G7ハークラー討伐/密航ALT
ブランチ主導による企業・解放戦線・独立傭兵による封鎖機構襲撃からのルビコンIII突入作戦から約半年が経過した。
ブランチもあの日から鳴りを潜めてしまい行方知れず。
ブルートゥは原作通りにコヨーテスのリーダーとなり、RaDの本拠地であるグリッド086に襲撃をされるが、独立傭兵の設備や解放戦線のいる此処に即殺られてしまった。
因みにグリッド012は調べたが人っ子一人も居なかった。
企業はアーキバスとベイラム両社とも最初は拠点を作り出した。
偵察はしたが、何方も厳重過ぎた。何方も最高戦力が2名警備に就いている。流石の俺も相手基地(増援有り)内で2機のACを相手にしながら多数のMTを相手にするのは無理だ。
そして肝心の独立傭兵たちだが、
思ったより弱い。
普通に弱いんだ。
画像モブ
半年でAC持ちの独立傭兵を見たり、戦ったりしているが
MT(2脚のみ)十数機と戦って殺られているってのはちょっと⋯⋯
無論。強いのは居たがダナムのおっさんの方が強い(強化済み)
因みに、ベイラム・大豊系が一番多く、意外とアーキバス・シュナイダー系は少ない。フロイトやノーザーク達の様なバラバラ機体構成は意外と少なかった。
まぁ、これには結構理解が出来る。
意外と別企業のパーツは整備が面倒くさいんだ。必要なパーツも多く取り寄せないといけないし、
ベイラム×大豊やアーキバス×シュナイダーは親会社のパーツを多用しているから問題は無いが、
後、オールマインドのパーツショップの品揃えが変わった。今まではBAWS製品か星外企業のライセンス(BAWS)製品、原作にはなかったMT等が企業製品も入ってきたのだ。
とは言っても原作に有ったフレームで無いものも沢山有った。メランダーC3やメガネの機体とか、
因みにAC持ちの独立傭兵だけで数百人越えていて少しびっくりした。
半年で半分以下になったけど⋯⋯本当に独立傭兵って命が安いね⋯⋯
まぁ、その内二十くらいは俺がやってるけど、
ボクことトーマス・カークは人生で一番の苦難に立ち向かっていた。
集落の皆でグリッド086に引っ越そうと車両に家財道具一式を積み込んで移動している途中でレッドガンに襲われたのだ。
MT部隊はやる気がイマイチだったのか動きが悪かったけど(全員生還)、残ったリーダー格の男だけは強かった。
バズーカと十連ミサイルに重ショットガンにパイルバンカー
けど、未だにバズーカとミサイルだけしか使わない。
しかも此方はバーストマシンガンと四連ミサイルにパルスブレードにシャベル(RaD製)とクロウゼミ(クロウが無料でルビコニアンの独立傭兵に教えている教室)で習ったバショウ向けのアセンだけど、勝てる気がしない。幸いなのは集落の皆が既に離れている事、コイツが遊んでいるだけで、警戒なんてしてないこと、
ボクは意を決する。父さん。母さん。ゴメン、
後は一分一秒でも長くコイツを足止めするだけだ!
行くぞ!!
汚染都市ではG7ハークラーが欠伸を噛み殺しながら、目の前のオンボロACを遊んでいた。
このハークラー。レッドガンの中では極めて異端で、
そして、親の権力でレッドガンに入り込んだ。本来なら
ミシガンやナイルが入らせないのだが、上層部の決定で押し切られてしまった。
それからレッドガンの空気は最悪だった。
腕前はミシガン目線で見ても強く、レッドは勿論、イグアスやヴォルタを上廻り、ミシガンやナイルですら手こずる程の実力だ。
しかし、性格は最悪の一言、獅子身中の虫とも言える程だ。
レッドたちに対する暴言等多数、イグアスとの喧嘩、ミシガンやナイルすら小馬鹿にした様子で、五花海は関わる事を拒否するレベル。
元から苦労人気質のナイルはこの一年で胃薬が手放せなくなり、ミシガンはストレスから酒量が増えた。
「ったく、使えねぇゴミばかりだな。俺がレッドガン総長になったらアイツらクビだな。クビ」
ハークラーは戦い⋯いや、遊びながら将来の事を夢想していた。
自分はエリート中のエリートだから何をしても許されると思っているような最悪の人種だ。
「お〜お〜、豆鉄砲でペチペチ頑張るねぇ」
トーマスもバズーカやミサイルを避けてはバーストマシンガンで反撃するも装甲と有効範囲の狭さから効かず、
近づこうとすると、ミサイルを避けるのが難しくなり、
更にあのパイルバンカーが恐ろしくて近づけなかった。
トーマスは自分のAC『ホープ』は中古品のバショウフレームに安いパーツ(メタで言えばマッドスタンプやバーンピカクス級)で揃えたジャンクとは言わないがACの性能では下の下。
相手は金に物を言わせた企業の犬(トーマス目線)。
性能でも腕前でも勝てないトーマスが取るべき戦法はたった一つだけだった。
バババババっ!とローター音が聞こえてくる。
「来た!」
トーマスが考えた手とは、SGの武装ヘリの定期巡回コースにコイツを巻き込む事、
流石に武装ヘリ相手ならコイツもタダでは済まないだろうと考える。そうすれば自分の命は落としても集落の皆は助かる。
そして、トーマスはダメ出しに相手が気を取られた隙に⋯一撃を噛まそうとアサルトブーストを起動させようとすると、
ドゴンっ!
