少女の突発弾丸旅
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球技大会 in 3月
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その他(感想欄に記載をお願いします)