原作的には、エイブが必死にシンデレラの為に頑張る話や。セイレーンとデコなアタンの出会い。ラピとレッドフードの話があったりしますよね
他、ヘレティックとのドンパチや、エデンの建設。後は本編への繋がり……当作はどこまで書くべきか。原作もラプチャーの正体含めて謎が多く、これからだという雰囲気もありますからね……
ゴッデスは任務を果たした。
これ以上入口に留まる理由はなし。 アークに入れないし、これ以上ラプチャーの襲撃に付き合う必要はありません。
誰かの指揮下ですらなくなった自由の身。
そこでドロシーの案でゴッデスは解散。 巡礼者(パイオニア)と名を変えます。
そして定期的に会う約束だけし、それぞれ単独で行動するようになります。
クイーンがまだいるのなら、それの調査と討伐という主目的を同じくしつつ、それぞれがやりたい事をやるようになりました。
ドロシーは親友のピナと共に新天地、新たな楽園を求めて旅を始めました。
ラプンツェルは各地の死者を弔い、祈ります。 ついでのようにエロ本を収集したり、遂には自分自身で危な絵を描き始めましたが。
スノウは地上にいるラプチャーを親の仇かのように、ひたすら殲滅。 おお怖い怖い。 ナニが彼女をそんなに駆り立てるのか。 あと食い意地を張っております。 思考転換前もその節はありましたが、鼠だろうが虫だろうが何でも食べる悪食と化しています。 逞しいですが私は遠慮します。
レッフは詩的な事を言って故郷に帰りました。 思考転換前のスノウが作ってくれたお気に入りのラジカセと変な新兵器、飛行能力とドリル付きの機関銃『セブンスドワーフゼロ』を持って。 残りの人生、故郷で過ごすつもりなのでしょうか……。
紅蓮は畑仕事や酒造りを楽しみながら、各地を流離ます。 見た目は飲んだくれですが、心中には激情を宿し、クイーンがまだいるならその首を刎ねてやると考えている戦闘狂。 そこは思考転換前と共通しているかもですねぇ。
そして私は、本体を宇宙ステーションの残骸に置き去りにしつつ、リリスの体を借りパクして軌道EVの麓を目指しています。
思い出巡り……というだけではありません。
何故ラプチャークイーンは軌道EVを破壊しなかったのか。 何故人間やニケが使える状態にしたままだったのか。 その謎があればと考えての事です。
ラプチャーは宇宙ステーションを大なり小なり改造していました。 そして地上侵攻の際、優先的に狙ったのは空軍基地や宇宙港だったと聞きます。 迎撃戦力が宇宙に上がれないようにする為の戦略的な意図があったという事です。
なら何故、軌道EVを凄い数のラプチャーで防衛こそすれ、施設そのものに手を出さなかったのか。 破壊も改造も出来ない理由があったのでしょうか。
ラプチャーの輸送に使用していた、という考えもできますが……ラプチャーの機体は種類によりますが、かなり大きいです。 小型機であれ貨物EVで何機も運搬できないのではと思います。 それこそ地球全土を制圧、人類を地上から駆逐する程の戦力をチマチマと送っていたとは思えない。
初期侵攻時の目撃談では、空から赤い光が沢山降って来たとも。 つまりEVは降下時には使用せず、宇宙ステーションからばら撒かれたのでしょうか。 機体が大気圏に耐えられるかは分かりませんが。
それかマザーホエールという、ラプチャーの超大型輸送機がありますから、それで安全高度まで輸送してから地上にばら撒いた?
……今となっては私がナニ考えても妄想で終わりますがね。
軌道EV自体、上半分は崩壊。 短小の中折れ棒。 ナグちゃんボディのある宇宙まで行く事は叶わない。
EVと繋がれていた宇宙ステーションは大破。 地上との接続が切れて、破片が軌道上を漂っている状態。 糸の切れた凧です。
それでも何とかして地上に堕ちる事は出来るかもですが。 ただ侵食して強化したボディとはいえ、大気圏に突入して無事に済むとは思えませんよ。 クイーンを連れて地球に堕ちたくないのもあります。
ナニもままならないですねぇ。 それでも行動目標があれば少しは気が楽ですよん。
さても第2世代型、シンデレラ達ですが。
エイブ博士の提案で、研究所の設備や資材、資料を自分のバンカーに移すそうです。
そして予想される、アークによる反抗作戦や地上調査に備えて、ラプチャーの数や動向調査をしていくつもりだとか。
地上もラプチャーによって様変わりしましたからねぇ。 未知の光景ができている地域もあるとか。
まぁ私やゴッデスも、必要なら再び合流して肩を並べる事もありましょう。
ああ、さて。
あれこれ考えている間にも軌道EV跡地が見えてきました。 道中、ラプチャーの残党をリリスの手刀で薙ぎ払いながら歩きます。
連中、今や機械的な銀色ボディから黒々とした禍々しい色合いにイメチェンしております。
性能も前より上に感じます。 自己進化しているのは知っていましたが、どこで改良しているのやら。
……地上のどこかに拠点があるのでしょうか。
「とはいえ、ここを守る必要がなくなったからか、山ほどいたラプチャーは霧散したようですねぇ」
「(何処に行ったのかしら。 全てがアークに向かったとも思えない)」
「その辺はエイブにでも任せますよ。 私たちは施設の調査です」
地面目掛けて、腕を振り衝撃波を放つ。
爆音と大量の砂塵が舞い、晴れる頃には大穴が足下に開きます。
覗けば、その下に広がる人工的な通路。 軌道EVのメンテナンス通路か何かでしょう。
「この先は地獄の底か、はたまた……」
「(行ってみましょ)」
ひょいと飛び降り、ドスンと三点着地。
リリスの黒マントもフワリとして、よりヒーローぽい雰囲気が出たんじゃない?
「敵は地上部分を弄っていない。 ならばこの地下にこそ、ラプチャーの痕跡や謎があるのかも知れませんねぇ」
「(冒険してるみたいでワクワクするわね!)」
「危なくなったら逃げますが。 貴女のボディは最強だと信じていますが、限度もありますから」
そうして私"たち"は軌道EVの地下の奥へ突き進む。 カツン、カツン、とヒールの音を響かせて。
その先で見たのは、ラプチャーコアそっくりな、巨大な動力源。
そして───
「ようこそ原初のニケ、勝利の女神リリーバイス。 いや」
出迎えるは番人のように佇む、乳タイプ。
巨乳目隠れ賢者ローブな格好のニケ。
いや、ニケなのかも分からない女性の語り手。
「フェアリーテール型試作6号機、ナグサというべきかな」
そして事情を知っている謎キャラときた。
警戒心を抱くには十分過ぎる相手ですねぇ。
……マジで誰ですか、アンタ。
後書き
雑にもD.E.E.P. とは会っておこうかなと
彼女?も謎の存在ですよね……(執筆現在