前回のあらすじ
(医療の)鬼と(モノホンの)鬼が来た。
「ハアッ…ハアッ…ハアッ…!」
少女は走る、走る。先の見えない森をただ走る。身体の痛みに耐えながら走る。血が垂れるのは全く感じれない。
『急げ!逃すな!』
怒号が耳に響いた少女はさらに早く走る、いや逃げる。逃げる、逃げる。心臓が張り裂けそうになるくらい痛い。だが元いた場所で受けた所業より怖くないと自分を鼓舞する。
「ハアッ…ハアッ…!……しまっ-」
ヒュ〜ン…
ガツッ
ザザーッ
背後に意識を集中させ過ぎた少女は、目の前の小さな渓谷に落下した。
強い衝撃とボキッという音が鳴ったのを境に、少女の視界は徐々に閉じていった。
「…だれ…か………たすけ…………」
掠れた声を振り絞っても、それを聞いた者はおらず。
少女は涙を流しながら意識を手放した。
♢
超激レア二人…二匹を入手してから2週間。相変わらず俺は小学校に行って卒なく学業をこなしては、裏山に来てにゃんこ達と鍛錬。ネコホッピングはTVでマサイ族を見てネコマサイとなり、ねこガンマンは木馬に乗ったことでねこウェスタンに進化。ねこロッカーは俺に言われたのがよほどショックだったか、ねこアーティストへと進化?した、まあ下手だが。*1
「フーッ…少し張り切り過ぎちゃった。」
「お疲れ様です、マスター。水分補給をしましょう。」
「お、ありがとうねこナース。」
少し休憩しようとするとねこナースがポカリスエットを持ってこちらにやって来た。ありがたくもらって受け取り、ミネラルを補給した。
「ふぅ〜…そういえば、ねこナースは特に鍛錬はしないの?レベル上がらないよ?」
「あはは、そうですね。私はナースですのであまり戦闘には自信がないので…」
「にゃんこの経験値の手に入れやすさは、そのにゃんこの得意不得意に左右されることがあるにゃ!各々のにゃんこにあった環境で訓練した方がより良くレベルを上げられるにゃ!」
確かにこのねこせんせいの言ってることは的を得ているな。ライフセーバーにサメを止めてくださいと言ってるような者だな。
……尚鬼にゃんまはというと…
バキッ
ゴキッ
ゴシャッ
その辺の木や岩を破壊しまくっていた。正しく戦うために生まれたような存在なのか、レベルアップが速いのが見るだけでも分かる。
「…少し怖いでしょうが、彼もあなたが召したにゃんこの一匹です。しっかり従いますよ。」
「そうかなぁ…ん?」
ねこナースと一緒に鬼にゃんまについて話していると、ネコが一匹やって来た。
「どうしたの?」
『にゃ!にゃ!』
「…鍛錬で走っていたら血の匂いがした、らしいにゃ。」
「!誰か怪我人が居たのですか?場所に見当は?」
ねこナースが尋ねると、ネコはついて来てと言わんばかりに鳴いて走り始めた。念の為にゃんこ達みんなで向かって見ることにした。
『にゃんにゃんにゃん……にゃ?にゃにゃ!』
「ここですか?…ここは?」
「…大穴?」
「渓谷にゃ!…もしやこの底かにゃ?」
たどり着いたのは小さな渓谷。岩肌が突出していて、落ちれば命の保障はできないだろう。
「どこかにいるのかな…ネコUFO達、探して。」
『『『にゃん!』』』
俺は空を自在に飛べるネコUFOに頼んで渓谷を探索させた。するとその一匹が大きく鳴いた。
「いたっぽいにゃ!おーい、こっちに連れてくるにゃ!」
そしてUFOの引力装置で引っ張って来たのは…腕の骨があらぬ方向に折れ、全身余す箇所なく出血している少女だった。
「うっ……!?」
「これはマズイですね…すぐに治療を-」
「待つにゃ、君の治療法は体力を奪ってしまうかもにゃ。そうしたらこの子は死んでしまうにゃ!」
「…くっ!何か手立ては…!」
悔しがるねこナースを他所に、俺が抱えていた少女は重い瞼を開いていた。
「………だれ…?」
「!大丈夫だよ、助けに来たんだ!」
「…きこ…えない…たす…けて……」
「?!」
余程の重症か、少女の聴覚は機能しておらず俺の声が届くことはない。
「…まさかこれを使うことににゃるとは…主人殿、これを!」
そう言って渡してきたのは、一枚の紙だった。"入団書"と書かれている。
「…まさか?」
「そのまさか、これに合意すればにゃんこ軍団として扱われる…つまり
「………元に戻すことはできるの?」
「…ダメにゃ。原則的ににゃんこ軍団を退会することはできないにゃ。」
そう言われて、俺は初めて責任というものを実感した。仮に入団した後俺の個性になることを彼女が願っていてもいなくても、俺はきっと、本当にこれで良かったか?と後悔をしてしまう。
「……おね…が…い…」
だがそれを抜きにして、少女が助けを求めている。ヒーローだったら、一体何をする?どんな状況であれ、救いの手を差し伸べるはずだ。それができるのなら、後悔は、しない。
♢
「…うぅ………ここ…どこ?」
目を覚ますと知らない天井が見えた。
『にゃ〜?』
「!………………?ネコ?」
呆然としていると後ろで猫の声が聞こえて、振り返ってみるとネコみたいな何かがいた。その後ろからぞろぞろとネコのようなのがやってきて、心配そうに私のことを見つめていた。
「大丈夫かにゃ?どこか痛いところはないかにゃ?」
「あ…はい。」
「それは良かったにゃ!僕たちに助けたもらった奉仕として、今から君は我らにゃんこ軍団の一匹として頑張ってもらうにゃ!…あ、勿論無理のないようににゃ!」
少し状況が飲み込めなかった。助けてもらったのは覚えてるけど、まさか個性の一部になるなんて…けど、
「…はい、よろしくです。」
ここは落ち着ける場所だと、直感的に思った。
少し空いてすまんかった。今月忙しいから書く暇がね…
アンケートやったことがないのでお試しにやってみた。どのガチャシリーズの出番増やして欲しい?
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伝説のネコルガ族
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超激ダイナマイツ
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戦国武神バサラーズ
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電脳学園ギャラクシーギャルズ
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超破壊大帝ドラゴンエンペラーズ
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超古代勇者ウルトラソウルズ
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逆襲の英雄ダークヒーローズ
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究極降臨ギガントゼウス
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革命軍隊アイアンウォーズ
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大精霊エレメンタルピクシーズ
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絶命美少女ギャルズモンスターズ
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超ネコ祭
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極ネコ祭
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バスターズ系統
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その他