「つまらねえな……」
また一人、逃げ惑う民衆の生命を奪ったところで、傭兵組織『天上の獅子団』の団長ルシウスは溜息を吐いた。
レイスからのタレコミを受け、自分自身、その先に待ち受ける結果を愉しそうだと思えばこそ引き受けはしたが、下拵えに過ぎない現段階ではつまらないことこの上ない。
まあ、準備に手間暇をかけるからこそ、メインディッシュが殊更旨く感じることも事実ではあるのだが、それはそれだ。
「おら、お前ら。次行くぞ、次」
ルシウスは団員を一喝してグリフォンを飛翔させる。団員もまた、それに続くように次々とグリフォンを飛翔させた。
襲った民衆すべての生命を奪ったわけではないが、元より何人かの生命は残すつもりだったのだからこれでいい。こうすることで、運さえ良ければ生き残った民衆から天上の獅子団の卑劣な振る舞いが広まる。
それで良いし、それが目的だ。
現在地はパラディア王国の隣国であり、そうである以上、自分たちがパラディア王国に雇われていることは承知だろう。
如何に武名名高き傭兵だろうと、それが傭兵である以上、死肉を貪るハイエナと大差ない。それが傭兵に対する一般的な認識であり、一側面で見ると紛うことなき真実だ。
だからこそ、隣国の連中は今回の所業がパラディア王国からの指示によるものだと誤認する。長年に亘りパラディアと争っているのだから、元よりパラディアに対する不信は大きい。おまけに勇者が興したとかいう国の傘下にも入っていないのだから、不意打ちを仕掛けられたとておかしくはないのだ。
平時ならまだ我慢も出来ようが、現在の状況が状況だ。突如として魔物が暴れ回り、それから逃げ惑う民衆を闇討ちする。卑怯卑劣この上ない行為であるからこそ、理性による抑制よりも感情による爆発の方が大きいだろう。
結果、隣国は死に物狂いでパラディアに攻めかかるに違いない。それが実現すれば、何と愉しいことだろうか。それを返り討ちにしたならば、尚更愉しいことだろう。
パラディアにバレても、それはそれで問題ない。デュランのことは気に入っているが、だからこそ一廉の強者である彼と戦うのも愉しい筈だ。果たして、殺した時の高揚は如何ほどか想像もつかない。
結局のところ、どう転んでもルシウスが愉しむだけの余地がある。気分の乗らない下拵えに精を出しているのもそのためだ。
そんなわけで、メインディッシュを待ちわびながら、ルシウスたちは次の目的地へと進む。『各所で一斉に魔物が暴れ回る』という情報を、レイスが何処から掴んできたのかは不明だし、その地点まで把握していたことには流石に疑問を覚えるが、あの辛気臭い男であればそんなことが出来ても何ら不思議はない。
ルシウスのみならず天上の獅子団員に共通する、それがレイスへの認識だった。
「次の魔物は歯応えがあればいいんですけどねえ」
「行ってみなくちゃ分からねえよ」
目的があって襲いかかった民衆を殺し尽くしてはいないのだから、魔物に掻っ攫われるなど許されることではない。だから、現場に着いたら真っ先にその場の魔物を始末する。
そうすることで護衛や民衆も油断する。結果、仕留めやすい状況が出来上がる。……そういう寸法だ。
天上の獅子団員の中に、自らの行為に疑問を持つ者など誰一人としていない。
弱いから死ぬ。弱いから強者の食い物になる。それでも俺たちは生き延びた。強くなった。だから、弱い奴らを食い物にしたところで何の不思議もない。
それが彼らの認識であり、その一方、強くなった自分たちが食われることを想定していないのだから、何とも都合のいい考え方であることは否めない。
そうして、都合のいい幻想に酔ったまま、程なくして彼らは次の目的地に到着。手慣れた様子で作業に取り掛かるのであった。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
