輸送ヘリ護衛/ストライダー防衛(ALT)
今日も任務だ。今回は古巣の解放戦線からストライダーへの物資輸送と整備の為の護衛を頼まれた。
俺はブラックバードに代車ならぬ代武器を積み込んで出撃した。
「よっ!クロウ!久しぶりだな!」
「お前もな!元気にしてたか?」
昔馴染みと挨拶をして、簡単な取り決めをして護衛を始める。
上の方は四脚MTを駆る女戦士アンジーが担当し、俺は下の方を中心に立ち回る(輸送ヘリ破壊の最初の方)
『クロウ!ACが接近中。数は1!識別はボンバーヘッド!ACはブラックパウダー』
「了解!此方で迎撃する!」
俺は待機地点から飛び出した。
⋯⋯⋯⋯⋯
変態か?
ジェネリックヴォルタな機体構成に迷彩模様。カラーリングは置いておこう。
武装はメリニットの最強火力EARSHOTが2門左手にはDIZZY。右手だけがDF-GA-08 HU-BENと言う装備だ。
此れが右手もDIZZYなら完全に変態『メ〜リメリメリメリィ!どうやらご同類がいるとは思って居なかったメリよ!』は?」
その言葉に俺は否定したくなるが、言えなかった。今回はソングバードの代わりにEARSHOTを左肩にはVvc-703PMを装備しているからだ。
因みに今回はバーストライフル
『同好の士を殺すのは忍びないが、此れも独立傭兵の生き方。今は亡き盟友トリガーハッピーの形見よ!火薬の神々よ我に力を!
メリィ〜〜〜!!』
『何、コイツ⋯⋯』
うん。俺も言いたい。絶対頭メリニットだ。まごうことなく変態だ!!
俺は少しだけ頭が痛くなった。
思ったより強かった。
ガトリングの牽制と最低限のスタッガー稼ぎ。タイミングをずらしたグレネードの発射技術。
更に爆風による衝撃によるスタッガーを喰らわされ、グレネードとガトリングの一斉射を喰らってしまった。
そして、一番キツかったのが⋯⋯精神面と鼓膜だ。
メリメリメリメリも本当に煩かった。
クリスも疲れてフィーカに砂糖マシマシで入れて飲んでいた。
俺は機体の簡易な整備と補給とチェックだけしてコクピット内部で少し休んだ。
『クロウ。ストライダーが見えたよ』
『⋯⋯ん⋯⋯ああ』
俺はヘリのカメラを機体のディスプレイに表示させる。
其処にはゲーマーとして見慣れたストライダーでは無く、より強い移動拠点として改修されたストライダーが有った。
原作のストライダーを思い返してみよう。武装は連装砲塔19基、10連ミサイル発射機6基、主武装のアイボール1基。
改造はドーザーが行ったとは言うが⋯⋯この世界では設計を俺がやらせてもらった。
とは言ってもミサイルや連装機関砲は元々付いていたのでアイボールに相当するレーザー砲台。それに相当するレールカノンだ。
このレールカノン。盗まれたオーバード・レールキャノンの設計を元に簡易小型化した物を前後に2門搭載
下腹部分には連射可能なリニアカノンを6門上には同じくリニアカノンを8門。更にストライダー自体もチャティ協力の元に効率化を加えてサブジェネレーターを配置しつつも装甲板でガッチリ防御
防衛用のMTを配置出来るスペースも設置して、俺ですらシミュレーターで成功確率は5割を切るレベルの完成度となった。
その分定期的なメンテナンスは必要だが⋯⋯
その為の輸送してきた物資と護衛。
そう、この世界では既に十数機の独立傭兵をストライダー単体で倒しているが唯一メンテナンスの時間だけは機体を停止させなければならないので企業が大部隊を送ってくる可能性が高いのだ。
故に⋯⋯
『お~い!クロ兄ぃ〜!!』
「久しぶりだな。お転婆娘!」
幹部が来る事も珍しい事ではない。
そして、それを見る一団⋯⋯いや、二団と言うべきか⋯⋯
ストライダーの南西部には
『それでは皆さん。死なない程度に行きましょう』
G3五花海が率いるベイラム部隊が
そして北西部では
『総員。ベイラムと独立傭兵を陽動としてストライダーを破壊する。全てはスネイル閣下とアーキバスの為に!』
V.Ⅵメーテルリンク率いるアーキバス部隊が潜んでいた。
物資輸送を終わらせて、整備が始まる迄の少しの間。軽く友人たちと会話していた。
「クロ兄ぃ〜!クリス姉さん!久しぶりぃ〜!」
解放戦線幹部リトル・ツィイー
「全く、元気一杯なのはあいも変わらずか⋯⋯」
「元気がアタシのとりえだからね」
(アーシル奴の苦労するだろな⋯⋯)
「ん、何か言った?」
「いや、何も」
「で?で?アーシルくんとはどうなってるの?」
「えっ?あの⋯その、アーシルとは⋯///」
乙女の顔でしどろもどろで答えにくそうにしてるツィイー。
周りの面々もニヤニヤしてる。
『クロウ!暇しているなら!偵察にでも出ていろ!』
そんな俺たちにストライダーの司令が叱責する。
「了解した。偵察に移る」
俺は頭を掻きながらブラックバードへと足を進める。
しかし、あの司令はなんでそんなにカリカリしてんだろうな?
