ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
どうも、19時にメドフェス報酬の海未ちゃんゲット出来たので執筆しました。少し短いですけどゆるして。
後日今回のメドフェス海未ちゃんのイラストでも描こうと思ってます。勿論できたらこちらに貼ります。
「失礼しました」
放課後、生徒会の案件を理事長に報告し終えた神綺が理事長室から出てきた。
「...ふぅ。これで一段落か」
なんで生徒会の仕事をしているかというと、昼休みの終わりに穂乃果達と別れた後、絵里からメールが届いたのだ。
内容は絵里らしく短いもので、仕事が溜まってるから手伝って欲しいとのこと。
今日は4時限で終わりの為、当初は家に帰ることを予定していた神綺だったが、絵里がSOSを送ってくることは稀な為、余程困っているんだろう。ということで付き合っていた。
そして絵里と神綺と希といういつものメンツで消化をしていったことにより、順調に作業は進み、無事終わった。やはり一人でこなすより複数人でやったほうが効率はいい。
そんな中、今日の夕飯はどうしようかと考えながら廊下を歩いていると、目の前に見慣れた女子生徒を見かける。
「ん、こんにちは。西木野さん」
「え?あぁ、こんにちは。斉藤先輩」
「なにしてるんだ?」
真姫が持っているプリントが気になって神綺は覗きこむ。
するとプリントには見慣れたμ'sのチラシ内容が印刷されていた。
「さっき廊下の所にあったやつを一枚貰ったんです」
「へぇ。穂乃果からの勧誘は断り続けてるのに興味はある...ね」
「なっ!?」
さっき穂乃果が言っていたことをさり気なく言ってみたが、反応からして本当らしい。....ほんと、素直じゃない子だ。
「なんで先輩がそれを?」
「昼休みに穂乃果と話しててな。サラッと言ってたのさ」
「なるほど....」
するとはぁ、と溜息をつくと真姫は持っていたチラシをブレザーの内ポケットに仕舞った。
「これから帰るのか?」
「えぇ。授業も終わったので」
「そうか....あ、そうだ」
「?」
それでは、と帰ろうとする真姫だったが、急に何かを思い出した神綺に反射的に振り返る。
「いい忘れてたんだが、またμ'sでライブをすることになったらさ。曲を新しく作って欲しいんだ」
「.....先輩はμ'sに入れ、とは言わないんですか?」
「穂乃果で断ってるんだ。俺がお願いしてる所で聞くか?」
「....無理ですね」
と苦笑いで答える真姫だが、どこか迷っているようにも見えた。だから神綺は押す、本当の心を聞く為に。
「でも本当は入りたいんだろ?」
「それは....」
真姫は言葉を失う。
「知ってるぞ?ファーストライブの時にこっそり講堂に入ってきてライブ見てたの」
「ゔぇえ!?」
「バレないとでも思ってたか?俺は後ろの方に居たからな。シッカリ真姫が入ってくるのが見えたぞ」
「そんな.....はぁ」
「もっと素直になれよ。気になってるんだろう?穂乃果達μ'sが」
ここ数日の付き合いでわかったことがある。それは彼女があまり素直にモノを言わないことだ。好きなら好き、嫌いなら嫌い。と言ってくれるのなら楽なのだ、穂乃果はそれだし。
だが彼女は照れたりなにかあると恥ずかしいのか天邪鬼な反応を見せることがある。それが今だ。
顔や仕草を見れば本当は入りたいと思ってるのが丸わかりなのに、穂乃果に勧誘されれば断る。しかもその回数が増えれば増えるほどドンドン本心を言い出せなくなり、塞ぎこむ。これはあまりよろしくない。
あまり考えたくはないが、彼女が居なければμ'sはμ'sじゃない。
前に希に言われて上げた動画があるのだが、再生数が可笑しいほどに多いのだ。別にどこかで宣伝したわけでもない。彼女達の踊りが、歌が、曲が、視聴者を引き込んだのだ。
そして第三者からすればあれら全てがμ'sの力なのだ、と思うのだろう。
だがあの曲を作ったのは誰でもない目の前にいる西木野真姫だ。その彼女がμ'sへの協力を絶ってしまったら?