「あん? そりゃ一体どういうことだ……?」
相棒――自身の契約精霊からの報告を耳にしたクロウは、思わず呟いた。
「どうかしたか?」
高空で発された呟きだというのに余さず聞き取ったのか、デュランが怪訝そうに問いかける。
「いや、たったいま相棒から報告が入ったんだがな。ここからそう遠くねえ場所――隣国の敷地内か。そこでも魔物に襲われている奴らがいたそうだ。……相棒も生まれて長いから、ある程度は人間の敷いたルールってやつを分かってる。だから、敢えて俺には報告してなかったみたいなんだがな」
「ふむ。まあ、分からんではない。そっちの隣国となると尚更だ。長年に亘ってパラディアと争ってきた間柄であり、ブレイブの傘下国でもないからな。俺がパラディアの王子である以上、知ったところで迂闊には踏み込めん。緊急事態を言い訳にしたところで、非難は避けられまいよ」
「ああ。そこら辺は相棒も承知しているみたいだが、それでも伝えた方が良いと判断したようだ」
「ほう?」
「まず、襲われている奴らと、襲っている魔物がいた。そこに第三者のグループが加勢に入り、短時間で魔物を殲滅した」
「最弱と言われるゴブリンが相手ですら、場合によっては苦戦するのが人間だ。その一方、きちんと訓練を積み術理を学んでいれば、幼い子供でも倒せる魔物がゴブリンではある。……が、そこにオークが一体でも混ざれば、途端に苦戦は免れまい。それを踏まえると、その第三者集団は余程の凄腕と言わざるを得んだろうな」
「まったくだ。んで、問題はここからなんだが……その第三者集団は、魔物を蹴散らした後で襲われていた奴らに襲い掛かった。少ないながらに生き残りはいるみたいだが、死んだ奴の方が多い。もっとも、あくまでも気配を探知しただけらしいから、その生き残りが五体満足なのか、息が残っている程度なのかまでは分からんらしいが」
顔を顰め、頭を掻きながらクロウは言う。
話を聞いたデュランもまた、その端正な顔を歪めた。
「何を考えているのだ、そやつらは……? この状況が分かっていないのか……? 分かっていてやっているのか……? 魔物を軽々と蹴散らせる辺り、ただの賊とも思えん。となると、どこぞの国家が抱えている暗部か……?」
魔物の襲撃に便乗して、これ幸いと強奪に走る。賊であればやってもおかしくはないが、そうなると魔物を軽々と蹴散らせる実力に疑問を覚える。それだけの実力があるのなら、冒険者なり傭兵なりをやった方がよっぽど儲けられるだろう。少なくとも、賊と違って一発で犯罪者認定を受けることはない。
それでもなお賊だとするなら、今度は生き残りを見逃すことがおかしい。死人に口なし。きっちりと殺しておけば、今の状況なら魔物のせいに出来るのだから。
しかし、生き残りがいるとなると、魔物に責任を押し付けることも叶わなくなる。それを危惧するなら、やはりトドメは刺すだろう。
では、敢えて生き残りを見逃しているとするならばどうだろうか? 可能性として最も高いのは、やはり他国の暗躍だろう。
「プロキシア辺りが蠢動でもしているか……?」
それがどこかを考えると、プロキシアの可能性が高いのは否めない。
傭兵国家故に実力者が揃っており、大国故に装備の質も良く、グリフォンにも余裕があるだろう。
その上で最近のパラディアの行動は、プロキシアにとって望ましいものではあるまい。曲がりなりにも同盟を結んでいる間柄なのだから尚更だ。
それ故の、パラディアに対する牽制と警告。そう考えることは決して不可能ではない。
その第三者集団がパラディアと関わりのある物を身に付けており、生き残りがそれを目撃していたと仮定すれば、国の上層部に報告が届いた時点でパラディアを犯人と断定するだろう。
「そう考えると、最も怪しいのは天上の獅子団になるか……」
