ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。
(∩´∀`)∩ワーイ テストで赤点ありませんでしたよ。これで思う存分遊べるぜぇ....
 そうそう、メドレーフェス終了しましたね。参加した皆さん、お疲れ様です。もう少しで3枚取りできそうだったのですが、月末のマカロンの為に石温存しました。
 投票は勿論海未ちゃん。海未ちゃんが行きたいところならどこへでも行く覚悟です。

今回から音ノ木坂学院が舞台となります。
ん?飛ばし過ぎだって?だって書くことないんですもん....


音ノ木坂学院 入学

Pipipipipipipi

 とある朝。目覚まし時計が持ち主を起こすために鳴り響く。

「ん.....」

 瞼を開くと見慣れた天井。取り敢えず二度寝をしないように神綺は上体を起こす。それとうるさい時計を止めるのも忘れない。

「....朝か」

 今日は4月6日、音ノ木坂学院の入学式だ。神綺も今年で新高校1年生。

 前からの希望通り共学化した音ノ木坂学園へと今日から通う事になる。

「元女子高ねぇ....」

 廃校阻止の為の共学化とはいえ、自分の代が初めての入学。それに外部受験からは男子を取らないために中学からの生徒しか進学しない。未知との遭遇があるのは必然だ。

「取り敢えず顔洗うかぁ....」

 ずっとベットでこれからのことを考えていても時間の無駄。まずは顔を洗って目を覚ますことにした神綺は重い足を引きずりながら洗面台へと向かった。

 洗面台に行くにはリビングを経由しなければならない。そのリビングで神綺より先に起きていた陽子がコーヒーを飲みながら朝刊を読んでいた。

「あら、おはよう神綺」

「おはよう母さん。洗面台使うよ?」

「あいよー」

 と気の抜けた返事をした陽子は朝刊を畳んで食事の準備へと取り掛かった。

 

 

 

 

 

 神綺の父である一樹は夜勤よりの勤務な為にまだ寝ている。なので陽子と神綺の二人で朝食をとっていると急に陽子が懐かしむように言う。

「今日から神綺も高校生か~」

「急にどうしたんだよ?」

「だってつい最近中学生になったばかりじゃない」

 さも当然の様に陽子は言うが、

「それでも3年は経ってるんだが...」

「3年なんてすぐよ。この年になればね~」

「あ、そう...」

 軽く神綺は後悔する。陽子に年関連の話を降ると昔話を聞かされて拘束されるのだ。

「そういえば母さんねぇ?前に...」

「あぁ、母さん。今日はなしでよろしく。時間ないから」

 案の定拘束されそうになったが、初日に遅刻は恥ずかしい。不登校待ったなしだ。

 だが流石にそれは嫌なので、時間がないことを理由に切ることにした。

「そう?ならしょうがないわね」

 今回はすんなり引いてくれた。いつもは中々引き下がらないため苦労する。

「ごちそうさまでした....あとで絵里がウチに来ると思うから呼び出し来たらよろしく」

「え?絵里ちゃん来るの?...付き合っちゃってる?」

 とニヤニヤ顔で聞いてくるが、

「そんなわけないだろう。ただ絵里が前にここに来ただろう?その時に忘れ物してね、それを返すのさ」

「なーんだ。つまんないの」

 それっきり陽子は神綺のその話題から興味を失くし、先ほど畳んだ朝刊をまた読み始めた。

-----------------

ピンポーン....

「ん」

「あ、私がでるから。神綺は準備しなさいな」

 といい陽子は早足でインターホンのディスプレイを見に行く。

「あら。....おはよう、絵里ちゃん」

『あっ おはようございます。絢瀬絵里です』

「話は神綺から聞いてるわ。もう少しで神綺が出ると思うから....それまで中でお茶でも飲む?」

『えっ...あぁ、いえ。お構いなく...』

「そう?それじゃぁ、待っててね~」

『はい』

ピッ

「さ、神綺。今の聞いてたでしょ?早くしなさいな」

「わかってるさ....よし、それじゃぁ行ってきます」

 最低限の筆記用具などを確認し、靴を履く。

「いってらっしゃい。気をつけてね」

「あーい」

ガチャ...

