限界少女とハイスペックダメ人間   作:スティック/糊

19 / 20
感想誤字報告評価ありがとうございます。

当作品に過度なドスケベ表現(R-18)はないよ。

……ないよ?


真昼誕生日おめでとう!!!!!!!

今回の話に出てきてないけど、その内姉妹でほわほわさせて藤宮家ニッコリ状態にさせるつもりだから許して()


夏休みの開始

 あっという間に7月は下旬。

 

 高校生の一大イベントの様なものとして知られる夏休みがやって来た。

 

 冬休みは長く、夏休みが短いと言うことはなく、夏休みも一般的な高校と同じような日程で9月1日から二学期が始まる。

 

 友人らの実家に拉致られそうな話はそれぞれの実家が少し忙しい状況になったため、彼女らはしばらく会えないと悄気ていた。

 

 以前とは違って今年は文明の利器であるスマホがあるから連絡は取れるだろう。

 

 

 昨年であれば絶好の稼ぎ時として鬼の様にバイトを掛け持っていたのだが、今年は無職である。

 

 屋台のバイトとか結構稼ぎが良かったんだけどなぁ……。

 

 

 現時点で懐のデカい旦那が出来ていた為、バイトをする予定はない。

 

 予定はない……のだが、ちょっとした縁で夕月はバイト擬き(?)を在宅ですることに。

 

 

 そのための画材を選びに昔何度か連れてこられた覚えのある画材屋に足を運んでいた。

 

 

「絵、描くのか」

 

「昔取った杵柄と言いますか、病院暮らしに見かねたシスターが物は試しだと与えられてからはチマチマと描いていましたね……」

 

 

 いや、アレは私が退屈だと駄々を捏ねたのだったか。

 

 今となっては絵を描き始めたことの切っ掛けなど詳しく覚えていない。

 

 夕月は何度か使った覚えのある塗料を手に、何とも言えない表情で真護の質問を受け答えた。

 

 

 何故、夕月が絵を描くことになったのかを簡潔に説明すれば、昔からお世話になっていた主治医とも言える先生と遭遇し『うちの弟子が開業するって言うから一枚描いてくれや』と大変雑な注文を受けたからだ。

 

 

 一学期の終業式後、夕月は何故か理事長室に呼び出され、学校側の不手際についての謝罪を受けたと思ったらそこに大変気だるげな主治医の蒲原先生が居たためである。

 

 主治医であった蒲原がシスターと昔からの縁であったことは知っていたが、理事長までもがシスターと縁のある人だとその時初めて知ったのだが……その話はだいぶ口汚い大人の舌戦になったので割愛しよう。

 

 

 主治医であった蒲原が勤める病院が夕月の人生の長い時間を過ごしていた場所である。

 

 『戻ってくんじゃねぇぞ』と夕月が退院して以来長らく足を運んでいない。

 

 その病院内には夕月が入院中に描いた多くの絵が飾られていたのだが、その絵を気に入ったらしい彼女の弟子が『開業するので一枚下さい』と申し出て、蒲原が『いや、アレは私のモンだから』と拒否し、流れ流れて夕月が新しく描くことになったのだ。

 

 

『シスターの遺産の管理手数料に一枚』

 

 

 シスターが亡くなった時に彼女の遺産の管理を蒲原が受け持っていたのだが『やぁ、あのバカに押し付けられて、キティが成人したら渡すつもりだったんだが、結婚したならもう渡していいだろ……絵は今までの管理手数料ってことで!』と言う彼女らしい大変適当な話の結末がある。

 

 出来上がったらそれと引き換えに渡すわ、とのことで夕月はまだシスターの遺産が何かを知らない。

 

 ……管理が大変なものじゃなければいいのだが。

 

 

 ともあれ、死にかけ新生児の夕月を酸素に満たされた保育器にぶち込んだ頃からの付き合いである彼女の頼みとあれば断れず、夕月は久しぶりに筆をとることにした。

 

 『心肺機能カスなのに猫に温められて、アレルギー起こすわけでもないし毛を吸い込んで死ぬわけでもねぇ……それで生き延びるとかお前は紛れもねぇ仔猫(キティ)だ。前世は猫だったんかおめぇ』と言う談は幼いころから何度も聞いていたが、久々に再会しても彼女は夕月のことをキティと呼ぶのだ。

 

 いい加減改めて欲しい気持ちと、ある種親愛の言葉なので否定しづらいのが何とも。

 

 

 病院に残したままだったと言うパレットとエプロンを手渡され、画材をどうするかと悩んでいたら迎えに来た真護にそのまま画材屋に連れて行かれた訳である。

 

 

「流石に自宅で油絵は匂いがきついですから」

 

「構わんぞ」

 

「私が構うんです……ベランダを占領しますよ?」

 

「何か簾でも用意するか……いや、熱中症になるからダメだ」

 