元々、天上の獅子団はプロキシアからの紹介だ。当然、プロキシアとの繋がりは残っているだろう。
その一方、隣国にしてみれば天上の獅子団の雇い主はパラディア王国に他ならない。
「この推測が合っている場合、誰が描いた絵図かは知らんが、よほど上手くできているな。まさしく機を見るに敏だ。――或いは、魔の眷属との繋がりも持っているのか……? プロキシアと魔の眷属が繋がっているとするなら、こうも見事にタイミングが噛み合うことにも納得がいく。夜会の情報はベルトラムのアルボー派からプロキシアに流れ、そこから魔の眷属へと流れた。魔の眷属はそれを基に襲撃計画を立て、それをプロキシアに流し、プロキシアはそれを基に暗躍を決めた。停戦により表立っては動けなくとも、傭兵を使えば話は別だ。周りからどう思われようと、確たる証拠がなければ疑惑止まりだからな……」
考えれば考えるほど、デュランはプロキシアが怪しく思えてならなかった。
そしてルシウスの性格を鑑みれば、天上の獅子団が動いている可能性も否定はできない。バトルジャンキーな面もあるルシウスだ。これで隣国との一大決戦が避けられなくなると踏めば、雇い主であるパラディアにとっては望ましくなかろうと、嬉々として動くだろう。
「その第三者集団が本当に善良で、『魔物の攻撃を食らって先のない奴を介錯した』って考えは、余りに善意に期待し過ぎかね?」
「善意に期待するのは悪くないし、真実その通りな可能性も否定はできん。――だが、やはり俺のような人種は、どうしても否定的な部分から考えてしまうのさ。そうでなければ王侯貴族などやってられん。楽観に支配されてしまえば、食い物にされて終わりだ。世の中に善人がいるのは認めるが、悪人がいるのも事実だからな」
「じゃあ、どうする?」
「放ってはおけんが、俺が介入することも出来ん。現時点ではあくまでも推測に過ぎないわけだからな。故に、お前に任せるしかない。……こいつを持っていけ」
デュランは懐から取り出した短剣をクロウに渡した。短剣にはパラディア王家の紋章が刻まれている。これを持つ以上、それはパラディア王国の王族か、その意思で動いていることを表す何よりの証明となる。
「おいおい、いいのかよ?」
「この状況では仕方あるまい。それに、お前であれば馬鹿げた真似もせんだろう。その程度の信は置いている」
「やれやれだ。……オーケー、分かった。信には信で返すのが傭兵団『漆黒』の流儀だ。この第三者集団が、本当にパラディアに不信感を抱かせようってな目的で動いているんなら、俺の全力で止めてやるよ」
「期待している。だが無理はするな。お前の生存を第一にしろ」
「おうよ、任せな。逃げるのが得意でなきゃ、傭兵なんざ務まらねえよ」
手と手を打ち合い、デュランとクロウは進路を違えた。
デュランは予定通りにパラディア王国へと向かい、クロウは隣国で不審な行動を示している第三者集団の元へと向かう。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
そして――刃金の音が鳴り響いた。
「あん?」
手に持つ剣を振った男――ルシウスは怪訝そうに呟いた。
「間一髪ってところかね……?」
ルシウスの斬撃を防いだ男――クロウは人を食ったかのような笑みを浮かべた。
「盛大に魔物が暴れ回っているこの状況下で、何をやってんだルシウスさんよぉっ!?」
「うおっ……!?」
言いつつ、クロウは力任せにルシウスを振り払った。
一方のルシウスは、たたらを踏んで後退った。
