ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
今日からローソンの限定店舗でクリアファイルとか販売開始ですね~
早速買ってきました。そのおかげで財布空ですよ、やばいやばい。
「ここが講堂か....」
神綺達は先生達の誘導を頼りに講堂へと足を踏み入れた。
「校舎もそうだが、立派だなぁ....」
「これがお祖母様の母校....」
絵里も彰も初めて見る学院に興味津津といった様子だ。
「ここが廃校の危機ねぇ」
「もったいねぇよな」
「それを阻止する為の共学でしょう?さ、席に座りましょう?....順番とかあるのかしら」
と絵里は辺りを見渡すが先生が中にはいない為聞ける相手がいない。
「ふむ...しゃーない」
先生がいないのならできることは一つ。すでに座っている生徒に聞くしかない。取り敢えず神綺は一番近い席に座ってる女子生徒に聞くことにした。
「あの、すみません」
「はっ はい!...なんでしょうか?」
話しかけられると思わなかったからだろうか、驚きと緊張で若干肩が震えている。
「この椅子の座る順番とかって...あるんですか?」
「あ、あぁ....特にないはずです。私達も適当に座っているので」
「そうですか。ありがとうございます」
「いえいえ...」
神綺は絵里達に結果を言おうと振り向いて歩こうとすると。
「っ....」
気のせいだろうか、後ろから....というか話しかけた子が俺の事をジッと見ているような気が....まぁ、気がつかない振りして立ち去るか。
ちょっとした視線を感じた神綺だったが、特に実害も無い為に気にしないことにした。
「おーい絵里」
「あ、神綺君。どうだって?」
「特に決まってないんだとさ。適当に座ってるらしい」
「決まってないのか。なら....向こうなんてどうだ?」
そう彰が指さした方向は、
「別に俺は構わないが、絵里は?」
「私も構わないわよ」
舞台の真ん前だった。
「だがどうして態々最前列に?」
「なんとなく?ま、先生とかの顔をよく見て覚えたいってのがあるかな」
「ふーん....」
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予定通りの進行で入学式は終わり、講堂の出口でクラス表をもらった。
「うーんと?....俺は3組か」
「まじで?俺2組なんだけど...」
「私も3組ね」
「なんだよなんだよ。またお前ら2人仲良く同じクラスかよ...」
「別にいいじゃねぇか。お前のクラスにも大谷とかいるんだからよ」
「そうだけどよ~.....ま、これから1年よろしく」
「おぅ」
と、教室の前で彰と別れた神綺はもう一度クラス表を見て中学の頃からの仲間はいるかと見ていると....
「ん....っ!?」
クラス表中盤に見慣れた...しかしもう見るはずのない名前を見つける。
「な....なんだと...」
見間違いではないかと何回も見直すが間違いない。
「どうしたの、神綺君?」
急に神綺がクラス表を顔の目の前まで持っていき、怖い顔をしている為に絵里は聞いた。
「い、いや....くっ」
神綺は真偽をいち早く確かめる為に絵里を置いて教室に向かって走っていった。
「えっちょっと神綺君!?.....どういうこと?」
訳も分からずに神綺が急に走っていってしまった為に置いてきぼりになってしまった。
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どういうことだ....なんであいつの名前がある!?たんなる偶然か?
と、取り敢えず教室だ。そこに行けばきっと!
バン!