「ね?」

 

「いつかは用意する」

 

「特にやり続けたい趣味、と言う訳ではないんですけどね」

 

 

 夕月は流石に家の中でペトロールなどの揮発性油を使う気にはなれない。

 

 今となってはよく病室で油絵を描かせてくれたものだと思うのだが、蒲原がやけに夕月の絵を気に入っていたのを覚えている。

 

 色鉛筆から始まって、水彩画、そして油絵の順番だったか。

 

 あんまり長時間集中すると倒れるからと蒲原先生の娘さん監視の下描いていたんだったか。

 

 

 昔何度か目にした覚えのあった油性の色鉛筆が目に入ったので手に取ってみる。

 

 

「あ、コレ結構書き心地よくって、発色もいいんです。幼い頃すごい速度で使ってt―――無邪気な頃の私、値段は見なかったことにしてほしい……」

 

 

 夕月はなんとなしに手に取った色鉛筆が置かれていた棚にスッと視線を向けると、想定していないくらいいいお値段の色鉛筆であったことを今知った。

 

 ……うん、誕生日プレゼントで買ってくれたシスターと蒲原先生本当にありがとう、ってくらいのお値段してる。

 

 12色のセットとか……かつての夕月の食費半月分は行くだろう。

 

 

 一瞬にして肝が冷えた夕月はスッと丁寧に両手でその色鉛筆を棚に戻した。

 

 

「あ、ちょ、何してるんですか!?」

 

「要るんだろう?」

 

「今回は使いませんので!」

 

「じゃ、その内使うかもしれないと言うことで」

 

「そんなあいまいな基準で買い物かごに入れないでください!」

 

 

 夕月は棚に戻したが、その脇からスッと大きな手が伸び40色セットが掴まれて買い物かごに吸い込まれていった。

 

 

「貴方が以前自己申告した月のお小遣いに迫る金額になるんですけど」

 

「必要経費」

 

「貴方画家じゃなくて小説家でしょう!?」

 

 

 今更のツッコミであるが、彼のお小遣い制とは一体何だったのか。必要経費別とは言ったけども。

 

 そんなことを言いたくなるくらいには彼の買い物は結構豪快だったりする。

 

 まぁ、確定申告するためのレシートと領収書をまとめたり、家計簿見てると本当に自分自身のことには身だしなみを整える程度にしか使ってないのは知っているんだけども。

 

 チマチマと安いものを買うと言うよりはそれなりにいい値段のものを長く使うタイプらしい。

 

 それにしても私に対して本当にお金を使うことに躊躇いがないこの人……。 

 

 

 その後夕月はなんやかんや言いくるめられ、画材道具もろもろの買い物が行われた。

 

 慰謝料とかそこら辺のお金を使ってしまおうと考えていたのだが、真護ブロックにより彼の財布からのお支払いである。

 

 

 

 〇 〇

 

 

 

 翌日、自宅の一角が気が付けば改修されていた。

 

 改修と言うと大げさかもしれないが、真護の収集していた本棚のスペースがほんの少し詰められて、イーゼルと椅子を置くスペースが生まれたのだ。

 

 

「真護さん、本に匂い移りますよ」

 

「換気したり虫干ししたりすれば大丈夫だろう」

 

 

 ……ある程度は匂いが染みてしまいそうだと思いながらも真護の強行により作業スペース(仮)が生まれた訳である。

 

 贅沢な空調設備をフル活用しつつ、しっかりと換気も行うことをルールに夕月は油絵の具を取り扱う。

 

 ……どうしてこうもこの人は一度こうだと決めたら割と強引なのか。

 

 

 改修と言う名の模様替えが終わったかと思えば、なんかアイデアを思い付いたと言って自分の書斎に向かって行った彼の背を見送る。

 

 些か強引な旦那に感謝をしつつ、夕月は随分と懐かしいエプロンを身に着ける。

 

 幼い頃にシスターが誤って大人用のサイズのものを買ってきてそれを長い事使っていた。

 

 これは3代目のエプロンになるのだが、着ている感覚が昔と大差ない事に自身の成長が大変おとなしい事実を突きつけられて小さくショックを受ける。

 

 ……一部だけはやけに成長しているけれども。

 

 

 かなり久々にしっかりと絵を描く。

 

 かつての様に手は動くのだろうか、なんて心配を思い浮かべながら、画布を木枠に貼っていく。

 

 初めての頃は画布をうまく貼れずに残念なものにした覚えがある。

 

 久しぶりに貼るが、案外体は覚えているらしい。

 

 

 換気のために開けた網戸からくる風がUVカットの白いカーテンを揺らす。

 

 あまり光が入ってこないように、とあまり日当たりがいい訳ではない部屋の照明が何となくアンバランスに感じてしまう。

 

 

