転生少女たちとゆるキャンパー   作:MT75B

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42話のアフターストーリーです。


#42.5 身に覚えのない納車

前回のあらすじ

 

①なでしこ、ソロキャン解禁

②晶「そうだ、三陸に行こう。」

 

↑No Side

☆☆☆ーーー☆☆☆

↓なでしこ Side

 

ピンポーン !

 

家族からソロキャンの許可が下りたその日、各務原家のリビングに呼び出し音が響いた。

 

配達員『こんにちは!ヤマハの者です~。』

なでしこ「?」

桜「私が出るわ。」

 

お姉ちゃんが玄関のドアを開けると、そこにはお父さんと同い年くらいの男性が書類を持って待っていた。

 

配達員「どうも~。各務原様宛に納車させていただきに伺いました。」

桜「納車?そういった話は聞いてないのですけど。」

配達員「え!?でも住所は各務原様宛になっているのですが......」

桜「失礼します......本当に私たち宛になってますね。私たちは頼んでいないのですが、依頼主はどなたかおわりでしょうか?」

 

さすがお姉ちゃん、冷静かつ的確な質問を次々にしていく。

 

配達員「そうですね___佐倉様って書いてあります。あ、届け先も佐倉杏子様になってますね。」

なでしこ・桜「佐倉様?」

 

ってことは、杏子お姉ちゃん宛の荷物なんだね。だとしても納車という2文字がどうしても引っかかるなぁ。

 

杏子「ただいまーってありゃ、2人ともどうした?」

配達員「ご帰宅された早々申し訳ないのですが、佐倉杏子様でよろしいでしょうか?」

杏子「はい、そうですが......」

配達員「実は、杏子様宛へ納車しに本日参りました。少々お待ちください。」

 

そういって配達員さんがどこかへ行ったかと思えば、黒を基調にゴールドの倒立フォークをアクセントにした、カッコいい乗り物に乗ってきた。

 

配達員「こちら、弊社のXSR125です!」

なでしこ・杏子「ば、バイクぅ!?」

桜「ちょっと杏子ちゃん、何勝手にバイクなんか買ってるのよ?」

杏子「いやいやいや!勝手もなにも頼んだ覚えないですよ!?」

 

杏子お姉ちゃんは焦って表情で伝票を凝視する___かと思えば、その顔はみるみる眉間にしわを寄せていた。

 

杏子「はーーーーーっ......」

 

杏子お姉ちゃんは深いため息をつくと、スマホを取り出して誰かに電話を繋げた。

 

???『もしもし、どうしt』

杏子「どうしたもこうもなんだよ親父!!いきなりバイク届いてんだが!?」

なでしこ・桜「え。」

 

もしかして......電話の相手って杏子ちゃんのお父さん!?

 

杏子父『お!そっちに届いたんだな。いや~よかったよかった。』

杏子「よくねぇよ!?どうしたんだよこれ!!」

杏子父『どうしたもこうも、杏子は夏休みの間に免許取っただろう?まぁ、ちょっと遅めのお年玉だと思って受け取ってくれ。んじゃ。』

杏子「ちょ!?まt......切れた......」

なでしこ・桜「......」

静花「ただいま~。」

修一朗「あれ?みんなして外にいてどうしたんだ?」

なでしこ「2人ともおかえりー!」

杏子「おかえりなさい!実はですね......」

 

ーーーーーー

(杏子、事情を説明中___)

ーーーーーー

 

修一朗「......なるほど、それでこのバイクが我が家に来たってわけか。」

杏子「はい......」

 

2人とも困惑しながらバイクに釘付けになっている。

 

静花「杏子ちゃんって免許持ってるんだっけ?」

杏子「はい。群馬にいたとき取りました。」

なでしこ・静花「え!?免許持ってたの!?」

桜「初耳ね。」

杏子「なかなか言う機会がありませんでしたし____お、このバイクはアタシが持ってる125cc以下の免許でも乗れるみたいです。」

杏子以外「この見た目で125cc免許で乗れるんだ......」

杏子「......貰っちゃったもんはしゃーないから、明日からこいつ乗る練習するか。ついでにバイク乗りに教えてもらおう。」

 

☆☆☆ーーー☆☆☆

(おまけ)

 

修一朗「もしもし、久しぶりだな。ダイ。」

大輝(=杏子父)『おぉ~久しぶりだな!元気にしてたか?修一朗。』

修一朗「あぁ。」

大輝『うちの娘とは仲良くやれてるか?』

修一朗「おう!俺の自慢の娘みたいに元気な子だよ。」

大輝『そうか、ならよかった。急にそっちに預けてもらうことになってすまんね。』

修一朗「杏子ちゃんが日本にどうしても残りたいって言ってて、お前自身も娘を1人で生活させたくなかったんだろ?」

大輝『あぁ。修一朗やお前の家族からオッケー貰った時は安心したよ。ありがとな。』

修一朗「いいってことよ。それにしても、ダイは相変わらずのサプライズマンだ。一周回って安心したぞ。」

大輝『はっはっは!そいつは嬉しいな。そうだ、今度一時的に帰国できそうなんだが、娘の顔合わせのついでに一緒に呑みに行かないか?』

修一朗「おっ、いいじゃないか!そんときはよろしくな。」

大輝『あぁ、会えるのを楽しみにしてるぞ。』




今回は短めでした。アフターストーリーだしね。

番外編を書こうかな~って考えてます!どのお題がいいか選んでください!!

  • ほむらの断髪式
  • 少女の突発弾丸旅
  • 球技大会 in 3月
  • その他(感想欄に記載をお願いします)
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