ここはネルフ本部のとある部屋。そこには壁に拘束されている1人の少女がいた。
少女は右の髪にサキエルの一つ目の顔のような髪飾りをつけ、着ているTシャツの服でいう襟の部分に二つ目の顔が描かれている。まるで少女は黒髪の綾波レイのようだった。
少女はゆっくりと目を覚ます。
「ん…くぅ…ここは?」
「あら、目を覚ましたのね。」
そう言ったのはリツコだ。
「リリンの体…」
「そうだ…私は…」
「ごめんなさい。私はパパに会いたかっただけで…」
「私があの使徒を動かしていました。」
「!?」
「残念だけど、あなたはお父さんに会うことはできないわ。あなたと地下のものが接触したら、とてつもない爆発が起きて人類は滅んでしまうの。」
「でも、今はリリンの体なんです。その爆発は起きないはず。だから…パパに会わせてください!」
「…わかったわ。あなたが今人間の体であることに変わりはないはずだもの。ただし、触れようとしたら即刻射殺します。」
「わかりました。触れません。だから会わせてください。」
その後…
「えっ?これは…パパじゃない?リリス?」
「そうよ。だから実質あなたが接触してもサードインパクトは起こらない。」
「よかった。でも…なぜか陸に上がったくらいから自由に動かせなくなって…出れもしなくて…」
「その時に助けてくれたあれ…人が乗ってるんですか?」
「そうよ。碇シンジくんって言うの。
「あんな優しい人は死ぬべきじゃないです。それに触れたら爆発するなんて…」
「このことはまだ知られていないんです。つまり…」
「使徒はまだくる、ってことでしょう?」
「はい、そうです。私が行く前はみんな仲良かったんです。確か次に来るのが…シャムちゃんかな?」
「それはどんな使徒なのかしら?」
「いや…その形まではわからないです。ただなんでも光る鞭状の腕を使って切り落とせるとか…」
「それに一度入ったら取り込まれて戻れなくなるって…それでもみんなは入って行ったんです。」
「取り込まれないのは私とシャムちゃんの次に来るラミちゃんだけで…」
「なるほど…じゃあそのラミっていう子もおそらく人間になるのね」
「そうですね。私はあの助けてくれた人を守りたい。だからみんなを裏切ります。ごめんね…みんな…」
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(どうしたものか…使徒が女の子になるなんて…でも…あの子はちゃんとサキエルの能力を引き継いでいるのだろうか…不安だなぁ…)
「そういえば、住むところってどうするんだろう…」
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「お邪魔します…」
「シンジ君、ここはあなたの家なのよ。」
「たっ、ただいま…」
「おかえり。」
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「そういえば明日から学校かぁ…」
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「転校生、ちょっと屋上に来い。」
シンジは関西弁の少年の後に続く。
屋上に上がると…
「転校生、お前妹を…」
(あれっ?なんか悪いことしたっけ)
「助けてくれてほんまおおきに!」
(あぁ、そういうことかぁ)
ポワンポワン
サキエルとの戦闘中
『あれっ!?あそこに逃げ遅れた人が!』
「なんですって!?すぐに保護チームを回して!」
ポワンポワン
(そうだ…サクラさん助けたんだった…)
「な!これからセンセと呼ばせてくれ!」
「わかったよ。あとそこの…」
「エヴァンゲリオンかぁ…実物を見てみたいなぁ…」
「ケンスケ君?君絶対にシェルターから抜け出してエヴァ見にきちゃダメだからね?」
「あ…あぁ!わ…わかってるさ!」(くっそー、なんで僕の考えてることがわかった?)
(もう信用は得てるしシャムシエル戦はいらないよな)
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「えっ?次の使徒が来たらこの子を肩に乗せるって?」
「この子は先の使徒の能力を使えるらしいの。だから貴重な戦力になるわ。」
「わかりました…?」
「よろしくお願いします!シンジさん!」
「そういえば…この子の名前は…」
「うーん…シンジさんが決めてくれませんか?」
「…サキちゃん、とかどうかな」
「ありがとうございます!とてもいい名前です♪」
その時、いきなりアラームが鳴った。
そしてオペレーターの日向さんが叫ぶ。
「使徒接近中!繰り返す、使徒、接近中!」
フヨフヨ
「あっ、シャムちゃん…」
「わかりました、乗ります!」
次回予告
続いての使徒は昼を司る天使?
謎の少女サキちゃんの実力はいかに!
ガトリングガンは弱い!?
次回、第参話、「水、その力」
次回もサービスサービス!