教室の扉を乱暴に開き、神綺は教室を見渡す。すると、
「え?」
いた。もう会えないと思っていた....紫髪の女子が椅子に座って本を読んでいた。
「はぁ....はぁ....はぁ....」
神綺は息を整えながらも、周りから好奇な目で見られながらも気にせず近づく。
「えっ.....」
「ここで会うとは思わなかったぜ.....希」
「......」
そう、クラス表に東條希の名前があったのだ。引越し後から連絡が取れなくなっていた彼女の名が。
「......」
だが希は神綺を見てからはずっと俯いて無言のまま。
「お、おい...」
なにも反応がないことに神綺が慌てていると、
グイッ
「うぉ!?」
急に希が立ち上がり、神綺の腕を引っ張り教室からでようとする。
「おっ おい希!?」
神綺は状況が飲み込めていないために希に引っ張られるがままについていった。
少し廊下を歩いてからだろうか。生徒があまり通らない場所に来た所で希は止まった。
「な、なぁ....希なんだろ?」
神綺は戸惑いながらも、確信を得ようとする。
「....うん」
「...俺のことは覚えているか?」
「....神綺君...でしょ?」
そう希が言った瞬間。神綺は脱力して座り込んでしまった。
「はぁー....」
「えっ ちょっと神綺君....」
急に神綺が座り込んだのだが、希はずっと神綺の腕を掴んでいたままだった為に引きずられるようにしゃがんだ。
「あぁ、すまんな....だが、希だとわかったら力が抜けちまってな....」
「.....」
「....なぁ、希」
「...なに?」
「色々言いたいことはあるが...取り敢えず、またよろしくな」
そう。なぜ連絡が取れなくなっただとか、どうしてここに居るのかとか聞きたいことは山ほどあった。
「...うん。よろしく」
希も言いたいことがあるのだろう。なにか言いたげだったが、時間も無い為に簡単な挨拶をして教室に戻ることにした。
のだが、
「あー...その、なぁ希」
「?」
「......さっきので腰が抜けてな....取り敢えずお前だけでも教室に戻っとけ」
「えっ?」
情けないことに安心仕切ってしまい。力が入らないのだ。
「落ち着いたら俺も教室行くから、遅刻しないようにお前は戻っとけ」
「でも....」
「いいっていいって。きn「神綺君?」....」
と神綺の後ろから聞こえた声の主は、
「...絵里か」
「どういうこと?急に走っていったと思ったら教室にいないんだもの」
絵里はご乱心だ。
「色々あるのさ.....ほら、覚えているか?彼女は東條希。俺が小学生の頃の友達さ...」
「それって....神綺君がもう会えないって言ってた?」
「あぁ....」
「それは...その、ごめんね」
と言い希は立ち上がり、
「私は東條希。よろしく」
「私は絢瀬絵里よ。よろしく」
と二人は自己紹介をして握手をした。
「....自己紹介中悪いんだが」
と神綺は壁の方を向きながらポツリと、
「「??」」
「俺は座ってんだぞ?その...お前達のスカート見えちまうんだが...」
「「きゃ?!」」
とスカートを押さえて見られないようにする二人。
「....見てねぇっての。壁向いてただろ?」
取り敢えず騒がれるのも面倒な為に宥める。
「だったら立てばいいじゃない」
「立てるなら立ってるっての....腰抜けて無理なんだよ」
ヤレヤレと呆れる神綺。
「情けないわね....ほら、手貸してあげるから...」
と絵里は手を差し出すが、
「すまないが遠慮しておくよ」
「なんでよ....」
拒否されたことに不満の声を出す絵里。
「女子に支えられて戻るとか恥ずかしい以外ないんだが....よっと...おっとっとと」
なんとか自力で帰りたいが為になんとか立ち上がるが、イマイチバランスが取れない。倒れそうになったが希に支えてもらってなんとかなった。
「ほら、危ないよ神綺君。変に見栄張っても...」
「そうよ。東條さんの言う通り」
「...ぜってぇ借りねぇ。ほら、もう大丈夫だ」
と壁から手を離し、深呼吸をする。こういうのは心を落ち着かせればなんとかなるものだ。
「まだ足震えてるじゃない....」
「...うっせ」
閲覧ありがとうございます。
なんか流れでですが、希はこれからも標準語で行こうと思います。
あれってキャラ作りみたいなものですし。
ノーバディさん、ウェルシュさん、その他大勢の中の一人さん、鹿田葉月さん。投票ありがとうございます。