ある日、少女が世界に興味を抱き―――
・・・と言う感じです
博麗の巫女であろう女性が鳥居ごしに空を眺めていた。
容姿はとてもよく、胸も結構大きい。
「相変わらず幻想郷は平和ねぇ・・・」
暖かな日の光を浴びながら目を細めて呟く。
すると後ろから明らかに外来人だと言う様な服装の男性が近づいてきた。
それからここにいたのか、と分かったのか微笑み、
「霊華・・・お前、ここにいたのか」
とその女性に向けて言った。
すると女性は振り返ると、
「あら、翔哉。あんたこそよく見つけられたわね」
笑いながらも、嬉しそうに言った。
―――まずこの2人のことを説明しよう。
博麗霊華。この世界の霊夢の産みの親尚且つ育てた母親で、先代の博麗の巫女。
月森翔哉。この世界の霊夢の父親で、外来人。外の世界では政治家をしていた。
霊華は霊夢から「かーさん」と呼ばれ、里の人達などからは「先代の巫女」と呼ばれている。幻想郷では有名。
翔哉は霊夢から「とーさん」と呼ばれ、里の人達などからは「月森」や「翔哉」と呼ばれている。幻想郷と外の世界では有名。
―――まあ、大体はこのような感じである。
2人して、横に並んで仲良くしていると背後から、
「仲いいところ悪いけども、ちょっといいかしら?」
と2人にとってはよく聞く少女の声がした。
霊華と翔哉は同時に振り返る。
すると脇の出た赤い巫女服を着た・・・現代の博麗の巫女である博麗霊夢がたっていた。
「あら、珍しいわね、霊夢。なにかあったの?」
「なにかな?」
ほぼ同じタイミングでそう尋ねる。
しかし、その返答は想定済み、と言わんばかりに笑みを浮かべて、
「私は旅に出るわ。まず外の世界で学び、そして最後にここで総復習をするわ」
と言いのけた。
更に続け、
「もちろん外の世界じゃ旅行とやらもさせてもらうわよ。別に・・・構わないでしょう?」
とも言った。
霊華はため息をつくと、仕方ないわね、と呟き、
「なら外の世界では月森、と名乗るといいわ。まぁ、名前はそのままの方がいいでしょうね。あとは―――」
と言おうとする。
しかし、それを遮るように、
「分かってるわよ。気をつけるわ」
と言う霊夢。
その会話を知っていたと言わんばかりに紫がスキマから出てくる。
「それじゃ、霊夢・・・見送るわよ」
それを聞くと、
「・・・かーさん、とーさん。いってくるわね」
微笑みながら霊夢がいい、紫のあけたスキマから幻想郷を出て行った。
外の世界に出た霊夢。服装は何故だかアジアンなワンピースになっていた。
それだけでなく組み合わせもアジアン風。
霊夢はそれを確認すると外の世界側にある博麗神社を去った。
暫くあるくと見慣れない都会に出る。
しかし、それが新鮮に感じた霊夢はこれから起きることへ期待を膨らませながら自然に歩いていった。
これから起きることすら知らずに。
―――霊夢の姿は色々な所の写真に映るのは後々のお話。
そういうわけでまず第一話です。
まずは外の世界での旅行ですね。
元ネタやオリジナル展開が満載なので・・・期待しないでください。