ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
ほんとサブタイが思いつかなくて辛いです。どうやって皆さん決めてるんですか....
理事長の爆弾発言によって生徒は混乱している。絵里の様に情緒不安定になる奴までいる状況で授業なんてマトモに進めるわけがなく、先生にの一方的な説明だけとなり生徒に問題を解かせたりすることはなかった。
「....さて、それじゃぁ今日はここまでとする。...まぁ、理事長の仰ったことは嘘ではない。学院に進学するかは君達自身の問題だ、よく考えてくれ。...号令!」
授業はなんとか平常通り終わり、HRも簡単に済ませ下校することとなった。
「....さて、帰るか」
神綺自身もいつも通りとは言えないが、冷静にはなれていた。
しかし、神綺にはどうしても拭いきれない心配があった。それは、
「......」
朝の臨時集会から上の空となっている絵里だ。
「なぁ..絵里」
「....なに?」
試しに自分より先を歩いていた絵里を呼んでは見るが、いつもなら振り返るのに対し振り返りもせずにただ立ち止まるだけ。
「...少し時間が欲しい。話がある」
「....わかったわ」
流石にいつもの雰囲気とかけ離れている絵里を見ていられなくなった神綺は、なぜそこまで気が落ち込むのかを聞こうとした。
若干の間があった為少し付き合ってくれるか不安だったが、なんとか了承してくれた。
「それじゃぁ歩きながら話そう」
取り敢えず神綺は学校を出て歩きながら話すことにした。
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「なぁ絵里....朝言ってたよな。お祖母様の母校って...」
「...えぇ。私のお祖母様は音ノ木坂出身なの。だから私もそこに行くつもり」
下を俯きながら弱弱しく言う絵里。いつものキリッとしている時とのギャップが凄すぎて調子が狂う。
「そうか....でも、廃校...か。嫌か?」
そう聞くと絵里は急に顔を上げて、
「嫌よ。お祖母様の母校がなくなるなんてっ!」
「っ....でもまだ廃校と決まったわけじゃぁないんだろ?」
怒鳴るように急に大きい声を出したためびっくりしてしまった。
「そうだけど....でも早ければ2,3年だって....」
そう言いまた俯いてしまう。
「そうならない為の共学化なんじゃないのか?」
「けど.....」
「まだ廃校と決まったわけじゃぁないんだ。だったら気楽に俺らは進学すればいい。まだ猶予はある」
「......」
「そう意気消沈するのはまだ早いんじゃないか?」
「.....神綺君は」
「ん?」
「神綺君は....音ノ木坂学院に行くの?」
そう絵里は俺の顔を見上げる。
「俺か?俺は.....そうだな、学院かなー 近いし」
「そう....なら、頑張ろうかしら」
「ほぅ?そりゃまたなんで?」
さっきまで沈んでいた絵里の声に元気が少し戻った気がした。
「だって...神綺君が学院に進むなら、また困ったときに助けてもらえるし」
「は?」
神綺には絵里の言っている意味がわからなかった。
「今だって、私を心配して話しかけてくれたんでしょ?」
「えっ、いや...まぁ...」
間違っていないために言い返せない。
「ほら、私が困ったりすると助けてくれる」
「助けるって...俺はなにも」
助けている自覚はないが、そう言われると照れくさい。
「神綺君にはそんなつもりはなくても私はそう思ってるの。いつもありがとう」
そう言ってさっきまでの危なっかしい弱々しさはなくなり、いつもの絵里に戻った気がした。
「お、おぅ....」
「そうだ神綺君。音ノ木坂学院に進学したら....また生徒会に入らない?」
「えぇ?向こうでもやるのか?」
「ダメかしら?」
と可愛らしく首をかしげるが、
「俺はやめとくよ。そういうのには向いてないんでね。ま、書記とかならやってもいいかな」
「なによ、副会長は嫌なの?」
相当神綺が拒否したのが不満ならしい。
「いいや?言ったろ、俺には向いていない。今だって絵里に半ば強制的にお前に推薦されたんだぞ?」
「いいじゃない」
「お前が楽したいだけだろうが....それに生徒全員に認められるとも限らないわけだ」
「それは....そうだけど....」
絵里は言い返せない。
「そんな先のことを今考えても仕方ないさ。それより俺らの次の目標は学園祭を成功させること、違うか?」
このまま絵里に先のことを提案されるとその内自分で墓穴掘って自滅しそうだったので話題を変えることにした。
「うっ....まぁそうね。なんとか学園祭を成功させないと。なんだかんだで中学の入学人数も減ってるって話だし」
「入学したいと思わせるようにしないとな」
「そうね」
と二人は笑いあった。
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「それじゃぁね、神綺君。どうもありがとう」
と言い手を振る絵里。
「俺はなにもしてないさ....また明日な絵里」
と神綺も手を軽く振り、交差点で別れた。
「さて....取り敢えず甘い物たべるか....」
今日は色々なことがあった。取り敢えず頭を整理する為にもリラックスしようと思い甘い物を食べることにした。
「甘い物といえば....やっぱり穂むらだわな」
すっかり常連となった神綺はいつもの道を通り、和菓子屋穂むらへ向かうことにした。
閲覧ありがとうございます。
なんか短くなっちゃいましたね。
次話はもう少し文字数増やします。