そうなってしまえばμ'sはμ'sでも今ジワジワと注目され始めたμ'sとは違ったナニカへとなってしまう。
「.....はぁ。先輩には何言っても無駄みたいですね」
「...問題児みたいな言い回しはやめてくれ」
「同じようなものです。なんでもわかっちゃって、それに対する対処も怠らない。普通の人とは違う困った問題児です」
「複雑な気分だ」
「安心してください。私の中での先輩の印象はいい方ですよ」
「そうかい。...んで?話が逸れたが本当の所はどうなんだ?μ'sに入りたいのか?入りたくないのか?」
「....最初はそんなお遊び、とか思ってましたけど....今は入りたい、と思ってます」
幸い、真姫はμ'sへ入ることを望んでいる。これを逃す訳にはいかない。
だが、真姫の顔は暗い。
「でも、今更どうしろっていうんですか。何回も高坂先輩は誘ってくれますけど、毎回私は断ってしまう」
「そうだな。それで今更入れてくださいとは言いにくいな」
「だから無理なんです。....サッパリ諦めてくれれば返って助かるんですけど...あの人のことだからこれからも私の所にやってくる」
「そりゃ求められてるからな」
「....でも私は入りたいとは言えない。お願いです、先輩。高坂先輩に勧誘の件言っておいてもらえませんか?」
「それは俺経由で入れてくれってか?」
「違います。.....もうやめてくれ、と」
「拒否する」
「っ ....ですよね」
「西木野さん。君はなにか勘違いしている」
「え?」
「彼女は....穂乃果は君を欲している。それが答えだ」
「...というと?」
「穂乃果が君がμ'sに入ってくれるのを望んで勧誘するわけだ」
「まぁ...そうですね」
「それでだ。これからもずっと君を勧誘するのをやめないとすれば....その間ずっと君っがμ'sに入ってほしいと穂乃果が思っているということだ。だから君に興味を無くすとなれば勝手に穂乃果は勧誘するのをやめる」
「......」
「でもあいつのことだ。そんなことないだろう。なんせファーストライブの曲を作ったのは君だ。ピアノだけではなく、後日打ち込みの曲まで渡してくれた。そんな君をあいつが野放しにすると?」
あと、と神綺は続ける。
「あいつは君の歌声を気に入っている。なんとしても仲間にしたいと必死に勧誘するだろうな、君が素直になるか、強引に入れられるまで」
「......」
「最終的に決めるのは西木野さんだ。できるだけ強行に出ないようにだけ見張っていようとは思う。....だが、今のうちに言っておくぞ?今前に出なければもうチャンスはないと思った方がいい。君が本心からやりたいと思ってるのなら.....恥とかなんて捨ててでも素直になれ」
「そんなのっ」
簡単にできれば苦労しない。
「考えろ。一瞬の恥を捨てて自分のやりたい道に進むか、その場に留まって、あぁしておけばよかったと一生悔やむか」
「っ」
「俺が言いたかったのはそれだけだ。....悪いな、帰る所引き止めて」
「い、いえ....」
「....良く、考えてくれ。俺も、君の歌声は好きだから」
それじゃ、と真姫に軽く手を降って神綺は絵里達の待つ生徒会室へと向かった。
閲覧有難うございます。
ちょっとした報告を。
日曜に映画館に言ってラブライブ!のフィルムゲットしました。たった一回見に行っただけなのでどこのが出るか不安だったのですが、無事μ'sが全員が写ったフィルムを貰えました。
場面は穂乃果が列車に乗り遅れて滑り込みで乗ったはいいものの、顔を打って手で押さえている所でした。バックには対向列車に乗車していた穂乃果以外が映ってました。
....わがままを言えば、海未ちゃんが小さかった。
そしてシリアルはチカだったチカ。