 しっかりとエアコンは効いているので暑い、なんてことはないのだがセミの鳴く声がしてくるのに暑さをあまり感じないと言うのも不思議なものだ。

 

 かつて暮らしていたあの教会は結構虫は出るし、猫は侵入してくるしでアレはあれで夏らしかったように思う。

 

 

 簡単な下書きをする様に色鉛筆を持つと、不思議と集中してくる。

 

 ……部屋の照明は今は要らないかな。

 

 

 なんとなく、手元に影は出来ない照明バランスの部屋の明かりを切る。

 

 一気に薄暗くなるが、こっちの方が何となく集中ができる。

 

 エアコンの機械音が何となく耳障りに感じてしまうが、健康のために受け入れよう。

 

 

 あの小さな病室と言う世界から出てそこそこ社会に揉まれたが、やはり自分の世界は小さくまとまった場所が良いと改めて認識してしまう。

 

 あの頃と違うのは大切な人が出来たからだろうか。

 

 

 いつか自分の足で見つけに行こうとしていたと言うのにあの人はあっちから草木をかき分けて見つけてきたのだ。

 

 

 彼の食事の準備を忘れないよう、スマホでアラームを設定し夕月は普段腰を下ろしているいい椅子ではなく、どこかありふれたパイプ椅子に腰を下ろしゆっくりと線を下ろした。

 

 

 

 〇 〇

 

 

 

 昨日、真護はいつものように夕月を迎えに行けば妻である夕月が見慣れない手提げを持っていることに気が付いた。

 

 学期末である終業式後となればそれなりに持ち帰るものがあるのだろう、なんて思っていたのだが車に乗り込んだ彼女の方から嗅ぎなれない匂いがし、それについて聞いてみれば絵の具の匂いだろうと言う。

 

 学校の授業でそう言ったものがあるのだろうか。

 

 自身の記憶を掘り返しても美術の授業で嗅いだ覚えのない匂いだ。

 

 

「油絵具を整える時の揮発性油、でしょうか。それなりに日は経っているはずですからそんなにしないはずですが、真護さん嗅覚に敏感ですもんね」

 

 

 すみません、ちょっと袋に仕舞っておきます。

 

 ゴソゴソと自身のスクールバッグから買い物に使うビニール袋を取り出す彼女を制止する。

 

 単純に疑問を覚えたと言うだけのことで、それを忌避するつもりはないのだ。

 

 それこそ幼馴染である大鉢を車に乗せれば粘土の匂いであったり煤けたような匂いがする。

 

 “創作を行うものの匂い”と言う分類に真護の中では区分される。

 

 決して嫌いな匂いではなかった。

 

 

 そうか彼女も何かを作る者だったか、と数か月前に幼馴染の所で絵付けを行った際に見た絵も中々だったことを思い出す。

 

 

 深窓の令嬢、とまでは行かないものの自身と出会うまでバイト戦士であったとは思えない容姿をしている彼女に絵画と言うのは中々絵になるのではないだろうか。

 

 かなりのバイタリティーの持ち主でバイトを行っていた際の気力の矛先がやや迷子になっていた様にも思え、彼女の一つの趣味とするならばと真護はそのままナビで調べ彼女が何度か訪れたことがあると言う画材屋に車を走らせた。

 

 

 自身の愛する本棚を縮小することを厭わない程度には妻を愛する真護は彼女と帰宅するなり小さく模様替えをした。

 

 この時期……と言うか明確な目的がある以外で暑い所で長時間の作業などさせられないと考えたからである。

 

 油絵具の調整を行う油がいくらか匂いを発するものだとは言え、真護はそう言った類の匂いを嫌う人間ではないので自宅の一角をそう言った作業場にすることへの抵抗はなかった。

 

 今回は本棚同士の隙間を詰めたり、方向を変えればスペースの問題はなかったが今後も彼女が創作活動をするなら彼女用の書斎を引っ越した際に用意しようと決意した。

 

 

 些か困惑しながらも内心まんざらでもなさそうにイーゼルを置く方向に迷う彼女の姿がどこか愛おしく思えた。

 

 

 翌日再度本棚の配列の把握のために微調整をし、絵について色々調べてみるのも面白そうだと真護は自室にこもった。

 

 知識と言う物はいくらあってもいい。

 

 

 そんなことを想いながら調べ物をしていると夕食の時間を迎えようとしていることに気が着いた。

 

 集中していると時間が過ぎるのはあっという間だ。

 

 

 彼女は夕食を作り始めている頃か。

 

 彼女が料理をしている間に風呂の掃除でもしようと腰を上げ、書斎からリビングに向かうと部屋は薄暗かった。

 

 

 真護の脳裏に一つの可能性がよぎる。

 

 まさか倒れているのではなかろうか。

 

 

