ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。
今回は久しぶりにμ's組が登場しませんね。
この話で15話となりますが、前作ではもう原作入ってるんですよね....まだ神綺中1ですよw
ゆっくりしすぎなのだろうか....w


見つかる課題

 神綺と彰は穂むらを後にし、各自帰路へとつく。

「(ダンス大会....か)」

 神綺は先生から知らされた大会の事を考えながら家を目指す。

「(ダンスは好きだった。だが....トレーニングもなにもしていないからな。今までのを取り返すまでにどのくらいかかることか....おっと!?)」

 これからの事を考えるのに集中してしまったせいか、石ころにつまずいてしまう。

「(危ない危ない....)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま」

「お帰りなさい。...あら?その袋、なに?」

 玄関を開けると陽子が掃除機で廊下を掃除をしていた。

「あぁ、友達に誘われてね。穂むらってお店で買ったのさ」

 ほら、と言いながら神綺は陽子にビニール袋の中身を見せる。

「あら、お饅頭ね。私も貰っていいかしら?」

「そのつもりで買ったんだ。いいよ」

「やりぃ」

 陽子は素早く掃除機を片付け、

「手洗ってきなさい。これからお茶にしましょ」

「わかった」

 神綺自身も饅頭を食べたかった為、饅頭の入った袋を陽子に渡し早歩きで洗面所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

「はい、これ神綺のお茶ね」

「ありがとう」

 喉が渇いていた神綺は一気に飲み干す。

「あら、喉渇いてたのね。コップ貸して、おかわりいるでしょ?」

「あぁ、おねがい」

「でも珍しいわね。穂むらのお饅頭なんて」

 物珍しいように饅頭を見ながら横目で神綺を見る。

「友達がね、一緒に行こうぜっていうからさ。俺も和菓子とか好きだし」

 そう言い神綺は一口、饅頭を食べる。

「おぉ...美味しいな」

「ほんとだ。甘すぎなくていいわね。穂むらなんて何ヶ月ぶりかしら」

「ん?知ってるの?」

「えぇ、てか神綺も食べたことあるじゃない」

「えっ...」

 しかし記憶にはない。

「数ヶ月前だけどね~ 覚えてない?私が前に餡蜜買ってきたじゃない。その時に穂むらの餡蜜よ~って」

 そう言いながら陽子はビニール袋に印刷されている穂むらのロゴを見せる。

「う~ん....あぁ、だからか。聞いた覚えがあると思ってたんだよ」

 餡蜜と言われてやっと思い出した。

 

「あの時はお饅頭売り切れてたのよねぇ。また食べたいから...そのときはお願いね?」

「え゛ 俺が買うの?」

「安心して、お金は渡すわよ。別にいいでしょ?学校の帰り道ちょっと寄るだけじゃない。スーパーからは逆方向だから面倒なのよ」

 子供をパシるのか....と思いながらも、自分も食べたいがために、

「....まぁ、わかったよ」

 了承した。

 

 

「あっそうだ、母さん」

 なんとなくお茶を飲んでいると神綺がふっと思い出す。

「ん?なに?」

 雑誌を読んでいた陽子はその手を止めて雑誌を畳む。

「あぁ、読みながらでもいいよ。ちょっと聞きたいことがあってね」

「ん?」

「俺のジャージってある?」

「ジャージ?」

「今日学校でさ、今度の文化祭でダンス大会をするって言われてね」

「強制なの?」

「いや、希望制。んでエントリーしたんだ」

「あら、珍しいわね。神綺がダンスだなんて」

「そうかな?んでさ、ちょっとトレーニングとかしたいからその時に着るジャージが欲しくてね」

 私服でトレーニングするより、ジャージのほうが何倍も動きやすい。

「なるほどねぇ......今家にあるのじゃサイズ無理だろうから明日買ってきてあげるわ」

「助かる」

「希望はある?色とか」

「いや、特にはないよ。着れればいいさ」

「わかったわ」

---------------------

 ジャージを頼んだ翌日。言っていた通りに陽子がジャージを買ってきてくれた。

「はい、言われてたジャージよ。無難に黒にしといたわ」

 陽子はそう言いながらジャージの入った袋を神綺へと渡す。

「ありがとう」

「サイズは合ってるはずよ。一応着てみて、合わなかったら返品してくるから」

「わかった」

 

 

 

 

 

 

「ちょっとブカブカするぐらいだね」

「そりゃぁ今の神綺ぐらいならすぐに成長するから。ちょっと大きめにしといたわ」

「了解。これで俺はいいよ」

「んじゃぁ値札取ってね」

「わかった」

 陽子からハサミを受け取りジャージに付いたままだった値札を取り除く。

「それじゃぁ俺は早速走ってくるよ」

「それはいいけど....調子乗って初日でばてないでよ?」

「そんなヘマはしないさ」

「どうだか....一応夕飯までには帰ってきなさいよ?」

「わかってる。一応携帯は持って行くから」

 と陽子に携帯を見せる。

「了解。じゃ、いってらっしゃい」

「いってきまーす」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ....はぁ....」

 準備運動やストレッチはそれなりに場所を取る為、場所が開けていてあまり迷惑にならなそうな神田明神へと向かい、前世でこなしていたメニューを思い出し、ストレッチをしていた。

「ふぅ....(やばいな....めっちゃ固くなってる)」

 今までストレッチをあまりしていなかった為に体が固かった。それでも人並みより柔らかいのだが、前世と比べるとどうしても固い部類になってしまう。

「(これは結構重大な問題だな...)」

 ダンスはそれなりに筋肉を使う。体が固い状態で無理に踊ればすぐに体にガタがくる。それはなんとしても避けなければならない為に、昔とは別に新たにメニューを作ることにした。

 

「どうしたものか.....ふむ」

 今の自分にはなにが足りないか。それを再確認する為に、もう一度今までのストレッチメニューをやることにした。

-----------------

「これでよし....っと」

 再度ストレッチをこなし、どこが特にひどくなっているかを確かめた結果。肩の筋肉がひどかった。モノによっては一番負担が掛かる所な為、真っ先に解決しなければならない課題となった。

 

「それじゃぁ.....体もそこそこ温まったし、走るか」

 足踏みしながら調子を整え筋肉が温まっているウチに走ろうと思い、早速頭でルートを組んで走ることにした。




閲覧ありがとうございます。

Kuraiさん、炭酸イオンさん。投票ありがとうございます。
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