ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
この頃の絵里ちはツンツンしていて非常に興奮s(ry
....さてさて、もう少しでスクフェスで新イベントですね!アプデが待ち遠しいです。
では、神綺の物語....はじまります。
...久しぶりにこの『はじまります』をやった気がします。
「おはよう...」
遅刻のペナルティを免れた神綺は安心からか椅子に座るとすぐ脱力してしまった。
「おはようだな、斎藤。だが珍しいな、お前が遅刻だなんて....しかも昨日予告されてたじゃねぇか」
「うっせぇ....寝坊したんだよ....」
そう神綺に話しかけたのは神綺の前に座る小林彰だった。まだ中学1年になってから1ヶ月経ったか経ってないかぐらいなので、出席番号順に席順が決まっている。
彰は小林でか行、神綺は斎藤でさ行の為に席が近いのだ。入学当初から神綺と彰は席が近いことからよく話したりしていた。
小学校の頃のことを神綺は気にしている為、周りと溶け込めるように工夫しながら学校生活を送っている。
「そういえばお前って自分で起きてたんだっけ?」
ふと思い出したように彰は椅子の背もたれに顎を乗せながら聞いた。
「あぁ、いつもなら起きるんだが今日は目覚ましを無意識に止めてたみたいでな....母さんに起こされた」
「無意識で止めるのか.....母さんに感謝だな。っと、なんかペナルティあったか?さっきお前よりちょい先に来た木村が絶望してたが...」
苦笑いをしながら彰と俺は木村の方を見てみると、
「あぁ.....どうしよう....」
彰の言ったとおり絶望していた。目の焦点合ってなくて怖い。
「お、俺は大丈夫だったぜ。初めてだったからなんとか....」
どのような課題だされたんだ、と木村の様子に引きながらそう答えた。
「ほー 運よかったなお前」
「あぁ.....まじそう思うよ」
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「ちょっと....木村君?」
急に凛とした声が教室に響く。決して大きい声ではないのだが、よく透き通ている為に余計だろう。
「な、なんだ....絢瀬?」
急に話しかけられた木村は驚きながらも声のした方を向いた。
「さっきからちょっとうるさいの....黙ってもらえないかしら」
絢瀬と呼ばれた女子はそう言い切ると、振り返って木村に話しかけていた為、また前を向き目を瞑ってしまった。
「す、すまない......はぁ....」
木村も自覚はあったのだろう。素直に謝り、机に突っ伏した。
「...(あいつ....)」
神綺は絢瀬と呼ばれた女子のことが気になった。今の行動は....小学校の頃、希が転校してくる前の俺とよく似ていたからだ。
何もない時は目を瞑り、周りとの関わりを持とうとしないあの行動。
「あ~あ、注意されてやんの。よりによって絢瀬に....ドンマイだな、木村も」
哀れむような目で木村を彰は見ていた。
「ん、彰は絢瀬のこと知ってるのか?」
「あぁ、小学校の頃同じクラスだったからな.....気になるのか?」
彰はニヤニヤしながら神綺を見た。どうせ、絢瀬のことでからかうつもりだろうと神綺はすぐにわかったが、あえて触れなかった。
「あいつ.....小学校の頃、浮いてただろ。友達もそういなかったはずだ」
「ほぅ.....よくわかるな。確かにその通りだ、その分敵は多いけどな...」
「敵だって?」
神綺は疑問に思う。自分が言ったことは自分とどこまで似ているかをなんとなく知りたかったからだが、彰が言う敵が多いとはどういうことだろうか。
「あぁ、さっきの絢瀬の様子見たろ?キッパリ言いたいこと言って後はムスッとしているんだ。言われた方はいい気はしないだろうな。どんなに自分に非があろうと」
「なるほどな.....」
絢瀬と神綺は違った。神綺も注意はしていたが、ちゃんとフォローやどこが悪いか、どうすれば良くなるかのアシストもした。その為神綺に腹を立てる奴はいなかったのだ。
「ん、もうそろそろで先生が入ってくる時間だな。本でも読んでるふりして誤魔化すか」
彰は時計を見ながら机にあらかじめ入れていた単行本を取り出しパラパラめくり始めた。
「俺もそうするかな...」
神綺も彰と同じように本を取り出し読み始めた。なんでも本当はこの8時20分から30分までの間は読書をするための時間らしい。授業前に読書をすることで頭のウォーミングアップになるとか。
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キーンコーンカーンコーン....
授業終了を知らせる鐘が鳴る。
「ん、それじゃぁここまでだな。号令!」
先生はチョークで書く手を止めて教卓の前へと戻る。
「起立!.....礼」
『ありがとうございました!』
恒例の挨拶。流石に中学になれば体に染み付く。
「うぁ~終わった~」
挨拶が終わると同時に彰はそう言いながら机に突っ伏した。
「おつかれさん。んじゃ、トイレ行ってきますかね」
「おぅ いってら」
遅刻でトイレに行く暇がなかった為割とピンチだったりする。
漏らしたくないため急ぎながら教室を出ると後ろから、
「ちょっといいかしら、斎藤君」
ついさっき聞いた凛とした声の持ち主、絢瀬が俺を止めた。
「げっ ちょっと待ってくれ!先にトイレ行かせてくれ!」
「....わかったわ」
危ない危ない。冗談抜きでギリギリなのだ。
「おまたせ絢瀬。.....なんだ?」
神綺を止めた彼女は絢瀬絵里。ハーフかクォーターかは知らないが、外国人の血が混じっている顔をしている。金髪の上に水色の瞳、それにスタイルはそれなりと来た。美少女の部類だわな。将来どうなることやらっと....
「あなたにしては珍しいわね、遅刻するなんて」
「寝坊したのさ。無意識に目覚ましを消したらしくてね....母さんに叩き起されたよ」
隠すことでもないのでそのまま答える。
「そう.....引き止めて悪かったわね。それじゃ」
「え?あ、あぁ....」
絵里は気が済んだのかそう言ってどこかへ行ってしまった。
「.....なんだったんだ?」
イマイチ呼び止められた理由がわからなかった神綺だがずっと考えていても仕方ない為、あまり気にしないことにして教室へと戻った。
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