ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
今回も色々すっ飛ばします。ほんと書くことないので....
今のところ文化祭の話は閑話という形で暇なときに差し込んで行きます。
これで行けば後数話で原作行けるかもです(白目)
季節は春。新入生が中学へと入学し、学年が繰り上がる時期だ。今の神綺は中学3年生、音ノ木坂中学での最上級生になった。
この1年と数ヶ月は色々あった。穂乃果達が入学し、自分の後輩となったり....俺と絵里が生徒会に入ったりと、大変だがとても充実している学生生活を送っている。
そうそう、俺と絵里は一応名前で呼び合う仲になった。なんでも生徒会として活動していく上で親しみを込めて呼び合いましょう、とのことだ。
そして今は.....俺含め中学の全校生徒が体育館へと集められている。なんでも重大なことがあるらしい....いつもなら生徒会にも大まかなことは説明されるのだが、今回はされていない為に少し不安だ。
「ねぇ、神綺君」
「ん?どうした絵里?」
物思いに耽っていると、隣にいた絵里が話しかけてきた。
「一体何の発表かしら....私達にも知らされてないって...」
「さぁね....ただ、俺らがしなければならないことは一つだ。その発表より先にある生徒会挨拶を成功させないとな」
そう言いながらカンペの最終確認をする。できれば完全に暗記して挨拶をしたい。
「そうよね...」
よほど不安なのか、声に元気がない。
「なに弱ってんだよ絵里。いつものキリッとしたお前はどこいった....別に廃校になったりするわけじゃないんだからさ....どうせ先生の伝え忘れだろう?」
そう言いながら無意識に絵里の頭を撫でる。
「っ....そうよね。みんなの代表だもの。胸張ってなきゃだめよね!」
と自分に喝を入れる絵里。なんとか吹っ切れたらしい。
「よし、それでこそ絵里だ」
とワシワシと撫でる。
「えっ ちょっと...髪がぐちゃぐちゃになるでしょう?」
「おっと...悪い悪い」
と しょうもないことをしていると、
「おい...斎藤に絢瀬。イチャつくのはやめろ。もう少しで始まるんだから」
と近くにいた先生に叱られる。
「あ゛ すみません...(イチャついてないっての...)」
「すみません....(頭撫でられちゃった....)」
今神綺達がいるのは舞台袖。生徒達からは袖幕で見えなくなっているのが救いだった。
そしてもう一度カンペを確認しようとすると...
『それでは、臨時の全校集会を始めたいと思います』
と教頭がマイクで言い始めた。
「っ いよいよね...」
緊張しているのだろう。絵里にしては珍しく膝が震えている....小鹿かよ。
『はじめに、校長先生のお話です』
それと同時の神綺達とは反対の舞台袖から出てきた。
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「ふぅ.....」
校長先生の(無駄)話を聞いた後に、生徒会挨拶として絵里と神綺は各々で用意したカンペを頼りに挨拶をこなした。
絵里が生徒会長で神綺が副会長、元々は絵里に強制的にやらされたものだったが、今ではそれなりに楽しいと神綺は思っている。
なんとか自分達の役目が終わったことに安堵していると、
『続いて、‘音ノ木坂学院の南理事長’よりお話がございます』
「んぁ?」
思わずそう声を発してしまった神綺はおかしくないと思う。
ここは音ノ木坂中学だ。学院の...しかも理事長が式典以外でここに来ることはありえないのだ。一瞬聞き間違えかと思ってしまうほどに...
「ね、ねぇ...神綺?」
絵里もその異常性に気がついたのか神綺へ震え声で訴えてくる。
「なんだ....絵里(どういうことだ。なんでここに理事長が来るんだ...)」
『皆さん。おはようございます』
と理事長が挨拶をすると
『おはようございます!』
と生徒全員で返事をする。恒例行事と言っても過言ではないやりとりだ。
『今日。皆さんに臨時で集まって頂きましたが、これからに関することでお知らせしなければならないことがございます』
「(お知らせしなければならないことだと?なんだ....なにが起きた)」
『単刀直入に言います。ここ数年で理事会などで話し合っていたことなのですが.....音ノ木坂学院を‘共学化’致します』
『な!?』
「き、共学...化?」
「嘘....」
これには衝撃を隠せない。
『実は....ここ数年で音ノ木坂学院の生徒数が年々減少しています。理由は世間でも言われている少子化による受験生徒数減少が主な要因となっています。このままですと早くて後2,3年で音ノ木坂学院は廃校なるでしょう....それを阻止、抑止する為に、この音ノ木坂中学校から男子生徒も受け入れよう。という審議結果になった次第です』
「そんな....廃...校?」
「お、おい!絵里!?」
よほどショックだったのか、さっきまで緊張で小鹿の様に震えていた足に力が入らなくなって絵里はしゃがみこんでしまう。
「そんな....お祖母様の母校が...」
「おい、絵里。まだ廃校と決まったわけじゃないだろう?それを阻止する為の共学化だろ? な?」
絵里以外にもショックからかフラフラとなってもなんとか踏ん張る生徒がチラホラ見える。
それでも理事長は言葉を止めない。
『現在、音ノ木坂学院は男子生徒受け入れの為の工事を1年のスパンで実行しています。予定通り行けば、今中学3年生である生徒を受け入れられるように調整中です』
「来年から....か」
なんとか絵里を落ち着かせながらも神綺は理事長の言ったことを考える。このまま行けば自分も音ノ木坂学院に行くことができるのだ。
『....報告は以上です』
と言い切ると理事長は一例して神綺達とは反対の舞台袖へと入っていった。
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その後は特に報告もなく、クラスごとに教室へと戻ることになった。
しかし、先の理事長のカミングアウトによって絵里の様に不安定になってしまう生徒もいて、いつもよりも長く時間がかかってしまった。その中には穂乃果の姿もあったが....海未とことりの二人がなんとかしてくれるだろう。
「なぁ斎藤....お前はどうするんだ?」
教室に戻ると彰がこちらに歩いてきた。
「なにを?」
主語がないためわかるはずがない。まぁ、大体察しはつくが、
「なにって進学だよ。....お前は音ノ木坂に行くのか?」
予想通り、だろうか。
「どうだろうなぁ....まぁ、家から近いからその方が俺は楽だが...」
実際家から中学まで片道20分に対し、学院は片道4,5分全然距離が違う。
「そういえばそうだったな」
前の穂むらに行った時のことを思い出したのだろう。
「そういう彰はどうするんだ?」
「俺か?俺は....どっちでもいいかねぇ。学院に行くなら一駅手前で降りるだけだし」
「そうか....」
閲覧ありがとうございます。
舞い鶴さん、投票ありがとうございます。
そういえばスクフェスで重大(?)発表がありましたね。世界ユーザーが1000万人突破だとかなんとか。
リアルイベントを企画している。と聞いた時はおぉ!って思いましたけど....ミリオンライバーさん達での独壇場になると思うのでカオスになるでしょうねw