ボーボボ達がインペルダウンに到着するその数日前!天の助は無実の罪(現行犯)で収監されてしまっていた!話は天の助が脱獄する以前に遡る!
─“無限地獄”─
インペルダウンは数々の凶悪犯を収監する巨大監獄…世間の罪なき人々はこの監獄は地下五階までだと知らされている。しかし、事件の全容が明るみに出れば世間を恐怖に陥れるような大犯罪者や政府に不都合な事件を起こしたものなど、存在を政府によって抹消された者たちが収監されている隠されたエリアがある。それが「LEVEL6」、通称「無間地獄」である。
「嫌だーー!!俺なんもしてねーよ!ただ監獄と気づかずに侵入しちゃってただけじゃん!!」
「それを世間一般じゃ犯罪っていうんだよバカヤロー!」
他のエリアと違って拷問も刑罰もない、ただただ広くて暗いだけの空間─それが無間地獄である。一見他のエリアと違ってぬるいように思えるが、これはここにいるもの達が生きていると知られないため、そして万が一死んで悪魔の実が地上に再出現しないようにするためである。
そんな無間地獄を存在自体がふざけているナマモノが引きずられながらやってきた。彼の名は天の助、インペルダウンに侵入したボーボボの仲間である。既にインペルダウンに侵入したナマモノがいるという情報はすっぱ抜かれているにもかかわらず、なぜ天の助は無間地獄に収監されようとしているのか?
「コイツですかマゼラン署長の毒でも死ななかったというナマモノは…」
「ああ、別に強くはない…むしろ弱いがなぜかしぶとい訳の分からないヤローだ」
「今は白ひげ海賊団がエースを奪い返そうとしているクッソ忙しい時期だというのに迷惑な奴ですね」
そう、今この無間地獄にはエースが収監されている。黒ひげにとらえられたエースは公開処刑されるまでこのインペルダウンに収監されることになっている。彼は白ひげ傘下の海賊の一人であり、仲間を家族とまで呼ぶ白ひげならエースを奪い取ろうとしかねない…そして白ひげにはその力がある。そのせいで看守達は警戒に明け暮れていた…だがしかし、いつの間にか天の助が侵入していたことで警戒の見直しや他の侵入者の捜索などもしなければいけなくなったため、天の助は看守たちから滅茶苦茶に恨まれていた。
「殺してやる…殺してやるぞところ天の助!!!」
「やめてー!弁護士!弁護士を呼んでー!」
緊急事態だったためすぐさま処刑が行われたが、天の助は不死身とまで呼ばれた男である…そのしぶとさは折り紙つきで、通常の処刑道具ではまったく歯が立たず…いや、立ってはいた。だが切断しようが煮ようが焼こうが死ぬことはなかったのだ。
「くそっこいつどうやったら死ぬんだ!?」
「おいおいもう疲れたのかい?」
疲れ果てた処刑人と元気いっぱいの天の助、もはやどちらに対する刑罰なのか見ている側にはわからなくなっていた。
「もう逆にたのしくなってきましたよ!コイツ処刑の練習台としてこのまま置いときましょうよ!」
「えっ!?ウソウソ!実はめっちゃ苦しいです!調子乗ってました!だから開放して~!」
こうして天の助は無間地獄の住人としてしばらく過ごすはめになったのだった…
────────────────────────────────────
「なんじゃ騒がしいのう」
「はぁ…はぁ…ジンベエの親分、俺は幻聴と幻覚が出てきちまった。ところてんが歩いているのが見えるぜ」
「安心せい、わしにも見えるわ」
「海賊版に!!俺はなる!!!」
TO BE
CONTINUED