 今でこそ健康的であり、真護よりも病気に強いのではないかと思ってしまう彼女もかつては病床のベッドとお友達だった期間が長かったと言うことを思い出した。

 

 

 彼女が作業に集中しているかもしれない、なんて度々自身がやっていることを棚に上げ真護はノックしても反応のない扉を勇み足のように急いて開けてしまう。

 

 

 結論、夕月は倒れていなかった。

 

 まだまだ日の高い夏場でもゆっくりと彼女の名の色に染まり始めている部屋で、彼女は黙々と筆を走らせていた。

 

 作業の邪魔にならないようにとまとめた髪先が、彼女が手を動かすと小さく揺れている。

 

 

 藤宮真護に絵の知識などほとんどない。

 

 されど創作を行う作家と言う生き物として絶対的なものは一つ理解していた。

 

 “素晴らしいものを見た時、人は否応なしに心を動かされる”

 

 ある種作家としてたどり着きたいその地点の片鱗に自身の書斎から10mない距離で出会うなど思いもしなかった。

 

 扉を開けたその先に見えた1m四方程度の枠の中にあったのは間違いなく“夏”であった。

 

 

 ―――今感じたこの感情を文字にしたい。

 

 

 真護の感性に強く打ちつけられた感情を書き起こそうと踵を返し、扉を閉めるのと夕月のスマホのアラームが鳴るのは同時であった。

 

 

 真護がその景色に創作者としての嫉妬などはない。

 

 そこにあった高ぶる熱意だけである。

 

 

 真護が見たその絵から浮かんだ物語を別の作品のプロットと間違えて編集に送ってしまい、何やかんやで話は進み、真護が彼女のその絵を表紙に使わせてほしいと頭を下げるのは少し先の話しである。

 

 

 

 〇 〇

 

 

 

 スマホのアラームが鳴り、すっかり部屋の照度が落ちているのに気が付いた夕月は作業を中断してテキパキと片付けを始め、髪に匂いが付いていないだろうか。

 

 エプロンを外して椅子の上に丸め、まとめていた髪ゴムを外しながらそんなことを考えてしまう。

 

 久々に描くとやはり線の安定感がないな、なんて自虐をしつつ手を洗うために洗面所に向かう。

 

 

 『汚れると片付けが面倒だから』と汚さないことを心がけていたあの頃の心がけは今でも生きていたようでパレットを持っていた指先に絵の具が付着した程度に収まっていた。

 

 しっかりと手を洗い、夕食の準備を進めた。

 

 ……お昼を食べ忘れるとか、やはり絵を描き始めると集中してしまってだめだ。

 

 

 昨年の夏休みにも同じように絵を描き始めてうっかりバイトに遅刻してしまった自戒からあまり触れないようにしていたのだ。

 

 まぁ、絵具類が結構馬鹿にならない金額するからあの時自制してよかったと今では思う。

 

 

 夕月にとって絵を描くと言うことは退屈な時間を忘れるための一つの行動みたいなものであり、それを楽しんで行う趣味と言うカテゴリーに当てるのは違うと感じている。

 

 これからも程々にしよう。

 

 

 

「真護さんが引きこもった」

 

 

 夕食の準備を粗方終えて小さく彼の書斎をノックしても反応がない。

 

 そうめんを茹でる前で良かった、と思いながらも彼の集中が途切れるまで追加の薬味なりを色々と検討し始める。

 

 その日の夕食は随分と遅くなってしまい、彼に『食事の時間に現れなかったら突入していいから』と頬をムニムニとされた。

 

 




 夕月の病院生活時代に描いた絵画にファンが存在する。

 夕月が本気でそっちの道に進もうとするならパトロンしようと立ち上がる人が数名出てくる程度に。

 その筆頭は蒲原医師で、彼女の病院の待合室や廊下には夕月の絵がそれなりの枚数飾られている。


 夕月的に絵を描くと言うことは一向に回復の兆しが見えず、シスターに迷惑をかけ、変わらぬ窓の景色に飽きたことに対する抵抗。

 シスターがなんとなしに言った“すげぇ画家の作品はXXX万円とかになるらしいぞ”と言う言葉を耳にしてこれならできるのでは、と小さな挑戦心がきっかけ。

 本人的には一度始めるとトコトン集中してしまうため、バイト生活と折り合いをつけるためにあまり触れなくなったものである。

 彼女にとっては人生においてそこまで比重を傾けるものでは無い。

 否、傾けていいものでは無いと考えていた。
 

 夕月が退院する前に描いた最後の作品は、彼女の今までの入院費の何割かに相当させても惜しくないと蒲原に言わせる程度にはその腕があるのだが、シスターの不安定な職は長生きせんと言う教育方針とで曖昧になった。
 
 シスターがもう少し生き続け、夕月が高校を卒業する時にも画家を志していたのならブツクサいいながら認めていた世界線は存在したかもしれない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。