ヒトヒトの実モデルボボボーボ・ボーボボ   作:雁木まりお

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悪ぃ…間違って途中で投稿しちゃった


脱獄完了

 ─マリンフォード海軍本部─

 

「駄目です!ボーボボの奴らはインペルダウンに近づいています!」

「くっ…こんな()()()()ボーボボ海賊団まで現れるとはな…!」

 

 元帥センゴクは悪い知らせに思わず拳を握りしめた。悪いことは重なるものだ…今までの海兵人生でそのことはよく知っていた、だが何もこんな時に…!

 

「それと別件ですが…ボーボボとは別に出向許可のない軍艦が一隻…!インペルダウンに着港したそうです!!」

「!!?」

 

 

 

 

──────────────────────────────

 

 

 

「ここがインペルダウンか~~テンションあがるなぁ~~」

「あれがインペルダウン…まるで地獄みたい…でも何かおかしいよ?軍艦の数が少ないし…なんだか戦闘があったみたい」

「そんなの決まってんだろ!この首領パッチ様のオーラにびびって逃げたんだよ!」

「そんなわけないじゃん」

 

 ビュティが違和感を感じるのも無理はなかった。通常はバスターコールすら比較にならないほどの軍艦が集まっているはずのインペルダウンには、現在まばらな数の軍艦しかなく、所々には火の手が上がっている。まるでボーボボ達とは別の敵に襲撃を受けているかのような…

 

「これじゃコッソリ忍び込めないよ…どうしようボーボボ!」

「安心しろビュティ。これはむしろチャンスだ。この騒ぎに乗じて侵入すれば看守も俺たちだけ構っていられん!」

「確かに…!」

行くぞ!天の助をぶっ殺しに!!

救出は!??

 

 今のやり取りでインペルダウンの看守達にボーボボの存在がき気付かれたようだ。もう既に港には多くの看守が集まっている。もはや正面突破以外の道はない。

 

「おっしゃ!一番槍は俺がもらうぜ!」

「行ってこい首領パッチ!!」

毒竜(ヒドラ)!!!

ギャアアアアア!!

 

  ─首領パッチ出番終了(リタイア)

 

 一人の人間から飛び出した毒が竜の形を取り、首領パッチを襲った。その毒竜は首領パッチを呑み込むと、神経に入り込み一瞬で廃人と化した。

 

「貴様らボーボボ海賊団まで現れるとはな…!だがこれ以上の失態をさらすわけにはいかん!先手必勝…悪く思うなよ」

 

   ドンッ!!

  インペルダウン監獄署長

    マゼラン

 

「さて…後の奴らは…」

「署長!ボーボボの奴らは逃げ出したようです!どうかもう休んでください…!」

「まだだ…!逃げ出した奴らを…!」

 

 マゼランは既に限界を超えていた。首領パッチを倒し、気力さえ尽きた彼はついに膝をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─ニューカマーランド─

 

「首領パッチに感謝」

「くっ…!首領パッチが死んだ!」

「妥当な結果ですね」

「フンッ」

「ありがとう首領パッチ!お前のことは忘れない!」

増えてる───!!!

 

   ドンッ!!

 

 首領パッチを犠牲にインペルダウンに侵入したボーボボ一行。増殖したボーボボは死んだ首領パッチを埋葬しようとしていた。

 

「うぅ首領パッチ…今お墓を作ってあげるからね…」

おい殺すな!まだ死んでねえぞ!!

「生きてたの首領パッチ君!!」

 

 どうやら首領パッチはまだ生きていたらしい。包帯でグルグル巻きにされながら文句を言う元気はあるようだ。

 

「まだ息の根があったか!!死ねえ!!」

ギャアアアアア!!殺される!ボーボボに殺される!!

「うっるさいわねぇ…ガタガタいうんじゃないわよ!」

 

   ドンッ!!

  ボン・クレー

 

 彼…いや彼女はミスター・ボンクレー。彼女もマゼランに殺されかけたが、トドメを刺される寸前、マゼランが首領パッチに気をとられたため首の皮一枚で助かったのだ。その後侵入してきたボーボボ達と出会い、治療と引き換えに安全な場所まで案内してくれたのだ。

 

「おお!お前も息を吹き返したか!」

「あったり前じゃない!ダチが外で頑張ってんのよ!まだ死ねないっつーの!」

 

 元気になった証明替わりにクルクル回る彼女にはもう毒の心配は要らないようだ。

 

「それにアンタたちが解毒剤を持ってて私も助かったわ!でもなんで侵入したばかりのアンタが解毒剤をもってたの?」

「ああ…これは解毒剤じゃない。首領パッチエキスだ」

首領パッチエキス!!?

「心配するな。副作用はない…ただ首領パッチと同じ思考回路になるだけだ」

死ぬより怖いわよ!

 

   ドンッ!!

 

「あの…ボンクレーさん?」

「ボンちゃんでいいわよ!」

「ボンちゃん!わたし達、ここに閉じ込められた仲間を探してるの!プルプルしてる変な生き物で…天の助君っていうんだけど…」

「あ~~そういう事…じゃあ運が悪かったわね…」

 

 おずおずと質門したビュティに、ボンちゃんはバツの悪そうな顔をした。一体どういうことだろうか…まさか天の助はもう…?

 

 

「実はね…さっきまで私たちも脱獄しようとしてたの。そのプルプルしてた奴ならもう逃げたかもね」

「ウソォ!!?」

「じゃあ首領パッチが毒にやられたのは無駄死にだった…てこと!?」

「わ…わぁ…」

「泣いちゃった!」

 

  ドンッ!!

 

「行先は!?行先はどこ!?」

「麦ちゃんがいうには…エースの処刑を止めるために海軍本部に向かうらしいわ」

それ最初に私たちがいた場所じゃん!!!

 

 

「海賊版に!!俺はなる!!!」

 

 

           TO    BE

           CONTINUED

 

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