「アンタら天上の獅子団の雇い主はパラディア王国だ。だったら、優先すべきはパラディアの治安維持で、隣国の民衆を襲うことじゃあねえだろうが? それともあれか? 雇い主とは関係ねえ私利私欲からくる行動か? もしそうだってんなら、同じ傭兵として見過ごしちゃあおけねえな。傭兵ってのはただでさえ胡散臭い目で見られがちだってのに、アンタらの振る舞いによって尚更信用を損ねることになりかねねえ。そうなると仕事にありつけなくなっちまう」
「同じ傭兵ねえ……。一応、ここらの御同輩で腕の立つ奴には気を払ってるんだが、テメエに見覚えはねえな。つまりは雑魚ってことだろ。一体どこの身の程知らずだ?」
「見覚えがない、ねえ……。まあ、分からなくはないぜ。普段は変装しているからな。だが、それを見破れねえ時点でアンタも高が知れてるってことだ。さてこの場合、身の程知らずは果たしてどっちかな?」
ルシウスが鼻で嗤えば、クロウもまた鼻で嗤った。
挑発合戦を繰り広げるその声音は、非常にそっくりであった。今はまだ当人以外も分別が付いているが、気を抜けばどちらが喋っているのか分からなくなりそうなくらいにはそっくりである。
「ま、こっちにも事情があるんでね。アンタのことは見逃してやるよ、ルシウス。とっとと失せな。――しかし、アンタの部下は話が別だ」
言うなり、クロウは駆け出した。まさしく一足飛びと言える速度で周囲の天上の獅子団員へと肉薄。斬撃を浴びせて斬り捨てた。
それすなわち、その団員はクロウの動きに対応できなかったことを示している。
「実力派の傭兵つってもこんなもんか……。どうだ? 俺の姿は見えたかよ?」
言い捨て、再びクロウはその場を動いた。直後、先ほどの焼き直しと言わんばかりに、また別の団員が地に伏せる。
それはまさしく、天上の獅子団に対する挑発に他ならなかった。
「野郎!」
「テメエ!」
意気込む獅子団員だが、それで実力が向上するわけではない。クロウの攻撃を防ぐことは叶わず、一人、また一人と事切れていく。
平たく言えば、それだけクロウが実力者だという証明だった。更に言うと、クロウが本気を出すということは、その相棒たる契約精霊が全力で支援することを意味している。
高位精霊『ツクヨ』。かつてヤグモ地方に栄え、今は既に亡い『ミツルギ皇国』に所属していた精霊である。
彼女が契約する相手はミツルギの皇統に連なる者だけであり、そんな彼女が契約している以上、クロウがミツルギの血筋であることを示していた。
ツクヨの望みはミツルギ皇国の再興であり、契約者を厳選しているのもそのためだ。そういう意味では、非常に人間臭い精霊である。
クロウにとっては重いことこの上ないが、かつて力のなかった自分が、それを知らされた上で生きるために彼女と契約したのは紛うことなき事実である。それ故に、クロウも『なあなあ』で付き合っているわけではない。
もっとも、言葉にするのは簡単だが、皇国の再興など生半で出来ることではない。
それ故に、クロウは二つの姿を持つことを選択したのである。
一つは、シュトラール地方に生まれ育った、貴族崩れと移民のハイブリッドたる傭兵。没落したとはいえ貴族の系譜に連なる以上、ある程度の学があったとしてもおかしくはない。
もう一つは、ツクヨ同様にミツルギ皇国の再興を願う者たちにとっての希望――ミツルギ・カグヤとしての姿である。
クロウの本気とは、すなわちミツルギ・カグヤとして振る舞うことであり、普段は支援を抑えめにしているツクヨも、この時ばかりは全力で支援する。
ただでさえ、現代魔術と精霊術では上限という部分において計り知れない差がある。その上で、精霊術による支援まで乗っかるのだ。
ルシウスを始め獅子団員たちが如何に古代魔剣による身体強化を施そうと、結局は道具任せである。現代魔術以上に強化ができようと、限度があって然りだった。
その一方、術者次第ではあるが、精霊術による身体強化は容易くそれを上回る。カグヤも例外ではない。
