~ボボボバーガー・マリージョア支店~
時刻は正午、腹をすかせた海兵達が昼休憩に入る。ノリと勢いで生きている彼らは引き寄せられるように怪しいバーガーショップに入っていく。
「すみませーん、ボボボバーガーセットください」
ガチャン
「え?」
海兵が何気なく受付に置いた手に、店員のボーボボによって手錠がかけられた。
「不法侵入 で 逮捕」
「ビュティー!海軍の制服が手に入ったぞ!」
「あんたが逮捕される側だよ!!」
ボーボボはブーメランパンツから追いはぎで手に入れた海軍の制服に着替えてはしゃいでいた。理由もわからぬまま指名手配され、どうしても身を隠さねばならない緊急事態だったとはいえ、前回の海兵返り討ちと合わせるともう無実を弁明する機会はないだろう。
「ほーら首領パッチ~、ボボボバーガーだぞ~☆」
「コーラ!コーラ!!はやくよこせよ!」
「セットだからコーラもあるって」
「サンキュー!!…ってなんだよこれ!牛乳じゃねーか!!!」
「気づけよバーカ」
ボーボボと首領パッチが殴り合いをしているうちに、ビュティも海軍の制服を着替え終えた。これで今までの服装よりは目立たないはずだ。
「よし、これで天の助君を探しにいけるね!」
「アタシも着たわよ小娘!」
「全然着れてねー!!」
そこに立っていたのは海軍の制服を着た…いや、全く着用できていない首領パッチだった。全身のトゲが制服からはみ出し、帽子にいたってはトゲの上にチョコンとのっている有様だ。
「どーお!?アタシ着こなしは?」
「着れてないよ!目立つからほら脱いで!」
「そうやって私からヒロインの座を奪うつもりね!させないわ!させないわー!」
「おいお前ら!そこで何をしている!」
どうやらバカのせいで見回りをしていた海兵に見つかってしまったようだ。
「チーッス!先輩!なんでもないっす!」
「なんか怪しいな…ここで何をしていた!?」
「見ればわかるでしょ♡」
「全くわからん!」
──そりゃそうだよ…──
心の中で突っ込むビュティなのであった。
「そういえば…その横にいる怪しい生き物はなんだ!?」
(やべーバレそうだ!ごまかしてくれボーボボ!)
「非常食です」
(!!?)
「そうか!非常食か!」
(それでいいの!!?)
なんとかその場を乗り切ったボーボボ、ビュティ、非常食なのであった。
「ボーボボ!テメ──!!」
「おいビュティ、バカはほっといて天の助君を探すぞ」
「うん!…ねえあれ見て!何か空から来るよ!」
ビュティが指さした空には、大勢のカモメたちの姿があった。彼らはニュース・クー、新聞配達を行うカモメである。どうやら号外を撒いているようだ。
「新聞か…何かおもしろそうな記事でも書いてあるか?」
「えーと何々…『インペルダウンに侵入者現る!謎の珍生物の正体は…!』」
その写真に写っているのは青いプルプルした謎の生物…
「天の助君だこれー!!!」
「え~~!!(゚)(゚)ミ(゚)(゚)ミ(゚)(゚)ミ」
「何その驚き方!!?」
「海賊版に!!俺はなる!!!」
TO BE
CONTINUED