ストライダーの指揮所では、司令官が足早に自分の椅子へと座り込む。
「先輩⋯司令って⋯なんでクロウさんをあそこ迄嫌ってるんですか?」
若手のオペレーターが先輩オペレーターに司令官クロウに対する塩対応っぷりに疑問を持つ。
「ああ⋯それは簡単⋯⋯クロウのお袋さん。ミドル・フラットウェルの妹さんでリンダさんって言う人なんだが⋯かつてはリトルのコードを持っていたな⋯⋯
そのリンダさんだが、司令が惚れていてな〜」
「ああ⋯⋯けど、彼女は別の男の物になって、坊主が憎けりゃ袈裟まで憎い⋯と」
「そういうこと⋯⋯もう二十五年も初恋を煩わせているんだよな〜」
「お前たち!聞こえているぞ!!整備の準備を急がせろ!!」
「「はっ!はいぃ〜!!」」
司令に怒られ、手を早める二人で有った。
俺は機体を索敵・巡航モードにしながらブーストを吹かしながら辺りを探索していく。
ベイラム・アーキバス・独立傭兵そして、オールマインド勢力。レーダーを観ていると、ACが一機接近中。
「此方、クロウ!ACが接近中!陽動の可能性高し!警戒せよ!」
『了解!総員!第1種戦闘配備!繰り返す!総員!第1種戦闘配備!』
『サブジェネレーターを回せ!上部リニアガン警戒せよ!』
戦闘が始まる。
「おや?どうやらアーキバスが何かした様ですね。皆さん。行きますよ」
「独立傭兵が向こうの戦力を引きつけている。今のうちにストライダーを落とすぞ!」
ぐぉん!
蹂躙が始まる。
俺が敵性ACの方に足を向けると敵の識別がレイヴンだった。
機体を望遠モードにして敵機に合わせると、ローダー4が此方に向かっている。
「ウォルター!どういうつもりだ?」
俺は直ぐ様ウォルターに極秘通信を送る。
『悪いが⋯⋯オーバーシアーの使命の為には企業の信頼がな⋯⋯それに依頼は陽動だ』
ウォルターは心底疲れた声で答えた。
まぁ、無理もない。クリスの一件で普通に頭を抱えたくなるし、技研の技術(第一助手産)でヤバいのが有るし、
「仕方ない。しばらく足止めされてやるからそれで手打ちにしよう」
『ああ。それで頼む。621⋯それで良いな』
『了解しました』
俺たちは茶番を始める。
私はあのストライダーを知っている気がすると思っていたんだけど、何かが違う。
先頭の方に丸いのが付いていた気がするんだけど
後あんなに兵装がなかった気がする。
クロウと茶番として戦っているけど⋯⋯同じような機体と戦ったような?
『レ⋯⋯ン。聞こえてる。目標を⋯⋯⋯たわ あれが あなたを⋯⋯⋯⋯⋯』
何⋯⋯今のは?
『甘いぞ!』
バーストライフルの連射を喰らい、スタッガーを取られる。
『621,下がれ!』
『了解』
私は、スタッガーから動ける様になると逃走を開始した。
クロウ⋯⋯彼と戦っていると誰かを思い出す。
『この⋯⋯ティには⋯⋯⋯コンで為すべき⋯⋯⋯ある』
誰⋯貴方は誰なの?答えて!⋯友!!
私の心にいる誰かに向かって手を伸ばした。
レイを見送った後、俺は偵察任務を再開しようとすると、
『クロウ!戻ってきて!』
「企業か!?」
『ううん!⋯⋯⋯⋯⋯!!』
「!!分かった!すぐに戻る!!」
俺はアサルトブーストですぐに向かう。
レッドガンとヴェスパーは協力して戦っていた。協力である。
相手は解放戦線ではなく、車輪と二脚の重MTだと言うのに僅かに十数秒の一当てで2割のMT部隊が破壊されてしまう。五花海もメーテルリンクも背に腹は代えられないと考え、共闘で対応しようとするが、
『た⋯隊長!更に追加です!』
『此方も確認した!』
2人は自分たちだけでも撤退しようかと考えていると、
ドォン!!