また、ツクヨが支援に回ることで、人質にされそうな民衆の安全も確保された。実際、獅子団員の何名かは民衆を人質に取ってカグヤの動きを止めようとしたが、ツクヨが展開した結界に阻まれて叶わない。
それはこの上ない隙を晒すと同義であり、愚かな選択肢を選んだ獅子団員は死という結末を辿る。
「さて、どうする? 逃げるなら追わないぜ。他人様の獲物を掻っ攫うほど、俺は性格が悪くはないんでね。アンタのことはリオ陛下に残しておくさ」
得物を肩にポンポンと当てながら、カグヤは余裕を持って宣った。
「……リオ、だと?」
ルシウスは怒りながらも、その名前に思うところがあったのだろう。カグヤが零した名前を訊き返した。
「ああ。話を聞くに、アンタ、彼が幼い頃に母親を目の前で殺したそうじゃねえか? 幼かった少年も今は立派に成長して、未開地に国を建てたらしいぜ? 主な住民はシュトラール地方で虐げられている亜人族や移民みたいだけどな。今もなおシュトラール地方で虐げられている彼らを救うために、ガルアーク王国へと接触する傍ら、親の仇を討とうとルシウスという男を探し回っているって話だ。そんな話を聞けば、俺だって獲物を残しておこうと思うさ。――とはいえ、警告を聞かねえ奴のことを、いつまでも見逃す筋合いもねえ」
そこまで言って、カグヤはその手の剣をルシウスへ向けた。
「選びな、ルシウス。今は無様に生き延びて再起を図るか。或いは、今ここで勝てねえ勝負に挑んで、やはり無様に生命を散らすかだ。……思考時間は多くねえぞ?」
言い捨て、再びカグヤは縦横無尽に動く。その度に短く小さな悲鳴が上がり、獅子団員が倒れ伏す。
ルシウス以外の団員を仕留めるまでが、すなわち選択肢を選ぶためのタイムリミットということである。そのことを、誰もが否応なく理解できた。
「いいだろう。この場は負けを認めてやる。親の仇討ちに臨むリオの奴を返り討ちにして、次こそテメエを殺してやるよ。……そのためにも、名乗りな」
ギリと歯を噛んで、ルシウスが言う。
「負けた奴が上から目線で語るなよ。ついでに言えば、その願いが叶うことはねえし、名乗る気もねえ。お前は間違いなくリオ陛下に負けるだろうからな。そんな奴に名乗るだけ無駄だろ?」
団員へ攻撃するのを止めたカグヤは、上から目線ではあったものの、ルシウスに対して真摯に告げた。
ルシウスは舌打ちをしてグリフォンに跨り、生き残った団員たちもそれに続く。そして無言のまま、天上の獅子団は天へと飛び去って行った。
「んで、アンタらは無事かい?」
それを見送ったカグヤは、襲われていた民衆へと向き直るのであった。
仕方のないことだとは思うんですが、原作読んでても思いの外『魔物被害』というか『魔物の恐怖』が伝わってこないんですよね。
地方の小村なんかは野良の魔物に滅ぼされてもおかしくはないと思いますし、そういった報告がお偉方に届いてもおかしくはないと思うんですが……。
むしろ、魔物よりは対人戦の方が遥かに多いという。
そして、『天上の獅子団』は『実力派の傭兵集団』という触れ込みなのに、団長であるルシウスに次ぐであろうアレイン、ルッチ、ヴェンも、まともに戦えば精霊術を解禁した亜人族三人娘に負けるレベルです。
主人公であるリオが『作中最強格だけど、きちんと弱点もある』ことは十分に伝わってきますし、三人娘も状況次第ではアレインたちに追い詰められるので、『戦い方次第で強者にも渡り合える』というのがきちんと伝わってきます。
それは良いんですが、その反面、害獣の筆頭格たる魔物の存在が薄味な気がしてならないわけです。
そこら辺が気になったが故のオリジナル展開・オリジナルキャラですね。
レイスさんなら、シュトラール地方の各所で魔物を一斉に行動させることも可能でしょうし、そのタイミングを夜会に合わせる厭らしさも持ち合わせていると思います。