ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

今日でテストは終わり!後は答案返却を待つのみ!(白目)
 たくさんのアンケートコメント、ありがとうございます。
まだまだ募集中ですので、ご参加ください。
ではでは、


踏み出す時

「ちょっと女将さん。よく考えてくださいよ...高坂もそうですが彼女達と俺は初対面ですよ?どうして任せられるんですか...」

 最もなことだ。

「あら、斎藤君は穂乃果達に悪さするの?」

「しませんけど....流石に問題ですよ。知り合いなら兎も角、今自己紹介したばかりなんですよ?高坂がOKしたのが異常です」

「えー」

 と穂乃果は不満の声を上げる。自分は馬鹿だと言われているようなものだから。

「そうかしら?」

 女将さんはワザとらしくとぼける。

「そうですよ。園田みたいに俺を警戒するのが普通です」

「っ」

 海未自身は確かに警戒はしていたが、見破られるとは思っていなかった。

「おいおい、流石に気がつくぞ」

「そう....ですか」

「大丈夫だよ海未ちゃん!斎藤さんはなにもしないよ~」

 と悪気なく穂乃果はフォローを入れるが、

「俺は珍獣かなんかか。フォローになってねぇぞ」

「え゛」

 神綺は内心思った。高坂は馬鹿なんじゃないか、と。

「とにかく、面識がないのにこの子達の面倒までみるのは無理です。高坂はいいとしても、彼女達の両親が良しとしませんよ?」

「そ、それは.....」

 女将さんが焦り始める。なんとしても彼女達を連れて行きたいらしい。

「それに、一緒に行かせるなら園田達の両親と話し合われては?そうした方がいいですよ」

 そう。神綺という第三者に態々面倒見させるよりも、身内で見たほうが何十倍もいい。

「うっ」

 女将さんがたじろぐ。すると穂乃果が、

「ねぇねぇ斎藤さん」

「ん?」

「斉藤さんは穂乃果達と行くのが嫌なの?」

「なに?」

「だって斎藤さんはさっきから穂乃果達と行くのを拒むように言ってるから...」

 自分が拒絶されていると思ったのだろう、半泣き状態だ。

「それは違うぞ高坂。これはお前達を思って言っているんだ」

「「「私達を?」」」

「そうだ。いいか?今知り合ったばかりの俺と、君達のお母さんかお父さん。どっちと遊びに行ったほうが楽しい?」

「「うーん...」」「.......」

 3人は考え込む。

「俺はまだ中1だ。できることに限りがある。買いたいものがあっても俺だと買えないこともあるんだぞ?」

 自分が逃げたいという気持ちもあるが、彼女達の為にもちゃんと教えるべきだ。

「よく考えてくれ。今の俺は君達にとって見知らぬ男となんら変わりはないんだ」

 と言いながら神綺は泣きそうになっている穂乃果の頭を軽く撫でる。

「あっ....」

「俺はお前達を拒んでるわけではないんだ。それは理解してくれ」

 そう言い手を離す。そして、

「いいか園田達、今俺が言ったことを考えた上で俺と行きたいのなら....両親と話をつけるんだ。いいな?」

「「....はい」」

 複雑そうな顔をしながらも、2人は返事をする。

「よし...それじゃぁ女将さん。そういうことで」

「え?あ、えぇ....」

 ずっとここにいると今度は何を言われるかわからない為、店をでることにした。

「それじゃぁな高坂、園田、南」

「さよなら!」

「さようなら」

「...さようなら」

 3人の返事を聞いてから神綺は引き戸を開けて店を出た。

「...(ま、出来れば断って欲しかったがな)」

 園田あたりが拒否するだろう、と思いながら家へ帰った。

-------------------

「「........」」

 海未とことりは黙ってしまった。頭の中で神綺に言われたことを考えているからだろう。

 対して穂乃果は、

「....」ボー

 ぼーっとしていた。神綺に頭を撫でられてからずっとこの調子。

 