武装ヘリは爆散した。
「嘘⋯⋯だろ?」
トーマスの一縷の望みは絶たれた。
そして、
「此方、独立傭兵クロウ。トーマス・カークだな。援護ってか邪魔だから下がってろ」
「りょ⋯了解!!」
大きな希望が現れた。
そして、
「クロウ?ランク10の大物じゃん!ボーナスタイムだぁ!」
ハークラーは興味をホープからブラックバードに移す。
武器もバズーカから重ショットガンに変えて、発砲する。
「悪いね。そんな単純な攻撃は当たってやれない」
クロウはクイックブーストで回避しミサイルとバーストライフルを連射する。
「当たるかよ!」
相手も又クイックブーストで回避する。
ブラックバードはかなり距離が有るのにパルスブレードを発動し突っ込んだ。
「バッカじゃね〜の!?そんな距離で⋯⋯えっ?」
パルスブレードで斬りかかる前にクイックブーストでキャンセルして再び突撃するブラックバード。
呆けていたハークラーは直撃を喰らい、ブーストキックと直後のソングバードを喰らいスタッガーに陥る。
「クソッ!」
追撃の蹴りと更にミサイルに三連射を喰らい機体にダメージが入り、直ぐにリペアキットのボタンを押す。
しかし、リペアキットは作動しなかった。
「えっ?」
カチッカチッと何度も押すが作動しない。
⋯⋯⋯
「あんの!クソッ無能共があぁぁぁぁ!!!」
整備員が入れ忘れたと判断して(実際は入れなかっただが)有らんばかりの怒声を放つとハークラーはアサルトアーマーを起動して、ブラックバードから距離を取りを、直ぐに逃げ出す。
「今回は見逃してやる!次に有ったらぶっ殺してやるから覚悟しやがれ!!」
三下のセリフを放ちながら逃げていく。その姿はエリートとは決して!決して!!見えなかった。
「当たれ〜!!」
まぁ、その逃走先にトーマスが居たがミサイルと投げられたショベル(?)
ミサイルが着弾し、アサルトブースト中の頭部にショベルが突き刺さり、姿勢を崩して壁にぶつかりスタッガーへと再び陥る。
そして、ハークラーの前には二振りのパルスブレードを構えた2機の
「ま、待て!俺はベイラム本社重鎮の息子だ。此処で俺を助ければこの星から抜け出す」
チャージされたパルスブレード二閃ハークラーの機体は爆散した。
「返答を言ってやるぜ。知るかボケだ」
「もう殺ってますけどね⋯⋯」
トーマスの返しにクロウは佇まいを直して、
「じゃあ、家のヘリでお前の家族連れて行くから、巡航モードでグリッド086迄飛ぶぞ」
「あっはい!ありがとうございます!」
そう言って2機は去って行くと、1機のACが望遠モードで彼等を観ていた。
『⋯⋯残念だったわね。
ブランチのレイヴンであった。
彼等は性格こそ最悪では有ったものの、それなりの実力を持つG7ハークラーと戦い、消耗したレイヴンを武装ヘリが撃墜すると言うシナリオが駄目になった。
『別の手段を考えるわ⋯⋯』
レイヴンたちはその場から去って行く。
それから半月後
『ルビコンが近い。そいつを起こしてくれ』
『了解です ハンドラー・ウォルター』
『脳深部コーラル管理デバイスを起動』
『強化人間 C4-621 覚醒しました』
彼女621が目を覚ます。
目の前には
そして621の突入カプセルは衛星砲に撃たれ、グリッド135へと不時着した。
ウォルターの指示通りにグリッドの中を進むと其処には、
「おーい、解体した資材持っていってくれ〜!」
「ウィッス!」
「輸送ヘリ到着しました〜!」
「お昼ご飯の時間ですよ〜!」
グリッドを多数のACとMTが解体していた。
機体の肩部や正面パーツにはRaDと書かれたマーキングが施されている。
『少し待て。621』
そう言われて五分程すると、
『621。右側の通路から通って行くんだ』
621は言われるままに右側の通路を通り、カタパルトで汚染都市へと向かった。
カタパルトで向かうと、MTの部隊が展開していた。
『何っ?!ACだと!?解放戦線の雇われか!?』
違和感⋯⋯先のグリッドでも感じた違和感が621に降りかかる。
『大豊のMT部隊か⋯621。コイツらは倒して構わない⋯』
ウォルターの指示通りに敵を打ち倒していくと、G7ハークラーのライセンスを発見するも企業所属の為使えなかった。しかし2つのライセンス反応が一纏めに有ることを知ると、それを探しに行った。
そこに到着すると破壊された2機のACと
『特務機体バルテウスだと?』
破壊されたACよりも大型の機体が有った。
『理由は分からんが今のうちにライセンスを取っておくんだ』
621は言われるままにライセンスを解析すると
