アカメが斬る!【帝都監察官】   作:タービン

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小説を書くのって難しいっすね…
頭の中では出来てるのにいざ文章にするとなると…


第二話

「今、帝都を騒がしている通り魔を倒して来いって子供にお使い頼むみたいに簡単に言いやがって、あの野郎…」

 

一人ブツブツと文句を垂れながら夜の帝都を歩くのは警務部監察部隊隊長【アラン・グラント】

彼が何故こうなったのかは少し前に戻らなければいけない。

 

 

 

アランは自らの上司である警務部長【ジュード】に呼ばれジュードがいる警務部長室の前にいた。

アランが部屋に入ると案の定部屋の主である金髪を頭にボサボサと生やしたガタイのいい男【ジュード】がおり、アランはジュードに自分を呼んだ理由を尋ねる。

 

「急に呼び出して何用だ?」

「いやなに、お前ら監察部隊やってもらいたい仕事があってな。」

「仕事、ねえ…内容は?」

 

ジュードに言われた言葉を眉を顰めながらアランは質問を重ねる。

 

「今、帝都を騒がしている通り魔についてだ。」

「あぁ、その事か。まだ、確証は無いが犯人は首斬りザンクって話しだろう?」

「そうだ。そして、仕事って言うのはお前らに通り魔事件犯人の討伐並びに犯人がザンクであった場合ザンクが奪った帝具の回収だ。」

 

お前なら、そんな事簡単だろう?とでも言いたげな目をしながら、アランを見るジュード。

 

「なんでまた急に、今まで通り警備隊に任せとけばいいんじゃねえのか?」

 

ジュードの視線を受けさらに嫌そうな顔をしながらアランは思ったままの疑問をぶつける。

 

「確かに、今までは警備隊が捜査にあたっていたが殺され過ぎた。被害者の三割は警備隊の人間だ。さらに、警備隊のオーガが死んだんだ。で、このままではマズイと思った上から俺たち警務部にも通り魔捜索の仕事が回ってきたってことだよ。」

 

ジュードは肩を竦ませながらアランの質問に答える。

ジュードからの回答を受けて、「なるほど。」とアランは納得する。

そもそも、何故アラン達監察部隊に今回の仕事がまわってきたのか。アラン達監察部隊の仕事は組織内での不祥事の調査及び報告であるが、もう一つ暗殺という仕事がある。帝都にはアラン達とは別で暗殺部隊があるのだが、彼らの仕事は主に裏の公では口に出来ない相手が対象であり、アラン達は組織内粛清の仕事を任せれているからである。

 

「りょーかい。話はもう終わりか?そうなら、今からセイラと仕事に取り掛かるが。」

 

部屋から出て行こうと踵を返しながら尋ねる。

 

「まだ、もう一つある。お前のもとに新しく部下が配属されることが決まった。」

「…名前は?」

「【コウヘイ】だ。今年、兵舎を卒業したばかりだ。そろそろお前の部下が連れてくる。」

 

ジュードがそう言って少ししてから、ノックの音共にアランの部下であるセイラが後ろに茶髪をオールバックにした少年が入ってきた。

 

「初めまして!本日、観察部隊に配属となりました!【コウヘイ】と申します!アラン・グラント部隊長!よろしくお願いします!」

 

ハッキリとした口調でそう言い、ビシッと礼をした彼が新しくアランの部下となったコウヘイだった。

 

「アラン・グラントだ。これからよろしくな。」

 

そう言ってアランは手を伸ばしコウヘイと握手をした。

 

「これで話はおわりか?なら、俺はもう行くが。」

「ああ、ご苦労だったな。それじゃあ頼んだぞ。」

「分かってるよ。セイラ、新人クン仕事だ。行こう。」

 

アランは確認を終え、部屋を出る前にセイラとコウヘイを連れ、部屋を出て行った。

 

 

 

そんな訳で今、アランは通り魔を探し街をあるいているのである。

 

「帝都の広さ完全に忘れてたわ…」

 

溜息と共に帝都に出てから何度目か分からない愚痴を溢す。

 

「しょうがないですよ、僕達、監察部隊は今日配属された僕を含めても三人しかいないんですから。」

 

アランの愚痴に苦笑しながら答える今日監察部隊に配属されたばかりのコウヘイ。彼等は二人人通りが全く無い帝都の街を歩いていた。

 

「…隊長、セイラさんは一人で捜索をされてますが大丈夫なのでしょうか?」

 

コウヘイは思っていた疑問をアランにぶつける。

 

「問題ねーよ、あいつは強い。一人でも大丈夫さ。

「そうですか…しかし、やはり女性一人というのは危ないのではないでしょうか?」

「だから、大丈夫だって。セイラだって帝具持ちだ。まあ、帝具無くても結構強いがな。」

 

なかなか引き下がらないコウヘイにアランは笑いながら答える。そして、コウヘイを見た時から思っていた事を言う。

 

「…思ったんだけど、新人クン…君もしかしてセイラに惚れちゃった?」

「なっ…!そ、そんな事ありませんよ!ただ、僕は後輩として先輩を心配しているだけです!それから僕の名前は新人クンでは無くコウヘイです!」

 

ムキになって返してくるコウヘイにアランはくつくつと笑いながら「そーか、そーか」と受け流す。

 

「まあ、落ち着けって新人クン。」

 

アランはコウヘイの呼び名を直す気が無いのか笑いながら、コウヘイを宥める。コウヘイがアランに文句を言おうと口を開きかけた時、一つの笛の音が鳴り響いた。




誤字、脱字、おかしな表現があれば教えて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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