巨大な爆炎が車輪を飲み込む。
混乱する中でメーテルリンクたちヴェスパーは気づいた。
V.Ⅶスウィンバーンが使っているEARSHOTの爆発だと、
『V.Ⅵメーテルリンクだな、此方はレイヴンのオペレーター。ハンドラー・ウォルターだ。ソチラを援護する』
『企業共!助けてやる!!』
そして独立傭兵レイヴンと解放戦線が援軍にやって来た。
無論何方も無償で助ける訳では無い。
ウォルターは信用を得て、友人たちの願いを叶える為に、
解放戦線は企業陣にストライダーへの不干渉を契約をさせる為に、特にヴェスパーは約束を守らなくても、こんな契約をしたら再教育させられるだろうとのクロウの提案でツィイーが幹部権限で了承した。
『良いでしょう。我々としても調査さえ出来れば問題は有りません』
『仕方有るまい』
『承諾した!え〜と、今回の話は第三者として、独立傭兵レイヴンとクロウの二人に録音してもらっているから言い逃れは出来ないかんな!』
『此方、独立傭兵のクロウだ。敵兵器は爆発兵器に弱い。各員バズーカやミサイルを中心に戦闘されたし!』
クロウの言葉にMT部隊は(ヴェスパーの大半とレッドガンのほんの少数)ムッとするも、指示ではなく助言してみれば理解出来たので言われた通りにバズーカやミサイルでヘリアンサスやヴィーヴルに攻撃をし始める。
ヴィーヴルもヘリアンサスも最初はその速さで当てられないものの、数の暴力と各陣営の優秀な能力を持つ隊員たちの尽力。
解放戦線を含む五機のACの手により破壊された。
そして、その場は約束通りに両陣営は去って行く。
無論、両陣営それを守る訳は無いが稼働中のストライダーを破壊するのは難しい為に次回のメンテナンスを待つ羽目となっているが、
RaDタウンのとあるバー
其処にはウォルターが一人静かに酒を飲んでいた。
カランカランっ
ドアが開くと一人の男が入ってきて、ドサリとウォルターの隣に座り込んだ。
「いつ以来だ?ハンドラー・ウォルター」
男の名はミシガン。レッドガンの総長だ。
ミシガンはウイスキーを頼む。
「貴様の猟犬にはクソほど煮え湯を飲まされた。
よくもぬけぬけと呼び出してくれたな」
ミシガンはゆっくりと懐から銃を取りだし、ウォルターのコメカミに突きつける。
「ミシガン⋯⋯此方の提案だが⋯⋯」
ウォルターは淡々と話しながら酒を一口飲み込み、マスターは銃を取り出そうとする。
「此処での支払いは俺が出そう」
「⋯⋯良いだろう⋯⋯」
ミシガンは空いた手で葉巻を取り出し歯で先端を噛みちぎる。そして
そして、ウォルターはレイをミシガンの元に預ける約束をする。
「しかし、ウォルター⋯⋯貴様、しばらく見ないうちに」
「少しばかり、厄介な事があってな⋯それでだろう⋯⋯言っておくが、お前でも不可能な案件だ」
「ほう?俺にも不可能な案件?面白い言ってみろ」
ミシガンは不可能と言われて少し苛立ちと多大な好奇心で聞いてみた。
しかし、この後ダメージを受ける
「⋯⋯ふぅ。分かった。今の今まで存在を知らなかった娘とどう付き合っていけば良いか困っていてな⋯⋯」
その言葉にミシガンは呆け、理解すると
「フハハハハハハハっ!貴様!娘が居たのか!?驚きだ!ハハハハハハハハっゲホッ!ゲホッ!」
笑ってしまい、むせた。
その後も適当に近況を話、ミシガンはイグアスに「なんか機嫌が良いな」と言われた。
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本日のアセン
AC名 『ブラックパウダー』
パイロット名 『ボンバーヘッド』
右腕 DF-GA-08 HU-BEN
左腕 DIZZY
右肩 EARSHOT
左肩 EARSHOT
頭部 DF-HD-08 TIAN-QIANG
コア DF-BD-08 TIAN-QIANG
腕部 DF-AR-09 TIAN-LAO
脚部 LG-022T BORNEMISSZA
ブースター 無し
FCS FC-008 TALBOT
ジェネレーター DF-GN-08 SAN-TAI
コア拡張機能 アサルトアーマー
解説
元メリニット社の独立傭兵。
本来は右手にもDIZZYだったが、盟友の独立傭兵『トリガーハッピー』の使っていたガトリングを使い思ったより強くなったネタ枠
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本日のアセン2
AC名 『ユエユー』
パイロット名 『リトル・ツィイー』
右腕 WR-0555 ATTACHE
左腕 IRIDIUM
右肩 BML-G2/P03MLT-06
左肩 SI-29:SU-TT/C
頭部 HC-2000 FINDER EYE
コア CC-3000 WRECKER
腕部 AC-2000 TOOL ARM
脚部 EL-TL-11 FORTALEZA
ブースター 無し
FCS FCS-G2/P10SLT
ジェネレーター AG-E-013 YABA
コア拡張機能 ターミナルアーマー
解説
そのアセンの何を知っている?と言う程酷いアセンをクロウのルビコニアン向けの講習で考え直し&仲間内部のお節介で組まれたAC。
ヘビーマシンガンとミサイルをばら撒きながら防御を高めつつ高機動で回避していき、スタッガーを取ったらグレネードの強烈な一撃を与えると言う戦闘スタイル。
原作キャラの改修機(寧ろ別物)コアと拡張機能以外はクロウの薫陶の賜物
とりあえず作り置きは終わりです。
感想待っています。
本日のアセンを載せ忘れていました。