ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】   作:レイヴェル

141 / 148
 皆さんこんにちは、レイヴェルです。

 本日、めでたいことにリメイク作品執筆開始から丁度一年が経ちました。

 時間がすぎるのは早いですね...

 

 そこで!何か記念話を作りたいな~と思いまして頂いた案が『一話目をリメイクする』というものでした。
 これには思わずおぉ!となってしまいましたねw
 確かにこれなら自分が一年間でどう変わったかが一目瞭然ですもの。発案ありがとうございます。

 ...あとは後書きで話しましょうか。

 今回の内容はキッチリ1話目の終わりまでです。
 一年で私がどれだけ変わったか。見比べて貰えると幸いです。


【執筆一周年記念】 どうしてこうなった【リメイク】

 

 

 

 

 ある日、東京都内の大きな病院に緊急で妊婦が運ばれた。

 

 だが陣痛を訴えたその妊婦の子供はまだ予定の出産日よりもだいぶ前となっており、お腹の中の子はまだ未熟。このままでは満足に子供は産道を通れないだろうと医師が判断し、母子両方の為にも帝王切開をすることとなる。

 

 

 

 

 そして手術は成功し、男の子が産まれた。

 

 

 

 

 

 

 さぁ、ここから彼の新しい物語がはじまる......前世の記憶を保持したまま。

 

 

 

 

 前世で一難あった彼は、新しい世界で何を感じ、何を思うだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------------------------------

 

 

 

 

 

 

 出産から数十日が経った頃。産まれてすぐに保育器へと移されたあの男の子に動きがあった。

 

「......」

 

 傍から見ればただ目を薄っすらと開けただけ。だが、当の本人は違った。

 

「......(ここは...?)」

 

 ぼんやりとだけ見えるのは何かしらの管や機械達。なんとか声を出そうとするも、管が口に押し込まれていてそれはできない。

 

 それにまだ起きたばかりで思考が働いていないのか、何も考えられない。

 

 ぼーっとしている俺はただなるがままに、今まで何があったのかがふわ~と走馬灯の様に蘇り始めるのを受け入れた。

 

 

 

 

 

 

------------------------------

 

 

 日が傾き、綺麗な夕焼けが広がる夕方。都心のとあるスーパーの前で大きく伸びをする男性が居た。

 

「ふぅ...」

 

 その男が両手に持っているのは一杯中身が入ったビニール袋で、今まで目の前にあるスーパーで買い物をしていたのがわかる。

 

「やっぱり買い物は疲れるな。...ま、今日は安いのが多く手に入ったし良しとするか」

 

 シメシメと袋の中にある戦利品を見て笑うこの男の名は小林神綺(こばやししんき)

 

 少し前までは世間を騒がす大人気のアイドルユニットの一人だった。

 

 だが今はとある理由で引退し、小さい町工場でせっせと働きながら生計をたてている。

 

「今日は贅沢に鍋にでもすっかな。白菜でカサマシすれば腹は膨れるだろ」

 

 これが最近まで大金を稼いでいた男のセリフだろうか。これでは生活費を切り詰める学生である。

 

 ただ幸いな事に、本人はそれが案外気に入っているらしく悲観に思っている感じは微塵もなかった。逆にイキイキをしている程である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで今夜の夕食をどうするか考えている内に、自宅前の信号が青に変わった。

 

「...やっと青になったか。ほんとここの信号長すぎるんだよなぁ。いくら車の交通量があるからってこりゃないぜ」

 

 はぁ、と思い溜息を吐きながら横断歩道を渡り始める。ここは車の信号は長いくせに歩行側は短く設定されているからのんびりはしていられない。

 

 

 

 

 

 そんなときだった。

 

「そこの人!危ない!」

 

「ん?」

 

 急に聞こえた悲鳴にも取れる大きな声。それに反応した神綺は無意識に声した方を向くと途中視界に入ったのは。

 

 

 

 

ゴッ!!

 

 

 

 

 ブレーキもせずに自分の方へ突っ込んでくる一台のバンだった。

 

 

 

 

------------------------------

 

 

 

 ...轢かれたのか。

 

 

 保育器の中にいる男の子...神綺はやけに冷静だった。

 

 

 

 俺はあの時バンに轢かれた。そしてこのナリを考えれば余程の重症なのだろう。

 

 目も満足に見えないし体の感覚もないに等しい。...本当に俺は生きているのだろうか。

 

 己が生きているかどうかも怪しく思い始めたその時、俺の視界に何やら人らしき影がぼんやりと見えた。白っぽいというのはわかるから看護師さんだろうか。

 

 そしてこれから言われる一言に俺は固まることになる。

 

 

 

 

 

「あら~ 神綺ちゃん起きたのねぇ。おはよう~」

 

 ...どういうことだ?...ちゃん?

 

 おかしい。俺は成人しているし、声からも年配といった感じにも思えない。精々自分よりも10歳上ぐらいなものだろう。なのにそんな相手からちゃんと呼ばれるなど鳥肌でしかない。

 

 いや、待て。落ち着くんだ。

 

 

 

 大事故にあったせいか、日頃通りに頭が働かないことに軽く憤りを覚えながらも、ぼやける視界を必死に動かし、周りの様子をもう一度確かめる。

 

 すると

 

 

「......(なんだとっ!?)」

 

 時間が経ったからか段々と視界が鮮明になってきたのと、看護師の声の届き方から俺はとあることに気がついた。

 

 なんと、自分自身が()()()()()()()に入れられているではないか。

 

 そしてそれに追い打ちを掛けるように看護師の他にもう一人現れた。

 

「おぉ....やぁ、神綺。お父さんだぞ~って....流石にわからないか」

 

 ニヘラと子供に会えたことを純粋に喜んでいる男。そう、神綺の父親である。

 

 神綺自身の知っている父親よりも数年若くなった容姿をして。

 

「......(なんで...父さんがこんなに若いんだ...)」

 

 もうなにがなにやら。さっきから不可思議なことばかりで気がおかしくなりそうだ。

 

 そんな俺を見た父親は満足そうに頷くと、看護師と会話をし始めた。だがもう俺にはそんなこと聞き耳を立てられる余裕はない。

 

 自分の容体、看護師の対応、そして今目の前にいる若返った父親。それらがなぜそうなったのかを考えるも、上手くはいかない。

 

 

 それもそうだろう。なんせ神綺自身は成人の体だと思い込んでいるが、赤子なのだ。今の今まで色々思考を巡らせられたのが異常...そう、異常なのだ。

 

 そしてそれを体が感知すればどうなる?

 

 

「......(うっ...意識が...なんで...)」

 

 これ以上は不味いと本能的に察知した脳が強制的に意識をシャットアウトする自己防衛が働く。...タイムリミットだ。

 

 

 

 

 俺はまだわからないことがたくさんあるんだ!

 

 

 

 人間、わからないモノはわかるまで追求する。それはわからないことが不安であり怖いからだ。

 

 それに直面している神綺は薄れてゆく意識の中、心のなかで嫌だと叫ぶが体はいうことを聞かず、ゆっくりと瞼を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

............続く!?

 

 

 

 





 短かったですが閲覧ありがとうございます。

 中々斬新ですね。リメイクをリメイクするのはw

 ただ1年前は1462文字だったのが2341文字と増えたのは嬉しかったですね。目に見えて盛れる様になったのは純粋に嬉しかったです。




 さ、後は完結に向けて本編を進めるのみですね。

 明日には最新話を投稿しますので、お楽しみに。


 

  感想、ご指摘お待ちしております。
 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。