「さ、3人とも。お茶だよ」

 なんとか調子を取り戻した女将は3人の為に麦茶を渡す。

「あ、ありがとうお母さん」

「「ありがとうございます」」

 

「...なんか」

 と麦茶を飲んでいた穂乃果がポツリと言う。

「斎藤さん....なんかお父さんみたいだったな~」

「「「え?」」」

 これには海未とことりに加え女将もびっくりだ。

「あの方が...穂乃果のお父さんにですか?」

「うーん、なんかね。頭撫でてもらった時の感覚が似てたんだ~」

「斎藤君が....あの人に?....ふふっ」

 女将はなにかを感じたらしい。

「それでさ、海未ちゃん。ことりちゃん」

「「?」」

「斎藤さんのこと、どうするの?」

「どう...とは?」

 海未にはピンとこなかった。

「だからー、文化祭だよ!」

「えっと...穂乃果はどうするんですか?」

「私?私は行くよ!斎藤さんと!」

 と元気よく言う。

「理由を聞いても?」

「えっとね、斎藤さんはさ。お母さん達と行ったほうが楽しいんじゃないか~って言ってたけど、別に私は気にしないんだ。それに斎藤さんはなんか...不思議な感じがするし」

「不思議...ですか?」

「うん!さっき斎藤さんの顔をジッと見た時に感じたんだ~」

 自信満々に穂乃果は言うが、

「そ、そうですか....」

 海未からすればなんと曖昧な理由なのだろうか、と感じる。

「私も...お母さんに頼んでみようかな~」

 とことりが言う。

「ことりもですか?」

「うん。確かにさっきの感じだと斎藤さんは悪いことしないだろうし、案内してもらえるならしてほしな~って。折角自分達が行く学校だよ?知っておきたいもん」

 と穂乃果とは比べ物にならないほどしっかりとした理由だった。

「さっすがことりちゃん!わかってる!」

 賛同者が増えたことに喜ぶ穂乃果、残りは海未だけである。

「しかし...」

 海未の中には不安があった。まだ会って間もない人物、しかも男性.....今まで海未は父親やその知人以外の男性とはあまり接点が無かった為に、神綺のことを警戒していたのだ。

「大丈夫だよ海未ちゃん!なにかあったら穂乃果が助けるよ!」

「穂乃果....」

「そうだよ海未ちゃん。いい機会なんじゃないかな?」

「ことり....」

 だが不安は消えない。

「....ねぇ、海未ちゃん」

 未だに海未が躊躇っていることに痺れを切らしたのか穂乃果が、

「少しは冒険してみようよ、前みたいにさ。海未ちゃんの悪い癖だよ?いつもはキリッと堂々としてるのに、人見知りするとシュンとするの」

「っ」

「いつかは私達も離れ離れになるかもなんだよ?そんなったら海未ちゃんどうするのさ。...ことりちゃんの言う通り、いい機会だと穂乃果は思うよ。斎藤さんと接してさ、男の人に慣れたら?優しそうだから大丈夫だよ!」

 と穂乃果は海未の肩に手を置いて海未の目をジッと見る。

「......そうですね。いつかは踏み出さないといけないんですもんね」

 と海未は笑う。

「! じゃぁ海未ちゃんも!」

「はい。両親に相談してみようと思います」

 こうして、神綺の密かな思いは虚しく。3人共OKという形で話がついた。




閲覧ありがとうございます。


この場を借りて、アンケートコメントの返信を...

チャリ丸さん、誤字報告ありがとうございます。
文才皆無。さん、UTXって共学でしたっけ?w 私はお嬢様の通う女子高だと思ってました。
戦極さん、私も入校許可のやり取り飽きました。
真姫ちゃんさん、神綺単独での音ノ木坂学院入学は...どうすれば実現できるんでしょうか...できるとしても胃痛でストレスマッハですけどw
兼真さん、私も全く同じことを考えていましたw もし、2が採用された場合はその通りの進行にする予定です。じゃないと男子がみんな学院の方へ流れちゃうので....


以上返信でした。 テストも終わったし、イベ走らな(使命感)
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