「あっ おはよう神綺君」

 外に出ると目の前で絵里が待っていた。

「おはよう絵里。....はい、忘れ物」

 と前に絵里が忘れていった髪留めを渡す。

「ありがとう....もう、どこやったか分かんなくて慌てたわ....」

 と手渡された髪留めをバックへと仕舞う。

「あの時お前髪解いてたもんな」

「えぇ....家ではいつも解いてるの。だからあまり気にせず帰っちゃったのよ」

 とポニーテールにしている髪を触りながら絵里は言う。

「でもなんであの時解いてたんだ?」

「うーん....なんとなくかしら?私的にはどっちでもいいのよね」

「そうなのか....ま、ずっとここで話していてもあれか。行こうぜ」

 時間に余裕があるとはいえ、遅刻はしたくない。

「そうね。行きましょう」

 

 

 

 

神綺の家から歩き始めてすぐ、神綺が急に

「今日から高校か~」

「急にどうしたのよ...」

「いや、さっき母さんにも言われたからさ。改めて考えると....ね」

「? 女子高に行くのが嫌?」

「嫌ではないんだが....抵抗はあるわな。自分の学年以外に男がいないんだから」

「でも神綺君以外にもいるだけいいじゃない」

「ま、そうだな.....っと。ここを左に曲がれば....おぉ」

「わぁ....」

 交差点を曲がるとそこには

「綺麗ねぇ...」

「だな....」

 学院へと続く通りが桜並木となっていた。今年は遅咲きで、なんとか入学式に桜が残っていた。

「今日は天気もいいし....あ、行きましょ」

「あぁ、そうだな」

 余りに綺麗だった為に立ち止まってしまった。

「運がよかったな」

「そうね。例年ならもう散ってるでしょうし」

 そう言いながら桜並木を潜っていく。やはり桜は綺麗だ。

 と花見を楽しんでいると後ろから、

「おーい!斎藤ー!」

「ん?」

 神綺呼ぶ声がした。その声には聞き覚えがあり、振り向くと

「あぁ、彰か。おはよう」

「おぅ!おはよう斎藤、絢瀬」

「おはよう、小林君」

 小林彰がこっちに腕を振りながら走ってきた。

「なんだ、なんだ?初日から仲良く登校かお二人さん」

 と冷やかすように言う。

「少なくともお前が期待しているようなことはないわな」

「そうなのか?絢瀬」

「え、えぇ....多分違うと思うわ」

 と苦笑いで言う絵里。それを聞いた彰は、

「なーんだ。まだ付き合ってねぇのかよ....」

「当たり前だろ?しかもまだってなんだよ」

 神綺には彰の言った言葉が引っかかる。

「だってそうだろう?名前で呼び合っててしかも一緒に登校だなんて....ほかにどう思えと?」

 呆れる様に言いながら彰は神綺に肩を組む。

「今日は偶々だよ。いつもは別々に来てただろう?」

「春休み中に進展があったかもとか思うだろ普通...」

「そうかい....だが、俺と絵里は友達さ。な、絵里?」

「え?えぇ、そうね」

 話を振られると思っていなかった絵里は目を丸くした。

「そんじゃ、講堂行きますかねぇ」

「だな。にしても女子高かぁ.....」

「変なことしないでよね?それで評判落ちたりしたら廃校になっちゃうんだから」

 ジト目で絵里は彰を見る。

「....絢瀬が俺のことをどう思っているかがわかった気がする」

「どんまい彰」

 うなだれる彰の肩をポンポンと叩きながら神綺達は入学式が開かれる講堂へと向かった。

 と

 

 




閲覧ありがとうございます。

わさびもちさん、投票ありがとうございます。
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