『一つはトリガー・ハッピー。ランク外か⋯⋯もう一つはレイヴン⋯⋯ブランチか⋯⋯彼には連絡しないとな⋯⋯621。今日からお前のルビコンでの名義だ』
そして初めてなのに懐かしいガレージヘリに乗り込み⋯⋯
「久しぶりだね。ウォルター」
「ああ、これから世話になる」
グリッド086にてウォルターとカーラは顔を見合わせた。
「積もる話も有るだろうし⋯入りな」
「はい。はーい」
「失礼します」
若い男女が入ってきた。
「はじめまして、ウォルターさん。カーラの娘のクリスです」
「こうして、実際にお会いするのははじめてですね。クロウ・ナガイです。これからよろしお願いします」
「⋯⋯ああ⋯よろしく頼む。クロウ」
ウォルターは懐かしさを感じながらクロウと握手をする。
「そうだ。ウォルター。アンタに一つ黙っていた事が有るんだ」
カーラはクリスの後ろに回り、
「この子の父親。アンタだから」
「はっ?」「「えっ?」」
特大の爆弾を投下した。
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本日のアセン
AC名 『トーマス・カーク』
パイロット名 『ホープ』
右腕 MA-E-210 ETSUJIN
左腕 HI-32:BU-TT/A
右肩 BML-G1/P20MLT-04
左肩 ショベル(工作用)
頭部 AH-J-124/RC JAILBREAK
コア AC-J-120 BASHO
腕部 AA-J-123/RC JAILBREAK
脚部 AL-J-121/RC JAILBREAK
ブースター AB-J-137 KIKAKU
FCS FCS-G1/P01
ジェネレーター AG-J-098 JOSO
解説
ルビコニアンの新人独立傭兵トーマス・カークの機体
始めたばかりなので中古品か格安のパーツしか使えない。
作者はこの機体でノーザークに挑んだが特に問題無く倒せた。
ショベルは作業用の道具として作られた。
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本日のアセン2
AC名 『キングオブレオ』
パイロット名 『G7 ハークラー』
右腕 DF-BA-06 XUAN-GE
左腕 PB-033M ASHMEAD
右肩 SG-027 ZIMMERMAN
左肩 BML-G2/P05MLT-10
頭部 HD-011 MELANDER
コア BD-011 MELANDER
腕部 DF-AR-08 TIAN-QIANG
脚部 DF-LG-08 TIAN-QIANG
ブースター BST-G2/P04
FCS FC-008 TALBOT
ジェネレーター DF-GN-08 SAN-TAI
コア拡張機能 アサルトアーマー
機体解説
今作中のオリキャラ随一の嫌われ者として作られたキャラハークラーの機体。
対MTではミサイルとバズーカを中心に立ち回り、対ACてはショットガンとミサイルで立ち回りつつ要所要所でバズーカに換え、スタッガーを取ったらチャージパイルで仕留めるコンセプトで組んでみた。
パイロットのハークラーがクソだったせいでメンテ不十分で出撃され、クロウとトーマスに撃破される。
パイロットのハークラーはフロイトと同等の才能とスネイルとスウィンバーンとペイターの悪い所をごった煮にした様な性格、
彼が死んだと知った時にレッドガンの隊員は全員が喜んだ。
ナイルは胃薬をしゃおら!と投げ捨て、ミシガンは秘蔵のウイスキーを開けて祝杯した。
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本日のアセン3
AC名 『ベイラム系独立傭兵のAC』
パイロット名 『独立傭兵A』
右腕 RF-024 TURNER
左腕 MG-014 LUDLOW
右肩 BML-G1/P20MLT-04
左肩 SG-026 HALDEMAN
頭部 HD-011 MELANDER
コア BD-011 MELANDER
腕部 AR-011 MELANDER
脚部 LG-011 MELANDER
ブースター BST-G2/P04
FCS FCS-G2/P05
ジェネレーター DF-GN-06 MING-TANG
コア拡張機能 無し
機体解説
この世界における一般的な独立傭兵の機体。機体損傷を恐れる余りに中距離射撃型となっている。
パイロットセンスと相まってMT十数機も居れば殺られる程度の戦闘能力を誇る?
次回
チャティ『ハンドラー・ウォルター。俺は⋯⋯お前を⋯殺さなくてはならない』
嘘です。